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本ブログのアクセス統計: 60万アクセスを達成しました。ご訪問ありがとうございました。

60万アクセスまでの経過

2009年12月に始めた本blog。2011年7月ごろに10万アクセスを達成し、2011年12月13日には15万アクセスを達成。
その後、私も更新しておらず、アクセスは少し減りましたが、3月1日には18万アクセス。2012/4/18に20万アクセス、2012/8/21に25万アクセス、2013/1/18に30万アクセス、2013/12/17に40万アクセスを達成しました。しばらく見ていなかったら、2015/5/1に50万2584アクセスになっていました。またまた、しばらく更新しないうちに、2017/6/11に60万7197アクセスになっていました。2018/7/7 .. おお七夕 .. には63万0656アクセスになっていました。久しぶりに更新しました。

2013年8月19日月曜日

お徳で便利なT-Mobileのprepaid SIM:unlockしたiPhone4で使う

AT&Tで公式にunlock(以下で紹介している) したiPhone4にT-Mobleのprepaidカードを入れて、利用に成功した。

2012年8月22日水曜日: AT&T iPhone4のSIM unlockに成功


このT-Mobleは、http://prepaid-phones.t-mobile.com/prepaid-plans のHomepageにあるように様々なプランがあり、米国で使うPrepaid SIMとしてはかなりお徳である。

なかでもお勧めプランは3つ。
  1. 日割りプラン: 使った日だけチャージされる
    1. 2ドル/日: data, short mail (text), 通話のどれもが使い放題、ただし3G
    2. 3ドル/日: 上記に加えその日のデータ最初の200MBは4G (LTE) - 通常の使い方なら、大体LTEでアクセス出来るはず。(日本に帰るときのローミングでは120MBあれば、1週間はiPhoneがつかえるので。。。ただしnet経由で動画などをみるとこの限りでは無いと思う。)
  2. 30ドル/月パック: データ使い放題、short mail使い放題、最初の4GBは4G(LTE)スピード。音声通話100分まで含まれている。多分、1秒でも通話すると1分に換算されるので、一日3回平均の通話(発信 or 着信)ということだろう。
なかでもお勧めなのは、2ドル/日のプラン。以下のように全く手間が掛からない。
  1. 全く使わない日は課金されない。つまり、旅行から戻っても、行く前も放っておくだけで良い。契約によれば、ここでいう一日は、自局電話番号の局番のあるtime zoneでの、0:00-23:59分代をさす。日を1分でもまたぐと2日分のチャージになるので注意。
  2. 注意) 最初にActivateされてから90日はサービス(番号)が維持される。ないしは100ドルをチャージすれば365日増えるとのことなので、番号を維持したければ、毎年100ドルがかかることになる。

    つまり、1年の維持に100ドルかかり、1日2ドルで無制限にデータ通信・通話ができるとなると、1年に平均50日は使わないとチャージを余らせることになる。

    アカウント維持に関して、いくつか考えたので以下に整理する。

    1. 時々しか使わないのであれば、友達や会社の仲間で共用にする
    2. もちろん、維持のためチャージをドンドン貯め込むことになっても、そのうち誰かがまとめて使ってくれれば元が取れる。使うときにはプランを月額プランなどに切り替えて、チャージを有効利用することもできる
    3. とびとびにしか使わないのであれば、10ドルのSIMカードを毎度買う(ないしは何枚か買いだめておいて)、新しいSIMカードをアクティベーションして、電話番号は変わりつつも、少ないチャージをして使い回す。最初のアクティベートはSIMカードが通販で10ドル(次節でご紹介するように、お店でなら無料でもらえるらしい).. チャージ金額に関係無く90日=1/4年分 の維持分がついてくるので、番号を維持するという点では、お徳だといえる。
    4. 通話だけの従量プランなら最低10ドルで90日維持できるので、My T-mobileなどにアカウントを作成して、プランを切り替えて、10ドルで90日アカウントを維持しておき、使うときにPay By Dayに変える
  3. チャージは、SuicaとかPasmoと同じで、チャージしたものから使われるだけなので、落としても安心。もちろん、クレジットカードを登録して、オートチャージにもできる。。
  4. チャージの残り時間は、webから確認でき、追加チャージもwebからできる。
日本から来て買った方の情報)
  •  San Francisco Downtown のケーブルカー乗り場の前の T-Mobile Shop で購入。場所柄か店員は慣れている。
  • 端末はdocomoの3G携帯(公式unlock 済)
  •  $2/day のプランを選択。確かバンドのせいで 3G で接続できないため(LTE機の場合は不明)
  • 2G 速度ながら Google map を見るのは支障なし。絶大な威力を発揮。
  • SIM 無料。$2 ×滞在日数の支払い。無駄なし。
とのこと。お店では、SIMカードが無料なら、次に渡米するまでに間が空きそうであれば、維持料を払うよりも、毎度SIMをもらい直したほうが良さそうである。
SIMカードの購入)
http://www.t-mobile.com/store-locator.html にあるStore locatorで扱い店が見つかるが、Prepaid SIMはマイナーなので、T-Mobileの正規店でないと置いてない可能性がある。そもそも、米国最大手がVerizon, 次がAT&Tという順番なので、お店は少ないと思う。

私は、扱い店のOffice Depotに行ったが、Prepaid 携帯しか売っていなかった。

http://prepaid-phones.t-mobile.com/phone-sim-card にあるように、3種類のどのSIM(以下写真) も扱っている。送料無料なので時間があれば通販で買う方法もある。iPhone4ではMicro SIMを使う。


(2013/8/21追記) ところが、2013/8/20に近所のSafewayに行ったら、プリペイド携帯コーナが充実していて、上記T-Mobileの通常SIMとMicro SIMのスターターキットがともに9.99ドルで売られていた(以下写真  の下から2段目の右2列)。ただし、Micro SIMの方には4Gと書いてあるが、もともと、4Gにも4Gにも使えるSIMなので、同じもののはずである。ここで買いダメることができる!!




Activation)
購入したスターターキットの中に、Activationのやり方の説明書が入っている。(英語とスペイン語)
やり方は、
  1. 説明書に従って必要な情報を準備する必要な情報は、
    1. Activation Code - この紙に書いてある
    2. SIM Card Serial #  - SIMカードにも書いてあるし、iPhone4に入れれば、設定の情報からも見える
    3. Phone Serial Number (iPhoneでは、IMEI) - iPhone4の設定の情報から見える。
    4. 欲しい電話の局番とArea code(郵便番号) - 自宅 (ないしは、ホテルの場所にする??)
    5. 誕生日 - 確認用
    6. 暗証用のPIN番号 - 数字4桁
  2. プランを考えておく
  3. 電話(Tall free) ないしは、webでactivate - webが簡単
  4. チャージの仕方 - クレジットカードはもちろんののこと、スーパマーケットなどで売っているリフィルカード(のリフィル番号) でもチャージできる。
  5. プランの変え方 - My T-Mobileアカウントを作っておけば、そこで変えられる。さらにこのアカウントがあれば、残チャージもwebでみられる。
  6. 国際通話の仕方

以下に写真やscreen shotを引用する)

Webで買って届いた(UPSなので中3日ぐらいかかった) iPhone4用にT-MobileのMicro SIMのパッケージ - これで10ドル - チャージは別

UnlockしたiPhone4の画面。T-Mobileのアンテナが立っている。
アクティベートを始める前に、SIMカードを入れただけでアンテナは立っていた。
T-Mobile圏内ならアンテナが立たないときは、アクティベートを開始するまえに、カスタマーサポートに連絡した方がよいかも。さもなくば、最初のチャージは少なめに。。

webでのActivateの最後で、クレジットカードを用いて
10ドルをPrepaid SIMにチャージしたところ


さらにMy T-Mobileに電話番号を登録して、一日に使って残課金をチェックしたところ。
プリペイの10ドルから2ドルだけ減っている。
このwebをつかって、SIMのコースを変更することもできる模様。
(知り合いは、chatを使って、係り員に頼んで変更した実績有り)






2013年8月18日日曜日

windows8の設定

家族の古いwin7 のPCが不調なので、一時帰国時に新規のノートを買った。不調とは、wifiが通じない。USBポートが壊れた。キーボードの文字が消えた。などである。

量販店にいったところ、メーカからの詳しい説明員の方に勧められ、2万円ほど値引いてくれることになり、東芝のDynabookを購入した。

購入したDynabookの仕様)

http://bit.ly/14SVxoC にあるDynabook T642/T8HBである。以下に、このページの一部を引用する。


kakaku.com  http://kakaku.com/item/K0000468290/ をみると、2013/8/17現在  本体価格の最安値が9万6千円程度である。

主な特徴は、
  1. windows8 64bit搭載
  2. core i7 3537U 2G  (2 core, 第3世代 Sandybridge - 最新のHaswellの一つまえ)
    2.00GHz(インテル® ターボ・ブースト・テクノロジー 2.0対応:最大3.10GHz)
  3. テンキーが無い (テンキーがあるもので、画面の中心とkeyの中心がずれるのが気持ち悪い。テンキーはほとんど使わない。ということを配慮)
  4. 14型ワイド画面 (昔のが大画面だったため、なるべく大画面を希望。あまり持ち運ばない。)
  5. タッチパネル
  6. 1TB HDD
  7. 8GB DRAM
  8. office 2013付属
  9. Adobe Premier Elements (動画編集), Photoshop Elements (静止写真編集)付属
  10. ブルーレイDVDスーパーマルチドライブ内蔵
  11. カメラ、マイク、スピーカ内蔵
  12. wifi 802.11a/b/g/n, bluetooth ver4.0
  13. 電池利用時間 5.5時間
  14. 本体重量2.2kg
  15. 東芝製のPC引越ツール付属(Microsoft製造のも配布されているが)
  16. 東芝製の音声操作ツール(音声ナビ)とか、PC管理ツールが付属
ついでに買ったもの)
  1. HP Photosmart 5520 - wireless, print(両面可). scan, copyができる複合機。カラーLCDつきで、スマホやSDカードからダイレクトプリントも可能。
    キャンペーンをやっていて、notePCを買うと、本体が4500円になる。正規インク代と変わらない。さらに、福引きをやっていて、最大2000円の商品券があたるとか。。
    amazon.co.jpでは、互換インクが安く売られている。
    今、使っているCanon の複合機MP980は起動が遅いと不評だが、これは割と起動が速かったため購入。
  2. マウス - ガラスの上でも使えるブルーLED有線マウス iBuffalo BSMBU11
    ワイヤレスでないので、スイッチを切らなくて良い。他社からも同様なものがでていて、1500円以下で安い。
  3. I/Oデータ USB型ワンセグチューナ テレキング GV-TV100 4000円程度と安かったが、最新ドライバー・アプリにしても動作せず。win7でも動作せず。ググってみると他の方もトラブっていて、評価が低い。
    http://www.iodata.jp/product/av/tidegi/gv-tv100/
第4世代core (Haswell)搭載の新型がでたので、値段は下がっていた。新型は、地デジチューナ内蔵だった。ただし、電力効率が優れたHaswellを採用したわりには、電池寿命の公称値は逆に短くなっていた。

使ってみて)
  1. Metro UI (今は、Modern UIと名前が変わったらしい  http://bit.ly/K9nSfl 参照) は使いにくい。「慣れていない」というよりもアイコンはでかいし操作量が増え使いにくい。PCとTabletの融合に失敗しているように思う。
  2. ただ、win7までと異なり、win8ではMacやiOSのように国際対応になり、一つの版でどの国の言語にも設定できるようになったらしい。
  3. 音声ナビは面白い、そこそこ認識する。東芝PCマスコットの「ぱらちゃん」に設定したが、家族には「突然しゃべり出して、うるさい」と不評。また、話し方が某国の外人の日本語訛りに聞こえるから「xy人の愛人だね。」と言われる始末 ww
  4. 東芝のPC移行ツールは、全自動でできるはずだが、動作が極めて遅く、まる2日やっても終わらない。net設定をしてからリモートマウントしてcopyしたほうが遙かに速い。(script で書かれているのだろうか....) 
インストールしたソフトなど)
 以下インストールした順番に、関連リンクも添付する。。詳細説明は後日追記する。
  1. PCデータ移行
  2. Screen Capture: win8にも標準でキャプチャーがついた(http://ryoh1212.blogspot.jp/2012/10/windows8_29.html に説明がある) が desktopの一括キャプチャーしかできない。無料のwinShot: http://www.woodybells.com/winshot.html をインストール。
  3. Kaspersky 2013 3年3台版 - これは怪しいダウンロードアプリのチェックもあり、かなり安心できる。標準添付の1ヶ月試用のセキュリティソフトは、Kasperskyが削除し、リブートしてからインストール
  4. ATOK 2013 - MS IMEはクビ
  5. CapsLockをControlにmap: いろいろ試したが、regeditで成功 http://blog.horie.to/2012/06/make-capslock-additional-ctrl-in.html
  6. MetaFinder: キーマップを変えるソフト http://onjn.nomaki.jp/ 
  7. Desktopのカスタマイズ http://assimane.blog.so-net.ne.jp/2012-08-28
  8. 秀丸スタートメニュー (Metroは使いたくないので...) Pro版ではない無料版で十分使えている。
       http://matome.naver.jp/odai/2135150257523509001  に一覧がある。ここに紹介のあるClassic Shellは、Kasperskyのチェッカが安全が確認されていない!(これまで確認したダウンロード者数はxx人) と警告を出したので、インストールを取りやめ。(単に、まだホワイトリストに載っていないだけかもしれないが。。逆にKasperskyの信用があがった。。
  9. Microsoft Office 2013 activate (software Keyを入力して、登録するのみ)
  10. Adobe Photoshop Element, Premier Element (付属DVDより)
  11. 以前のPCに比べて、画面が小さく、文字も小さいのでControlパネル->画面の設定から125%拡大に設定。
  12. Sharp World Clock (shareware) http://www.programming.de/
  13. Google Chrome
  14. Evernote
  15. Dropbox
  16. skype:  https://support.skype.com/ja/faq/FA12162/
     win8からはOS組み込みなので、アプリ版をインストールしないと、いちいちMetroメニューに戻さないとskypeが使えない。
  17. DVD Catalyst Free (DVD ripping)
  18. Craving Explorer (YouTube Download)
  19. プリンタドライバ (Canon MP980,  HP Photosmart 5520)
  20. iTunesデータ移行
  21. iTunes
  22. 自動スタートアプリの追加: http://jmatsuzaki.com/archives/7954
  23. Drobo (NAS)のremote mount (ドライブの割り付け)
  24. Fbackup4 (backup tool) - 初期backupと定期backup(差分)の設定
インストール終了後、Fbackupでバックアップ中のDynabookの画面
- 引越作業の様子 -
左がMacbookAirとそれようのMicrosoft Ergonomic Keyboard - 英字配列
中手前がNEC VersaPro - 仕事用
奧中がDynabook
右が引越元のNEC Lavie
(マウスが4個繋がっていて紛らわしい..)

詳細)
WiFiが繋がらなかったわけ)
    古いwin7 PCでWiFiが繋がらなかった。WiFiには繋がるが、internet接続なし。となっており、本体やBBrouterをrebootしてもダメだった。が、これは、WiFiのTCP/IPでDHCPがoffになって、固定ipアドレス割り付けになっていたのが原因だった。なぜ、そう変わったのかは不明。
 修正方法) 
WiFiの詳細メニューを出す。ドライバリストのTCP/IPを選ぶ。プロパティから詳細を選ぶ。DHCPをonにする。
CapsLockをControlに)
  • winXPまでは、AltIMEというツールが使えたが、これはwin7からは使えない。
  • win7ではMicrosoft配布のCtrl2Capというツール(以下)があったが、win8ではこれも動作しない。
    http://technet.microsoft.com/en-us/sysinternals/bb897578.aspx 
    ここでは、管理者モードでコマンドプロンプトを起動する必要があるが、win8では若干面倒臭い。
    http://assimane.blog.so-net.ne.jp/2012-08-28
     に解説がある。
  • http://blog.horie.to/2012/06/make-capslock-additional-ctrl-in.html に紹介のあるregeditを用いた方法で成功した。win8でもregeditは同じように使える。ただし、ときどき、Caps位置にあるctrlがlockする。こうなると'w'をうつとwindowが閉じたりするのでピックリするが、shiftを押しながらCapslockキーを押すと直る。
引越)
 iTunesのデータ等が沢山あり、引っ越すデータは120GB近くあった。古いPCのHDDが500GB, 新しいDynabookが1TBなので容量は足りている。

東芝の引越ツールは、1. USBメモリで引越  2. CD-R/DVD-Rで引越  3. クロスLANケーブル/USBケーブルで引越の選択ができるので、クロスケーブルを購入してきて3を選択(お店の方の推薦) 。
  1. まず、新しいPCでUSBに引き抜き用のソフトを書き込み、古いwin7 PCで実行。
  2. すると、WiFiをoffにするとか、firewallをoffにするとか、セキュリティソフトをとめろとか指示がでる。それに従い設定をする。
  3. カスタム設定にして、送りたいフォルダを追加する。文書用の独自フォルダを追加。
  4. 次に、クロスケーブルでPC間を繋ぎ、送信側でデータをpacking処理に入る。
  5. 受け側のwin8でgoを掛ける。
が、上手くいかない。4の処理で、goを掛けておかないと、5の受信が失敗していた。
その後直して,転送をすると転送が非常に遅い、丸二日たっても20GBも転送されない。通常100MbpsのEthernetでは20Mbpsでていれば、2.5MB/secであり。410秒=7分弱で1GBが転送されるはずである。つまり1時間で10GB。半日あれば100GBが転送されるはずであり、かなり遅い。ということで、途中でこの転送をキャンセル。

ところが、それにより両PCともLanでnetworkが一切つながらなくなった。東芝のツールがLANのDHCPをoffにしてしまったためである。DynabookはWiFiが生きていたのでnetworkに繋がったが、LANが繋がらないのはヘンなので、LanのDHCPを調べると固定割り付けになったまま。この類推で、従来のPCのWiFiのDHCPも固定割り付けになっていたことを発見し、それを修正することで、WiFiが復活した。

Win8の設計は中途半端)
windows8は、tabletにもならず、PCにも成らずという中途半端になっているように思う。理由は、
  1. Metro UI (今は、Modern UI) が中途半端。AppleもPCとTabletを融合できていないように、マウスやタッチパッドを用いたPCのインターフェースとスクリーンにタッチするTabletは統合しにくい。画面まで指を伸ばすのは、実は使いにくい。
  2. Microsoft Surfaceをみるとますます中途半端感がある。これは以下に書く。
所感)  
 http://bit.ly/14T8P4F にもあるように、MS のCEOのSteve Ballmer は、「デバイスとサービス」を柱に上げている。(ここでのデバイスは、LSIやハード屋のいうデバイス=LSIデバイスではなく、端末の意味だと思う) アップル(iTunes StoreからiPhone,iPad,Mac) やAmazon (通販/Amazon AWSからKindleまで)  の垂直統合ビジネスに対抗するという意味で、クラウドからデバイスという主張などだと思う。
  ところが、この記事でも「Forbesが、サーバー&ツール部門に着目する」とあるように、MSは、サーバ系ソフトや、データセンター技術がとても強くなってきているので、あえて、SurfaceやX-box のようなデバイスを強調する必要があるのか、疑問も感じる人も多いと思う。
 ただ、逆に、「虎穴に入らずんば虎児を得ず」ということもあり、簡単に諦めずに挑戦し続けるのも必要なのかもしれない。

中途半端なwindows Surfaceとそのインターフェースを実現しているwindows8)


以下写真1つめと2つめは、MicrosoftのSurface RTとSurface Pro 画面サイズはどちらも10.6インチ。

写真1つめがARM CPUのがSurface RT, 2GB RAM 32GB Flashで349ドル。ただしアプリがほとんどないので、標準添付のOffice RTぐらいしか使えない -
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/20130719_608287.html にも、不調が伝えられている。
が、http://japan.cnet.com/news/business/35035351/ によれば、Surface全体の総計売り上げが8億ドル少しらしく決して少ない値では無い。ただし、2012年秋発売以来の総台数150万台は、Appleが2013/7/23に発表したiPadの第3四半期の販売台数1,460万台に比べて少ない。

写真2つめが、Intel Core i5というx86を載せた、Surface Pro。4GB RAM, 64GB Flashで899ドル。ところが、Microsoft officeは別売。画面10.6インチなのでPCにしては小さくて使いにくい。

写真3つめはoffice depotで見た、LenovoのUltrabook 8/17まではセールで200ドルの割引がきくとあり、549ドル。こちらは画面13.3インチ。第3世代 Core i7-3337, 4GB memory, 500GB HDD+24GB SSD cache, カメラ・マイク付き。と圧倒的にスペックが上。

結局、win8にしても、Surfaceにしても、TabletとPCという別な世界のものを無理矢理くっつけたために、成功していない(失敗しつつある??)ように思える。

Surface RT

Surface Pro


Lenovo Ultrabook


2013年8月7日水曜日

What I Wish I Knew When I Was 20 - 20歳のときに知っておきたかったこと という本


「20歳のときに知っておきたかったこと」- スタンフォード大学集中講義
  Tina Seelin スタンフォード大学アントレプレナー・センター エグゼクティブディレクター
 高遠裕子訳・三ツ松新 解説

という本(以下写真)を読んだ。最初の2章だけだが、印象的だったので紹介したい。



1章 「スタンフォードの学生売ります」

「今、手元に5ドルあります。2時間でできるだけ増やすには、みなさんはどうしますか?」というスタンフォードの学生に実際に出した課題が紹介されている。

詳しくいうと、

  1. 水曜の午後に課題が与えられ、日曜の夕方までが持ち時間
  2. クラスを14チームにわけ、各チームには元手として5ドルがはいった封筒が渡される
  3. 計画を練るのにいくらでも時間を使って良いが、一旦封筒を空けたら、2時間以内にできるだけお金を増やす
  4. 各チームはどんなことをしたのかスライドにまとめ、日曜夕方に提出する
  5. 月曜の午後に各チーム毎に3分間で発表してもらう
という過程を通して起業家精神を発揮してもらう練習である。

いろいろなグループに聞くと、
  • ラスベガスに行く、宝くじを買う(ギャンブルをする)
  • 洗車サービスをする
  • レモネードスタンドを開く
というアイディアが出てくるらしいが、それでは2時間ではあまり儲からない。実は大金を稼いだチームは、元手の5ドルには手を付けていない。5ドルはあってないようなもの、これに注目すると問題を大きくとらえられない。。
その結果、5ドルに対する平均リターンはクラス平均で4000パーセントになったとのこと。。

さて、やったことをいくつかのチームに関して書き出すと
  1. 土曜の夜に人気レストランにならんで、列の場所を売る。よく考えると女子学生のほうがよく売れるので、予約は男子学生・売るのは女子学生にした。
  2. 自転車のタイヤに空気を入れる。そう遠くない場所にガソリンスタンドがあるが、利用者は思いの外によろこんでくれた。そこで、最初は1人1ドルでやっていたが、2時間ほどすぎてから、「サービス料は決めず、お気持ちをください」とした。すると収入が増えた。
  3. 最も稼いだチームは650ドルを稼ぎ出した。彼らの「気づき」は、自分達が持つ資源は、5ドルでもなければ、2時間でもない。ことに気づいたこと。月曜日の3分間のプレゼンテーションこそが一番価値があると気づき、「クラスの学生を採用したいと考えている会社に、その時間を買ってもらった」つまり、プレゼンテーションの3分間で会社のコマーシャルを作成して上映した。
ある意味、3は、授業の発表の本質を逃しているし、1の列に並ぶやり方はズルイ。が、アントレプレナー的な発想の本質がどこにあるのか、欧米人的なとんだ発想とは何かという点で、非常に参考になった。著者は、「Dスクール」と呼ばれる、ハッソ・ブライトナー・デザイン研究所にも所属している。

この章のまとめで述べる3点は、
  1. チャンスは無限にある
  2. 問題の大きさに関係なく、いまある資源を使って、それを解決する方法はつねに存在する
  3. 私達は、往々にして問題を狭く捕らえすぎている。一歩引いて、広い視点からみようとしない。
意外なことに、この本でも、学校の授業は、正しい答えをひとつ選ぶ選択式。社会では答えは何通りもあり、その多くはどこかしら正しいところがある。社会では失敗が許される。人生は途中でつまづくのは避けられない。
社会は、学校とは似ても似つかない場所といっている。

第二章 常識破りのサーカス 
では、バルーン血管形成手術や、おむつの「ハギーズ」のパッケージデザインの問題と、履かせるおむつ「プルアップス」などの例を示しながら、「問題が定式化できた時点で、ほぼ解決できている」ということを示している。

第三章 ビキニを着るか、さもなくば死か - ルールは破られるためにある -

では、常識破りなブレインストーミングのやり方を紹介している。ブレインストーミングでは、批判をしてはならないといわれている。。「ルール破りの練習」として以下のようなやり方が紹介されている。
  1. グループ毎に自分達に関係のある課題を挙げる。例えば、電力会社の社員なら、「社内でどうやって省エネを実行するか」など。
  2. グループを少人数のチームにわけ、各チームに先の課題に対して、最高の案と最低の案を上げてもらい、紙に書いて集める。
  3. ベストを捨てて、「ワースト」案を配り直す。
  4. 各チームがワーストが何とかなるように練り直す。すると、実は、ワーストは全然ダメでは無いことに気づく。省エネで、「リミットを越えたら罰金を徴収するという案が改善案により、良くなるのに気づいた」とのこと。。つまり、アイディアには、「良い」か「悪い」の2つであるというのは「思い込み」であって、割り切れない部分があることに気づく。
全200ページの本を60ページほど読んだだけであったが、なかなか面白かった。