2011年8月27日土曜日

PandaboardというARM A9 SMPボード

Androidで遊ぶには、Pandaboardというカードもある。

たとえば、米国Digikeyで取り扱いがあって、$174である。

http://search.digikey.com/scripts/DkSearch/dksus.dll?site=us&lang=en&keywords=panda%20board&WT.mc_id=Programmers%2C+Development+Systems&WT.medium=cpc&WT.campaign=Programmers%2C+Development+Systems&WT.srch=1&WT.content=text&WT.source=google

結論からいうと、以下のような課題がある。

  • CPUはSMP(対称型マルチコア)のARM A9 1GHz 2コアであるが、AndroidのSMP対応版(3.x以降)は、携帯ベンダ以外の一般ユーザには未公開の模様。
  • Displayは、HDMIで卓上ディスプレーなどにつなぐ
値段と安定性のことを考えると、Androidで遊ぶためならば、端末として完成しているNook touchやNook color、Android携帯の方がよいと思う。卓上ディスプレーでは、持ち出して見せびらかしたりもできない。

本ボード対応のAndroid 2.3 (Gingerbread)は出ているが、バイナリなので面白くない。


にインストール方法とか全部解説がある。

楽しんでいる人のサイト-日本語) http://legacyos.homeip.net/panda/

のように楽しみかたもあるようだが、結局、全部付きで、$130のNook Touch (Eclair)とか、$240のNook Color (Froyo) のほうが使い出がある。これらは、本来のebook readerとしても機能する。要は、ボードに触る感覚を楽しむか、ソフトのインストールを楽しむかであろう。

Androidの解説はここ) http://ja.wikipedia.org/wiki/Android

私は、高校時代にuPD756(4bit micro processor)のマイコンを自作したのを手始めに、大学でMC6809のPC(完全にディスクリートでスクラッチからユニバーサルボードに半田付けで作成。ジャンクのリードリレーのキーボード、PROM writer、自作アセンブラ/逆アセンブラ、FDD, FM-7のF-Basicまで移植し、信長の野望をやった。)、大学の研究でMultibusボードコンピュータ、会社で並列マシン、商用Out of orderマイクロプロセッサの設計検証と実チップ評価-ワークステーションの論理検証、マルチスレッドプロセッサ試作LSIの設計と評価基板(FPGA), FPGAによるマルチスレッドプロセッサ試作環境など実機は十分作ったので、ソフトを安定して動かすのに重きを置けば十分に思う。

前身のBeagleBoardについては以下。



blog comments powered by Disqus