2011年11月1日火曜日

Mac OS-X Lionで従来と変わったこと

OS-X Lion (10.7.2)でいろいろ変わった。多くは、tablet, smartphone時代へという変化への対応かもしれないが、多少の混乱は免れない。

  1. Mailの機能が変わった- 従来互換にするオプションを残しておかないのが、Apple流というか、やや強引なところではある。
    1. 件名のエンコーディングがMIME-JISからQuated UTF-8になった。日本語メイルの本文もJIS(7bit escaped sequenceのISO-2022-JP)ではなく、base64 EncodeのUTF-8 (8bit バイナリ)である。UTF-8コード(以下)での国際化は、世の中の流れかもしれないが、Outlook Expressなど、これに対応できず、replyすると件名が文字化けするアプリも存在する。
      UTF-8) http://ja.wikipedia.org/wiki/UTF-8
    2. 行の自動折り返しがなくなった。SmartphoneやTablet等、1行が短い端末で読む場合に、改行が入っていると、行が途中で途切れ読みにくいからだと思う。また、何度も引用した場合にも、引用部の折り返しが変にはならない。
      すでにi-mode等のメイラは、行の折り返しをいれていない。MS wordなどで文を書いて、Cut and Pasteしたり、テキストで保存しても同じことが起きる。
      だが、表示時に行折り返しをしないメイラも少なからず残っているので、このメイラの人は読みにくくなる。
  2. マウスやタッチパッドのスクロールの向きが逆になった。これは、設定->タッチパッドの「スクロール方向->ナチュラル」のクリックを外せば従来互換に戻る。これが標準で、ナチュラルなのも、Smartphone, Tabletなど、タッチパッド端末との互換性を考慮してのことだろう。
  3. PowerPCのemulationができなくなった。
    http://www.excite.co.jp/News/apple_blog/20110721/Macotakara_13445.html

    以下のやりかたは、仮想マシンを導入し、OS-X 10.6以前を動かして、そこで、Emulatorを動かすというものなので、遅そう。他のやり方を探してみる。
    http://oshiete.goo.ne.jp/qa/7166576.html
  4. MacBookAir用のUSB SuperDriveがMacBookProでは認識されない、HUBを通しても認識されない。回避法があるはず。
  5. Text Editで、Shift JISが読めず、text editが立ち上がらない。Windows等で書いた日本語のtext fileが読めない。http://allabout.co.jp/gm/gc/2172/ によると、これは、text fileの中に、UTF-8に自動変換できない文字コードが入っているためらしい。①とかだろうか。。先のリンクにあるMi (無料)をインストールして、拡張子をこれにリンクしたら問題なく読めるようになった。
    emacsを使えば良いが、標準のemacsでは、ことえりやATOKなどのFEPの制御(英語・漢字モードの切り替え)が面倒臭い。
  6. .txtの拡張子や、pptなどの拡張子のファイルをダブルクリックやopenしてもlibre offceが立ち上がらない。。。http://tokyo.secret.jp/macs/app_change.html のやり方で拡張子を変更すればいいはず。
今後継続的に追加する予定。
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