2011年10月3日月曜日

Kindle Touchが発売された

以下にあるようにkindle touchが発売された。$99で、マルチタッチスクリーンである。

http://www.amazon.com/Kindle-Touch-Wi-Fi-Ink-Display/dp/B005890G8Y/ref=amb_link_357575542_2?pf_rd_m=ATVPDKIKX0DER&pf_rd_s=gateway-center-column&pf_rd_r=14KQXKQ5ZJ899VG9XW92&pf_rd_t=101&pf_rd_p=1321408942&pf_rd_i=507846

Nook touchと比べ、優れている点、課題(?)を列挙する。

優れている点)
  1. マルチタッチである
  2. 日本語フォントなど多バイト言語のフォントを標準で内蔵。日本を含む、世界進出の意欲を感じる
  3. 音声読み上げ機能や音声出力(ヘッドフォン端子)を備えている
  4. Kindle系の標準搭載辞書はOxfordであり、NookのWebsterと比べると圧倒的に外人には使いやすい
  5. 3G接続も対応する上位機種もある
  6. 値段が$99と安い。Nook touchは$139。
課題(?))
  1. 独自OSである模様で、Androidを採用したNookのような改造/Android端末化の楽しみがない
  2. 標準電子ブックフォーマットのePubに対応していない
  3. 外部拡張のメモリスロットがない模様。本体内蔵の4GBのFlashのみ
  4. 画面表示のスムーズさが先進のNook touchにどこまで追いついたかは未確認
  5. Nookの電子ブック数は2百万冊。対してKindoleは85万冊。これがどこまで近づくか。また、日本語版でどういう対決になるか。Amazonのサイトには図書館でも貸し出せるとある。図書館への対応も進むのか
  6. Nookなら、Berns and Nobleの店舗へ出向くと、全文面立ち読みができる(1時間限定だが)。また、Berns and Nobleの店内には、Star backs coffeeのような喫茶が中央にあり、机もたくさんあり、本を書棚から引き出してきて、ケーキでも食べ、コーヒーでも飲みながら、まさに紙の書籍の座り読みができる。この一環としてNookでも座り読みができる。書店を持たないKindleではこれは無理
カラーLCDのAndroid端末であるKindle Fireもある。これについては別途書くことにする。
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