2012年11月5日月曜日

地震と断層

地震と断層について、追記したい。

日本は活断層だらけ)
そもそも日本は断層だらけです。日本での活断層の定義は、
1) 有史以来活動した形跡があって
2) 地上から見えているところ 
3) 今後活動するかは不明 

というものです。

日本は、プレートの引き込みが強いのか断層だらけで、さらに神戸の震災や北陸の震災は、活断層でないところで起きています。また、東関東大震災も活断層とは関係がない、プレート型の地震です。日本で、活断層といわれていたところが震源になっておきた地震がどれだけあるのでしょうか? また、関東平野は、最近の噴火でできた、関東ローム層で覆われていて、断層が見えないので、活断層がほとんどありません。

2012年6月6日水曜日: 活断層を避ければ大丈夫という勘違い


にもデータを書きましたが、日本では震源と断層は関係があまりありません。

カリフォルニアとは違う)
カリフォルニアの地震のように、毎度、活断層である、サンアンドレアノス断層 wiki http://bit.ly/Ucynn0 が震源になっているものとは全く違います。サンアドレアノス断層は、みごとに横ずれ断層です。アメリカ合衆国太平洋岸のカリフォルニア州南部から西部にかけて約800マイル(約1,300km)にわたって続く巨大な断層であり、断層の活動によって周辺地域は地震の多発地帯となっています。以下写真。wikiには、「て太平洋プレートと北アメリカプレートの境界をなすトランスフォーム断層」と記載があり、日本に沢山ある、地震によっておきた、ひび割れとは異質なものだと思います。

こんな断層が日本にありますか?


状況が違うので、違う考え方をすべきなのでしょうが、なぜ、それをせずに、やみくもに安全側に倒すのでしょうか。。 

安全神話の弊害)
日本にある安全神話というものが、事故対策をおろそかにしているように思います。100%安全というものはあり得ないのに、マスコミを含めて、皆がなぜそれを信仰し、事故対策や自己訓練を怠りつづけるのでしょうか。以下にも書きました。


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