少数の代理店が力やアイディアを持ちすぎるので画一化してしまうと。。とはいえ広告代理店も勘でやっているので、国際競争になったり、新デバイスで競争条件が変わると対応できないと...
上記の代理店システムも、調子の悪い大企業の体制もそうなのですが、日本って、持ち前の改良力で特定の競争条件にシステムを最適化してしまうので、環境が変わると、追従できないように思います。逆にいうと、変化の激しい今のITビジネスで米国が強いのは、米国は最適化(細かなチューニング)が不得意だったからといえるのかもしれません。
この「システムはある程度非効率なほうがよい」という考え方は、Prof. Ousterhoutも、言及しています。
2013年5月6日月曜日: Thought for the Weekend - Stanford大CS142より
にも書きました。
また、以下でも類似のことを書きました。
2012年4月7日土曜日:日本の会社は電源Offボタンのないオートパイロット?