NHK朝ドラのマッサンも折り返して、北海道編に入りつつある。
マッサンの視聴率 は、異国から来た嫁エリーに厳しくあたりすぎると批判もある、亀山早苗(泉ピン子)とエリーの雪解け、そして悲しい死のシーンでもあまり改善しなかったようである。http://bit.ly/1sIY4NM にある。
鴨居の大将との別れではどうであろうか....
NHK大阪の作だからか、浪花節的というか松竹新喜劇の「笑いと人情のこてこてノリ」すぎるのかもしれない。。
ググっているときに、ビデオリサーチ社の過去のNHK朝ドラの視聴率データ http://bit.ly/1sIXUWN が見つかった。「おしん」の最高視聴率は62.9%だったし、昔の朝ドラの視聴率は軒並みすごい。。ということでexcelでグラフにして、様子を調べてみた。
最高視聴率と平均視聴率はそこそこ相関があるように思う。
一方で初回視聴率は、前回の朝ドラの人気をひきずるので、前回の朝ドラの最高視聴率を反映しているように思う。ドラマのできとしては、「初回視聴率からどれだけ盛り上げたか」でもわかると思うので、「最高視聴率 マイナス 初回視聴率」という、一番下の紫の線を作ってみた。
NHK朝の連続テレビ小説の視聴率推移 |
これを見ると、やはり「おしん」はすごい。また、おしんあとも軒並み紫の線も高く、結果、視聴率は常に40%越えだった。1993年で大きく落ち込んでいる、バブル崩壊を機に低迷が始まる。ちょうど、インターネットやweb、携帯などITの普及ともかぶってくるのだろう。
最近では、「あまちゃん」が、がんばって、持ち直させていたのがわかる。
一方、全26週中14週を終わった「マッサン」で、冒頭リンクにある最高視聴率で暫定値をだすと、紫の線でも、「マッサン」は低迷している.....
ストーリとしても、エリー役のシャルロットさんや、マッサン役の玉山さんや、鴨居の大将、等々、すばらしい俳優さんたちが、すばらしい演技をしているし、これから、ニッカウィスキ創世記にちなんだストーりになっていくはずなので、このあと持ち直すことを期待したい。
とはいっても、「あまちゃん」や「花子とアン」のように、走りながら(視聴者の反応をみながら)脚本を作るのではなく、豪華なセットを利用するために先にまとめてとってしまっているので、視聴者の反応をみて微調整されることはないかもしれないが。。。