脱獄した場合には、いつ何時、firmwareをrecoverしないとならなくなるかもしれない、すなわちiPhoneのデータが全部初期化されることになるので、iTuneでiPhoneのバックアップをまめにとっておくことをお勧めする。ただし、Time Machineを使って古いbackupファイルから選んで復元しようとしても、なぜか、passwardがかかってしまっているようだ。したがって、直近のバックアップともう少しまえ(2週間くらいかな。。)からの復元に限定されてしまう。次に述べるrecovery mode loopなどに陥り、何度もiTuneをつないだりしているうちに、直近のバックアップが上書きされてしまうこともあるようで、Time machineが使えない以上、怪しげなことをする前には、手でバックアップファイルをrenameして保存しておいたほうがいいかもしれない。
以前のblogにも書いたが、blackra1nで脱獄後、blacksn0wでunlockするとWifiをつかめなくなることがあり、そのとき、設定からnetworkのresetをすると、起動がおかしくなり、何度blackra1nしても、リカバリーモードに戻ってしまう症状におちいる。(recovery mode loopというらしい....) 私は、3度もこの症状に陥った。(2度は、tetheredで、1度はuntetheredで)
blacksn0wでunlockさえしなければ、blackra1nでの紐付き脱獄は安定していると思われる。
もし、recovery mode loopに陥った場合、紐付き脱獄でなければ、Macで、Pwnage 3.1.5で、OS3.1.2のipswからCFWを作って復旧・再脱獄可能。
紐付きの場合は、以下のようにして、純正firmware 3.1.2に復元できると思うが、試してない。
- MacでPwnage 3.1.5を立ち上げ、アドバンストモードで、CFW(Custom Firm Ware)を作る。これは、以前のblogに書いたやりかたと同じ。
- PwnageがCFWを生成したあとで、iPhoneにつなぐように要請してくるが、recovery modeのiPhoneをつなぐか、つながずに終了するか。(たぶん、つながなくてもいいと思うが、両方ためしてほしい)
- 1,2の過程で、Pwnageは、iTuneに改造を加え、Appleに認証に行かなくしている。今回のPwnage起動はこれが目的。iTuneに改造を加える時期が正確にわからないので、上記2で、iPhoneをつないで終了させるのと、つながないのと両方試してほしいと思う。私のiPhone(紐付きではないが)がrecovery loopになったときに試したときには、recovery modeのiPhoneをつないでも何もおきなかったので、そこでPwnageを終了させた。これでもすでに、iTuneはAppleへの認証を取りにいかなくなっていた。
- iTuneを起動して、option+復元。ipswを選択する画面で、CFWではなく、純正3.1.2のFW(ipsw )を指定。これで、Appleにチェックに行かずに純正3.1.2をインストールすることが可能だと思われる。
- 再脱獄したければblackra1nを起動して、紐付き脱獄をする。