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本ブログのアクセス統計: 60万アクセスを達成しました。ご訪問ありがとうございました。

60万アクセスまでの経過

2009年12月に始めた本blog。2011年7月ごろに10万アクセスを達成し、2011年12月13日には15万アクセスを達成。
その後、私も更新しておらず、アクセスは少し減りましたが、3月1日には18万アクセス。2012/4/18に20万アクセス、2012/8/21に25万アクセス、2013/1/18に30万アクセス、2013/12/17に40万アクセスを達成しました。しばらく見ていなかったら、2015/5/1に50万2584アクセスになっていました。またまた、しばらく更新しないうちに、2017/6/11に60万7197アクセスになっていました。2018/7/7 .. おお七夕 .. には63万0656アクセスになっていました。久しぶりに更新しました。

2015年10月13日火曜日

世界大学ランキングで日本の大学の地位が急降下中

 日本人が連続でノーベル賞をとっていると浮かれているマスコミもあるようですが..
 ノーベル賞は過去に教育された人の成果に対して与えられるもの,次の世代を育てる教育はどうなっているのでしょうか...

 今年のTHE世界大学ランキング: http://bit.ly/1FVy6gW 東大は前年23位から43位に転落したものの日本トップ.ただし,北京大学に抜かれました.カナダ,シンガポールなど英語圏や,ベルギー,スイス,ドイツなど英語の上手な国ははるかに上.
THEからトップ20

 QS世界大学ランキング: http://bit.ly/1FVIzsM では,東大は前年の31位から39位に転落,日本トップは38位の京大ですが,すでに中国,香港のほうがうえで,ソウル大学にも負けています.
QSからトップ20

評価基準は,
THE: wikipediaから: http://bit.ly/1FVybkF

QS: http://bit.ly/1FVy88D
 wikipediaから: http://bit.ly/1FVIQfd

SOSPでは)
 SOSPについては以下で紹介した:

2015年10月13日火曜日

先日までの権威ある国際学会SOSPでも,バンケットの最後で,「次回は上海だ!」と英語の上手な中国人の先生たちが,おもしろおかしいスライドでSOSPを誘致していました.SOSPの参加者は,米国が主で,あとは欧州なので,あとから米国から参加した学生に聞くと,「わざわざ中国でやってもなぁ...」という返事でしたが.

日本飛ばしが本当に起きているのでしょうか....

英語は随分まえから世界の標準語,言葉を使いこなせないハンディは非常に大きいと思います.

バンケットの最後での説明の様子
エッジの重みに所要時間を描いたグラフを出して,如何に上海の便がよいか笑いを取る中国の先生

上海には,2016年にディズニーのテーマパークができる,料理が上手い,ホテルの部屋数が多い,ホテルが安い,空港からの便がよい.というまとめを出す講演者,途中でバトンタッチした講演者も英語とプレゼンが上手でした.


シリコンバレーなどの日本人コミュニティでは...)
日本人がコミュニティとかネットワーキングと叫ぶと,どうも,日本人だけの「ムラ」になるように思う.

結果,米国に日本人ムラを作っているのかなぁ?と不思議に思うときもある.たとえば,
  1. 本場の専門家がたくさんいるのに,わざわざ,聴きづての話を日本人が公演する
  2. ベンチャーとかも,シリコンバレーに沢山あるし,世界的にも有名な人がいるのに,わざわざ日本から見学やらビジネスにやってきた,日本のベンチャーの人や研究者に,日本語で公演をお願いする
    • 聴講者も,特に下調べをしているわけでもなく,なんとなく興味本位で聞きに行って,名刺交換するみたいだが,ある程度,努力して継続的に調査・フォローしないと身にはつかないのでは... 日本の本屋にあふれる,安易は,How To 本のノリに近いのだとすると,それでは技術や能力もつかない..
    • また,日本で有名な方が米国を訪問するので,知り合うチャンスがあると..がんばって名刺交換するのは良いが,相手の立場に立ってみれば,give and takeできない人(相手に相応の価値のない人)の名刺を貰っても,活用のしようがない.LinkedInでコネクションの数だけふやしても,単に数を競うだけになるようなものである.
  3. 米国人とかもレセプションとかでは知り合いで群れる.が,あえて知らないひとと食事を一緒にするし,席に座ればまずお互いを紹介して,知り合いを増やす.が,日本人は英語の苦手意識があるのか,日本人としか群れない人が多い.

そもそも,均質民族,均質文化の日本人が集まるのと,
そもそも自己主張が強くてお互い信用しない,多民族・不均質文化の中国人・インド人がコミュニティをつくるのとでは,コミュニティの居心地の良さや,浸かり具合も違うのではなかろうかと感じてしまう.

日本の高校や大学でOB会でコミュニティを作り,大学の交流を図るのはよいことであるが,それが行き過ぎて,身内ボメになったり,お付き合いやら身内への仕事の融通など,能力主義でないところに安住してしまっていては,続々,発展途上国が参入して競争が激化している国際ビジネスでは生き残れられないのではなかろうか...

何がグローバルなのか,何をすると国際的に勝てるのか,これまでの活動とその結果を見直しながら,今一度,見なおしたほうがよいのかもしれない.
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