http://ccl.northwestern.edu/netlogo/ から入手可能である。
NetLogoのホームページはこちら。http://ccl.northwestern.edu/netlogo/index.shtml
NetLogoのホームページはこちら。http://ccl.northwestern.edu/netlogo/index.shtml
メイルアドレスと名前を入れる必要がある。
Mac用とWindow用がある。2012/4/26時点の最新版は、5.0.1である。
3次元モデルもつくれる、3Dという版もあるが、以下は通常のNetLogo 5.0.1での実行例である。
インストールして、使い方は、以下のようになる。
自分でシミュレーションを設計することもできるが、まずは、沢山あるパターンを実行してみるとよい。やり方は、
- File->Model Libraryから適当なものを開く
- setupをおして、初期値をセットアップ
- Goボタンを押す
- もう一度Goボタンを押すと止まる
Model Libraryの一覧 - とにかく沢山ある |
ライフゲーム(セルラオートマタ)、ネットワーク中を伝わるvirus、などさまざまなサンプルがある。
以下では、参考として、交通渋滞シミュレーション (Social Scienceの中の、Traffic basicである。)の画面キャプチャを示す。
ルールは簡単で、前の車がいなくなるとaccelerationの比率で加速し、前の車が見えるとdeaccelerationの比率で減速する。この比率と車の量はスライドバーを動かして変更して、setupボタンを押すと反映される。これはgoを押してsimulationを動かしたままでも反映される。
codeのタブを押すと、コードが見られるが、とてもシンプルに記述できている。ボタン等も簡単に追加できる。
いろいろいじってみると面白そうなツールである。
車の台数が区間内に33台のとき。グラフに赤い線で赤い車の速度の変化と、全部の車における最高と最低速度が示される。赤い車は自然渋滞で動いたり止まったりしている。 動いている画面をみると、渋滞の位置は段々と後ろにずれていく。 |
もうちょっと車が少ない(区間内に21台)のとき。速度グラフをみるとわかるように赤い車が渋滞でそんなには止まらない。渋滞があるスレシホールドを超えると一気に起きるのがわかる。 |
おもしろいのは、これである。decelertionを0にすると前の車にくっついても減速しないので、連結した電車状態になって、最大車両数にしても性能が落ちない。グラフの真ん中当たりである。ところが、少しずつdecelationをあげていくとグラフ右のような振動を起こし出す。最低速度が割と上がるかわりに最高速度が落ちてスムーズに流れ出すかと思えると、また悪化する。 |