http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20100806_iphone4_docomo_network/
また、月内にもMicroSIMカードの提供に乗り出すだけでなく、独立系の携帯電話販売店や輸入会社に呼びかけて本格的な輸入を促し、将来的には輸入会社や家電量販店と組んでカードと端末をセット販売することも検討するとのこと。
日本通信はすでにスマートフォン用に格安でパケット定額サービスを利用できるスマートフォン用SIMカード「talkingSIM」を発表している。iPhone 4で、広いエリアで格安の通信サービスを組み合わせることができるようになるというのはなかなか魅力的。
これが「talkingSIM」月額基本料3,960円で最高300kbps程度のインターネットが使い放題になる上に、1,050円分の通話料金(通話料金は30秒21円)が含まれたSIMカードで、SIMロックフリー版のiPhoneやAndroidおよびWindows Mobileのスマートフォンを利用できるようになるというもの。また、2年縛り契約は無く、解約時に違約金は発生しない。
端末代がいくらかにもよるが、32GBのiPhone4の24回払い分割料金込み(つまり2年縛りということ)で、6,185円で通話料が含まれないSoftbankと単純比較すると、24回分の支払額は、softbank 148,440円、日本通信 95,040円で差額は53,400円これが32GBの端末代となる。 もしくは通話料分を毎月使い切るとして毎月の支払いを1,050円下げて計算すると日本通信 69,840円したがって、32GBの端末代は78,600円。softbankによると、iPhone4 32GBの現金販売価格は、57,600円。法律で禁止されているためSIM Freeのみの扱いになる香港のapple storeでのiPhone4 32GB の価格は63,590円 (以下参照)。(SIMフリーの端末がこのくらいの値段ででるなら、Softbankに比べて充実したエリアカバー率(特にデータ通信ではその差は圧倒的。大体Softbankは、東横線の地上区間ですらデータ通信が何度が途切れるほどお粗末。)を持つ、日本通信のSIMカードは十分に魅力的。東京ではあちこちにある、DoCoMoのwifi spotまで使えたら、さらにうれしさは増大するが、この情報は未取得。。
AppleStore香港のweb page
http://store.apple.com/hk-zh/
をみると
- iPhone 4G 32GB - HK$5,888 = 63,590円 (8/31の為替相場 1HK$ = 10.8円)
ただし、現状では秋葉等で、SIMフリーの端末はプレミヤがついて119,000円ほどの値付けになっている。これでも飛ぶように売れるらしいから驚きである。今後、本格的に輸入されるという端末価格がどうなるのかは今後の状況を見守る必要がある。
- 2010/8/22の情報では、輸入販売価格は9万円強になりそうである。この値段だとsoftbankに比べ高すぎる。以下に書いたように脱獄しないかぎり米国でPrepaid SIMは使えない。日本通信のSIMを買って、脱獄してSIM unlockしたsoftbankのiPhoneを使って、ドコモのnetworkにアクセスできるのか試してみたいところである。従来unlockしたiPhoneで試したところでは、ドコモの音声網にはアクセスできるが、ドコモのデータ通信網にはアクセスできなかった。ひょっとした、日本通信の参入によって、ドコモのガラパゴス携帯用のSIMでも、unlockしたiPhoneから、ドコモのデータ通信網にアクセス出来るようになるかもしれない。
巨額利益の巨人NTTを相手に、孫社長自らtwitterをしたりと、がんばっているSoftbankを応援したいのはやまやまなのだが、一端末ユーザとしては、エリアの充実を優先してしまう。
ちなみにiPhone, iPad用のmicroSIMは、中身はiPhone 3GSの旧型SIMと同じらしく、下駄をかませればiPhone 3GSでも使える模様(2010年7月5日月曜日のblog参照)。
ただし、脱獄しないと北米では、Go Phoneなどのpreaid SIMでは通話ができても、データ通信はできない。これは、AT&TがPrepaidと定期契約でaccess point情報を変えているのが原因。脱獄してこの情報を入れ替えれば問題なく使える(やり方は、2010年8月8日日曜日、2010年4月27日火曜日の私のblogを参照)。SIM unlock派でも、脱獄は必要。