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本ブログのアクセス統計: 60万アクセスを達成しました。ご訪問ありがとうございました。

60万アクセスまでの経過

2009年12月に始めた本blog。2011年7月ごろに10万アクセスを達成し、2011年12月13日には15万アクセスを達成。
その後、私も更新しておらず、アクセスは少し減りましたが、3月1日には18万アクセス。2012/4/18に20万アクセス、2012/8/21に25万アクセス、2013/1/18に30万アクセス、2013/12/17に40万アクセスを達成しました。しばらく見ていなかったら、2015/5/1に50万2584アクセスになっていました。またまた、しばらく更新しないうちに、2017/6/11に60万7197アクセスになっていました。2018/7/7 .. おお七夕 .. には63万0656アクセスになっていました。久しぶりに更新しました。
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2012年9月10日月曜日

特許訴訟 - Apple-Samsungの案件

以下は、ワシントン在住の特許弁護士、服部健一 さんによる、Apple-Samsung訴訟の解説です。

http://dndi.jp/08-hattori/hattori_65.php

これは分かりやすいです。特許訴訟になるモノが少ないことや。Appleもリスクをとって訴訟に臨んだこと。ある程度公平なことなど、知らなかった事実が沢山わかりました。

日米特許専門の特許弁護士 松本氏も氏のblogで、かつてのソーテック-Apple訴訟を詳細に解説しています。http://bit.ly/RxkrSG です。

特許戦略について)
特許戦略の難しさについて考えてみました。


何をやろうとしているかバレル)特許でバレルだけではなく、サーチですらばれます。
IBMが、以前特許サーチサービスを提供していましたが、使用が禁止になった企業も多いと思います。なにをやろうとしているか、IBMに筒抜けになる恐れがあるからです。


相手に知恵を付ける)出願した特許で何をやろうとするかがバレルだけではなく、ソフトウェア特許ではもっと重大な問題が起きえます。特許は実施例に関して制限をかけるので、それを応用して、別の実施例にすると改良特許となり、自分にも権利が生じます。もちろん、基本特許がおさえられていれば、それなりのロイアリティを払う事になると思います。。

それを避けるために、特許出願時には、さまざまな実施例を網羅します。これが結構大変です。とくにソフトウェアの場合にはリソースの制限が少ないので様々なアルゴリズムでの実装があり得ます。
ところが、CPUの性能が上がると、性能を悪くして回避ということもできます。そこまで出願時にはカバーしきれないので単に知恵を付けさせるだけになります。

なので、Appleもマルチタッチは、意匠や基本アイディアは特許にしていますが、ソフトウェアは隠してノウハウで守り、これを実装してきたGalaxyが出るまで相当年度のリードをとり、アプリを何十万本もため込みました。

速く事業を立ち上げて買う)昨今は、特許市場ができているので、Facebookのようにとにかく事業を早期に立ち上げ、膨大な利益を得てから、特許を買い占めるという戦略も取れるようになっています。速く立ち上げたほうが有利なので、特許に時間と脳数を策よりも、まず事業にしてしまえという戦略です。

http://bit.ly/SxPX4b にこの社風が解説されています。Move Fast and Break Thingsなどです。
写真を引用しておきます。

Facebookに関しては、以下にも書きました。

2012年5月5日土曜日: Facebookの社風: 若者文化


まとめ)
単純な発想で特許数をノルマにして、エンジニアの時間を浪費して、敵に知恵をつけさせるのは、もうやめにしたいですね。

2012年5月1日火曜日

4WDトラックを雪上車にしてしまうキャリア

http://aol.it/JmWILf に、4WDのタイヤにチェーンのように直接装着できる新発想のキャタピラー「Track N Go」が紹介されている。以下のYouTubeをご覧頂きたい。

 

これを見ると、車を乗っけるだけで、雪上車のようになり、新雪の悪路でも走破できるみたいである。 

このYouTubeの冒頭に、特許番号がある。CIPO 2728865 すなわちカナダ特許のデータベースから特許が検索できた。 http://bit.ly/JmWsM3 である。図 http://bit.ly/JmWyn5 を見たところでは、どうもこのキャリアに乗っかる構造であり、それだけで外れないようである。
米国特許USPTO番号では、全く関係無いものがでてきた。

そこから図を2つ掲載しておく。下のFig.4をみると、動作原理と構造がとても簡単なのがわかる。簡単な構造なので荒く扱っても壊れにくく信頼性が高いと思う。
アイディアのミソはタイヤの前後にローラーが2つあること、これによって、タイヤの回転を反転することなく正転のままキャタピラに伝えることができる。
ギヤが2個だと反転になるが、3個だと正転に戻る原理である。簡単なことであるが、アイディアだと思う。

ただし、この構造では、欠点がある。以下にいくつか思いつくものをあげてみる。こういう欠点を取り除くのは、日本のお家芸であろう。
  1. タイヤの大きさ、すなわち直径と幅が限定されてしまう
  2. 重量が重そうである
  3. 車を載せるのが楽ではない。前輪は前身で、後輪はバックで、この大きさのキャリアに乗せこまないとならない。
  4. 乗せて乱暴に走行しても外れないものを、どうやってとり外すのか。。
 ピックアップトラックに限定してしまえば、1の自由度はいらない。しかし、レガシーやランドクルーザみたいな4WDでも使いたい。となると、タイヤサイズの自由度は欲しい。
さらにすすめて、スタッドレスタイヤでの非常用のチェーン代わりだと考える(なにしろ着脱が簡単そうであり、新雪にも強い)と、FFやFRの乗用車でも使いたくなり、タイヤサイズの自由度は相当に欲しくなる。ここも発想に制限を儲けたら、ビジネスが発展しない。




興味の有る方は、詳細に特許を分析して、コメントいただければ幸いです。

似たようなものが、ロシア製であると友人が教えてくれた。http://bit.ly/JmZikj 以下に写真を掲載する。

だが、こちらは、前輪がソリで、後輪が大きなタイヤ。上記のTrack N Goに比べると、完成度がいまいちというか、発想の飛び方が足らないように思う。取り付けもかなり面倒そうである。

他にも昨今の面白いスポーツ用品の発明を別途掲載したい。しかし欧米人の発想の豊かさには恐れ入ってしまう。まずは、以下を書いた。


2012年5月1日火曜日: 水を噴射して空を飛ぶ JetLev Promo