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本ブログのアクセス統計: 60万アクセスを達成しました。ご訪問ありがとうございました。

60万アクセスまでの経過

2009年12月に始めた本blog。2011年7月ごろに10万アクセスを達成し、2011年12月13日には15万アクセスを達成。
その後、私も更新しておらず、アクセスは少し減りましたが、3月1日には18万アクセス。2012/4/18に20万アクセス、2012/8/21に25万アクセス、2013/1/18に30万アクセス、2013/12/17に40万アクセスを達成しました。しばらく見ていなかったら、2015/5/1に50万2584アクセスになっていました。またまた、しばらく更新しないうちに、2017/6/11に60万7197アクセスになっていました。2018/7/7 .. おお七夕 .. には63万0656アクセスになっていました。久しぶりに更新しました。

2012年8月27日月曜日

陸軍大学の現実、今の日本の大学より凄かったのに失敗したわけ

太平洋戦争について、雑誌 「時空旅人 Vol.9 「太平洋戦争はなぜ始まり、どう終結したのか?」 2012年 09月号 780円 (以下写真)
の http://amzn.to/TLzypK のp.84から2人の専門家による、陸軍大学教育の解説があります。

優れた面)

1. エリートを抜粋して育て、不適格者は随時退学であり、卒業時には半数まで減る教育。
2.討議中心で、戦術シミュレーションを徹底的におこなった。まさしく、マイケル・サンデルの白熱講義の実践
3. フランス、ドイツから教官を招聘して講義。ドイツからは戦術の権威 メッケル少佐。

劣った面)
4. 誤った教訓に基づく教育。日清・日露の勝利から、白兵戦突撃という旧式の誤った戦訓にかたまってしまい、急速に進化した近代戦術にパラダイムシフトできなかった。
5. メッケルによる教育は、勝利した良い面だけに着目し、反省が出来なかった。
6. 戦術という技術論に終始して、戦略まで昇華しきれていなかった。すなわち、戦争の意義、戦争とは何かという大局的見地を養う教育ができていなかった

今の日本の教育は、4,5,6はあいも変わらずできていないうえに、1,2,3がなくなっているように思えます。

結果、陸軍の戦略は以下のようになった。

7. 物資で劣っているので短期戦に持ち込まざるを得ず、物量の不足を精神力で補わないとならないのはわかっていつつ、長期戦に持ち込まれてしまった
8. 情報や研究を軽視した。
9. 兵站(物資輸送)を軽視し、輸送船を護衛しなかったので、その大半を戦争初期に失った
10. そもそも要塞戦術の研究が、ロシアに比べて極めて幼稚であった

世の中で言われる解析は甘すぎるのでは)
縦割り組織が問題の元凶だと、ずっと言われて続けています。が、全く改善していません。

私が考えるに、組織というモノは本質的に縦割りなのではないのでしょうか。だから改善できないのではないのでしょうか。

2011年10月11日火曜日: AppleとMicrosoftを比較すると


 にも書いたが、欧米の企業は様々な工夫をしている。上記に書いた中で、マイクロソフトは、縦割り組織の弊害が解消していないと、良く言われているようである。

米国の会社も、他のマネージャ配下には全く指示が出せなくなっています。指揮系統の混乱を防ぐためです。

やるべきことは、縦割りの弊害を理解すること、異動や報告、トップの直接指揮などでどう対策するかを考えるべきだと思います。

マスコミの問題)
今のマスコミ報道は、解析が極めて甘く、それを、鵜呑みにしていたら危険だと思います。
特に技術と科学にたいして弱すぎます。

これらは、今の、原発議論にも通じていると思います。

とにかく、徹底的な調査もせずに、直観的に議論していても何も出てこないと思います。

もっとも、マスコミ側にも、大衆にわかりにくいような報道だと視聴率がとれないので、番組が分かりやすい方向に流れざるを得ないという悩みもあると思います。
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