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本ブログのアクセス統計: 60万アクセスを達成しました。ご訪問ありがとうございました。

60万アクセスまでの経過

2009年12月に始めた本blog。2011年7月ごろに10万アクセスを達成し、2011年12月13日には15万アクセスを達成。
その後、私も更新しておらず、アクセスは少し減りましたが、3月1日には18万アクセス。2012/4/18に20万アクセス、2012/8/21に25万アクセス、2013/1/18に30万アクセス、2013/12/17に40万アクセスを達成しました。しばらく見ていなかったら、2015/5/1に50万2584アクセスになっていました。またまた、しばらく更新しないうちに、2017/6/11に60万7197アクセスになっていました。2018/7/7 .. おお七夕 .. には63万0656アクセスになっていました。久しぶりに更新しました。

2012年12月5日水曜日

Raspberry Pi

3,000円程度と安いARM11の実験ボード Raspberry Piが人気である。
世界的に需要があり、納期が数ヶ月以上かかるともいわれ、Amazon.comでは、35ドルのボードにプレミアがついて、即納なかわりに60ドルから75ドルの間の値段で売られている。

Amazon.comでプレミアつきで売られているもの http://amzn.to/SIA485


日本語サイト)
wiki pedia: http://ja.wikipedia.org/wiki/Raspberry_Pi
取り扱い店RSコンポーネンツ社のページ: http://jp.rs-online.com/web/generalDisplay.html?id=raspberrypi
良くある質問: http://jp.rs-online.com/web/generalDisplay.html?id=raspberrypi&file=questions

本家サイト(英語):
Raspberry PiのHomepage(英語): http://www.raspberrypi.org
同ページからの良くある質問と回答(FAQ)英語: http://www.raspberrypi.org/faqs

カードの仕様)
  • USBが1つでEthernetがなく$25のmodel Aと、USBが2つでEthenetがつき$35のModel Bと2つがあった。最初はメモリは246MBだったが、最近は、Model Bでメモリが512MBのものが同じく$35で売られている。
  • ほぼクレジットカード大
  • Broadcom BCM2835 700MHz ARM1176JZFS processor with FPU and Videocore 4 GPU
  • GPU provides Open GL ES 2.0, hardware-accelerated OpenVG, and 1080p30 H.264 high-profile decode, GPU is capable of 1Gpixel/s, 1.5Gtexel/s or 24GFLOPs with texture filtering and DMA infrastructure
  • 512MB RAM
  • Additional specs: 10/100 BaseT Ethernet, HDMI, (2) USB 2.0, RCA video, SD card socket, Powered from microUSB socket, 3.5 mm audio out jack, boots from SD card, Size: 85.6 x 56 x 21 mm
  • Model B Revision 2.0 Board-only (no SD card, case, or cables)

各種Linuxが用意されている)
Linuxのダウンロードサイト: http://www.raspberrypi.org/downloads
  1. 普通に使うなら、Raspbian “wheezy” -- 今回は、これを利用、中身はDebian Linux
  2. ハードウェアボートとして、周辺の操作などに使うなら、Arch Linux ARM が良いようである
外付けハードの制御用に使う)
Arch Linux を使って、Raspberry PiのI/Oピンからいろいろ制御するものの紹介が以下にある。日本人としてiOS脱獄アプリ作成で有名な、もやしさんである。
http://hitoriblog.com/?p=9733 ここでは、LCDもキーボードも繋がず、有線LANだけでRaspberry Piを使っている。

究極のモバイルPC化?)
  1. 電源は、スマホ用の緊急用USB充電器を使う
  2. Bluetooth-USBのドングルをさして小さい携帯用スマホキーボードをつなぐ
  3. HDMI入力つきの小さなLCDを繋ぐ。
    1. http://amzn.to/SIM2yu (以下写真1)は、HDMI入力だが2万円と高価で、据え置き向け。ただしタッチパネル機能付き。Raspberry Pi本体よりも大きさも大分大きくて高価だが、タッチパネル付きつきなので、うまくタッチをLinuxに認識させられれば面白い。
    2. USB接続だが、http://amzn.to/SIMqgr (以下写真2) は8,000円と安い。携帯性も若干良さそう。
    3. 秋葉の秋月電気通商(以下URLから通販も可能)にいけば、http://akizukidenshi.com/catalog/c/cglcd/ のようなLCDが各種ある(以下写真3)が、HDMIに繋ぐのは大変そう。秋月の製品には仕様書とサンプル回路図がついていることが多いが。
      Raspberry PiにはIOポートがあるので、そこに直結できるかも知れないが、Linuxのdisplayドライバを書かないとならなくなる。
      だとすれば、WiFiをつけて、スマホからSSHやtelnetでloginして使えば、安いし、手間もかからない。電子工作魂は萎えてしまうが。。
写真1

写真2
写真3


Linuxの書き込み方)
windowsでのSDカード書き込み方法: http://chicklab.blog84.fc2.com/blog-entry-48.html

英語では、Windows/Macを含めていろいろなSDカードの書き込みが、 http://elinux.org/RPi_Easy_SD_Card_Setup に紹介されている。

Mac OS-X Mountain Lion (10.8.2)のterminalから書きこんだときの手法を以下に引用する
--- 引用開始 ---
$ df -h で差分を見ると。
/dev/disk2s1                        56Mi   17Mi   39Mi    30%      512       0  100%   /Volumes/Untitled/dev/disk3s1                        15Gi  2.1Mi   15Gi     1%        0       0  100%   /Volumes/Wheezy disk2s1の方は、SDカード内の仮ファイルなのでこれを取り出して、サイズをみてもdisk3s1に書くことが分かる。 
$ sudo diskutil unmount /dev/disk3s1  で、SDカードを取り出す。
$ ls -l ~/Desktop/2012-10-28-wheezy-raspbian.img -rw-r--r--@ 1 xxxx  staff  1,939,865,600 Dec  4 20:58 /Users/matsushi/Desktop/2012-10-28-wheezy-raspbian.img
と、ファイルサイズは1.9GBくらいある。disk3s1(これをblock deviceという)の場合には、rdisk3 (これをraw deviceと呼ぶ) に書けばよい。間違えて違うdiskを指定すると、そのdiskのデータが全滅するので注意が必要。 
$ sudo dd bs=1m if=~/Desktop/2012-10-28-wheezy-raspbian.img of=/dev/rdisk31850+0 records in1850+0 records out1939865600 bytes transferred in 112.574699 secs (17231808 bytes/sec)
というように、2分ぐらいで書けたとでる。が、体感的には5分くらい掛かった感じ。 
あとは、
$sudo diskutil eject /dev/rdisk3でdiskを安全に外せるようにしてから、取り外す。
---- 引用終わり ---
注意点) 
  1. USB Hubの認識には再起動が必要。そのままUSBを抜いて、Hubを差し込むと、認識画面になるが、結局は認識されなかった
  2. キーボードの認識がおかしく、記号の位置がおかしい、「"」を打つと「@」になる。他のキーは英語配列になっている。英語101のキーボードなので、英語101に設定したはずだがおかしい。
  3. USB WiFiも念のため、シャットダウンしてから挿入したが、これは、電源onのままでもよかったかもしれない。SSIDブロードキャストをoffにしているとつながらない。GUIメニューではなく、設定ファイルを変えればつながるかも知れない。
  4. コマンドの起動が非常に遅く、ブラウザ(Midori)に文字を入れるときも、ときどき反応が非常に鈍くなる。慌てずに、反応がなければ待つ。CPUが非力なのと、DRAMが少ないためだと思う。tabletやPCの積もりでいると、ちょっとがっかり。やはり700MHzのARM11にメモリ512MBでは、1080pのディスプレイは荷が重いのだろう。
  5. プログラミング環境はかなり揃っている
    1. スクリプトは、Perl, Python, awk, bashなど
    2. コンパイラは、gcc, g++
  6. ログインすると出るRoot画面にDebian Referenceとしてマニュアルがある。英語で、管理の仕方から、unixの使い方の基本、プログラミングなど詳細に書かれている。
  7. 左下のメニューにある。Accessoryの中のRoot Terminalを開ければ、管理者であるrootになれて、いろいろ設定を変えることが出来る。
  8. HDMIを繋がないで電源をいれると、単独モードで立ち上がるらしく、マウスもキーボードも認識されない。netにつながっていればtelnetやsshで入れるのかもしれないが、そうでないと、強制電源断しかないかもしれない。これをやったら、つぎにroot filesystemがマウントできず、デバッグ画面でキーボード入力も受け付けなくなった。どうしようもないので、電源を強制断して、再度同じ状態。もう一度やったら、無事にrebootした。/ (ルートファイルシステム)をfsck(チェック)しようとしたら、mountされているのでできないとのこと。/boot は別partitionなので、ここに/sbinやら/binからdf, mount, umount, fsckをコピーして、/をumountしようとしてもdevice busyでumountできなかった。多分、リブート時にfsckしているのだろうが、/var/messageをみても、fsckの文字はなかった。ちょっと不安である。
  9. /etc/kbd/remap を編集するとキーボードのマップを変えられるらしいが、ググルとdebianのこの機能はバグっているというような情報もある。
以下動作状況と解説)
ウィンドウのバックグラウンドが、Raspberry Piのシンボルマーク。結構かわいい

HubやWiFiをUSBにホットプラグすると、XのGUI画面から、このような認識画面に切り替わる

今回の環境、プラスチックの箱は高かったが、基盤むき出しは危険なので購入した。ver2はUSBが2 portあるが、一つはUSB型の無線Lan dongleを付けるので、もう一方に4 portのUSB2 Hubをつなぎ、それ経由で、USBマウスとUSB キーボード(101配列)を取り付けた。電源は5V 750mAのものをmicroUSB経由で給電。画面はHDMIでHDTVに接続。GUI画面での解像度は、1360 x 768ピクセル。Linuxは16GBのSDHCカードに書き込み、Root file Systemを16GB一杯に拡大。(この書き換えは立ち上げ時のメニューから自動で行えるが、結構時間がかかる。)

大体、amazon.comではケースが高かった。ただし、ケースもコネクタ向けにちゃんと穴が空いていないものがあり、若干評判が悪いものもある。
USB HubとWiFiドングルと、keyboard


メニューには、いろいろなプログラミングツールが見える。起動するとloginなしでuserに入り、Rootになるwindowも立ち上げられる。

結局、SSIDブロードキャストをonにして、WiFiにつながり、ブラウザ(Midori)から、googleをアクセスしている様子

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