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本ブログのアクセス統計: 60万アクセスを達成しました。ご訪問ありがとうございました。

60万アクセスまでの経過

2009年12月に始めた本blog。2011年7月ごろに10万アクセスを達成し、2011年12月13日には15万アクセスを達成。
その後、私も更新しておらず、アクセスは少し減りましたが、3月1日には18万アクセス。2012/4/18に20万アクセス、2012/8/21に25万アクセス、2013/1/18に30万アクセス、2013/12/17に40万アクセスを達成しました。しばらく見ていなかったら、2015/5/1に50万2584アクセスになっていました。またまた、しばらく更新しないうちに、2017/6/11に60万7197アクセスになっていました。2018/7/7 .. おお七夕 .. には63万0656アクセスになっていました。久しぶりに更新しました。
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2012年9月23日日曜日

悪いパワポの例

以下は、ある人が、おちゃらけで作った提案書作成の練習用のパワポ(パワーポイント資料)のようです。

http://portal.nifty.com/2010/02/21/b/ 「ペリーがパワポで提案書をもってきたら。」

日本の会社に多いパワポの特徴がでています。こういう提案書では欧米では見向きもされません。一枚だけ引用してコメントをすると。


  1. シナジーというのが何をさすのか分からない。いわゆるバスワード(詳しくは次節)
  2. ペリーの趣味など提案には関係無い。「つかみ」でいれるなら、もっと興味を引くものにすべき。ないしは、ペリーの家族や友達の写真をいれて、「ペリーって、こんなに人気があるのですよとか。。」
  3. 艦隊の推移のグラフは、何なのか。。乗員が多いことは艦隊が大きくなって強くなったということ。だから、何なのか、結論がない。
  4. 関係ない3つのことが、一つのシートに入っていて、主張が見えない。主張は1枚1つにすべき。
  5. タイトルは、「弊管体のご紹介」だが、中身をみれば、艦隊の紹介らしいことはわかる。それでは意味がない。このスライドで紹介したいテーマを一言でタイトルに持ってくるべきである。つまり、「強力なペリー艦隊があなたの政権を守ります」でしょう。。となると、このページの項目1,2は全く意味が無いものになります。
  6. タイトルにへりくだる意味があるのか。良く、日本で、xx会社殿とかyy会社様とか書いているが、会社名を敬語で呼ぶのと同じ空虚さを感じる。(そういうプレゼンに限って、相手に対して有用な提案がなかったり、聞き手が分かりやすいようにというような、本来あるべき配慮がされていないことが多い。)
つまり、以下のようなこと。
  1. ペリーの趣味・年齢・好きな色など、提案には関係がないものが入っている。
  2. バズワード ( http://bit.ly/R9Hktm )だらけで内容がない。
  3. 具体的な提案がない。
  4. 効果の説明が無い。
  5. 他との比較とか、アンケート等でのみ優位性を示している
  6. スライドに流れる主張点がないので、聞き手は、何を言いたいのかわからなくなる
これがおかしいことが分からない時点で失格という、踏み絵になります。実際、米国企業に勤めた方によれば、「こんなスライドを見せたら、1枚目をみただけで、もういいから帰れとなる。そういう例を何度も見たことがある。」とのことですし、私も、昨年こういう提案をシリコンバレーの一流企業に持って行った中間管理職が、門前払いされた例を見ています。門前払いされたとも気づかず何度も、コンタクトしてもらおうと、ストーカのようにつきまとっていたようです。

ただし、日本の方によると、「この手のスライドがないと、逆に門前払いされることもある。」らしく、日本の会社のトップには、この手のスライドの受けがよいというか、結構ガラパゴス状態なのかもしれないです。

Stanford大のProf. John Ousterhoutのプレゼン資料に対する考え方は、以下に書きました。こちらのほうがもっともだと思いませんか。。プレゼンというのは、とことんまで、聞き手に対する配慮の塊であるべきなのでしょう。

2011年12月31日土曜日:本当の教育者、本当のプロとは


欧米では、家庭で配慮の仕方、コミュニケーションのとり方をしつけとして学びます。以下に書きました。ですが、どうも日本ではそれが不足しています。だとすると、高校大学で教育するしかないと思います。

2012年9月9日日曜日:日本人からみた米国人風の勘違い



こんな例も)
通常、そういう提案になれているので、米国の企業が良いプレゼンを作って説明すると、ころっとだまされるようです。そうして、使い物にならない技術(正確に言うと、その企業はもう捨てようとしていて売り込む技術)に高い金を払った例をいくつか知っています。
あわれな日本企業は、使い物にならないのが分かった後、こう言うのですね。「自分達で検討するための、黒船としてお金をはらったのだ。無駄にはなっていない。。」

そういう反省で終わりにしているから、状況が改善しないのです。。

某日本企業では)
提案書は、wordとか、文書で書くものです。そうしないと、緻密な説明ができません。

この背景には、適切な長さの説明文が書けない・読めないという問題があるように思います。それはとんでもない業務の非効率を招きます。ポイントは2つ。

  1. 完結した文で考えないので、論理が完結しないで、抜けている。たとえば、結果で終わりで、原因解析や対策、その効果まで至らない。
  2. 読めないので、関係者全員に、いちいち説明に行かないとならない上に、忘れられると、何度でも説明に行くことになります。
以下に書きました。

2012年5月28日月曜日:長文が読み書きできないのは致命的



ところが、某日本企業では、資料をどんどんパワポ化しています。会議資料のみならず、提案も、顧客説明も。
挙げ句の果てには、「説明はビジュアルであるべきだ」とか言い出す始末で、何でも2軸のグラフにまとめよとか通達が出たりしました。

さすがにこれはまずいということで、最近は、提案書は文書でとなったようです。

2011年11月18日金曜日

進んだアメリカの電子環境

日本は規制・規制でいろいろ遅れているが、アメリカはどんどん進んでいく。詳細は、後ほど追記するが、まずはいくつかリンクを掲載する。TPPでこのへんが自由化され、日本もそろそろIT技術に関して開国してほしい。
  1. Facebook: http://www.facebook.com/
  2. Google+: https://plus.google.com/  (Facebook対抗-機能としてはこちらの方が上かも、急速にユーザが増えている)
  3. Twiiter) http://twitter.com/ (たとえば、検索窓で、「人身事故」といれると、事故情報が、どこよりも早く入手できる。電車の車内放送よりもずっと早い。草の根情報の底力である。)
  4. Ustream) http://www.ustream.tv/ (個人が、スマホから放送している。これも草の根情報力)
  5. Netflix) https://www.netflix.com/ (internetで、月$7.99で、映画/TVを視聴)
  6. liveshare) http://www.liveshare.com/ 写真共有。写真をまとめてDrag & Dropでアップロードでき、メルアドを入れるだけで、招待メッセージが送られるので、Picasaやonline storageよりも便利。

日本は著作権法改訂でDVDのリッピングソフトの配布を禁止した)
いまどき、DVDを持ち運んでビデオを見る人がどれだけいるだろうか。mp4などにリッピングして、スマホやタブレットで見るのでは無かろうか。自動車だって、リッピングしてUSBやHDDに入れておけば便利。Appleは、imovieとかApple TVとかで、こういう電子データを配布している。

日本人は潔癖症なので、やれ、DRM(ディジタル著作権管理)とこだわるが、iTunes, iPodの時を思い起こすと良い。日本が音楽データのDRMにこだわっていたときに、Appleは、CDのリッピングソフトiTunesを無料で配った。リッピングされた音楽データは、mp3やAACでなんの著作権保護もされずにハードディスクに保管されている。さらにCDのIDから、レーベルやら歌手情報、題名などが自動的にinternetからひいてこられて、さらに無料サイトではiTunesにリンクした歌詞情報も公開されている。CDを持ち運ぶ必要が全く無くなる。

消費者は利便性や価値に金を払うので、金をはらっても良いなという便利なシステムを開発することこそが大事であり、時代にそぐわなくなったものは、淘汰されるべきなのである。そうでないと、グローバル競争の時代に、勝ち残ることは出来ない。

DRMでデータが保護されていなくても、一般ユーザは悪用しない。そういうノウハウをもっていないし、そもそも流通が簡略され値段が安いので、正規に入手する。Winnyなどを利用して不正に配布する行為があったときに、摘発すれば十分なのである。

iPodは、インターフェースも画期的だったが、こういう背景もあり、爆発的に普及したと思う。

今のやり方だと、DVD産業も海外に全部持って行かれる。
若いミュージシャンはDVDが売れないYouTubeに載る時代だということを認識して、ノベルティグッズを配ったり別な対策を考え始めている。考え方が古いのは、政府と古い産業であって、著作者は全く提供した価値の見返りを、享受できていない。

圧倒的に貧弱な日本の文化)
著作権は、技術で守るものではもちろんないし、大量の不正配布行為がある場合以外には法で守るのも難しい。文化で守るべきなのである。著作者に正当な価値を与えないと、良い著作物を作ってもらえないし、良い著作者は育たない。

最近YouTubeに上がった個人所有のTV画像などが急速に消されている。以下に書いた。


2011年12月1日木曜日: どんどん消されるYouTube, 著作権法はこれでいいのか?


ファンの嘆きが聞こえてくる。かといって、そういう貴重な画像を保存するという努力が他でされているわけではない。TV局がたまに、あまり視聴率のとれない再放送で使う程度であろう。単に文化の損失だと思う。だれに利益があるのだろうか。そもそも、NHKは視聴料で番組製作費を回収しているし、TV局も当初の放送の広告費で制作費を回収しているはずであろう。あとは、ロングテールのファンがちまちま見る分には、文化の育成だと、太っ腹にみてあげることが、なぜできないのだろうか。政府や法律家も既得権益を守るよりも、文化をいくせいすることの重要性に、そろそろ気づくべきである。

腕の良いオーケストラが生活できなくて、絵描きが食べられない日本。日本の画期的な芸術家はいつも海外に出て評価されてから再輸入される。浮世絵にしても、明治維新で輸出陶器の梱包材にして捨てられて、海外の芸術商が評価して、初めて評価されている。第二次大戦後大量に海外流出した日本刀もしかり。京都や奈良の遺産だって、敵国のアメリカの配慮で戦火を免れている。なんとも情けない。

料理人にしてもしかり。音楽家は、必ず海外に留学する。ここに、圧倒的に貧弱な日本の文化に対する考え方が見え隠れする。

電子出版) 
本は、印税という形で、売れた価格の一部が著作者の収益として入る。
  1. アメリカの印税は50% - ただし、再版法がないので、売れない本は書店に並ばない
  2. Amazon.comが提示する印税は25% - ロングテール(広くて薄い顧客層) まで売れるので、アメリカの著作者にはこれでも価値があるのでは
  3. 日本の印税は、たった10%。なのに、著作権者は、amazon.comの電子ブックに反対している
日本の出版業界も著作者と協力して本を作り出す価値を生み出しているが、書籍離れでどんどんつぶれている。
あまり価値を生み出していない、流通網ばかりが利益を享受して、書籍離れをすすめているのである。これも、古い産業構造の既得権益を政府が守る構造にこそ問題がある。

日本にも進んだサイトはある)
日本にも、kakaku.com, Gree, DeNAなど進んだサイトはある。特に、kakaku.comは、世界に通用するように思う。

kakaku.com: http://kakaku.com/
DeNA: http://dena.jp/

また、自炊のbookscanもすばらしいが、これも著作権者や既得権益から圧力がかかっているようである。既得権益の抵抗で電子ブック化が進まないのが根本問題。アメリカなど、電子ブック化が進んでいるので、MacbookAirだけを運べば、膨大な大学の電子ブックがどこでもタダで読める。
本の保存場所がない日本でこそ、電子ブック化すべきである。

Bookscanの事業の大躍進) http://gigazine.net/news/20101124_bookscan_inside/

情報こそ、技術の根源なのに、日本は、京速コンピュータとか、あいかわらず、古い産業とハコに膨大な金を投入している。政治家と法律家の頭が固すぎて、国際競争の時代に、そぐわないのである。以下にコメントした。
2011年11月14日月曜日:  次の技術に投資しないと、じり貧になる - スパコンとiPS細胞への投資の差
まねきTVも最高裁で違憲判決がでた。最高裁自体は、法を的確に解釈しただけだし、基本的に国民の信託によって立法した法を正当に解釈するのは妥当とも思えるが、このinternetの時代に、放送権というもの時代時代錯誤な法制だろう。議員の頭が固い以上は、司法が柔軟に考えても良いと思う。以下のサイトには、Googleなどに対抗する日本の検索エンジンが全滅した問題にも触れられている。これは、政治が悪いだけではなく、法制を変えていく努力をしない、企業の姿勢にも問題があると思う。
http://agora-web.jp/archives/1257144.html

いまこそ、TPP参加によって、古い考えの既得権益を一掃すべきであろう。