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本ブログのアクセス統計: 60万アクセスを達成しました。ご訪問ありがとうございました。

60万アクセスまでの経過

2009年12月に始めた本blog。2011年7月ごろに10万アクセスを達成し、2011年12月13日には15万アクセスを達成。
その後、私も更新しておらず、アクセスは少し減りましたが、3月1日には18万アクセス。2012/4/18に20万アクセス、2012/8/21に25万アクセス、2013/1/18に30万アクセス、2013/12/17に40万アクセスを達成しました。しばらく見ていなかったら、2015/5/1に50万2584アクセスになっていました。またまた、しばらく更新しないうちに、2017/6/11に60万7197アクセスになっていました。2018/7/7 .. おお七夕 .. には63万0656アクセスになっていました。久しぶりに更新しました。
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2015年9月13日日曜日

羽田空港の変遷

2013/04/22 の記事で「Googleマップの航空写真モードで「40年以上昔の日本」を見れるサービスに驚愕!」 http://plus.appgiga.jp/masatolan/2013/04/22/45338/ というものがあった。

国土地理院が提供しているサービスらしく、実際のリンクは既に変わっていて、
http://user.numazu-ct.ac.jp/~tsato/webmap/map/gmap.html?data=history
になっていた。(2015/9/12現在)

そこで、羽田空港の航空写真をかき集めてみた。なかなか面白いので、時代順に紹介したい。写真はすべて上が北。

wikipedia: https://ja.wikipedia.org/wiki/東京国際空港
より、地図。
現在の羽田空港 (北が上)


1947年


1963年 当時のA滑走路の横にあるのはターミナルではなく、多分、ここは駐機場で、飛行機を駐め、タラップで降りて、バスで移動していたのでなかろうか。
1975年 滑走路の拡張が始まっている。この時点で、A滑走路は1963年のものの横に新しく長いものが作られ、移動しつつある。B滑走路も延伸している。

1980年 埋め立てが始まっている
 1985年 埋め立てが進んでいる

1990年 現在のA滑走路が見え始めている


2015年 昔のA滑走路と平行だった滑走路の名残(残りは、現、国際線ターミナルビルの下になっている)が左上にある。昔から同じ位置にあるのは、B滑走路のみということになる。

2015年9月の最新のGoogle Map (C滑走路の写真下方向への延伸工事が行われている)

2012年12月10日月曜日

XHose: 画期的なホース (おまけ: FacebookとGoogleの差)

http://bit.ly/TRuVK2 に日本語でも紹介がある。これを米国のTV Shopping で、放映している。下の写真にある、19.95ドルのホースは、長さ25フィート=7.5mである。たしかにこのボリューム感は普通のホース2m分くらいであろう。そもそも、こんなに小さくは巻けないのだが。。


まさにアイディア商品である。以下に、解析したい。

軽い、よじれない。水圧で3倍に伸び、水を抜くとあっというまに縮む。
値段は19.95ドル+送料6ドル程度で高くはない。
http://amzn.to/YQXRZI のようにamazon.comにも取り扱いがある。50feet=15m 29.96ドルの方が使い勝手が良さそうである。すでに模倣品が沢山でてくる。商魂たくましい。

XHOSEの特徴)
以下の通り。
  1. 軽い
  2. よじれない (Never Kinkと英語で言っている)
  3. 収納時は長さが1/3になり、収納が楽
  4. 値段も安い
  5. 丈夫で長持ち
堅いホースを、収納時にリールにまいたり、よじれをとるのは面倒である。

アイディアのポイント)
 http://bit.ly/TRwS97 が、この米国の会社Homepage (英語)。
上記URLを叩くと、自動的にビデオが再生される。水道栓をひねると、「うにょうにょ」ホースが延びていって、水をとめると、「うにょうにょ」と魔法のように縮んでいく。

このHomepageをみても、よくできている。欲しい情報が最初のページにまとまっているのである。「一事が万事」イノベーションをおこせる社風なのか、権限があるところに非常に能力が高い人がいるのだろう。

アイディアのポイントは、先に引用した写真の下の絵にあるように、「ホースを水圧に耐えるように堅く強くする」のではなくて、「風船みたいにして、水圧で膨らませて延ばして、収納時にはたるんでいる丈夫な外側の皮で水圧を支える。」まさに、「逆転の発想」
丈夫にしないので、当然以下の様な効果が得られる。
  1. やわらかくなりよじれない
  2. 軽い
  3. 値段は逆に下がる
  4. 収縮するので収納が楽
「ホースは水圧に耐えるもの」という既存概念をもって、改良していったのでは、絶対にこういう発想には至れない。ここが、イノベーションをおこせるか、改良技術に留まるかの決定的な差だと思う。

普通のホースよりも丈夫で長持ちとコマーシャルでは言っていた。

製造元)
発売元のDAP http://www.dap.com/about_dap.aspx というのは、http://www.dap.com/contact.aspx にあるように、米国東海岸メリーランド州ボルチモア  http://bit.ly/SITzNO を本拠とする米国の会社。
コーキングとか、コルクとかシーリング材の会社である。大きな会社ではないのかもしれないが、別にベンチャーじゃなくても画期的な製品は作れるということである。

議論を発展させた)

2012年12月10日月曜日:  日本の産業の進む道


に、まとめてみた。

Google)
このブログを入れたら、blogのコマーシャルにXHOSEが表示されるようになった。googleのコンテンツ連動検索(個人毎に表示される広告は異なる)の底力を感じる。

Facebookの株価低迷には、こういう収益源がみえないところがある。違いをまとめると。

  1. Googleのやり方は、検索連動なので、自然に欲しいモノが見えるのでジャマにならない。
    一方、お気楽なチャットするSNSに広告が入ると、SPAMや迷惑に感じる。Facebookは、この広告内容の選別、広告量のコントロールがうまくいっていない。アプリを入れると、ウィルスのように友達のwallに伝染していくやり方も、不気味なので嫌割れ始めている。
    過去投稿の検索すらできないFacebookでは、インフラが整わないままに、10億ユーザにふくれあがってしまったところが、敗因だと思う。ハッカー文化ともてはやしてきたが、ビジネスとしてのビジョンを持った人間が幹部にいなかったのかもしれない。
  2. テレビコマーシャルも同じ。押しつけだと、広告は飛ばす。なので、ショートコントのように見て楽しいものにしている。これは、日本のテレビ制作陣はとてもレベルが高い。

2012年11月5日月曜日

ソフトバンクのSprint買収を深読みしてみた

日経新聞 http://s.nikkei.com/SH5EUe に、ソフトバンクの米スプリント買収の記事が出ている。この買収で、ソフトバンクは、201億ドル(約1兆5,709億円)を出資する。
1年以上、静かに様子を見てきた孫。スプリントは1年で市場予想を上回る600万台のiPhoneを販売した。「これなら行ける」。iPhone販売のノウハウを知る孫は勝機を見る。
とあるが、そんなことで、3位のスプリントが1位  2位に勝てると思っているのだろうか。ショッピングモールにいっても、スプリントの売り場は閑散としていることが多い。

実は、米国のニュースでは、この買収は、ほとんど話題に上っていないのだが。。

これまでの日本どの記事も、ソフトバンクが米国携帯キャリア3位のスプリントを買収する目的や勝算について全く触れていない。そこで、これについて解析してみたい。

以下、私の全くの想像なので、それに期待してソフトバンクの株を買って損をしても、全く責任は持ちません。あしからず。

タイムマシン商法)
孫さんのタイムマシン商法は、進んだ米国で実績のあるものを、日本に輸入して安全に儲ける手法だったはず。ところが、今度は、進んだ日本のLTEで米国sprintを...と言い出している。

携帯技術では、日本が進んでいるのか??
  1. 米国では、verizonがドコモと同時期からLTEを導入しているので、LTE(米国では4G, 本来は3.9G)では、日本が進んでいるわけではない
  2. また、日本も米国もわずかなヘビーユーザが通信帯域を占有しているので、米国では、Sprint以外は定額制も断念して、半従量制に進んでいる
  3. テザリングなどのサービスはずっと以前からやっている
  4. 米国の携帯の通話料は、以前から日本より遙かに安い  (以下に書いた通り、携帯間の通話はキャリアに関係なく基本料金に含まれており、固定電話や海外通話も驚くほど安く、海外ローミングも非常に安い)

    2011年3月26日土曜日: verizonとAT&TのiPhone4を比較した (米国の携帯通話料は驚くほど安い!!)

実は他に狙いがあるのでは)
今、携帯業界には新たな風が吹こうとしている。

ソフトウェア・デファインド・ラジオ (SDR)である。さらに、これとCloudつまりGoogleのようなデータセンターでのデータ処理を組み合わせて、基地局でのbaseband処理を、データセンターでやると、様々な可能性が出てくる。ただし、SDR は、一般には、ソフトウェアで定義された通信部品を使った通信の実現をさす。http://bit.ly/Uuc1Ie に紹介がある。
以下では、クラウドベースの基地局を指してつかう。

http://www.cloudbasestation.org に学会 (権威あるGlobecom 2012) の案内(英語)があるように、米Alcatel-Lucent、中国Huawai 、中国 China mobile等が興味をもってすすめている。ここには日米のキャリアは一つも入っていない。

また、http://bit.ly/SIrMO0 に、Alcatel-Lucentによる解説記事(英語)もある。このLight-Radio (下の図では、Centralized BBU) というのが、ここで私がクラウドベースのSDNと定義しているものである。


クラウドベースのSDRとは)
  1. アンテナは、Digital信号をRF(無線電波)に変換するだけの簡単なもの
  2. Digital信号の処理(いわゆる(ディジタル)ベースバンド処理と呼ばれる信号処理 - 詳細は後述)は、データセンターの豊富なCPUパワーを使い、データセンターのCPU上のソフトウェアが行う
  3. 方式が変わっても対応可能。すなわち、WiFi, 2G(PDC, GSM), 3G(WCDMA, CDMA 1X) , 3.9G (LTEないしは Xi), 4G, WiMax などの処理の差は、データセンター側のプログラムで吸収
  4. 従来専用装置でやっていた、ハンドオーバ(基地局切り替え)の処理も、データセンターのソフトでやれる
  5. データセンターのCPUパワーとメモリ量は膨大にあり、計算能力は十分であるうえに、全てのアンテナの処理を集めてやるので、処理量の変動が均一化され、処理能力が有効活用できる
  6. これをすすめれば、複数キャリアが同じアンテナを共有することも可能
  7. 日本でも米国でも、どこのキャリアも知っている公知の手法
  8. CPUが高性能化したので、計算性能は十分。通信路も十分に早いし、途中の通信データの汎用圧縮技術も良いものが出てきている
  9. SDNは、Googleが昔からやりたがっており、学会でも沢山発表している
  10. アンテナなどの装置が軽くなるので、新興国などの展開に有利に思える
  11. ソフトの開発が必要
  12. アンテナへのDigital データの交通整理は、Openflowという安い通信スイッチを用いて、これも、データセンターの集中制御で効率良く行う
つまり、3,4,5,6あたりを総合すると、需要にあわせて、アンテナを有効活用できるわけである。Aキャリアの3Gに繋ぐユーザが増えたエリアではアンテナはその電波をだし、Bキャリアの4Gが増えてこれば今度は同じアンテナでBキャリアの4Gを出す。と、設備の有効利用ができるようになる。また、5Gが出てきても、アンテナ設備を変えなくても済むし。あるアンテナが壊れたら他のアンテナで代用したり、設備の有効活用ができる。

http://bit.ly/SIso6k にある、Samplify Systemsでは、アンテナまでの伝送用の信号圧縮技術を開発提供している。

ソフトバンクの狙い??)
ということで、このクラウドベースのSDNに乗り出すのではなかろうか。。そのためには、データセンターとソフトウェア技術を持つ相手と組む必要ある。まさに、それはGoogleではなかろうか。

Steve Jobsが生きていると、iPhoneやiPadと対立する、無償OSであるAndroidを開発しているGoogleと組むことはJobsの怒りを買って、iPhoneなどApple製品が扱えなくなるかもしれない。が、今はJobsがいない。なので、Googleと組むチャンスと踏んだのではなかろうか。

さらに、日本では規制が強すぎるし、大きなデータセンターもなく、ソフトに強い会社がいなくてやりにくい。

そこで、Sprintを買収して、昔からキャリアに乗り出したがっていたGoogleと組んで、この技術を開発する。VerizonやAT&Tが手をこまねいているうちに。。既存インフラが強い企業は、むしろやりにくいので、米国キャリア3位のSprintのほうが動きやすい。

その技術を今度は日本に持ち込んで、進んだ技術で、NTTとAUと戦う。また、上記8のように新興国展開も可能。

と、ここまで戦略があれば、1兆円払っても元が取れると思う。
そういう狙いであったときの課題は、黒字がでるようになるまで、ソフトバンクの体力が持つかであろう。

SDR用のソフト開発とGoogleのデータセンターの借用は、さほど費用は掛からないと思う。むしろ、Androidを開発したGoogleの目的は、データセンターの先にある端末の支配で有り、その先には、その間をつなぐキャリアを手中に収めることも計画している(現に、2007年にSan Franciscoに無料WiFiを作ろうとして失敗している。http://bit.ly/SHdehL ) はずなので、手弁当で無料でやってくれる可能性すらある。

装置メーカの仕事ではないのか?)
もちろん、装置メーカも提案していると思うし、それが本筋。ただし、従来とはいくつか違ってきている。
  1. Google, Facebook, Amazon等は、自前主義である
  2. 運用ノウハウが重要であり、仕様だけでは片付かない。したがって、キャリアと密着した開発が必要
  3. サーバ部品もコモディティ化しており、ボードは台湾、CPUはインテルになってきており、メーカの差異化要因は、低電力を踏まえた筐体やシステム設計とか、ソフトウェアに移ってきつつある
  4. クラウド時代の運用ノウハウは、クラウドを持っていないとメーカには乏しい
と、従来メーカの強みだったものが、Google,Facebookなどに存在する格好になりつつある

自前主義)
ボードを台湾等から調達し、CPUは数が必要なのでIntelから直接調達して、コストダウンを書けている。

また、サーバという形で設計するのではなく、何万台もサーバがあるデータセンターを一つの筐体として設計することで、コスト・メンテナンス性・電力消費を最適化している。

FacebookがOregon州のPreinville に作った新データセンタ( http://wp.me/pwo1E-3zV がに日本語の紹介記事であり、ビデオもある。)では、PUI 1.07という恐るべき低消費電力を達成している。(PUI=データセンター全体の消費電力 ÷ IT機器の消費電力)つまり、送電、照明、冷却のロスがゼロになると小さくなり、1が最小という値である。

また、Facebookは、2年ほどまえから、Open Compute Projectを推進している。自前のサーバ設計を無料で公開して、みなで、サーバを共用することで、自分達が使うサーバの価格を下げようとしているようである。
かれらにとって、サーバは単なる基盤であり、これで儲けるよりも、安くて高性能で低電力であるほうが魅力なのであろう。

これは、IBM,HP,NetAppや日本のサーバメーカにとって脅威なのではなかろうか。IBMはすでにSIを本業に移行しているから影響が少ないかもしれないが。

課題)
冒頭の記事には、
「米国では国家安全保障上の懸念から、ソフトバンクが中国・華為技術(ファーウェイ)の通信機器を使っていることを問題視する声も出始めた。孫は一つ一つに具体的な解決策を示さなければならない。」ともあった。Hauwaiは、SDRの一つの機器になる安いOpenflow switchを提供しようとしている。こちらはネットワークをソフトウェアでコントロールするので、SDN (Software Defined Network)と呼ばれている。が、それも、経路選択を中央コントローラからストラテジックに制御できるのでSDRと整合性が良く、重要な部品となりうる。OpenflowはStanford大のProf. Nick McKeown. らが開発した技術であり、http://www.openflow.org/wp/learnmore/ などが本家サイトである。http://www.sophia-it.com/content/OpenFlow に簡単な説明がある。日本では、NECが黎明期からやっており先端の技術を持っている。

ただし、これにつかうOpenflow スイッチは、台湾からでも、日本の企業からでも調達は可能であろうし、それ自体にはインテリジェンスがなく、インテリジェンスと情報は、Data centerなどに置かれる制御ソフトの中にあることを説得できれば、この問題は解決する。

ディジタルベースバンド処理)
無線に詳しい方が、無線用語と違うため混乱したようなので、この業界の用語と、携帯電話やWiFiの仕組みを解説しておく。

ディジタルベースバンドLSIのシェア)
http://bit.ly/Ucx4o3 に、端末向けのディジタルベースバンドチップに関して、2010年の世界シェアがあり、Qualcommが世界ーである。ルネサスエレが、その技術を2010年にNokiaから買収して、どこまで食い込んだのかは不明である。

概要)
以下。http://www.qiaj.jp/pages/frame20/docs/handbook-lte.pdf の図1と表3を引用する。
信号処理は、ディジタルベースバンド部で全て行い。アナログの回路では、ヘテロダイン wiki: http://bit.ly/SIoSZF をかけて、無線周波数にあげ、パワーアンプで増幅し、フィルタをかける。表3にあるように、RFに入れるまえの信号は、せいぜい20MHzなので、ディジタル的には余裕で処理が出来るし、2GHzを越える昨今のCPUでも処理が可能である。
図1. 4G (LTE)の端末基地局の回路構成
表3. ベースバンド信号部の信号帯域と変調方式(LTEとWiMax)

ただし、送っているデータ速度がLTEで下りの最大が328Mbps, 上り86Mbpsなので、アンテナとの間には、この和を越える伝送帯域は必要になる。もっとも、ベースバンド部をアンテナの上においても、同じ伝送帯域が必要になるので、高速無線方式の本質的な課題である。

さらにはシャノンの定理 http://bit.ly/SIul2E があるので、帯域は余計に必要になるのが、無線の高速化の本質的な問題である。限りある電波帯域を有効活用するには、WiFiのような短距離無線や有線通信を多用したほうがよい。今後、マイクロセル化が進むであろう。するとアンテナコストを下げ、ベースバンド処理を効率化するために、SDN化が進むであろう。

まぎらわしいところ)
肝心の信号フォーマットはすべてディジタル部で生成しており、ある意味、ここは、もともとDSPなど信号処理プロセッサやディジタル回路がやっているので、すでにソフトウェア無線になっているといえばそのとおりである。が、SDRという呼び方では、これを基地局のアンテナにある専用装置では無く、より汎用性の高いCPUのソフトウェア、さらにすすめて、汎用的な圧縮を簡単にかけてData Centerにもってきて、Googleなど巨大なデータセンターで処理することで、多方式に容易に対応できるようにすることをさすようである。

ディジタルベースバンドの回路例)
 以下、W-CDMA (ドコモ、AT&Tなどの方式)のディジタルベースバンド部の構成ブロック図を  http://www.apmc-mwe.org/mwe2007/pdf/TL05-02.pdf から掲載しておく。通信方式に依存して、非常に複雑な処理をしており、ここが通信方式の本質であることがわかる。基地局では、このディジタルベースバンド部で、複数のユーザの信号の重ね合わせ、(受信部では分離)を行うようである。そもそも、3Gで使われているCDMA(Code Division Multiple Access)  では、ユーザ毎に貸与した拡散パターンを重ね合わせないと復調できないので、RF部では、ユーザの分離はできない。

ディジタルRF)
 RFの処理をディジタル回路で行うことで、広帯域化、電力制御による低電力化などを達成する、ディジタルRFという技術もある。

Intel とかZigbyでやっている。
Intelに関して、PCwatch http://bit.ly/UcwKWu に解説があるので、写真を引用しておく。

従来のディジタル(緑の部分)とアナログRF(青い部分)の切り分け

ディジタルRFでは、よりディジタル部が増える。つまりアナログ部を簡単にして、汎用性を高めやすい

2012年7月14日土曜日

待望のiOS版のGoogle Chromeがでた。

米国のApple storeだけなのかもしれないが、とうとう待望のiOS版Google Chromeがリリースされた。もちろん無料。

ファイルサイズは23MB。iPhone4とiPad2にインストールした。(オブジェクトは共通)
これは、良い。早速、Safariをクビにした。(以下写真)

Safariをクビにして、Chromeを置いた

パソコンとブックマークが共有できる。デフォルトでは  ブックマーク > モバイルのブックマークになっているので、そこをタッチして切り替えれば良い。
ブックマークのみならず。パソコン(Mac のChrome)で見ている、タブも転送されている。これは強力。

iPad2はこんな感じ

Androidで対抗してきたGoogleを恨んでなのか、iCloud化戦略なのか... Google Calendarとの同期すらできなくした Steve Jobsだが、彼が去って、ChromeがiOSにやってきたのは、ユーザとしては嬉しい誤算である。

2012年4月29日日曜日

Googleの自動走行車


2012年4月29日日曜日:Asahi Web Ronzaの注目記事3本など。

にこの活動の母体であるGoogle Xを掲載したが、特にGoogleの自動走行車について、コメントしておきたい。

googleの自動走行車のプレゼンには、夢がある。技術がある。プレゼンが上手い。
 http://bit.ly/IkVjJp
以下に埋め込んだのでクリックしてご覧いただきたい。日本語字幕つきである。





プレゼンテクニック)

彼、Sebastian Thrunは、グランドチャレンジでStanford大の自動走行車の開発をリードし、成功させた人物で、StanfordのPhDを持っている。http://bit.ly/Ie1EUy  
でも、そんなことは一言もいわず、「まだ、この技術は開発中なので、中間報告ですが」とGoogleの自動走行車を紹介している。彼にとって、肩書きや過去の実績はどうでもよく、今有る技術の可能性が重要なのだと思う。だから4分という時間に必要なことが詰まっている。

つまり

  1. 何を実現したいか
  2. これまではどうだったか
  3. 今どこまで完成しているか
  4. 完成度のデモ
     公道を22万キロも走っているが、だれも自動運転と気づいていない。
     ひととすれ違い、クネクネのロンバートストリートを下り(笑をとる)
  5. これによって実現される、事故のない、時間のロスのない、エネルギーのロスのない未来の紹介

となっており、ムダがないのである。自分の経歴とか、会社の紹介など入る余地がないのである。日本で類似のプレゼンがあるとどうなるのか考えていただきたい。

  1. 会社の紹介
  2. 自分の輝かしい経歴
  3. すばらしい完成度を実現する要素技術の紹介
  4. 売り上げの予測
となってしまったら、同じモノでも色あせて見えてしまう。


日本の企業や研究機関でこういうプレゼンをやれるところはどこかあっただろうか。Intel IDFでの幹部のプレゼンも上手でした。IDFは、http://intel.ly/IdZx3b にビデオがある。是非ご覧ください。会社幹部にはこう言う能力は必須だと思う。

受賞歴)
  かれは、39歳で the National Academy of Engineering に選ばれ、2011に、Max-Planck-Research Award、 the inaugural AAAI Ed Feigenbaum Prize. the fifth most creative person in business in the world.にも選ばれている。

そろそろ死にそうな年寄ばかりに与える賞と、ノーベル賞をとったら慌てて与える賞ばかりの日本とはエライ違いである。
若者イジメばかりしていないで、優秀な若者をもっともっと引き立てて、目指す目標を作らないと、だれも頑張らなくなる。