Absinthe (アブサン : リキュールの名: http://bit.ly/wxqa1o ) というツールである。
Chronic Dev Teamは、以前も脱獄ツールをリリースしているので信頼できそう。
やはり大御所は、Dev Teamであり安定している。ここのPwnage toolも良いが、とりあえずiPad2を脱獄してみた。
再三のコメントで恐縮だが、近々iOSも5.1に上がると思われるので、iOS5.0.1のSHSHをTinyUmbrellaで待避しておいた方が良いと思う。
こちらにvideoと、Macを母艦とした脱獄が)
http://www.engadget.com/2012/01/20/absinthe-a5-jailbreak-released-for-iphone-4s-hacker-dream-team/
こちらにはwindowsを母艦としたツールが)
http://www.engadget.com/2012/01/21/untethered-jailbreak-iphone-4s-ipad-2-windows/
以下に日本語での紹介がある)
http://jailbreakers.info/
また、本家ともいわれる、iPhone-Dev Teamにもこの脱獄の話が掲載されている。
http://blog.iphone-dev.org/
A5チップを使った iPad2,iPhone4Sなどのデバイスが3日間で、935,232台も脱獄されたとある。これは脱獄してCydia(非公式アプリのマーケット)にアクセスすると、自動的に、iOSダウングレードのためのSHSHをCydiaは保存してくれる。SHSHは端末固有のIDなので、その数をカウントしたのであろう。SHSHについては以下。
2011年5月21日土曜日: TinyUmbrellaの紹介とiOS4.3.3のSHSHが保存できない課題
iPad2 - iOS5.0.1 の脱獄に成功)
http://bit.ly/xTKIwM にあるやり方で、iOS5.0.1のiPad2の脱獄に成功したので、紹介する。母艦はMac OS-X Lionである。
脱獄後に導入した非公式アプリ)
- SB Setting
- http://bit.ly/zZzTha にもいくつか非公式アプリの紹介がある。
うまく導入できなかった非公式アプリ)
- 5row qwerty keyboard for iPad ($2.99 の有料) は、iOS4.2, iOS4.3しかサポートされていない。installを試しても、却下される。本当はコレが一番欲しいのだが。。
- emacs http://hitoriblog.com/?p=4019 これは、ctrl, escを入力しないとならないので、外部キーボードがないと使えない。また、standaloneでの日本語入力にも難あり。MacのSSHからわざわざ使えても意味が無い
- mobile terminal : 入れてみたが起動で画面がでた瞬間に終了する
- 音声認識Siriから設定を操作する脱獄アプリもある模様。http://bit.ly/zZzTha
電源再投入も問題なし)
脱獄後に電源を切って再投入しても脱獄していることを確認した。ちなみに、
脱獄の手順)
Green Poisonのサイトはこちら、windows, Macのツールがある)http://www.greenpois0n.com/脱獄後に電源を切って再投入しても脱獄していることを確認した。ちなみに、
- 電源再投入ないしはリブートをしても脱獄しているのが、紐付きでない完全脱獄(untethered Jailbreak)
- リブートすると、非脱獄状態に戻るのが、不完全脱獄 (semi-tethered)
- 脱獄自体をアプリや、ブラウザから特定サイトへのアクセスを使ってやるもの。たとえば、JailbreakMeは後者のやり方で脱獄するので、ユーザ空間Jailbreakはこれに属するのではないかと思う。試しても居ないし、調査もしていないので、間違っていたら指摘願いたい。
- 母艦につながないと、リブート出来ないのが、紐付き(tethered)
脱獄の手順)
いつも有益な脱獄情報を提供してくれる老舗「をぢの日記」http://bit.ly/zmwdAS に、上記サイトの抄訳がある。このページも久々の更新である。
改造ファームウェアをiTunesでインストール(転送)しなおすPwnageと違い、脱獄後、映画や音楽などのデータが全部消えない。
紐付きで無い完全脱獄なので、iOSを書き換えているはず。昔、iOS3.1の時代にGeorge Hotzという高校生ハッカーが開発したbrackra1nという完全脱獄ツールがあった。これは、USBをつないだときにできる穴(脆弱性, exploit)を利用してiOSを書き換えていた。
データの全転送にしては、ちょっと高速すぎる気がするが、Restoreという画面も出るので、ブロックで転送しているのかも知れない。
いずれにしろ、脱獄ツールがデータ転送まで全部面倒を見てくれる。この点では、DFUモードに入れたり、iTunesを起動したりする老舗Dev TeamのPwnageツールよりも、かなりお手軽。Pwnageのやり方は以下のようなもの。
2011年4月25日月曜日: Pwnage 4.3.2でiPhone4 iOS4.3.2の紐付きでない脱獄に成功Mac用のアブサンは、http://cache.greenpois0n.com/dl/absinthe-mac-0.1.2-2.zip からダウンロードできる。これも上記の説明のとおり。
なにかアブサンのiconは怪しげだが気にしないことにする |
iPadをつないで、上記アブサンをクリックすると脱獄が始まる |
バックアップをするとあり、結構時間がかかった |
iPad2にはこんな画面が表示される |
しばらくしてデータを送り始める |
ほぼ終わり |
USBケーブルをつなぎっぱなしにしておくと、またアブサンの最初の処理が始まろうとするので、×でウインドウをクローズ。
最後に、茶色のCydiaアイコンが追加された。これが脱獄成功の証 |
Cyciaをクリック - 最強のDeveloperで。ここでWiFiからデータ取得し、Spring boardがrestart (respring) |
脱獄アプリマーケットであるCydiaサイトにいけた |
SB settingをインストールしてみた |
SB settingのインストール時にこんな画面が。100,000人目のビジターだとのこと。2度目に訪問してもこれがでる。ますます怪しい。 |
一応クリックしてみると、賞金やらがもらえるとある。が、ボランティアでやっている脱獄団体が、賞品やら賞金を配るのも不気味。額も大きい。なので、無視することにした。うまい話には裏がある。と思う。
ありがたや、Green Poisonさん。わずかですが、http://www.greenpois0n.com/ のDonateのアイコンからPayPalでDonateしておきました。良い(?)著作物は文化で守りましょう!!!
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