こういうことがあるから、海外旅行すると楽しいです。団体旅行だとテレビをみるのとかわらず、文化に触れるチャンスが少ないので、自分ひとりで、あてもなく、ぶらっと旅をされることをお勧めます。かなりの人が、そのおもしろさに気づくと思います。
2011年11月3日木曜日: アメリカから見た日本のステレオタイプ
にも書きました。
Power Ranger Samurai)
日本人駐在員の子供達がみて大爆笑している、ゴレンジャーもどきで米国制作のPower Ranger Samurai
ところが、詳しい方の情報では、日本のオリジナル版が、書道とか、邦楽とか、歌舞伎とか武士道とかの日本古来的要素を取り入れた戦隊ものだとか。ガラケーで文字を書くのも、顔に漢字が張り付くのも、日本オリジナル版からそうらしく、「侍戦隊シンケンジャー」というシリーズ。実写部分だけアメリカ俳優で取り直して、合体メカ戦闘シーンは使い回しだとのこと。オリジナルから、米国っぽい、大作りさを、あえて演出しているようです。
が、米国撮影のシーンは明らかにおかしい。
魚を食べていれば日本だということで、バサバサになるまで火を通した魚を、おかずだけで食事にしていたり。日本だと、ご飯と味噌汁はつけるでしょう、だとか。。
掛け軸が庭に掛かっていたり。日本建築が妙だったり。
間違い探しのようで、子供達は楽しんで見ている。
録画して、冒頭のクレジットを見ると、
Team Spirit という回では。
Witten by
Billy Rueben & James W. Bates
Japanese Episode written by
Yasuko Kobayashi
Additional Material Directed by
Akihiro Noguchi & Koichi Sakamoto
Directed by
Janathan Brough
とあるので、日本のシナリオを元に米国で手を入れているようです。どこまで変わっているのかは知りませんが。
YouTube埋め込みなので、クリックすれば閲覧できます。
顔に「火」という文字があってかっこわるいとか、出てくる武道場も何かヘン。。。。
なぜか、火、水、木、土の中に天と光が入っています。
風林火山とか、天地人とか、月火水木金土とかが普通に思うのですが。。どうも画数が多い「金」とか、角張っている「月」は嫌いだと見えます。子供達は、光が、米にしかみえない、かっこわるいといっています。
でも、日本文化がなんとなく取り込まれているし、日本がかっこいいということになっているのでしょう。日本が真似ている米国や英語も、元々の側からみるとこんな感じで、ちょっとヘンなのでしょう。
動きが鈍重)
なにより、敵はアジア人がやっているみたいで動きが俊敏なのですが、味方がどう見ても鈍重。
高校などでも白人は相当鈍いみたい。走るのは遅いし、ドッジボールは前しか見ていないので、簡単にやっつけれるといっていました。日本人でサッカーが上手な子は、後ろ向きに走っても、白人の全力疾走に勝てるといっていたとか。
もちろん、ブレークダンスで分かるように黒人の運動神経は半端じゃないので、彼らには歯が立たないと思います。
ただし、人種差別時代の反省から、米国では、人種性別で能力差があることを言うのは、不適切発言とされているので、決して公然とは発言されないようにご注意を。
「Go Go Samurai」といってガラケーで変身する場面
敵のロボットがレゴで作ったおもちゃレベルで大変ダサイ。合体するときに「合」の文字、画数が少ない文字ばかりでかっこわるい。背中に張り付く補強兵器が、ばかでかく明らかに動きにくい。(車もパソコンも)大きければ良いという、米国的価値観が流れているような。
似たようなのに、「極度乾燥しなさい」というイギリス発の衣料ブランドもある。
2011年11月26日土曜日: Black Fridayの高級モールの様子
に書いた。とにかく、異国の文化には、なんとなくあこがれるのだろう。
それは国際交流の一歩であるから、悪いことではない。ほほえましく思って、見ている。
それは国際交流の一歩であるから、悪いことではない。ほほえましく思って、見ている。