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60万アクセスまでの経過

2009年12月に始めた本blog。2011年7月ごろに10万アクセスを達成し、2011年12月13日には15万アクセスを達成。
その後、私も更新しておらず、アクセスは少し減りましたが、3月1日には18万アクセス。2012/4/18に20万アクセス、2012/8/21に25万アクセス、2013/1/18に30万アクセス、2013/12/17に40万アクセスを達成しました。しばらく見ていなかったら、2015/5/1に50万2584アクセスになっていました。またまた、しばらく更新しないうちに、2017/6/11に60万7197アクセスになっていました。2018/7/7 .. おお七夕 .. には63万0656アクセスになっていました。久しぶりに更新しました。
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2012年1月15日日曜日

男と女の違い

性差のことを米国で発言するのはタブーとされている。人種差別、性差別の過去の反省であろう。実際には、このどちらも存在するように思う。もちろん個人差もあるが、全般的な差は存在しそうに思う。

差別されている女性が進出する最初は、女性も男性と同じということで進出していかないとならない。これが、性差、人種差をタブー視する理由であろう。
が、もっと社会が成熟してくれば、差があれば、その特徴を生かすように工夫すべきでは無かろうか。

少なくとも女性の方がコミュニケーションに敏感であるようなら、むしろ女性をマネージャや幹部に登用した方がうまくいくであろう。マネージャや会社幹部の一番重要な仕事は、人間関係の管理であり、コミュニケーション能力が一番大事だからである。
もちろん個人差も踏まえた、適所適材であるべきには違いない。

Stanford大では、GoogleやAppleが女性のエンジニアを指定して求人していたりする。女性ならではの才能が欲しいのであろう。

少なくとも今の社会は、男性が男性の為に作った社会であり、世界の多数を占める唯一信教の白人達が都合の良いように作った社会でもあろう。

History = His +storyといわれる。男性の支配者が都合のよいように作ったのが歴史である。
多様な文化がある以上、それで都合が良いわけがない。システムを作り直す必要があると思う。

怒る女性は)
違いがあるというと怒る女性もいる。同じ能力を持つんだと。。でも、そういう方は、やっぱりいろいろなところが男性的である。女性的な感性の人だと、そもそも、そういうときに、ムキにはならない。和を重んじるから、「そういうこともあるのかねぇ。。」となるように思う。女性で、性差について腹が立つ方がいたら、どれだけ、自分の特性が、男性側の特性に当てはまるか考えていただきたい。男性的な特性が支配的なのかもしれない。

いずれにしろ、いろいろな方がおり、いろいろな強みがあればよく、男性的な女性も、女性的な女性も、自分の特性を生かして社会に貢献すればよいのだと思う。

違いを認めるのこそが成熟した社会であろう。

レディファーストについて)
欧米では、レディファーストと言われる。そもそも欧米人は男性と女性の体格差が大きく、男性が特に大きいから、かばってあげる習慣があるのかもしれない。飛行機の高いところの荷物入れに荷物を入れたり出したりするとき、外人たちは、見ず知らずの女性や老人に変わり手伝うのをよく見かける。

東京では、大きなおなかの妊婦さんが大きな荷物を持っていても、小さな乳飲み子をベビーカーにつれた女性が電車に乗り込むとき難渋していても、全く知らぬ顔の人が多い用に思う。差が無いなら平等で勝手にやればよいが、差があるなら、弱気者を強き者が助けても良いように思う。

それはともかく、欧米にいて、エレベータや入り口で女性を押しのけて入っていったりするのは、非常にマナーが悪い。ドアをあけて、「さあどうぞ」とやるのが普通である。
知らないでいるとつまらない低評価を受けかねない。

性差について)
よく言われるのは、
  1. 女性は会話や感情で行動する、男性はロジックで行動する
  2. 女性は複数同時にやれるが、男性は同時に1つのことしかできない
  3. 女性はぱっと見で全体が見えるが、男性は順番にしかみられない
  4. 女性は、ファッション関連が好きだが、男性は交通機関とか家電が好き
  5. 女性は集団行動を望むが、男性は単独行動を好む。この結果、女性はコミュニケーションに対して大変敏感である
  6. 女性は運転や地図をみるのが下手、方向音痴も多い、男性は自分の子供が泣いていても気がつかない
  7. 男性はウンチクが好きだが、女性は嫌い
  8. 日本女性は海外でモテモテだが、日本男性はモテナイ。どうも一般的に男性は異質なものを好むが、女性は好まないらしい
こういう違いを探求していくと、有名な宇宙物理学者の発言:


「車椅子の物理学者ホーキング博士、宇宙最大の謎は「女性」」
ということになるのだろう。
当然、女性側からは、宇宙最大の謎は「男性」だと思っているのだろう。もちろん、男性でも女性的な人など、個人差はある。男でも文系の方がロジックを立てないのかもしれない。

女性は子供を育て、男性は狩りをするとともに、戦いをして優秀な遺伝子を選ぶ。この進化の過程で生まれてきた性差かもしれない。

また、男性が右脳的、女性が左脳的とも言われる。この結果5の空間認識の違いと言語能力の違いがでてくるのだろう。以下: http://www.sugar.or.jp/brain/02.shtml

ここにある、腕組みの実験では、私は、右脳型とでた。直感で、いろいろblogを書いているしと、納得。。

また http://www.d6.dion.ne.jp/~hiudent/brain1.html には、女性は、左右の脳を結び、言語をつかさどる脳梁が発達しており、男性よりも20%ほど大きいともある。

もちろん大きければいいというわけでもなく、しわの数もあまり関係無さそうである。

著名人の脳の重さ: http://brain3.seesaa.net/article/109101230.html
アインシュタインの脳は軽い。

脳のシワや大きさ・重さの違いは「知能」ではなく「能力」: http://bit.ly/AcpA0j

決して女性や男性を馬鹿にしていたり、差別を助長するつもりではなく、お互いの違いを良く理解すれることで、お互い気持ちよくなれるように、コミュニケーションできるのではなかろうかと思う次第である。
差がないと思ってすれ違うよりも、差があるかも知れないと思うことで、すれ違いが避けれるならばそれにこしたことはない。

1について)
ショッピング等で、女性が、男性に、「これどう思う。」、と聞くときは、何か会話をしてもらいたいのであって、答えは求めていない。だから、「どっちでもいいよ」とか「私は専門家ではないのでわからない」とか答えると、女性の顰蹙を買うことになる。親身になって、「そうだねぇ、こっちのほうがいいと思うよ」とやらないとならない。
ところが、女性は元々気持ちが決まっていて会話の為に聞いただけのこともある。なので、結局違う方を選んだりする。さらには、「あなたのセンスはねぇ。」とか言われたりする。これは男性にとっては、「だったら聞くなよ(怒)」とか、「なんで〜〜。答えが決まっているなら聞くなよ。。」ということになる。

何かの約束でもそうである、奥さんが忙しそうにしているときに、「大変だねぇ。手伝うよ」ということが大事なのであって、実際に手伝うかどうかはどうでもよいことが多い。約束ではなく、言葉というか気持ちが重要らしい。出来ない約束だからと気にすることはない。

一方、男社会では、口先だけで中身がない人間は嫌われる。ここも違う。
ま、そういう男社会であるから、かわいい女性の「さしすせそ」などという手口にころっとやられるのかもしれない。こういうことをいう女性は女性の間では、絶対に嫌われるらしい。

かわいい女性のさしすせそ: http://blogs.yahoo.co.jp/nonnbiriya1977/49226809.html
これを書いた女性も、「たった5行タイプしただけで いつになく疲れてきた & 気持ち悪くなってきた..」と言っている。

「お金持ちになったら、ポルシェが欲しいよね。」といわれたら、男性は、「でも、あなたの運転技術じゃポルシェは使いこなせないよ」とか、答えそうだがそういってはダメ。
どうせ実現しないのだから、「うん。お金持ちになったら、買ってあげるよ」と言えば丸く収まる。

とにかく、本心から思っていようが思っていなかろうが、奥さんに、「いつもいつも大変だねぇ。」と声を掛けることが、夫婦円満のコツのようである。決して、会話につきあわされるのが時間の無駄とか思ってはならない。会話することと、思いやりのこころ自体が重要なのである。

一般論であるが、男性は乗り物や機械に興味を持ち、女性はファッションに興味がある。ブランド店にいくと、奥さんや彼女が延々と買い物をしていて、男性がつまらなそうな顔で付き添っているのは、世界中どこでも目にする光景である。

3について)
驚いたのは、女性は冷蔵庫の中をぱっと見ただけでモノが見つかる。ところが、男性は、順番に探さないと分からない。ということ。身近な男性と女性にも確認されたらどうであろうか。

4について)
blogや2chを炎上させているのは、たいてい男性のように思う。会社の幹部もそうだが、コミュニケーションが苦手な男達は不用意な発言が多いように思う。
発言は一度言ってしまったら撤回できない。相手に深い傷を残し、挽回は大変な苦労がかかることになる。MailやSNSだと文面に残るのでそれが顕著である。こころして掛かった方がよい。

微妙なことは絶対に面と向かって話す。これは西洋人も心がけているようである。が、あうんの呼吸になれている日本人はかえって鈍感なように思う。

女性社会)
一方で、女性は、和を非常に重視する。昔、会社で女子校出身の社員が、車2台でスキー旅行に行くときに、「あの人を誘ったら、あの人を誘わないとならない。」と、誘いまくって、車が全然足らなくなったことがあった。仲間はずれになることを嫌うので、自分が誘う側になると、仲間はずれを作らないように努力するのであろう。ただし、これはかなり個人の性格に依存する。

米国の高校で、ESL (外人向けの英語教師)をやっている方に聞いたこんな話もある。高校の行事で、女の子を集めて模擬ファッションショーをやる。すると、イランとかアフガニスタンとか、女性が抑圧された社会から来ている女の子はいがみ合いが激しいとのこと。楽屋で、「あんたの衣装は全然にあわない」とか、「あんたはブスだ」とか言い合うらしい。白人の女の子は、怖がって近づかないらしい。
日本社会も女の子の間で、仲間はずれを恐れるのは、女性が抑圧されているからかもしれない。

ただし、米国で、こんな話もある。小学校か中学校でインド人の女の子が、成績が良く出来て、クラス代表に選ばれたらしい。すると、ネタミで、他の子から、嫌がらせをされ、精神的に参って、不登校になってしまったとのこと。嫌がらせをしたのはどう子供たちかは知らないが、女性社会ならではの問題かもしれない。

日本では、仕事が忙しすぎることも有り、男性の子育てへの貢献は少ない。週末は、ご主人だけあそびに行ってしまったりする。
米国では、会社には朝早くからきて、16:00には早々に切り上げたりして平日も家庭に貢献するし、そもそも専業主婦は少なく共働きである。週末も、奥さんを置いて、子供をご主人がつれて、レストランに来たりする家庭もよく見かける。

仲間はずれを嫌う女性に子育てを任せていれば、大人もそういう文化がつく。「空気を読んだり」「変わり者をみとめない」日本の文化はそうやって形成されるのだろう。もちろん、気を遣うという点では、良い面も継承されるのを忘れてはならない。

5について)
YouTubeはめ込みなので、クリックすれば見られる。全部女性の運転だとのこと。男側から見た差別的な題材ではある。こういう番組が作られるのも、制作側が差別的なのであろう。が、堅いことは言わないで、まずは面白い映像だと楽しんでもらいたい。

外国の制作なので、女性の運転が下手というのは、日本人の日本女性に対する偏見ではないらしい。

ただ、よく考えると、車のシステムが男性向けに作られているためかもしれない。もともと、交通機関には興味のない人は、男性でも女性でもあまり運転が上手ではないのかも知れない。
いずれにしろ、不得意な人が運転しなくて済むように、得意な人がサポートするとか。車の作りやシステムの作りを女性にも合ったようにかえていかなければ不都合だと思う。

よく運転試験場の教官が言うのは、女性は、ウィンカーを逆向きに出したり、バックのときハンドルを逆に切るというのである。体の向きに関係なく、右に回せば右に動くのだが、顔の正面と一緒に右が回るので、反対になるのかもしれない。
地図をくるくるまわさないと、地図が読めない人も同じだと思う、座標を空間に固定するということが苦手なのかもしれない。方向音痴の人は、行きに通った道を帰って来れない。これも、空間に固定した地図で道順を追っていれば別に難しくないだろうが、言語で覚えようとすると、覚えにくそうである。

ただし、日本と米国という文化の違いもある、米国人はどうも地図を使わずに、言語で道順を話すのが好きなようである。webにあるホテルやレク施設などの案内も地図ではなく、言語での道案内になっていて地図すらないことが多い。知人にgoogle mapへのリンクを送ったときも、道順を言語で説明してくれといわれた。
米国のとあるショッピングモールにいったところ、看板に地図が、建物の向きと全然違う向きにおかれていた。地図にでている店と、地図の中の店を照合して、頭の中で地図を回転しないと、どこに何があるのか分からない。地図ではなく、言葉で行き先を指定する国ならでは。。と思った。その地図をみていた米国人たちが、「これ地図が反対向きについているんじゃないの。。」と、不満を述べていた。

また、別な案内は、その地図が指しているのがどこなのか全く分からないもの。そのショッピングモールの中には、同じ名前のデパートが3つ存在し、そのうち1つのデパートを突き抜けて反対側にでると、その店があるということを、Information deskにいって初めて知った。。日本ではこんな不手際はありえない。




6について)
4とも関係があるが、男は一つのことに熱中する。たとえば、家庭をほおっておいて、仕事に熱中したりと。
女性は生活のバランスを取る。子育て、仕事、家事などなど。
その差が不満を生み、夫婦関係の不協和音を生む原因の一つかもしれない。男性も家庭に貢献すべきである。

これは、家庭というのが社会の縮図であることもあり、社会に対する接し方を学ぶ、コミュニケーションの仕方を学ぶという意味でも価値がある。
米国ビジネスマンの方が、コミュニケーションに長けているのは、家庭、学校などへの男性の参加があるのも関係していると思う。

8について)
以下のような絵はがきがビーチの売店で売られていた。グラマーな白人お姉さんたちの絵はがきに混じって、唯一の東洋人の絵はがきとして。



米国では、このような顔の日本人がもてるらしい。米国に留学した日本人の方も口々にいっていた。一重まぶた、低い鼻、丸い顔。さらには、ストレートな黒髪。パーマなんて、米国人の普通のカーリーヘアーである。

日本で流行る顔は、所詮、白人の顔。白人の国では、東洋の顔がもてるということだろう。

日本女性は、米国では大人気。が、日本男性は人気がない。これは別の国の外人でも同じらしい。どうも女性はあまり異形のものは好まない。男性は異形のものを好むということかも。

米国から見た日本のステレオタイプ = TV番組編

日本の常識は、世界の非常識だったり、西洋の常識は日本の非常識だったり、まだまだ、文化の相互交流が必要に思います。

こういうことがあるから、海外旅行すると楽しいです。団体旅行だとテレビをみるのとかわらず、文化に触れるチャンスが少ないので、自分ひとりで、あてもなく、ぶらっと旅をされることをお勧めます。かなりの人が、そのおもしろさに気づくと思います。

2011年11月3日木曜日:  アメリカから見た日本のステレオタイプ


にも書きました。

Power Ranger Samurai)
日本人駐在員の子供達がみて大爆笑している、ゴレンジャーもどきで米国制作のPower Ranger Samurai

ところが、詳しい方の情報では、日本のオリジナル版が、書道とか、邦楽とか、歌舞伎とか武士道とかの日本古来的要素を取り入れた戦隊ものだとか。ガラケーで文字を書くのも、顔に漢字が張り付くのも、日本オリジナル版からそうらしく、「侍戦隊シンケンジャー」というシリーズ。実写部分だけアメリカ俳優で取り直して、合体メカ戦闘シーンは使い回しだとのこと。オリジナルから、米国っぽい、大作りさを、あえて演出しているようです。

が、米国撮影のシーンは明らかにおかしい。
魚を食べていれば日本だということで、バサバサになるまで火を通した魚を、おかずだけで食事にしていたり。日本だと、ご飯と味噌汁はつけるでしょう、だとか。。
掛け軸が庭に掛かっていたり。日本建築が妙だったり。

間違い探しのようで、子供達は楽しんで見ている。

録画して、冒頭のクレジットを見ると、
   Team Spirit という回では。
  Witten by
      Billy Rueben & James W. Bates
  Japanese Episode written by
      Yasuko Kobayashi
  Additional Material Directed by
      Akihiro Noguchi & Koichi Sakamoto
  Directed by
      Janathan Brough

とあるので、日本のシナリオを元に米国で手を入れているようです。どこまで変わっているのかは知りませんが。

YouTube埋め込みなので、クリックすれば閲覧できます。

顔に「火」という文字があってかっこわるいとか、出てくる武道場も何かヘン。。。。
なぜか、火、水、木、土の中に天と光が入っています。
風林火山とか、天地人とか、月火水木金土とかが普通に思うのですが。。どうも画数が多い「金」とか、角張っている「月」は嫌いだと見えます。子供達は、光が、米にしかみえない、かっこわるいといっています。

でも、日本文化がなんとなく取り込まれているし、日本がかっこいいということになっているのでしょう。日本が真似ている米国や英語も、元々の側からみるとこんな感じで、ちょっとヘンなのでしょう。

動きが鈍重)
なにより、敵はアジア人がやっているみたいで動きが俊敏なのですが、味方がどう見ても鈍重。

高校などでも白人は相当鈍いみたい。走るのは遅いし、ドッジボールは前しか見ていないので、簡単にやっつけれるといっていました。日本人でサッカーが上手な子は、後ろ向きに走っても、白人の全力疾走に勝てるといっていたとか。
もちろん、ブレークダンスで分かるように黒人の運動神経は半端じゃないので、彼らには歯が立たないと思います。

ただし、人種差別時代の反省から、米国では、人種性別で能力差があることを言うのは、不適切発言とされているので、決して公然とは発言されないようにご注意を。

「Go Go Samurai」といってガラケーで変身する場面


敵のロボットがレゴで作ったおもちゃレベルで大変ダサイ。合体するときに「合」の文字、画数が少ない文字ばかりでかっこわるい。背中に張り付く補強兵器が、ばかでかく明らかに動きにくい。(車もパソコンも)大きければ良いという、米国的価値観が流れているような。

似たようなのに、「極度乾燥しなさい」というイギリス発の衣料ブランドもある。

2011年11月26日土曜日: Black Fridayの高級モールの様子


に書いた。とにかく、異国の文化には、なんとなくあこがれるのだろう。

それは国際交流の一歩であるから、悪いことではない。ほほえましく思って、見ている。


2011年11月26日土曜日

日本を日本たらしめていること

日本は、農耕民族とか島国とかで簡単にはくくりきれない、かなり特殊な事情があると思っている。
そもそも、狩猟民族などアフリカぐらいであり、世界中の主流は農耕民族で、一部遊牧民族がいる程度である。
また、イギリスや台湾も島国である。


日本と欧米の文化は、ほとんど正反対である。以下の冒頭に列挙した。

2011年11月23日水曜日: 大変優れた日本のサービス、日米の違いの整理



なぜ、こういう違いが生まれてくるのか考えてみた。


まずは列挙する)
  1. 権威がモノをいう
  2. 革命が起きていない
  3. 封建制度が農民を土地に縛り付けたムラ社会が残っている
    これは女性蔑視も関係していると思う。(2011/12/3追記)
  4. 自然を愛する細やかな感性
1と2は深く関係がある。天皇という権威を使って継続的に統治を維持してきているために革命が起きていない。

権威がモノをいう)
  1. 紀元前からつづく天皇統治というシステムは、世界でも希では無かろうか
  2. 学者も、政治家も、医者も、法律家も、企業トップも権威という仮想的なものにより、庶民の上に君臨する。権威とは、ケースバイケースでは判断しない。絶対的な正しさのようなものである。最近、巨人軍のお家騒動での老害や、多額の横領事件を聞くが、これも、権威あるものには逆らえない、刷り込みがあるからなのではなかろうか。この点画期的なのは、ホンダのシステムである。Tech-onに出ていたので、別途記事を書きたい。リンクは以下である。http://techon.nikkeibp.co.jp/article/FEATURE/20111115/201618/
  3. 実質ではなく、所属や地位や名前がモノを言う
    - 日本の会社が米国に売り込みに来ると、会社の社長、売り上げ、製品系列とか、そんなものばかり話す。そして、何をやりたいか話さないことが多く、唖然とするらしい。聞きたいのは、1) どういうビジネスをしたいか。2) だから、お互いのどう言う技術を組み合わせたいので、組もうという話をしにきたのか。であり、社長の名前とか、売り上げとか、製品系列は全く関係無いのである。
  4. 仲間内で失敗を隠蔽する
    1. 手術の失敗による死を隠したりする
良い側面もある。
  1. 先生を大事にする。先生を敬うこと無くして、教育は成立しない。(最近は、モンスターペアレントの出現で、これが崩れつつあるのが嘆かわしい)
  2. 医者を敬い。無駄な医療訴訟天国を避ける。これには、繊細で気配りがあって、先回りして手を打つという、日本の美意識も関係していると思う。いずれにしろ訴訟というコストのかかる手段を使わず同じ効果が得られるかぎり、日本のシステムは優れている
革命がおきていない)
為政者が変わっても、下層の行政システムは従来のまま引き継ぐことが多かったようである。
革命が起きていないことが、日本が、歴史や文化を大事にしない理由だと思う。歴史や文化を踏みにじられることがなかったので、文化を守る必要を感じていない。本当は第2次世界大戦後の米軍進駐で踏みにじられているのだが。


日本人の温和な国民性も革命がないところに起因しているのかもしれない。

ムラ社会が残っている)
ムラの特徴は、以下のようなモノだと思う。
  1. 土地を守る、移動しない
  2. 変わることを拒む
  3. 異端児を排除する
  4. 差別により不満解消をする - いわゆる部落問題など
  5. 偉い人におまかせする - 昔ならお代官様、庄屋様である。今なら農協?
1の移動しないが、2-5のすべての根源だと思う。


移動の順にならべると
米国                - 遊牧民  - 欧州 -  中国  - 日本
開拓者精神                                                先祖の土地を守る


となるだろうか。
がおそらくは、移動しないは古くからの文化ではない。そもそも人類はアフリカで生まれ、移動によって広まってきた。日本人もルーツは、朝鮮半島、北海道経由、南方といろいろなところから移動してきていると思うし、大和朝廷も移動しつつ支配を広めていった。


ところが、封建制度を安定させるために、豊臣秀吉が検地をやって農民を土地にしばりつけ、士農工商で職業の自由を奪った。徳川政権もそれを踏襲した。ここで、ムラ社会の基礎ができたと思う。ムラ社会は農耕やら島国とは関係の薄い、多分に、人為的なものだと思う。ムラでは、部落を作り差別し見下し、不満を発散させた。国民に不平等への不満があるかぎり、部落という鬱憤のはけ口を完全に消すのは難しいかも知れない。


2011/12/3追記) 女性蔑視も関係しているように思う。女性は子供の教育に大きな責任を負うので、特に影響が大きいと思う。以下に書いた。

2011年12月3日土曜日: 米国の最大の美徳 = 議論に対する素直さ, 女性抑圧のない社会



狩猟文化とは)
冒頭に述べた狩猟文化だが、実は実際に狩猟をするとかではなくて、「戦う」ということに示されているように思う。欧米は革命によって成立してきており、戦わないと権利が勝ち取れない。が、日本はそうではなく規律を守り、運用で回避する、ないしは妥協点を見つけるという傾向がある。「君子危うきに近寄らず」という傾向がある。


欧米の戦う文化を狩猟文化と呼び、妥協してよしとするのを農耕文化と呼ぶのであろう。


2011/2/6注) これは最近もっと面白い学説がある。欧米も日本も農耕文化なので民主主義とのんびりしたことをいっている。対して、中国、ロシアは遊牧民と戦わなければならないので、徳のあるリーダの独裁主義になったということである。最近の橋下徹現象は、中国化だと言っている。大変面白い。


http://on.fb.me/w3yAAz に東大 石塚教授の解説がある。


が、それでも米国には戦いが残っている。
iPhoneやiPadの脱獄でも、今は、米国ミレニアム著作権法で合法になったが、それまでは、アングラにしか活動できていない。米国の活動化たちが、違法を顧みず立ち向かって、権利を勝ち取ったのである。実は、今でもかなりグレーな部分はある。たとえば、AT&Tが4GB/月の契約でしか提供していない、tetheringを脱獄により2GB/月の契約で使えるようにしたり。Softbankが1日1,400円もチャージする海外ローミングを、一ヶ月100MB 19ドル。通話は1分10セントの海外Prepaid SIMで使えるようにSIMをunlockすることなどである。自由に使う権利を行使するといえばそうだが、契約違反といえばそれまでであり、グレーな部分は残る。


AppleとSamsungがスマホ、tabletを巡り骨肉の争いを繰り広げているのも、狩猟的である。


LinuxなどのOpen sourceでも、特許侵害の危険などで、日本のメーカはずっと後ろ向きだったのだが、米国の有志が努力してそれを解決してくれた。今は、それに日本のメーカが相乗りして、「システムは、Open Mission Criticalだ」なんていっているわけである。肝心なところを、いつも人に頼っているので、ときどき、米国が怒り出すのだと思う。


これについては、以下の後半に、リファレンスも引用して具体的に書いた。
2011年12月4日日曜日:脱獄してやっていいことと悪いこと - 既得権益との戦い
文化はどうやって形成されるか)
地域の特性は人種では無く文化で形成される)
同じと思われる人種でもかなり違う。以下に例をあげる


中華人民共和国                   台湾
自分勝手でマナーが悪い      マナーが良く、親切


米国の黒人                         アフリカの黒人
過激で暴力的                      おとなしい人種もいる


サウジアラビア                   イラン
自己主張がきわめて強い      日本的で和を重んじる


祭りも文化を継承する手段)
よく、浜っこは漁をするから荒い、山の子はおとなしいという。
が、それも怪しい。


同じ浜でも静岡市民(旧清水には三保の松原という浜がある)は、おとなしいが、
浜松市民はかなり荒い。
これは、若い徳川家康が、荒っぽい三河武士を浜松につれてきたからとも言われる。


確かに、車の運転が荒いナンバーのところには、荒い祭りがある。どうも、祭りが文化の継承に一役買っているようである。


浜松 - 浜松祭り
河内 - だんじり祭り 岸和田市


運転との関係は知らないが、ほかにも荒い祭りとしては、
諏訪のご神木、東京 神田祭り
などがある。そのエリアの人間も荒いのだろうか。


味に対する感性の違い)
米国にもカップヌードルがあるが、旨くない。鰹や昆布だしが入っていないのである。


中国人は豚の臭さが好きであるが、鰹や昆布のうまみはあまり入れない。日本人だと、よほどの豚骨好きでも、あの豚臭さはなかなかなじまない人が多いと思う。昔、知人に、料理のヘルパーをやってもらったことがある。中国人なのだが、アサリの味噌汁を作ってくれた。ショウガをいれて、アサリの臭みを消していた。日本人なら、アサリの臭いはうまみなので、消さないであろう。


昔いた会社で、お好み焼きを振る舞ったことがある。良いにおいにつられて、インド人や白人がやってくる。でも、一口食べて「interesting!」といって、もう食べない。デンプンの味と、隠し味にいれた、鰹節などがあわないのだろう。


米国のケーキは、死ぬほど甘い。砂糖がじゃりじゃりしているのが多い。チョコレートも旨くない。これも味に対する感性の違いであろう。和菓子は、油脂が入っていない性なのか、味がしないというそうである。
ところが同じような、おかしでも、フランスだと旨い。


米国の保育園では、オートミールというものを食べさせる。激マズである。その後、ファーストフード漬けなので、舌がおかしくなるのだと思う。


昔、南フランスで食べた、ムール貝のクリーム煮が絶品だった。生煮えぎりぎりで、火の通し方が旨いのである。イギリスで同じメニューを食べたが、ひどい物だった。味付けもひどかったが、火を通しすぎなのである。


もちろん共通な部分もある、米国でも、中華料理とか、フランス料理とか、イタリヤ料理のうまい店は、やっぱりうまい。混雑している。


自然を愛する細やかな感性)
よく、日本には四季があるという。しかし、年中常春のカリフォルニアでも広葉樹はそこそこ綺麗に紅葉する。その写真を以下に示す。そのへんの普通の街中の風景である。



先に書いたように、感性は文化で継承されるのだと思う。アメリカ人がこの紅葉を美しいと思う感性と、日本人のそれとは違うのであろう。


レストランのメニューでも値段の安さと量が第一というアメリカ人と、味と飾り付けの美しさ歯触りなどを総合的に判断する日本人では感性が違ってきて当然である。


この味に対する感性の違いにより、日本料理は料理に一手間も二手間もかける。対して、フランス料理以外の欧米の料理法は、焼くだけ煮るだけと、かなり単純なものが多い。米国の料理番組で、複雑な調理法は見たことがない。


日本を日本らしくにしているのは、ほんのちょっとのことを美しいと感じる感性であって、それは文化ではぐくまれているのだと思う。もちろん気候や食べ物、職業、政治支配構造など様々な要因が長い時間を掛けて影響しているだろうが、直接的には、文化として継承されているものの影響が大きいと思う。

細やかな感性が、空気を読むことにつながり、几帳面な国民性を生んだのかもしれない。そう考えると、日本の文化を、もっと いとおしんで大事にしたくなる。


良いところは輸入されず、悪いところばかりマネして、日本の美徳が失われつつあるように感じる。以下に書いた。リンクをクリックすると、そのblogへ飛ぶ。
2011年10月15日土曜日: 思考停止していませんか? 日本の美徳を失う舶来崇拝?
関西と関東の違い)
関西で落とした物を拾ってもらうと、ついでに、
「もうちょっと、ええもん落としといてもらわんと。」と言われるらしい。
それに対して、「ほんな、ええもんが、落ちてますかいな」
「そりゃそりゃな。あっはっは」となるらしい。
言葉の遊びであって、セットフレーズらしい。
「あほかいな」「あほちゃいまんねん。パーでんねん」と一緒であろう。


関西のほうが、気持ちに余裕があるということだろうか。学会でも、笑いからはじめて、落ちをいれないとならないらしい。


まじめな東京人には分からない。きりきり煮詰まっていても良いことは無い。


クリエイティビティは気持ちに余裕が無いと生まれない。大阪のほうが食事が旨いのも関係があるかも。
新産業や新ベンチャーは、関西に期待した方がいいかもしれない。