米国のCable TVのSCI(サイエンスチャンネル)で日本についてやっていた。ナゼ世界2番目の経済大国になったのか、その理由として、自然との調和だと説明している。
1. 古民家や京都の町屋では、大黒柱が家をささえ、柱が自然の形のままデザインに組み込まれている。五重の塔の心柱の耐震技術は丸の内の新ビルにも採用されている。
2. 日本刀は、刀鍛冶が素材の性質を知り尽くし、火を思いのままに扱っている。貝印のメスもその技術を取り込み、良く切れるメスを作り上げている。
3. 陶芸作家は、土の性質、火の性質を知り尽くしている。
4. ムラタのセラミック部品: 微小なセラミックの受動部品。陶磁器の技術が生きている。微小な積層コンを作る技術でも一番肝心な部分は秘密になっていた。説明の方は技術が分かる上に英語がとても上手。
5. ウエハ平坦測定器: 隠れキリシタンの鏡。光を反射させると十字架が浮かび出す技術が生きている。
6. 絹糸の技術: 2000年の伝統。カイコに遺伝子を導入して新たな素材をつくる研究もしている。
など、やっぱり日本の製造業は強いじゃないの。
たしかに日本料理も、素材の良さを知り尽くして、手間をかけてその良さを引き出している。停滞している日本の産業は、自分達の伝統と強みを忘れてしまったのかもしれない。製造業は、日本ではできないと、ナゼ安易に結論づけてしまうのだろうか。
http://bit.ly/JsDVnA には、東北では、過去なんども津波がおそっていて、村を高台に移転させたりしている。が、やはり津波は時々しかこないので、漁業や農業を求めて村は低地に移動するとあります。が、古文書を研究していれば、原発の設計も変わってきたと思います。自分達の強みを見直すなど、温故知新は大事だと思う。ども高度成長のころの日本の良さは、Facebook等に取り入れられ、日本企業が忘れているように思う。
http://bit.ly/KzJKL0 でも、AppleはSonyやHondaなどに学んだが、肝心のそれら日本企業は創業者の精神を忘れてしまっているとある。。
4に関して言えば、前振りとして、日本では、古い伝統と、ハイテクが同居している。そこには、盆栽のようなミニチュアの技術があるとしていた。2週間ほど前に、IMAX の3Dで、Avengers という映画
http://imdb.to/JsDvh4 を観てきた。エンドクレジットをみても、モデル作成者の多くの名前は日本の名前。小さいモノを作るのは日本は得意なはず。( Avengersは、エンドクレジットの後まで面白いので、あわてて席を立たないのがお勧め。。)