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本ブログのアクセス統計: 60万アクセスを達成しました。ご訪問ありがとうございました。

60万アクセスまでの経過

2009年12月に始めた本blog。2011年7月ごろに10万アクセスを達成し、2011年12月13日には15万アクセスを達成。
その後、私も更新しておらず、アクセスは少し減りましたが、3月1日には18万アクセス。2012/4/18に20万アクセス、2012/8/21に25万アクセス、2013/1/18に30万アクセス、2013/12/17に40万アクセスを達成しました。しばらく見ていなかったら、2015/5/1に50万2584アクセスになっていました。またまた、しばらく更新しないうちに、2017/6/11に60万7197アクセスになっていました。2018/7/7 .. おお七夕 .. には63万0656アクセスになっていました。久しぶりに更新しました。

2012年5月24日木曜日

遊びの中から新発想は生まれる

豊かな発想力)
しかし欧米人の発想の豊かさには恐れ入ってしまう。
発想には、いくつかの要素が必要だと思う。これは昨今の日本ではどうも欠けてきている。とにかく余裕がないとやれない。
  1. 遊びの要素 - 子供の発想
  2. 技術開発を楽しむこと
  3. 物事を複雑化しないこと。ゼロから別な視点で発想をするか、足した分だけ引いてシンプルさを保つ
  4. 80%完成度でよしとして、次に進むこと。細かいことにこだわりすぎると、破壊的な発想はできない。昨今のはやり言葉である Lean Startup   http://nkbp.jp/Jn0kga  もそういう事だと思う。
米国に長く住む日本人の方とお話したら、「米国人たちは子供の心を持っているからね。」といっておられた。子供はやりたいことが沢山あって、これをなんとかやりたいと常に考えてモノを見ている。お金もないので、どうやって創意工夫しようか考える。一方、豊かになった日本人の発想は次のようになりがちなのでは。
  1. 遊びは楽しい。が、自分では作らない。面白いモノがあれば金を払って手に入れる。装置や手段を考えるの自分の仕事ではない。
  2. 仕事は、仕事。利益を出すことが大事。与えられたものを改良して、他社と競争する。
この1と2をくっつける工夫をしないと発想力は出てこないように思う。少なくとも若者の方が斬新な発想を持っているはずである。昨今の採用削減など若者イジメは深刻だし、採用したあとも、年寄り達がいろいろいいすぎて、若年オヤジを作り出してしまってはいないだろうか。。

改良技術が得意な日本人は、いろいろ良いといわれるモノをくっつけてどんどん複雑にすることがある。それでは破壊的な技術は出てこない。良いものはシンプルであるべき。Appleも同じ発想である。

そうやって生まれてきた新発想を以下にまとめた。

一方、日本では)

紀伊國屋で立ち読みをした本で、「仕事が速い人のすごい習慣&仕事術」http://amzn.to/KbKlFb というのがあった。
基本納得できることが書かれているが、仕事以外に関しては、飲みにケーションと、勉強しろというのと、家族と会話しろ程度。
けじめをつけて余暇をつくりだし、地域社会との関連を通して自分を成長させろ、家族への貢献をして自分を磨け、レジャーや遊びを通して、クリエイティビティを磨け。。というような、欧米のエリート的な、ゆるみの部分が書かれていなかった。仕事には、仕事以外の部分が必要だというのは、欧米のビジネス関係のコメントでは良く言われる話である。

今の若者に期待すること)
日本が、若者にしわ寄せをしたり、既得権益が新ビジネスを阻害するとかいわれて久しい。が、ひとの性にしても始まらない。クリエイティビティを磨けば、海外にチャンスがあると思う。語学力など必要ない。例えば米国には、英語も日本語も話せる、ベンチャーキャピタリストも沢山いる。アイディアと実力さえあれば、その方に助言を頼むことも出来るし、通訳だってつけれる。
必要なのは、他人ではできない才能である。それをまとめてみた。

  1. アイディア - これが基本。ビジネスアイディアでも技術アイディアでもよい。
  2. が、似たようなアイディアは同時にいろいろな人から沢山でてくる。最後まで生き残るには、しぶとさも必要。
アイディアを生み出し、ビジネスに持っていく要素技術は以下のようなものであろうか。
  1. 環境の変化を的確に理解する能力: ビジネス環境、要素技術、等、状況の変化が、かつて失敗していたビジネスを成功させる。iPadなど、似たようなモノは1980年からずっと言われ続け失敗してきたし、internetやGoogleも同じであろう。Facebookより以前からMixiは存在していた。iPhoneよりずっと前に、i-modeがあった。など。。
  2. ビジネスの発想力 - 最近は、新技術よりも、既存技術をまとめ上げられる発想力の法が重要に思う。Stanford大でも、研究方向が変わりつつある。以下に書いた。
    2012年4月6日金曜日: Cyber Physical Systemとオンライン大学
  3. 海外の文化の理解力: 海外でビジネスをするには必須である。日本の常識は海外での非常識であるものが多く、日本流では通用しない。このためには、語学力は会った方が良い。他人、経由や書物より、自分が見聞きするのが一番速くて正確である。そもそも、日本語の書く海外文化に関する書物のなかには、日本人視点のゆがんだモノもある。
  4. プレゼン能力 - どんな良いアイディアでも説得力がなければ成功しない
  5. 技術力 - もちろん卓越した技術があるにこしたことはないが、ある程度なら雇って集めることもできる

時代に合わせてシステムを変えられない日本)
  余裕のなさは思考停止につながり、既得権保護を生み、今の日本にいろいろな歪みをもたらしていると考えている。以下に書いた。

2012年4月22日日曜日: 時代に合わせてシステムを変えられない日本

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