に書いたが、変化の時代に対応するのは非常に難しい。自動車は急激な変化がなく生きながらえてきたが、ITや家電は優良企業ですら、調子が悪くなってきている。
ともすると、事なかれ主義の組織が、社長の足を引っ張って、改革をできなくする。社長ですら、絶対権限が発動できない。以下に書いた。
2012年4月7日土曜日: 日本の会社は電源Offボタンのないオートパイロット?
強い会社には創業者社長が目立つ)
トップが会社を改造できなくなったら、つまり雇われ社長になったら、その会社は、延命措置をしているだけで、もうだめだと言う人もいる。また、それができるのは、絶対権力を持ちうる起業者社長だけだと。
マイクロソフトの記事)
マイクロソフトがWindowsを本気で再創造したいなら、もう分社化した方がいい【連載:中島聡③】
という記事があったので考えてみた。確かにマイクロソフトの製品は、最近はぱっとしない。が、分社化では足らないように思う。以下に考察した。
IT業界では)
そういう点でもMicosoft が調子が良かったのはBill Gatesの時代 2000年にSteve BallmerがCEOになって http://bit.ly/R9ElRV から、パットしない。そもそも、彼のプレゼンはぱっとしない。
そういう点でもMicosoft が調子が良かったのはBill Gatesの時代 2000年にSteve BallmerがCEOになって http://bit.ly/R9ElRV から、パットしない。そもそも、彼のプレゼンはぱっとしない。
Appleは1998年のSteve Jobsで復活 http://bit.ly/R9EGUI したのはご存じの通り。
1969年創業のSamsung http://bit.ly/R9CH2y は創業者の李健熙会長兼CEOが2008年に辞任したから今後は分からない。
SGI http://bit.ly/R9ClZT も ジムクラークがNetscapeに抜けてから段々怪しくなり、それ以外の創業者が抜けて急に怪しくなった。
Intelは、ほとんど創業者と同じ、Andy Grove http://bit.ly/R9ESDh が辞めてから、多角経営化して不調になったりしている、が、基本方針は彼が残していったとおりで、製品も絞り込んでいるので、会社としては依然強い。
NECは、中興の祖、小林宏治博士がその役だったのだろうか。。その後、関本氏を経てぱっとしない。http://bit.ly/R9F31B 日本の首相と同じで、短命社長ばかりなので、長期的な施策も難しいであろう。
ルネサス)
2012年9月22日土曜日: 資金援助はどうあるべき? - ルネサス支援から
に書いたが、合併をしたルネサスは、不調でまた資金投入。延命措置ばかりしているように思う。日産ゴーンみたいな、外圧だとか、絶対権力の社長が来ないとダメという話しも時々聞く。
調子の悪い大企業)
ガンバレガンバレといっていても、所詮任期が2-3年ではやれることも限られる。依然として苦労したご褒美旅行みたいな感じで、幹部が団体で見学旅行をやっていたりする。
調子の悪い大企業)
ガンバレガンバレといっていても、所詮任期が2-3年ではやれることも限られる。依然として苦労したご褒美旅行みたいな感じで、幹部が団体で見学旅行をやっていたりする。
2012年5月20日日曜日:日本の教育は早々に改革すべきである
の中盤に書いたように、外人からあきれられている、ケアテーカのような支社長も、残念ながら確かにいる。
ワンマン社長がビジョンを示すのが、全社一丸になる一番手っ取り早い方法である。それでないと、会社に寄生する人間がでてくる。自分が現役の間だけ、楽をして給料がもらえればよいのである。
1人でも怠けて楽をして給料を泥棒する人間がいると、必ずマネをする人間がでてくる。以下の様に、書いていたひとがいた。
- 社員の20%は何も言わなくてもできる
- あと20%は、どうやっても使えない
- のこり60%は、どちらにもなり得る。
http://www.good-sp.jp/102g-tyui-6wari.html には、もちょっとマイルドに、下20%はサポート役に回ると能力を発揮するとあります。こういう人に仕事を増やさせたり、邪魔をさせたりしないように、うまくモチベートして、活躍してもらうのが、本当のコーチングだと思います。
どういうやり方があるのか、皆で考えてみる時期だと思う。