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60万アクセスまでの経過

2009年12月に始めた本blog。2011年7月ごろに10万アクセスを達成し、2011年12月13日には15万アクセスを達成。
その後、私も更新しておらず、アクセスは少し減りましたが、3月1日には18万アクセス。2012/4/18に20万アクセス、2012/8/21に25万アクセス、2013/1/18に30万アクセス、2013/12/17に40万アクセスを達成しました。しばらく見ていなかったら、2015/5/1に50万2584アクセスになっていました。またまた、しばらく更新しないうちに、2017/6/11に60万7197アクセスになっていました。2018/7/7 .. おお七夕 .. には63万0656アクセスになっていました。久しぶりに更新しました。
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2012年12月13日木曜日

原発議論の課題と放射能の害

今までの原子力行政には問題があったが、それ以上に、原子力反対の人の見解には、ロジカルで無いものが多いように思う。以下に、どういう点に問題がるのか整理しておくと。
  1. 感情論によるイデオロギー論
  2. 現実離れした一方的な見解
  3. 多面的な見方がない
  4. 科学技術に基づいていない
  5. 新たな産業を興す方向性で動き出している
5の方向性が成功のメドが有り、みながハッピーに暮らせる結果になるのであれば、決して悪いことでは無い。後戻りをする事など、世の中にはいくらでもある。

が、以下のことがありえるということは、真剣に議論しておくべきである。再生可能エネルギーは、広く薄く広がる今の太陽エネルギーしか利用できない。石油も石炭も、過去の大きな蓄積なので、効率的に集めて安く活用できるという本質的な違いがある。

2012年12月12日水曜日: 脱原発の起こす本当の問題: とうとうピークオイル問題が起きる


以下例を挙げる)

廃炉の議論)
まず、廃炉にもいろいろ手法がある。http://bit.ly/STNFcX に詳しく書かれている。簡単に書けば。
  1. 燃料を取り出して、フタをするだけ
  2. 放射能に汚染された炉心などを処理する(wikiには、こちらを廃炉と定義している)
2は放射性廃棄物が大量にでるので、その処理が必要。また、作業員の被曝量も増えかねない。現に福島事故直後は、放射能漏れを防ぐため、突貫作業を余儀なくされ、作業員は、風呂も入れず過酷な環境で、相当の被曝をしつつ作業していた。

http://bit.ly/STPaI4 には、福島の地元の人が作業員になっており、被曝量は年間40ミリシーベルトとある。

フタをするだけなら、格納容器は放射線閉じ込めのために作られているので、作業も比較的容易。だが、停炉とはあまり変わらないともいえる。2つまえのwikiにある東海原発の解体線表をみると15年かけて炉心を解体している。2のやり方をする場合には、「即刻」といっても、一つの原発だけでも相当に時間がかかるのであり、日本にある50個の原発を廃炉にした場合には、「即刻」などはありえない。作業するのは、実績のある少しの専門業者だけであり、順番にやるしかないのである。「即刻」というのは、単に直ぐ始めるというだけであり、全部が終わるのは相当先、「即刻」は、レトリックにしか過ぎない。

「即刻」を実現しようとすれば、福島事故対策のように作業員を相当に被曝させたうえで、放射能漏れの危険も高い突貫廃炉作業をすることになる。この場合には、「即刻」を叫ぶ人たちが、防護服を着て、皆で作業をするのが筋であろう。(放射能が怖いので名乗り出るはずもなかろうが。)

浜岡や福島の廃炉がどうおこなわれたかの詳細は今後調査する。

廃炉のための作業員)
廃炉の為には放射線まみれの原子炉の中で働く人が必要なことを考えたことはあるのだろうか。そして、今でも福島原発では高濃度汚染水の中で、それを処理する施設を作ろうと働いている人がいる。

放射能防護服などは存在しなくて、単に粉じんを防ぐだけのもの。だいたい防護服を作ってもアルファ線ぐらいしかとまらない。
なので、交代で被曝量が安全(といっても基準より遙かに高いが。。)になる範囲で働いている。

結局、そういう事実を無視して、自分達が怖いから、即刻廃炉にしろ。東電はケシカラン。といっているのは、信じられないくらいに現実を無視したエゴ。。。多くの人は知らないので叫んでいるだけだと思うが、取材をすれば状況はわかる分かっていて喧伝している確信犯もいるのではないかと思う。

超高濃度の放射能以外は実はそんなに危険でないから、作業員が働ける。ということを無視して、超低濃度の放射能を怖がる矛盾。

廃炉について)
以下のロジックの連鎖を解消できないのなら、廃炉にして原発を辞めるのもやむなしかと思うが、消極的な対策ではある。どこかを技術や運用で解決すればよいのだが、「100%の安全を保障しよう」と思った時点で、4の結論に短絡せざるを得ない。ここで、3.2の風評被害は実際におきているし厄介な問題である。
  1. 地震などで、想定を越えた災害は必ず起きる
  2. 災害措置でヘマ、ないしは設計想定外があって、原発事故が起きる確率はゼロにならない
  3. 2つの意味で問題がおきる
    1. 本当に害のあるレベルの放射線が大量に放出される
    2. 放射能は怖いという常識は変えられないので、健康に害の無いごく微量の放射線量であっても風評被害が起きる
  4. 原発全廃しかありえない
放射能への恐怖)
日本政府や東電幹部の危機管理に問題ありというのは納得だが。

放射能は見えない、感じないというのが恐怖を駆り立てて感情的な反動に走っている。悪霊と類似している。

化学的廃棄物は化学的に処理するしか無いのと同様に、核の問題は、核でしか解決できない。なので、核技術から逃げていたらなにも解決できない。

2012年12月4日火曜日: エネルギー問題と画期的な新型原子炉と核アレルギー


に書いたように、原発技術は昔よりはるかに進歩している。これを理解していない原子力行政も問題である。

村八分みたいな差別がおきている)
放射能をこわがることで、福島の人たちの産業。農業・漁業・観光等に重大な影響を与える。風評被害である。

また、福島の人とは結婚するなとか、遺伝子が壊れているから福島の人同士も結婚するな。子供を作るなという、信じられない差別発言をした(ニセ)専門家??「公益財団法人・日本生態系協会の池谷奉文会長」 http://www.j-cast.com/tv/2012/08/31144654.html?p=all もいる。

課題を整理すべき)
原子炉に対するテロの危険)ほとんど議論がされていないのだが、技術的・社会化学的に議論すべきである。テロをする側の効果に対して、リスク・コストの対比を考える必要がある。現に、テロの対象となるのは、英米がほとんど。
良くないことは以下。
  1. 過去の調査をして、分類整理をしない
  2. 思いつきで、対策する
  3. 絶対安全をめざし、過剰コストをかけたり、逆にデメリットを増やす
3については、以下に書いた。

原子炉テロに関しては、以下を整理すべき。
1) 放射能が怖いもので無ければ、テロをする価値もない
2) 強固な格納容器を持つ原子炉を狙って暴走させることが可能なのか。暴走してメルトダウンしても、直接的な被害がどれくらいあるのか。
3) 通勤ラッシュ時の新宿駅でも攻撃するとか、新幹線を爆破したほうが、被害は大きいのでは。。
4) そもそも、宗教的対立も小さく、国際政治的に魅力のない日本に向かってテロする価値があるのか。

再処理の問題)
再処理に関してはプルトニウムの取り出し問題がある。軽水炉核弾頭にするにはあまりに不安定で早爆をし兵器としては使い物にならない、P240を大量に含んだ、原子炉級のプルトニウムになる。また、U235のようなガン・バレル型 http://bit.ly/XcaWpW ではプルトニウムの原爆は作れず、高度な技術を必要とするインプロージョン(爆縮レンズ)型 http://bit.ly/9yENBc を必要とする。
テロリストが、どこまでそれをやれるのだろうか。。

新型原子炉がビジネスになるか)
新型原子炉については、どこの国が作るかという問題もあるが、日本が最新の技術を持っており、それを捨ててしまうのかということが論点。燃料として再利用できる、劣化ウランや使用済み核燃料を大量に持っているので、自国に作れば経済的にも価値がでるが。

地震と断層)

2012年6月6日水曜日:活断層を避ければ大丈夫という勘違い


のように、沢山のプレートがぶつかって、あちこちに小さな断層がある日本の場合には、断層と震源はほとんど関係が無い。この点では、日本海溝に相当するような、大きな横ずれ断層であるサンアンドレアノス断層が地上に露出して、そこで集中的に地震が起きるカリフォルニアとは訳が違う。だいたい、巨大な活断層なので、見落とすことなどあり得ない。以下に書いた。

2012年11月5日月曜日:地震と断層


ただし)

M7クラス以上の内陸直下型といわれるものは地表に変位が現れることある。

有名なところでは、兵庫県南部地震(阪神淡路大震災)の野島断層や濃尾地震の根尾谷断層など。

今の原子炉は「断層の上に建てない」という前提(これがおかしいのだが!!いわゆる安全神話なので、絶対安全を叫んでしまっている!)で設計しているらしく、冷却配管が断層変位に耐えられない可能性がある。
原発は強固な岩盤のうえに杭をうち、分厚いコンクリートの耐震板をおいて、その上に頑丈な鋼鉄でできた格納容器をおいている。また、原潜の中の原子炉(小型化のために加圧水型が多い。は、振動、傾きが常に起きる状況で、事故が起きない設計なのであり、設計さえしっかりすれば問題はない。

地震が発生し、断層が持ち上がり、原子炉が傾斜し、配管等がちぎれた場合、冷却できなくなりうる可能性が残っている。これは津波による設備破壊にも耐えられないのは、福島事故が証明している。

原子炉だけが問題なのか。。)

日本では、断層の上に高層ビルを建てたり、鉄道を通したり、空港を作っている。これも一歩間違えれば大災害になる。むしろじわじわではなく、一気に死傷者がでることになる。
高速道路や鉄道が通るような、山間の谷間は、日本では、すべて破砕帯であり、断層の塊である。日本でムラができるのもは、古来から、そういうあたりである。


一応、道路の場合は、断層変位に自動車が突っ込んで玉突き事故になったとして、多く見ても数十台の自動車が事故に遭う程度、100人が死ぬ程度ということになっている。
鉄道の場合は、過密ダイヤと言われる東海道新幹線でも4分に1本なので、数千年に1度の地震が発生し、かつ断層変位に列車が突っ込むのは数万年に1度程度だとのこと。道路や鉄道は断層変位で被災しても、数か月程度で復旧できる。ビルが倒れればそれでは住まないが。。



結論)
基本的に断層だらけの日本では、そこはリスクを取る以外無い。

最初から設計に織り込んでおけば、断層変位に耐えられる原子炉は作れる。
今ある原子炉に対しても、冷却だけの問題であれば、断層変位に耐えられるように、最後の防護壁を作るのは可能。そもそも、福島事故では、炉心緊急停止も完全に動作し、冷却配管が破断していないのに、津波の影響で緊急発電系が流されたりしている。

それも、一旦、稼働し始めた蒸気による緊急冷却系をマニュアルにしたがってわざわざとめて、その後、津波で緊急ポンプ系が破壊されたあと、蒸気の系を再稼働させようとして、電源がなくて制御装置が動かなかったというお粗末な結果である。

また、新型の原発設計では、小型炉にして緊急時は空気冷却という手法も提案されている。以下に書いた。

2012年12月4日火曜日: エネルギー問題と画期的な新型原子炉と核アレルギー



結局、断層がどうかとか、関係無いところで議論が停まってしまっているので、建設的な議論にいかない。それが問題である。

昔の日本は、専門ののことは専門家に任せようということであった。ところが、東電事故などで、専門家があてにならない。ということで、素人が勉強しないまま口を出す様になっている。中央官庁への意見とか、教育などに関する、モンスター○○も根っこはおなじように思う。過渡現象なのだろうが、非建設的なので、はやいところ勉強しないで議論するのは、やめにすべきである。


放射能の害)
そもそも、従来、ラジウム泉 http://bit.ly/QVqSin をありがたがり、入浴したり、飲んでいたのはどういうことなのか。。http://bit.ly/XccFLY のようにラジウムの含有量が多いのは、日本では島根県の玉造,池田,湯抱,山梨県の増富,兵庫県の有馬などの温泉。

世界には自然放射能の極めて高い地域があるが、健康上の害は報告されていない。
http://bit.ly/Si0bk0 にある、高放射能地帯の放射線値 0.9〜28mGy/年〜88mGy/年は、別な資料です。  http://bit.ly/Si07Rr より1Rが10mSv=8.77mGyなので、1mSv〜31mSv〜100mSvにあたる。
これら高自然放射線地域の住民の末梢血リンパ球染色体異常は対照地域と比べて増えていた。しかし、健康への影響は認められなかった。とある。
産児の性比、先天性異常、流産、死産、乳児死亡、生殖能(受胎率、出産率)を調べた結果によると、対照群と比較して、「良い」影響も「悪い」影響も認められなかった。とのことである。

ブラジルの高自然放射線地域における住民の健康調査 (09-02-07-03) - ATOMICA -
http://www.rist.or.jp


トンデモない情報に注意)

ECRR(欧州放射線リスク委員会)の科学担当委員であるバズビー http://bit.ly/QYpprr は、、めちゃくちゃの代表のような反原発論者である。良くこれを引用している人がいるが、彼は、人を恐怖に陥れつつ健康グッズを売り込んでいる。

バズビーによるECRRの発表)
http://bit.ly/QYrTWS からリンクがあるが、ECRRは福島での死者数は少なく見積もって40万人と発表し、早くて3年目から甲状腺ガンや白血病患者がぞろぞろ出始める。といっている。もはや2年目それが本当かどうかは直ぐに分かる。

ECRRの発表の元になっているバズビーの報告(英語): http://www.llrc.org/fukushima/subtopic/fukushimariskcalc.pdf

一方、ICRPという正式な機関もある。wiki:  http://bit.ly/VLB3mA  によれば。
国際放射線防護委員会(こくさいほうしゃせんぼうごいいんかい、英: International Commission on Radiological Protection、ICRP)は、専門家の立場から放射線防護に関する勧告を行う民間の国際学術組織である[1]。ICRPはイギリスの非営利団体(NPO)として公認の慈善団体であり、科学事務局の所在地はカナダのオタワに設けられている[2]。 助成金の拠出機関は、国際原子力機関や経済協力開発機構原子力機関などの原子力機関をはじめ、世界保健機構、ISRや国際放射線防護学会(International Radiation Protection Association; IRPA)などの放射線防護に関する学会、イギリス、アメリカ、欧州共同体、スウェーデン、日本、アルゼンチン、カナダなどの各国内にある機関からなされている[1]。
ICRP の方法では50年間で余分ながん発症は6,158件であり、半世紀の間に通常250万件の発症が予測されるので、余剰の発生数は6158/2,500,000 = 0.024% 全くもって誤差範囲。

バズビーはこうやって、恐怖を駆り立てて、対放射能健康グッズを売っているようである。

また)
「ECRRは、1945年から核実験や原発からの放射線で6,500万人が、がんなどで死亡したと推定。」しているが、そのような事実は確認されていない。

科学的に考えたい)
http://d.hatena.ne.jp/rakkochan/20110502/p1 では、20mSvを100年浴び続けたら5人に1人がガンになるという京都大学の小出教授のコメントを引用している。100歳まで生きる人がどれだけいるか、統計から表にしてみると以下のようになる。1歳毎の人口数を10年おきに加須いている。

国勢調査による2009年時点の人口統計 http://bit.ly/Wi5TFu を用いている
日本の年代別出生数は、http://www8.cao.go.jp/shoushi/whitepaper/w-2011/23webhonpen/html/b1_s2-1-1.html からデータを取得した。
ただし、1938以前は、ここにはないので、http://www.garbagenews.net/archives/1645759.html のグラフを読んだ。


100年生きるまえの80歳ぐらいで半数が亡くなり、90歳で85%が亡くなっている。100歳になると2%も残っていない。100年20mSvを浴び続けて放射線障害がでる以前に100年生きるのは相当に難しい。

こういう論法を安易に信じてしまう日本の科学教育は全くどうかしている。


ガンについて)
 放射線による人体への影響のほとんどは、癌の誘発要因だが、この癌についての理解も大事である。

癌というと発がん性物質で起きるというイメージがあるが、特段発がん性物質を摂取しなくても、人間の体のなかでは1日にある一定数のがん細胞が、遺伝子のコピーミスなどにより発生しているらしい。ただ、人間の体には免疫機構があるので、それら発生したがん細胞はほぼ全部排除される。ただまれに生き残るがん細胞がでてきてしまうと、それがいわゆる癌に発展していく。

つまり、癌の発生には、遺伝子にエラー(コピーミスなど)を生じさせる促進要因と、免疫機構という抑制要因がある。放射線は前者になるが、唯一の原因というわけではない。

一方、後者に影響するものとしては、ストレスがある。

なので、放射線の影響を全く無視して良いというわけでもないが、影響を気にしすぎて強いストレスを感じていては、本末転倒になりかねない。難しいことだが「適度に怖がる」というのが、一番大切なことである。

生化学的な議論)
さらには、酸素呼吸型の生物は、細胞を破壊する酸素を呼吸に使っている。体内に史最大の危険物を抱え込み、それを活用して生きているのである。
http://bit.ly/U7sIyk にあるように、ミトコンドリアで生成される活性酸素が、遺伝子を破壊する。危険要因は放射能だけではなく体内に沢山存在するので、免疫系や抗酸化作用が必要で、それを正しく動作させるためにはホメオスタシス http://bit.ly/U0onXQ が保たれている必要がある。ストレスがかかると、このホメオスタシスが崩れるのである。

外部被曝と内部被曝)
外部被曝) 外部被曝に関しては、ISS(国際宇宙ステーション)では、1日1mSv以上も放射線をあびる。 http://bit.ly/NIBDQQ 日本で生活して1年にあびる放射線量は2.4 mSv らしい。つまり、ISSの乗組員は2日で日本の1年分の放射線を浴びる。これで120日とか滞在している。地球の磁気圏の外にでる、月旅行ではさらに強い太陽放射線を浴びている http://bit.ly/SdwJAO のだが、アームストロング船長が82歳まで生きたりと、宇宙飛行士はわりと長生きな人が多い。
 宇宙飛行士に関しては、もともとストレス耐性の強い人たちなので、免疫も強く、ガンにも成りにくく、また、自制の強い人たちなので、太りにくく、循環器系疾患にもなりにくいということがありそう。

内部被曝)ところが、放射性物質、特にDNAの破壊力が強いが透過力の弱いα線源(たとえば、ウランやプルトニウム)の粉じんが体内に入ると、ガイガーカウンタ数値以上に危険である。これが、黒鉛炉である炉心が吹っ飛んでチリをまき散らしたチェルノブイリの恐怖である。

α線源のチリをまき散らす、チェルノブイリの事故(炉心が爆発)や核弾頭(もちろん爆発)と、軽水炉の事故(メルトダウン、放射能の多くは、冷却水漏れと蒸発)を同軸上で議論してよいものか、非常に疑問である。もちろん、軽水炉で炉心がメルトダウンしないで、炉心が大爆発すればチェルノブイリと同じ事になる。

政府や東電も実際の状況と科学的な見識をフランクに公開しないので、疑心暗鬼が起きている。
軽水炉などでこれが起きうるのかを含め、今後、再度事実調査をして、リンクを掲載する。

遺伝への問題)
遺伝での問題は、見えない程度しか無い模様。被ばく二世(これは一世は内部被曝している)に白血病が僅かに多いという話もあるが、それでも相当に僅か。次のページに、みられないとの詳細な説明が: http://www.rerf.or.jp/radefx/genetics/geneefx.html がある。
 ここでの被曝量は、「比較的低いこと(被曝線量の中央値は父親母親ともに約0.14 Gy)」とのことで、低いといいながらも福島とかで問題となっているのよりは桁違いに高い。

放射能では、遺伝的に変異を与えるものではある。植物では、だからこそ育種に使う。だが、その被曝量はさらに桁違いに高くて、長期間での場合には累積数十シーベルトとかのオーダーの模様。放射線育種場のページ:
http://www.nias.affrc.go.jp/institution/hitachioomiya.html



ガイガーカウンターを買うなら)
大体のガイガーカウンタは、ガンマ線、せいぜいベータ線しか測定できない。http://bit.ly/PRo8kn にリストがある。

ところがセシウム137はベータ線源である。ウラン http://bit.ly/Kqpe5G やプルトニウム http://bit.ly/HCqIF5 はアルファ線源である。内部被曝に関しては、質量の大きなアルファ線が危険である。こういうことを知った上で、ガイガーカウンターで測定しないと、測定結果自体あまり意味をもたない。無知であることは、無意味な結果になることが多い。








2012年11月6日火曜日

放射能とエレベータ事故の違い

「エレベーター事故をスルーするノーリスク教の信者達」

の議論は的を得ていると思う。
食品安全にしても、原発にしても、なんだかわからないものは怖い。エレベータや交通事故は原因がはっきりしているから、まあ、しょうがない。という論理が働いているように思う。

これに対して、「原発事故の本質は、数十年から数万年にわたる影響にある。」とか、「影響は広範に及ぶ」と反論する人がいるが、その影響というものが、どれだけ恐ろしいものかの議論がほったらかされていて、単におびえているように思える。

放射線の危険がどこにあるのかをちゃんと議論したうえで、リスク議論があるべきであろう。本当に放射能が恐ろしいものなら、冷戦時代に開放型核実験をやった、米国や中国で相当の害がでているはずである。

死者数で考えると)

2012年9月2日日曜日: 日本の死者数の分析


に書いたように、日本では年間100万人の死亡者がいて、内訳は、肺がんが6万2千人。自殺が世界最悪の2万8千人。自動車事故が4千人。他殺が400人であるが、他殺ばかりが報道されるのは、「見えない危険に対する恐怖」のせいであろう。

http://bit.ly/SOD5W8 には、今回の原発事故での死者600人(報道されていないらしいが。。)は、放射能によるものではなく、介護の必要な患者を放置して(介護者が避難したため)死亡したもののようである。ところが原発の避難計画には、病院の患者をどう扱うかという項目がなかった。全くの人災である。これが隠蔽されているとしたら、大変な話しである。

また、別な資料には、http://sustainablejapan.net/?p=2142 には、同じく600人と死者数がでているが、避難途中の被曝が原因とある。(正確には、福島の事故での世界レベルでの放射能死者数の推定に関するStanford大Burton Richer のEES論文(2page) 最低15人、平均値130人, 最大1100人とあり、それに対するJohn E. Hoeveらの返信コメント(1 page) で、600人という値がでている。)
今回の外人の避難をみても、外人のほうが、安全側に倒して過敏に反応する(逃げ出す)のには、配慮が必要である。いずれも、避難の仕方に問題があったという考え方はできないのであろうか。。

ま、そういう対応しかできない、政府や電力会社なら、「原子力発電などやめてしまえ」と短絡するのも分からないではないが、経済上大きな影響がでることになる。実際、震災が起きた2011年ではなく、原発が全停止した2012年春の貿易収支に影響が出ている。

2012年7月9日月曜日:  原発再稼働について、少し深掘りしてみた...


ま、貿易黒字と多大な外貨準備高のせいで、円高になっており、これが是正されれば、電機業界など苦境に苦しむ業界は楽になるが、輸入しているものは高くなる。そもそも、国民の生活というよりは、金を貯め込むのが趣味(?)の日本の政治家や経済人には許容されにくい選択かもしれない。以下に書いた。

2012年11月5日月曜日: 日本の製造業を苦しめる円高の本当の理由


低レベル放射能の害)
Facebookで以下の写真を引用して、騒いでいた人がいた。


一番低くて広く広がっている青いところが0.3uSv/hだとして計算すると一年で2.6mSvです。日本での自然放射能が1.4mSv wiki : http://bit.ly/Tz4wTx であり、高空は宇宙放射線が強くて飛行機にのればこの10倍以上浴びるのですから、多くの地域では気にする必要はなく、福島でもこの10倍程度なので、おそらくは人体には影響はでないのでは。

先のwikiにあるように国際宇宙ステーションISSでは、1日1mSv以上浴びますし。。。あとは粒子として飛び散っているもののがあった場合には、体内被曝の問題でしょうが、これは黒鉛炉の炉心が爆発して大量の放射性の粉じんを飛び散らかしたチェルノブイリ事故とは比較できません。沸騰水型炉がメルトダウンして、水素爆発を起こした今回は粉じんはとんど飛び散って折らず。おもに、放射能での汚染水の問題になるでしょう。

数値を安易に参照するとパニックを招くだけなので、まずは、あるていど検証してから流したほうがよいと思います。

最近の日本人は、とみに科学ができなくなっており、先進国から脱落するのではと懸念しています。人文・自然科学がわかるマスコミを、もっと増やして欲しい。

低濃度自然放射能の害)
では、福島近辺は危険なのか。。

世界で自然放射能が高いエリアの調査結果が  http://bit.ly/ShZ1VN にあります。日本の20倍越えの自然放射能の地帯でも人々は普通に暮らしているようです。また、ラドン温泉の放射能強度は自然放射能の200倍から2万倍もあるようです。このサイトにも年間200mSv以下では影響がでないとかかれています。

飛行機に沢山乗る人は、そもそも普通の人の10倍近く自然放射能を浴びるので、体外被曝という点では10倍程度なら影響は少ないかと思いますが、放射線濃度が高いのは確かなので、専門家によるしっかりした検討結果を公表するべきだと思います。

ストレスが掛かると、ストレスによる健康被害も出ます。

別な例)
http://bit.ly/Si0bk0 にある、高放射能地帯の放射線値 0.9〜28mGy/年〜88mGy/年は、別な資料です。 http://bit.ly/Si07Rr より1Rが10mSv=8.77mGyなので、1mSv〜31mSv〜100mSvにあたる。 以下のように結論づけている。
これら高自然放射線地域の住民の末梢血リンパ球染色体異常は対照地域と比べて増えていた。しかし、健康への影響は認められなかった。
産児の性比、先天性異常、流産、死産、乳児死亡、生殖能(受胎率、出産率)を調べた結果によると、対照群と比較して、「良い」影響も「悪い」影響も認められなかった。
ストレスも悪い)
ある方のコメントを引用します。
放射線による人体への影響のほとんどは、癌の誘発要因ですが、この癌についての理解も大事と思います。
癌というと発がん性物質で起きるというイメージがありますが、特段発がん性物質を摂取しなくても、人間の体のなかでは1日にある一定数のがん細胞が、遺伝子のコピーミスなどにより発生しているそうです。ただ、人間の体には免疫機構があるので、それら発生したがん細胞はほぼ全部排除されます。ただまれに生き残るがん細胞がでてきてしまうと、それがいわゆる癌に発展していくわけです。
つまり、癌の発生には、遺伝子にエラー(コピーミスなど)を生じさせる促進要因と、免疫機構という抑制要因があります。放射線は前者になりますが、唯一の原因というわけではありません。一方、後者に影響するものとしては、ストレスがあります。
なので、放射線の影響を全く無視して良いというわけではないですが、影響を気にしすぎて強いストレスを感じていては、本末転倒になりかねない、ということです。
寺田寅彦さんがなにかに書かれていましたが、「適度に怖がる」というのが、難しいことですが、一番大切なことです。
そもそも、生物自体が置かれている本質的な危険)
そもそも、酸素呼吸型の生物は、細胞を破壊する酸素を呼吸に使っています。http://bit.ly/U7sIyk にあるように、ミトコンドリアで生成される活性酸素が、遺伝子を破壊します。危険要因は放射能だけではなく体内に沢山存在するので、免疫系や抗酸化作用が必要で、それを正しく動作させるためにはホメオスタシス http://bit.ly/U0onXQ が保たれている必要があります。ストレスがかかると、このホメオスタシスが崩れるようです。

海外の機関)
 ECCR http://chikyuza.net/n/archives/8340 の報告には福島事故の影響で、40万人に余分に癌が発生するとあります。(この情報源は、反放射能の過剰反応で有名な、バズビー http://bit.ly/SQOSAC なので、全く信用なりませんが。。)

外部被曝の値をみると、特に顕著な問題は生じそうにないのですが、それでも発がん性の向上が懸念されるとすると、内部被曝と精神的ストレスを疑う必要があります。後者は、直接には放射能の影響ではないので、報道の仕方と受け止め方の問題になります。

 内部被曝の原因にある粒子状物質の発散量を正確に測定する必要があるのでしょうが、外国の団体がそれをしっかりとやれているのでしょうか。。もしも、発生状況が違うチェルノブイリとの類推というのだとすると、ずさんなように思います。

 こういう海外の文献を鵜呑みに引用する例がありますが、その前に、海外の調査結果の根拠の検証が必要に思います。被災者が避難できないとすると、逆に精神的ストレスを書けて病気を誘発する原因にもなりかねません。

 とにかく、日本の狂牛病事件でもわかるように外人達の調査は発表は、ものごとを大きく安全側に倒すので、そのまま引用すべきではないと思います。これらについては、調べて、理解するまでは引用はしないつもりです。

 住んでいないので逃げるところのある人(傍観者)と、生活のかかっている当事者達の違いでしょう。あとは、核拡散防止などの政治的な思惑も絡んできます。

信頼の置ける機関)
「信頼のおける機関」を作って、情報を精査してほしいと良く言われますが、これは幻想のような気がしています。これも、ある方のコメントを引用します。
今回の事故で東電や政府は信頼を失っています。なので、多くの人、特に原発に反対する人は、政府や国の機関を全否定しているように見えます。現状で、国立機関がその「信頼のおける機関」になりえなくなっています。 
国に対抗できる組織としてはマスコミなど報道機関があるはずなのですが、このところの体たらく(森口騒動や、尼崎の事件の容疑者の写真誤掲載など)のように、取材力・検証力の点で、とても「信頼のおける機関」にはなりえません。(補足、電機業界の不振の原因も調べられませんし、科学技術に関する知識も非常に乏しく、たんに聞いたものをそのまままとめる程度の報道が増えています。また、 2012年11月5日月曜日: 地震と断層  に書いたような矛盾や、上記の放射能の害の解析すらまともにやれていません。)さらに原発事故に関しては、大スポンサーであった東電に批判的になれないのでは、という不信感も漂っています。 
では民間は、というと、原発事故の調査そのものについては、「福島原発事故独立検証委員会」が奇跡的に成立し、評価の高い報告書を出すことに成功しています。この組織がどうして、どのようにして信頼を得ることになったのかは、非常に興味深いテーマです。この委員会に名を連ねた名だたる有識者の権威がその信頼の一端とは思うのですが、その有識者の方々も多くは前職などで国の機関に属されています。原子力に関係あろうとなかろうと、国の機関に属していればダメで、だけどやめていればOKというのも、変な話です。ただ、この委員会は完全にボランティアで行ったという事ですから、これに「信頼のおける機関」という大任を恒久的に負わせることはできないでしょう。 
民間事故調以外の民間あるいは学術界を考えますと、それこそ百家争鳴で、いろんな意見があります。その中身も、学術的検証に耐えるしっかりした証拠に基づくものから、捏造に近いものや怪しげな理論まで様々。そんな中、特に昨年のような社会全体がヒステリー状態の場合、学者がうかつに意見を表明できない雰囲気があります。科学的な正しさの議論と、感情・人情としての善悪の議論は別の話のはずなのですが、ごっちゃにされてはどうしようもない、という状況でした。 
つまり、どこにも「信頼のおける機関」は存在しません。「信頼のおける機関」は自分たちで創出・維持するものではないでしょうか? 
いまはどうしようもなく低能だとみなされている政府もマスコミも、国民が選択してきてそうなってしまったのだ、ということは認識せざるえません。同様に、「信頼のおける機関」も自分たちで作っていくもののはずです。「民間事故調」のようにかなりのコストを負担して作っていくのか、あるいは、しっかりと国民で監視をしつつ国の機関の一部に委託するのか、方法はいろいろとありますが、どこかのエライ人が用意してくれるという幻想は、捨てておくべきと思います。

2012年9月2日日曜日

日本の死者数の分析

2012年8月28日火曜日 : オスプレィ配備について - 安全神話の害
に、たばこ、窒息に関して追記したうえで、死者数に関する分析をこちらに移動した。

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日本の年間死者数は、100万人にのぼる。http://bit.ly/PqQssX

http://bit.ly/NzdppZ に死因のランキングがでている。
抜粋すると

平成20年の日本の死因 順位

1位 悪性新生物(ガン)
2位 心疾患
3位 脳血管疾患
4位 肺炎
5位 不慮の事故
6位 老衰
7位 自殺
8位 腎不全
9位 肝疾患
10位 慢性閉塞性肺疾患

日本での死因の中で、気になる年間死者数を調べてみると。。
  1.  6万2千人(2005年度): 日本の肺がんの死者数 http://bit.ly/RYprOp 、患者数6万7千人に非常に近い致死率がいる状況。病気が恐ろしいのか、発見がおくれるのか。。喫煙との相関性は?
  2. 2万8千人(2011年): 自殺者数。先進国中最悪。http://bit.ly/NzcwxG 
  3. 4千人: 日本の交通事故死数。かなり高いものの、交通対策により死者数は09年度は4,904人と先進国の中でも割と低めであった。http://bit.ly/Idpgra ただし、http://bit.ly/Nzd86w にあるように、事故後24時間以内の死亡のみ交通事故死としてカウントされるようである。
  4. 400人(2011年): 他殺者数  http://bit.ly/NzcwxG 他殺率は、世界で二番目に低いと治安のよさを物語っている。
とくに、自殺の原因になりうる鬱病の罹患率は一生のうち15人に1人は罹患するということであり、http://bit.ly/wxlp3e によると、2008年までの9年間で2.4倍にもなっている。
きまじめだと鬱病になりやすく、潔癖症もいい加減にしたほうがよいのでは。。

喫煙と肺がんの相関性は分からないとタバコを吸う人も居るが、たばこを吸っていたひとの肺は、解剖してみれば真っ黒である。

たばこと肺がんの関係をググルと、関係ないというものが沢山ヒットする。大抵は、科学の方法論がわかっていない詭弁である。

http://0taku.livedoor.biz/archives/4143426.html のように、単純に肺がんの総死亡者数の年代推移と総喫煙者数の年代推移を比較して、「喫煙は肺がんのリスクを下げる」などとしているものもある。肺がん患者と喫煙の比率を比較していないのである。肺がんが増える本当の理由は、以下にあるのかもしれない。
  1. ガン は、免疫が低下すると起きる、細胞増殖の異常を原因とした病気である。したがって、近年肺がんが増える理由には、以下も考えられる。
    • 高齢化による老人の増加
    • ストレスの増加による免疫の低下
  2. たばこだけではガンにならず、大気汚染などとの関連も指摘されている。
  3. 細胞増殖異常は蓄積性のものなので、たばこの害は直ぐに現れない可能性が大きい。逆に、たばこを減らしても、すぐには肺がんは減らないはずでもある。これだけ即効的に肺がんが増えているのは、別の理由と考えるのが妥当である。
日本語でググっても話しにならないので、英国の学術論文を引用する。
1956年の時点の論文 http://1.usa.gov/NIKtMr では、p.1073のグラフを引用する。肺がん担った人の比率でみれば、non smoker 9にたいして、1日14本までの喫煙で58、24本で106、25本以上205と死亡率(総合での死亡率に対する比率) が増えていくのである。


そもそも、こういう事実が積み重なっているので、欧米(最近では日本でも)喫煙者の死亡保険の掛け金は高くなっている。
そして、看護婦さんによると、肺がんのような呼吸器系の疾患での死亡間際はそうとう悲惨なようである。なにしろ、 息がまともに吸えないので、相当な苦しみらしい。

たばこに害はないと、強がるのは良いが、あとで自分に何が起きるのか、よく考えた方がよい。


メディアは年間100万人の死者のうち、視聴率が稼ぎやすいセンセーショナルな400人の他殺を取り上げて大騒ぎしているのだが、自殺が年間2万8千人もいるのである。

ただし、自殺は伝えると逆に増加するという問題もあるので、死者数を伝えることが対策になるとは限らない。が、ここでも逆のことをしており、イジメでの自殺とかを執拗に報道しているように見受けられる。

食品をのどにつまらせることによる窒息死 http://www2.ttcn.ne.jp/honkawa/0560.html
  1. モチ:90件/年
  2. カップ入りゼリー: 8件/年
ひところ、こんにゃく畑での死亡が、社会問題になったが、1995年以降の通算でも 17人の死亡である。これを大騒ぎするならば、なぜ、モチを禁止しないのだろうか。
また食通毒死も、数名出ただけで大騒ぎになる。
とはいえ、米国やEUも、こんにゃくゼリーの輸入が禁止のようで、大騒ぎしているのは日本だけではない。http://bit.ly/OGfpxF のように、欧米でのPL法の行きすぎを指摘する意見もある。たしかに、老人や子供に食べさせないように気をつければ、事故は減る。製造元の責任にするのは、お門違いにも思える。

http://bit.ly/OGfh18 の解析も興味深い。モチについで、パン、ご飯、寿司、も窒息の原因である。

食中毒の死者数: http://bit.ly/NzfdPV
  10人以下の低い方。2008年には4人、2009年には0である。

それよりも、なによりも、自殺対策や病気の根本療法の発見のほうが重要だと思う。
人の命の大切さには、差はないが、だとしたら、死者数が多いものか、対策が容易なものを優先して対策するべきではないのだろうか。。

2012年8月28日火曜日

オスプレィ配備について - 安全神話の害

http://bit.ly/Nz9FVp が、よく書けている、抜粋すると。。
さらに、アメリカで安全保障問題について議論する際によく使われる言葉で「minimize risk」という言葉がある。「リスクの最小限化」ということだが、この大前提として「リスクは0%にはならない」という考えが定着している。軍用機の使用で言えばこういうことだ。どんなに完璧に整備をし、乗員に施せる限りの訓練を実施したとしても、飛行当日が視界不良の悪天候だった場合は事故が起きてしまうかもしれない。どんなに操縦士の腕が良くても夜間飛行など、難しい環境であればあるほど、事故のリスクもあがる。事故の原因を究明し、結果を公表し、対応措置を取ったとしても、それ以降の事故の確率は決して0%にはならない。当事者にできることは、常にリスクを最小限化するための努力を続けることだけである、という考え方だ。 


 翻って日本ではどうか。米軍や自衛隊による事故が起こるたびに、「再発防止」が叫ばれ、常に「100%の安全性」が求められる。「最善の努力をしても事故のリスクはなくならない。だからリスク回避のためにはこういう措置を取りましょう」あるいは「万が一事故が起こった場合にはこのような手続きで速やかに原因を調査し、結果を公表して今後に役立てていきましょう」といった議論をする余地がそこにはない。オスプレイ配備をめぐる反対はその顕著な例といえる。

 しかし、福島第一原子力発電所の事故や事故後の対応の検証から出てきた一番の教訓は「100%の安全という非現実的な神話にこだわるあまり、普段からのリスク管理や緊急時の対応などについて十分な対策がとられなかった」ことではなかっただろうか。何事にも「100%の確証」はない。それを求めること、またそれが確保されなければ反対、という立場をとることは非現実的なのだ。
三島駅での新幹線事故でも、食中毒や、いろいろな事件でも、常に事故をゼロにしようとする。
情報漏洩でも100%安全にしようとする。

それでよいのか。。

日本の死者数については、話題がはずれてきたので、以下に移動した。


2012年9月2日日曜日 :日本の死者数の分析