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本ブログのアクセス統計: 60万アクセスを達成しました。ご訪問ありがとうございました。

60万アクセスまでの経過

2009年12月に始めた本blog。2011年7月ごろに10万アクセスを達成し、2011年12月13日には15万アクセスを達成。
その後、私も更新しておらず、アクセスは少し減りましたが、3月1日には18万アクセス。2012/4/18に20万アクセス、2012/8/21に25万アクセス、2013/1/18に30万アクセス、2013/12/17に40万アクセスを達成しました。しばらく見ていなかったら、2015/5/1に50万2584アクセスになっていました。またまた、しばらく更新しないうちに、2017/6/11に60万7197アクセスになっていました。2018/7/7 .. おお七夕 .. には63万0656アクセスになっていました。久しぶりに更新しました。

2012年9月2日日曜日

日本の死者数の分析

2012年8月28日火曜日 : オスプレィ配備について - 安全神話の害
に、たばこ、窒息に関して追記したうえで、死者数に関する分析をこちらに移動した。

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日本の年間死者数は、100万人にのぼる。http://bit.ly/PqQssX

http://bit.ly/NzdppZ に死因のランキングがでている。
抜粋すると

平成20年の日本の死因 順位

1位 悪性新生物(ガン)
2位 心疾患
3位 脳血管疾患
4位 肺炎
5位 不慮の事故
6位 老衰
7位 自殺
8位 腎不全
9位 肝疾患
10位 慢性閉塞性肺疾患

日本での死因の中で、気になる年間死者数を調べてみると。。
  1.  6万2千人(2005年度): 日本の肺がんの死者数 http://bit.ly/RYprOp 、患者数6万7千人に非常に近い致死率がいる状況。病気が恐ろしいのか、発見がおくれるのか。。喫煙との相関性は?
  2. 2万8千人(2011年): 自殺者数。先進国中最悪。http://bit.ly/NzcwxG 
  3. 4千人: 日本の交通事故死数。かなり高いものの、交通対策により死者数は09年度は4,904人と先進国の中でも割と低めであった。http://bit.ly/Idpgra ただし、http://bit.ly/Nzd86w にあるように、事故後24時間以内の死亡のみ交通事故死としてカウントされるようである。
  4. 400人(2011年): 他殺者数  http://bit.ly/NzcwxG 他殺率は、世界で二番目に低いと治安のよさを物語っている。
とくに、自殺の原因になりうる鬱病の罹患率は一生のうち15人に1人は罹患するということであり、http://bit.ly/wxlp3e によると、2008年までの9年間で2.4倍にもなっている。
きまじめだと鬱病になりやすく、潔癖症もいい加減にしたほうがよいのでは。。

喫煙と肺がんの相関性は分からないとタバコを吸う人も居るが、たばこを吸っていたひとの肺は、解剖してみれば真っ黒である。

たばこと肺がんの関係をググルと、関係ないというものが沢山ヒットする。大抵は、科学の方法論がわかっていない詭弁である。

http://0taku.livedoor.biz/archives/4143426.html のように、単純に肺がんの総死亡者数の年代推移と総喫煙者数の年代推移を比較して、「喫煙は肺がんのリスクを下げる」などとしているものもある。肺がん患者と喫煙の比率を比較していないのである。肺がんが増える本当の理由は、以下にあるのかもしれない。
  1. ガン は、免疫が低下すると起きる、細胞増殖の異常を原因とした病気である。したがって、近年肺がんが増える理由には、以下も考えられる。
    • 高齢化による老人の増加
    • ストレスの増加による免疫の低下
  2. たばこだけではガンにならず、大気汚染などとの関連も指摘されている。
  3. 細胞増殖異常は蓄積性のものなので、たばこの害は直ぐに現れない可能性が大きい。逆に、たばこを減らしても、すぐには肺がんは減らないはずでもある。これだけ即効的に肺がんが増えているのは、別の理由と考えるのが妥当である。
日本語でググっても話しにならないので、英国の学術論文を引用する。
1956年の時点の論文 http://1.usa.gov/NIKtMr では、p.1073のグラフを引用する。肺がん担った人の比率でみれば、non smoker 9にたいして、1日14本までの喫煙で58、24本で106、25本以上205と死亡率(総合での死亡率に対する比率) が増えていくのである。


そもそも、こういう事実が積み重なっているので、欧米(最近では日本でも)喫煙者の死亡保険の掛け金は高くなっている。
そして、看護婦さんによると、肺がんのような呼吸器系の疾患での死亡間際はそうとう悲惨なようである。なにしろ、 息がまともに吸えないので、相当な苦しみらしい。

たばこに害はないと、強がるのは良いが、あとで自分に何が起きるのか、よく考えた方がよい。


メディアは年間100万人の死者のうち、視聴率が稼ぎやすいセンセーショナルな400人の他殺を取り上げて大騒ぎしているのだが、自殺が年間2万8千人もいるのである。

ただし、自殺は伝えると逆に増加するという問題もあるので、死者数を伝えることが対策になるとは限らない。が、ここでも逆のことをしており、イジメでの自殺とかを執拗に報道しているように見受けられる。

食品をのどにつまらせることによる窒息死 http://www2.ttcn.ne.jp/honkawa/0560.html
  1. モチ:90件/年
  2. カップ入りゼリー: 8件/年
ひところ、こんにゃく畑での死亡が、社会問題になったが、1995年以降の通算でも 17人の死亡である。これを大騒ぎするならば、なぜ、モチを禁止しないのだろうか。
また食通毒死も、数名出ただけで大騒ぎになる。
とはいえ、米国やEUも、こんにゃくゼリーの輸入が禁止のようで、大騒ぎしているのは日本だけではない。http://bit.ly/OGfpxF のように、欧米でのPL法の行きすぎを指摘する意見もある。たしかに、老人や子供に食べさせないように気をつければ、事故は減る。製造元の責任にするのは、お門違いにも思える。

http://bit.ly/OGfh18 の解析も興味深い。モチについで、パン、ご飯、寿司、も窒息の原因である。

食中毒の死者数: http://bit.ly/NzfdPV
  10人以下の低い方。2008年には4人、2009年には0である。

それよりも、なによりも、自殺対策や病気の根本療法の発見のほうが重要だと思う。
人の命の大切さには、差はないが、だとしたら、死者数が多いものか、対策が容易なものを優先して対策するべきではないのだろうか。。
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