You can read this blog in any language using google translate as follows:

Goto http://translate.google.com/
Paste URL in the box and select "Japanese for From Language" and "To Language". Then click "Translate".

English translated pages are here:
http://bit.ly/xPuXoy

你可以閱讀這個博客,在任何使用“Google”的語言翻譯

本ブログのアクセス統計: 60万アクセスを達成しました。ご訪問ありがとうございました。

60万アクセスまでの経過

2009年12月に始めた本blog。2011年7月ごろに10万アクセスを達成し、2011年12月13日には15万アクセスを達成。
その後、私も更新しておらず、アクセスは少し減りましたが、3月1日には18万アクセス。2012/4/18に20万アクセス、2012/8/21に25万アクセス、2013/1/18に30万アクセス、2013/12/17に40万アクセスを達成しました。しばらく見ていなかったら、2015/5/1に50万2584アクセスになっていました。またまた、しばらく更新しないうちに、2017/6/11に60万7197アクセスになっていました。2018/7/7 .. おお七夕 .. には63万0656アクセスになっていました。久しぶりに更新しました。

2012年8月28日火曜日

オスプレィ配備について - 安全神話の害

http://bit.ly/Nz9FVp が、よく書けている、抜粋すると。。
さらに、アメリカで安全保障問題について議論する際によく使われる言葉で「minimize risk」という言葉がある。「リスクの最小限化」ということだが、この大前提として「リスクは0%にはならない」という考えが定着している。軍用機の使用で言えばこういうことだ。どんなに完璧に整備をし、乗員に施せる限りの訓練を実施したとしても、飛行当日が視界不良の悪天候だった場合は事故が起きてしまうかもしれない。どんなに操縦士の腕が良くても夜間飛行など、難しい環境であればあるほど、事故のリスクもあがる。事故の原因を究明し、結果を公表し、対応措置を取ったとしても、それ以降の事故の確率は決して0%にはならない。当事者にできることは、常にリスクを最小限化するための努力を続けることだけである、という考え方だ。 


 翻って日本ではどうか。米軍や自衛隊による事故が起こるたびに、「再発防止」が叫ばれ、常に「100%の安全性」が求められる。「最善の努力をしても事故のリスクはなくならない。だからリスク回避のためにはこういう措置を取りましょう」あるいは「万が一事故が起こった場合にはこのような手続きで速やかに原因を調査し、結果を公表して今後に役立てていきましょう」といった議論をする余地がそこにはない。オスプレイ配備をめぐる反対はその顕著な例といえる。

 しかし、福島第一原子力発電所の事故や事故後の対応の検証から出てきた一番の教訓は「100%の安全という非現実的な神話にこだわるあまり、普段からのリスク管理や緊急時の対応などについて十分な対策がとられなかった」ことではなかっただろうか。何事にも「100%の確証」はない。それを求めること、またそれが確保されなければ反対、という立場をとることは非現実的なのだ。
三島駅での新幹線事故でも、食中毒や、いろいろな事件でも、常に事故をゼロにしようとする。
情報漏洩でも100%安全にしようとする。

それでよいのか。。

日本の死者数については、話題がはずれてきたので、以下に移動した。


2012年9月2日日曜日 :日本の死者数の分析

組織のありかた

いくつかのblog記事で組織について書いたので整理しておきたい。

以下の様なことが言われるが、勘違いをしやすいと思う。
  1. 縦割り組織は良くない
  2. 組織間にカベがあって風通しが悪い
  3. ボトムアップな意思が反映されない
2012年8月27日月曜日 :  
陸軍大学の現実、今の日本の大学より凄かったのに失敗したわけ

にも触れたが、縦割り組織で失敗したのではなく。 指揮系統はトップダウンで無いと機能しない。すなわち本質的に縦割りになる。

この欠点を補完していく工夫が必要になる。

トップダウンと権限移譲)

2012年7月8日日曜日:  トップダウンと権限委譲

 に、書いたように、戦略、作戦とトップが指揮して、それを下が具体化しながら実行するものであろう。ここで間違い易いのは、
  1. 事細かに指示すると、下は育たないし、意思決定は遅くなる 。権限移譲が必要である。
  2. トップは大局的な方針を指示するべきで、全てに渡って細かいやり方まで指導していたら、トップが本当に必要な意思決定に時間が割けなくなる
現場主義)
ところが、情報は現場にある。意思決定はトップがするものの、現場から情報を吸い上げる必要がある。どうも日本の大企業はこれができていないので、情報元を、新聞や業界誌 に頼る。オープンになった情報は遅れているし、技術にうとい記者達がかくものなので、それに頼って意思決定したら、それは間違った意思決定になる。

2012年5月27日日曜日: 米国のマネージャ
に書いたように、本当のマネージメントでは、以下の役割がある。誰にでも出来る仕事ではないので、高給が保障されるのである。
  1. 現場を回り、担当者のコーチングをするとともに、現場の状況を聞き出す。
  2. 意思決定はトップダウンだが、モチベーションをなくさないように、現場にはボトムアップで意思が反映されているような雰囲気を作り出す。
  3. マネージャは置き換えが効くが、現場は置き換えが効かないので、サポートに徹し、現場を大事にする
  4. 技術が分からないと現場と会話できないので、休日等を利用して技術を勉強する
米国では転職が多いが、マネージャやその上のディレクターを引き抜くと、芋づるしきに部下がついてくることがある。慕われていることが、マネージャの価値で有り、威張っているだけでは、つとまらない。よく、会社で、言うことを効かないと、「業務命令だ。」と威張り散らすのを効くが、それをやったら、部下の気持ちは離れる。あくまで、自分の意思で気持良く仕事をしているように、持って行くべきだと思う。

組織の指揮系統は縦割りである)
米国の組織は縦割りである。よそのマネージャの配下に対して、命令や業務委託はできない。それは指揮系統を見出すことになる。
何かを頼みたければ、指揮系統に従い、共通の上司までもっていって、上司から落としてもらう必要がある。

この指揮系統の図が書かれているのが、

2011年10月11日火曜日 : AppleとMicrosoftを比較すると

にある米国有名企業の各社の組織構造である。この指揮系統に沿ってのみ指揮が許される。もちろん前章で書いたように、指揮官は円滑に指揮ができるように、部下を掌握しているはずであるので、そこを経由したほうが、効率がよい。

ただし、Intelでは、他のマネージャから、誰それを使いわせてもらいたいといわれる部下を育成することが、マネージャの最大の栄誉とされているらしく、そうやって他の部門の仕事を部下がするように成った場合には、部下は複数の上司に報告義務が生じることになるらしい。これも指揮系統の一つの形だろう。 上記 AppleとMicrosoftを比較すると で、みれば、GoogleやFacebookに近いように思う。

ところが、日本の会社は、指揮系統がはっきりしない会社が多い。勝手に、よその上司が、人の部下に命令したりすれば、指揮系統は混乱する。まず、指揮系統をはっきりさせる必要があろう。

そして、指揮官には、予算(設備、経費、資財)と、採用を含む人事権を一括してあたえて、解雇にいたるまで管理させないと、効率的な資金の運用はできない。スタッフをつくるとしても、あくまで補助としないと、資金の運用が硬直化して非効率になる。

監査機関)
本来は、現場主義で現場の意向はトップに上がるので、これで上手く回るはずだが、同じ組織に長く居れば、なれ合いになり、非効率も生まれる。

そこで、独立した監査機関が必要になる。

これが、社外取締役であり、株主総会であろう。文書では、IR (Investor Report: 投資家報告書)である。

が、これのアウトプットを、直接末端のマネージャに入力すれば、指揮系統はまた混乱する。しかるべき上位の管理階層を通じて、戦略変更として反映させるべきだと思う。

結局、

2012年7月8日日曜日 : トップダウンと権限委譲

に書いたような管理構造を維持しつつ、組織が硬直化しないような工夫が必要なのである。

ところが)
調子の悪い企業だと、社長になっても、何も改革ができないと聞く。組織が固まって動かせない。それでは、激しく変化する市場構造に対応できず、その会社は死んでいくしかない。

2012年2月1日水曜日 :大企業病と恐竜との符合 - 哺乳類,昆虫型企業へ

に書いたような、恐竜になったらおしまいである。

米国のIT企業)
ところがダイナミックに動くIT業界では、会社が新陳代謝していく。1980年台は、work stationをつくる企業が勃興した。

Silicon Graphics(SGI)であり、Sun Microsystems(Sun)であり、Hewett Packard(HP)である。

ところが、それらの本社キャンパスは、いまは、それぞれ、以下のような会社の本社になっている。
  1. SGI -> Google
  2. Sun -> Facebook
  3. HP(Cupertinoキャンパス)  -> Apple これから建築する)
IT業界は変化が激しいのである。生き残ったIBMも、平凡な企業になったという人が多い。日本の古参のIT企業が生き残るには、相当な覚悟が必要だと考えた方がよい。





2012年8月27日月曜日

陸軍大学の現実、今の日本の大学より凄かったのに失敗したわけ

太平洋戦争について、雑誌 「時空旅人 Vol.9 「太平洋戦争はなぜ始まり、どう終結したのか?」 2012年 09月号 780円 (以下写真)
の http://amzn.to/TLzypK のp.84から2人の専門家による、陸軍大学教育の解説があります。

優れた面)

1. エリートを抜粋して育て、不適格者は随時退学であり、卒業時には半数まで減る教育。
2.討議中心で、戦術シミュレーションを徹底的におこなった。まさしく、マイケル・サンデルの白熱講義の実践
3. フランス、ドイツから教官を招聘して講義。ドイツからは戦術の権威 メッケル少佐。

劣った面)
4. 誤った教訓に基づく教育。日清・日露の勝利から、白兵戦突撃という旧式の誤った戦訓にかたまってしまい、急速に進化した近代戦術にパラダイムシフトできなかった。
5. メッケルによる教育は、勝利した良い面だけに着目し、反省が出来なかった。
6. 戦術という技術論に終始して、戦略まで昇華しきれていなかった。すなわち、戦争の意義、戦争とは何かという大局的見地を養う教育ができていなかった

今の日本の教育は、4,5,6はあいも変わらずできていないうえに、1,2,3がなくなっているように思えます。

結果、陸軍の戦略は以下のようになった。

7. 物資で劣っているので短期戦に持ち込まざるを得ず、物量の不足を精神力で補わないとならないのはわかっていつつ、長期戦に持ち込まれてしまった
8. 情報や研究を軽視した。
9. 兵站(物資輸送)を軽視し、輸送船を護衛しなかったので、その大半を戦争初期に失った
10. そもそも要塞戦術の研究が、ロシアに比べて極めて幼稚であった

世の中で言われる解析は甘すぎるのでは)
縦割り組織が問題の元凶だと、ずっと言われて続けています。が、全く改善していません。

私が考えるに、組織というモノは本質的に縦割りなのではないのでしょうか。だから改善できないのではないのでしょうか。

2011年10月11日火曜日: AppleとMicrosoftを比較すると


 にも書いたが、欧米の企業は様々な工夫をしている。上記に書いた中で、マイクロソフトは、縦割り組織の弊害が解消していないと、良く言われているようである。

米国の会社も、他のマネージャ配下には全く指示が出せなくなっています。指揮系統の混乱を防ぐためです。

やるべきことは、縦割りの弊害を理解すること、異動や報告、トップの直接指揮などでどう対策するかを考えるべきだと思います。

マスコミの問題)
今のマスコミ報道は、解析が極めて甘く、それを、鵜呑みにしていたら危険だと思います。
特に技術と科学にたいして弱すぎます。

これらは、今の、原発議論にも通じていると思います。

とにかく、徹底的な調査もせずに、直観的に議論していても何も出てこないと思います。

もっとも、マスコミ側にも、大衆にわかりにくいような報道だと視聴率がとれないので、番組が分かりやすい方向に流れざるを得ないという悩みもあると思います。

日韓領土問題について

 韓国の李明博大統領が竹島に上陸したり、韓国の領土問題に関する挑発が続いている。尖閣についても領土紛争が激化している。
これらの領土は、北方領土と同じく、その近辺に眠る石油などの資源が 絡んでいるので、話しは簡単ではない。

 ただし、領土問題はいつももめるものだし、国際間の駆け引きの道具として利用されるものであろう。

日韓領土問題の歴史)
 日本も昔からそれなりに領有権を主張してきたように思う。。1953年の時点で、自衛隊が発足していて、日本が強気だったら韓国と局部戦状態になる可能性もあったかもしれない。
 1954年の自衛隊の強化は、実は、対共産圏だけではなくて、まさにお隣韓国への牽制もあったのかもしれない。

 日本には在日朝鮮人もいるので、こういう政治問題が飛び火して、治安の悪化にならないように、冷静な対応に期待する。


 韓国の竹島(不法)占拠前後の事情)
1905.1.28      日本政府が竹島の自国編入を閣議で(一方的に)決定.
1905.11.17 (日露戦争終結後) 第二次日韓協約で韓国が日本の事実上の保護国となる.
1951.9.8  サンフランシスコ条約署名.同11.8 国会承認. 1952.4.28 発行.
1952.1.8      李承晩ライン宣言(竹島の領有を一方的に宣言) 

    ― 1952.1.18 日本政府が抗議
  (1965.6.22 日韓基本条約で李承晩ラインは廃止が合意されたが,

   竹島は紛争処理事項として棚上げされた.)
1953.1.12    韓国政府が「李承晩ライン」内に出漁した日本漁船を徹底拿捕して以後、

    日本漁船の拿捕や銃撃事件が相次ぎ、日本の漁業従事者に死傷者が多数出る。
1953.4.20     韓国の独島義勇守備隊が竹島に初めて駐屯。
1953.6.27    日本の海上保安庁と島根県が竹島調査を行い、「日本島根県隠岐郡五箇村」

     の領土標識を建て、竹島に住み着いていた韓国の漁民6名を退去させた。
     その後,日本の巡視船は引き揚げたので,独島義勇守備隊は再び島に戻った.
1953.7.12     竹島に上陸していた韓国の独島守備隊が日本の海上保安庁巡視船「へくら」

     に90mの距離から機関銃弾200発を撃ち込む事件が起きる。以後,韓国が占拠.
1953.7.27     朝鮮戦争休戦.(勃発は1950.6.25)
1954.4.21    竹島に接近した海上警備隊の巡視船3隻、独島義勇守備隊から攻撃を受け、

     損傷被害を受ける.
1954.7.1     自衛隊発足.その前までは警察予備隊と海上警備隊.
1954.9.25    韓国に対し竹島領有について国際司法裁判所への付託を提案したが,

     韓国は拒否.

韓国の不法占拠が発生した1953-54年は,まだ朝鮮戦争休戦前後,自衛隊発足前で,日本の戦後の体制が整っていなかった国内事情もありそう。時期が悪かったように思う。
この後、1969年に安保闘争 ( http://bit.ly/SEvV6U ) とかやったのは、共産勢力の裏のてこ入れがあったとも思える。

今の竹島問題について)

日本は、領土問題を踏まえて、上陸用水陸両用車を配備することにした。
日経新聞: http://s.nikkei.com/Tet7cI 

攻撃が最大の防御だし、戦法としても、湾岸戦争をみても空中戦から的の拠点を叩く攻撃形態に変わってきている。

冷戦時代は1) 高く速く、そして、2) 空中戦向けの運動性能重視、今は、3) 対地攻撃のためのステルス性と変わっている。自衛隊のF15はまだ、2の世代のまま。
これは、自衛隊は侵略につかえないようにとF15の対地攻撃能力を落としてきた。


ここに来て領土問題等できな臭くなってきたので、攻撃装備を強化していくかも知れない。ただし、一番の問題は、指揮できない指揮系統(最高指揮官である首相と補佐する防衛大臣の軍事作戦に対する知識)だと思う。

いずれにしろ、隣国にとっては、弱腰だった日本が軍備強化してくるのは得策ではない。

なぜ、事を荒立てるのか)
 完全に憶測ではあるが、、

大統領支持率の維持)
wiki: http://bit.ly/NKH4hi によると、

李明博大統領は大阪生まれ、彼は大統領就任式で、経済の回復を始めとして韓米関係の強化や北朝鮮との交渉を誓った。彼は特に「グローバル外交」を目指すと共に隣国である日本、中国、ロシアとの更なる協調を追求すると断言した。さらには、韓米関係を強化した上で北朝鮮に関してより厳しい政策を実行する、いわゆるMBドクトリンの促進を誓った。
とある。
ところが、4月に米国産牛肉の全面的な輸入再開方針を決定したことで国民の猛反発を受け支持率も2割前後に急落、連日に渡って大規模なデモ隊の抗議運動を受けるなどして出鼻をくじかれることになった。
みたいなこともあり、支持率低下には敏感なのだと思う。支持率を稼ぐための一時しのぎで、国民の目を領土問題に向けているとも考えられる。結果的に、韓国にとっては損なはずである。

韓国にとってのデメリット)
たとえば、昨今締結した日韓通貨スワップ。韓国で強いのは電子産業と自動車である。韓国の国内市場も小さく、他に輸出する産業もない結果、ウォン安が進みすぎた。

そこで、一方的に日本ばかりが資金供与することになる日韓通貨スワップ協定 http://bit.ly/NjwJfh を結んだ。サムソンとかヒュンダイが強いとはいえ、韓国は、結局、いまだに、経済的に、日本の支援を受けている。関係悪化は、韓国の望むところではないはずである。

実際、http://www.nikkei.com/article/DGXNASFL240A6_U2A820C1000000/ のように、政府筋からは、通貨スワップ協定延長は白紙だという声も出ている。

仮想敵の必要性)
ただし、北朝鮮が弱体化しそうであり、仮想敵がなくなりつつある。韓国は20歳前後の男性全員に2年間の徴兵制が有る国である。
http://bit.ly/SEGKpK 当然、関連した軍事既得件もある。仮想敵がいなければ、これらの既存勢力が困ってしまう。

 米中対立化のなかで)
同時に、中国か米国のどこに近付くか考えているのかもしれない。その中での領土問題を取り上げ、力関係を探っているのかもしれない。


 また、竹島問題については「日本も韓国も米国の意向を無視して軍事的衝突は起こせない」という内田樹氏の見解もある。http://blogos.com/article/45340/

 日本も、そろそろ。。) 日本も平和ボケで活力が弱まっている。戦後の高度成長の底力が消えている。米国など、ベトナム、中東、イラクと第二次大戦後戦争をしまくっている。そろそろ、日本も国際紛争についてまじめに考えて、平和ボケから抜け出す時期だと思う。これが、経済的な強さにもつながるのではと思う。

こんな記事もある)  
 http://amba.to/OuC1ma は、日本人なら一読しておく必要がある。
韓国人が書いた、韓国政府による歴史湾曲の指摘である。 検証する必要はあろう。
どうも日本は、韓国に対して相当な支援をしていたようでもある。そのうち裏をとりたい。
日本軍が極悪非道だったと、他国がいうから鵜呑みにして、謝罪するようでは、ご先祖様に申し訳が立たない。


尖閣問題)
一方、尖閣については、以下の様な歴史があるらしい。

wiki: http://bit.ly/MpE6NC によると、
地質は火山性であり、岩盤がむき出しになっており、河川や湖沼といった水源がないため、農業が出来ないことから定住することはなかったが、第二次世界大戦前 の一時期、日本人が定住し開拓者にちなんだ通称「古賀村」集落が形成され200人あまりが生活していたが、その後経済的理由により放棄された。また大戦末 期に石垣島から台湾へ民間人を疎開させる途中に遭難した民間船が漂着し、救助されるまでに50人以上が飢餓などで犠牲になる尖閣諸島戦時遭難事件が発生している。
さらに、以下のようにある。これによれば、明治時代に領土問題は解決し、日本の領土となっていたが、付近に石油資源が見つかってから、中国、台湾が領有を主張しはじめたということになる。

領有権に関する主張


民間機から見た尖閣諸島(左から魚釣島、北小島、南小島)
日本政府の公式見解は「この領域に領有権問題は存在しない」というものであるが、中国政府や台湾政府は「領有権問題が存在する」と主張している。日本の行政区分では沖縄県石垣市に属するが、台湾は宜蘭県に属すと主張している。2005年の沖縄近海における台湾漁船の抗議行動尖閣諸島中国漁船衝突事件のように領有権を主張する台湾・中国側との間で不法操業や不法越境・上陸をともなう国際問題がしばしば発生している。

領有をめぐる経緯

現地調査の結果、いずれの国の支配下にもないと確認した日本政府は、1895年(明治28年)に尖閣諸島を日本の領土に編入することを閣議決定。同年、尖閣諸島は実業家古賀辰四郎に期限付きで無償貸与される。1880年代後半から1940年(昭和15年)にかけ、尖閣諸島には日本の琉球諸島の住民が建設した船着場や古賀が開設した鰹節工場などがあった。
中国と台湾が領有権を主張し始めたのは、1968年(昭和43年)に尖閣諸島付近海底調査で石油天然ガスなどの大量地下資源埋蔵の可能性が確認されて以降である。
1978年(昭和53年)に政治団体日本青年社が魚釣島に私設灯台を建設し、保守管理してきた。日本国政府からの「灯台を正式に海図に記載し、今後は国が灯台の管理をしていきたい」との申し出により、2005年(平成17年)2月に灯台は国に譲渡され、海上保安庁によって魚釣島灯台として管理されている。その他、北小島にも灯台がある。
大前研一氏 2010.10.6の記事より尖閣問題について: 
http://www.nikkeibp.co.jp/article/column/20101006/247616/?ST=business&P=1&rt=nocnt
問題の発端は1895年の下関条約にある。日清戦争に勝利した日本が、この条約によって中国から台湾を割譲し、尖閣諸島を沖縄県に編入したのである。日 本は台湾県をつくったが、そこに尖閣諸島を組み入れることはしないで、沖縄県に含めていた。つまりそれ以前の尖閣諸島は台湾領だったわけで、これは非常に 重要なポイントである。台湾領であったという事実が中国が領有権を主張する根拠になっているからだ。
日本は領土問題にうとい)
 ヨーロッパ、中国、印度、アラブは、 昔から領土争いの歴史で有り、豊富な経験がある。一方、日本は、織田信長、豊臣秀吉、徳川家康らが日本を統一した1600年以降大した領土問題が起きていない。(日清、日露、太平洋戦争も領土争奪がらみではあったが。。)

以下が、1519-2006年のヨーロッパの領土の変遷である。



もうすこし昔からのものは、こちら。



韓国の奪い合い)
  日本は謝り方と外交がヘタだった日清戦争は中国と日本での韓国の奪い合い、日露戦争は日本とロシアでの韓国の奪い合い。当時はそれが普通で、たまたま勝った日本が韓国を占領下においた。それで、日本だけ悪者。変じゃないのか。。

 米国は、太平洋戦争後、朝鮮戦争、ベトナム、中東(イスラエル、イラク)などに介入し続けて、ベトナム戦争で負けているが、なんで日本だけ、まだ敗戦国??

 世界各国は現代史を教えているのに、日本は、日教組のおかげなのか、現代史をやらない。意味不明なことをいうマスコミに扇動される。それじゃ、海外に対して強い態度は取れない。

 そういうところで「国益を守れ」と正論を言おうとすると、日本では右翼扱いなのだろうか。。

 日中戦争っていわれるが、中国は第二次大戦後、ベトナムを支援したり、また、チベットだって、占領下においている。http://bit.ly/PU7GAo にあるように、中国は、いまだに南進政策をとり、侵略を続けている。尖閣だって日本の領土を侵略しようとしている。

 そもそも第二次大戦は、満州近辺での小競り合いで劣勢になった蒋介石が国際世論を味方につけたところから始まった模様。
 軍の暴走もあったようだが http://bit.ly/NsA9Kv 戦争というのは、負けると一方的に悪者にされるので、ある程度したら名誉回復をしていかないとならない。が、全く成功していない。
 第二次大戦とその後の保障問題はサンフランシスコ講和条約で終わったと、なぜ強くいえないのか。日本人が、それに対して反対意見を唱えるなんて。。フランスだったら、国賊扱いになるかも。。

 たとえば中華思想:  http://bit.ly/PUa4qR 中国が世界の中心。中国が他国よりも一番偉い。これを国の名前にしているというとんでもない国ですからね。そりゃ、へなちょこな、日本の外交のままでは、やられっぱなし。。

2012年8月26日日曜日

これは面白い: Wireless sensor tagとLit Motors

Facebookで紹介があった面白い以下の2つのGadgetを紹介したい。
  1. 高機能なWireless Sensor Tag
  2. 自立する2輪車: Lit Motors
どちらも、ほんのちょっとしたアイディアだが、だれも思いつかなかったものである。
Facebookにしても、そういうもの。
クリエイティビティというのは、こういうところにあるものかもしれない。凄く画期的なものばかり追求することが、ビジネスを生むわけでもなさそうである。

 高機能なWireless Sensor Tag)
WiFiを使って、スマホなどに情報をpush通信するセンサーである。
サイト(英語): http://wirelesstag.net/index.html 

ここから以下に写真を引用する。

本体形状
利用法例。家庭内にWiFiのTag Managerを起き、外出先から家庭内の状況をモニターする。Broadband Router (Firewall)を乗り越えて通信する設定が必要。

Tagを監視するスマホアプリ


主な機能は、
  1. 地磁気センサーで、自分の角度を検出して、ドアが空いているかどうかが検出できる
  2. 温度センサーも内蔵 (冷蔵庫や室内の温度管理ができる)
  3. 定期的(30秒)なpush転送とackを用いた再送プロトコルで通信断にも強い。アルミホイルでTagを包むとout of rangeが通知される。
  4. 電池は3年持つ。

ドアや窓に鍵が掛かっているのかどうかの検出ができるようなインターフェースも用意されると、さらに良いと思う。

GPSか電波による位置計測を内蔵して、ものの位置情報が把握できると、捜し物にも便利になる。
ただし、GPS unitは秋葉原の秋月電子のボードでも3,000円弱 http://akizukidenshi.com/catalog/goods/search.aspx なので、ちょっと高価すぎる。

複数のWiFi電波から割と精度よく位置測定する技術がある。たとえば、広域網では、これを用いて、iPodなどWiFiだけの端末で10〜20m誤差で位置測定をしているようである。
WiFiの発信源が近接しておかれている状況や、802.11n (MIMO: http://ja.wikipedia.org/wiki/MIMO ) を活用すれば、さらに位置推定を高精度化できるのではと思う。


すると、全自動棚卸しや、モノ探しに使える。 

自立する2輪車: Lit Motors)
自立する2輪車。セグウェイの公道利用版ともいえようか。

http://litmotors.com/ が、ホームページであり、分かりやすい紹介ビデオがある。

機能の概要は、以下の通り、
  1. 電動2輪車である
  2. 2つのジャイロをもちいて、停止時も安定を保つ。乗ったままバックもできる
  3. 足をつかなくて良いので、シェルで囲むことができ、側方衝突も安全
  4. 原理的に、トレッド幅( http://cars.jpn.org/body/bdy03.html )が十分とれないピザ屋の3輪車よりは、ずっと安定性が良さそうである
  5. スマホから制御ができる
  6. 製品版は、ホイールが光ったり、なかなかかっこが良い
バイクのコンパクトさ、すり抜け能力と、4輪自動車の安全性、だれでも扱い安いところの良いとこ取りという印象である。

もちろん、基本的に2輪なので、 4輪で問題になる、ロールや、内外輪の回転差・進行方向の差におるスリップも起きず、スムーズな旋回も期待できる。

ただし、ジャイロに関して、いくつか気になる点もある。

  1. 技術的には、常時回る2つのジャイロの消費電力
  2. ジャイロによる車体の倒し込みへの影響、つまり、2輪車としての挙動の不自然さをどう押さえ込むか
以下 ホームページにあるビデオからいくつかのシーンを引用する。とにかく、上記のビデオをご覧いただきたい。

製品版のモックアップ
試作車が公道を走行する様子

2つのジャイロで静止時にも直立を保つ
引きずっても絶対倒れない安定性の実験風景
 ムラタセイサク君)
 http://bit.ly/PS2wnl にある、ムラタセイサク君も静止時不倒制御ができる。ジャイロをつかっている点も同じである。後ろ向き走行、遠隔操作、障害物検知などのビデオもある。

基礎技術(部品技術)が、そこにありながら、製品まで発展させられていない。ここが、クリエイティビティの差なのかもしれない。ムラタは部品メーカなので、製品に手を出さないのは妥当かも知れないが、そこに、ビジネスの部品が転がっていたのに、日本人はだれも気づかなかった。というのが気になっている。

くやしがってもしょうがない。反省の材料にしたい。 儲かるビジネスは技術ではなくて、製品企画なのである。日本の大企業には、ここが極めて弱い会社が多い。 (別途記載したい)

世の中、コミコミと考えるのが一番

世の中は、全部望ましいということはなく、良い所も悪いところもコミコミ(込み込み)で選択するしかない。選択した以上、自分の責任ということになる。

もちろん、努力して変えてみて変わるところもあろうが変わらない所は多い。他人の性格など絶対に変わるはずがない。言いたいことを本音で言い合っている夫婦ですら、相手を変えらないし、親子ですら変えられない。

込み込みなので、変えられない多くの部分が気に入らなければ、自分で出ていくしかない。 もちろん、それでも、頑張って変えようとする偉い心がけがあってもよいが。

すくなくともいえるのは、議論をしていて、相手の性格について言及することは、やめるべきである。相手は、必ず自分を守りにでて、議論は紛糾するし、そもそも、親ですら、なかなか変えられない性格を他人が変えられるわけもないのである。全く余計なお世話、嫌われる「上から目線」に他ならない。

唯一の例外は、本人が、リクエストしたときぐらいと考えた方がよいと思う。それでも、何度も指摘したら嫌われる。。

ところが)
日本人のみならず、東洋人は一般に人が良いというか、八方美人というか、世渡り上手という感じがする。

ある中国系米国人は、裏でボスの悪口ばかり言うけれど、表では、ボスのご機嫌を取っている。米国の白人は文句をいっていたと思ったら、スパット辞めた。

日本人出向者が多く通う歯医者の受付の方も言っていた。米国人は、医者にリクエストをいろいろすることも無くハイハイと従うが、医者が信頼できないと思うと、スパット医者を変える。。

ところが、日本人の患者は、医者が信頼できるか。だとか、あーしてくれ、こーしてくれとうるさいらしい。

友達でも、夫婦でも、日本はダメでもナントカ持たせようとしするが、大体、米国人は、あわない人とは、スパット縁を切ると思う。そもそも、最初から友達にならない。

すべてこみこみ)
会社勤めをするにしろ、友達としてつきあうにしろ、全て込み込みなのであり、その上で自分が選択しているわけである。文句しか出なくなるほどに破綻したなら、自分がでていくしかない。

ないしは、ものすごいパワーで、裏から手を回すなどして、改革して、自分好みにしていくかである。

会社にとっても不幸)
そう言う点で、あわない会社といつまでも縁を切らずに働いていて、裏でぶつぶつ文句をいっているだけでは、経営側にもフィードバックが掛からない。

働き続ける以上、自分で変えていくか、文句を言わないで従うかの選択肢しかない。これが、合理的な選択であり、大人の自己責任というものであろう。

ところが、奥さんが専業主婦で、家のローンを含めて、家族の生活が自分1人に掛かっているとなると、 大胆な賭けにはでられない。しょうが無し無し現状で我慢することになる。ましてや終身雇用で雇用の流動性がなければ、出ていくことはできない。

これは、実に不幸なことで有り、社会システムの変革が必要に思う。流れに乗っていればうまくいく時代なら良かったが、何か変わらないとならなくなると、実に息苦しいシステムに思える。

終身雇用と専業主婦)
終身雇用: wiki http://bit.ly/JEcWG8 にあるように、高度成長期の1960年ごろに、社員不足を解消するために始まった制度のようであり、長い歴史があるわけでもない。

 専業主婦: http://bit.ly/SEAZs6 にあるように、これも定着したのは、1950年の高度成長時代のようである。

この2つのシステムが上手く動いていたのは、1960年から1980年まで。もう1990年には日本の経済はバブル崩壊、失われた10年で、傾き始めていたのである。失われた10年は、20年を過ぎ、おそらく30年にまで続くであろう。

これらシステムをいまだに守っている意味はどこにあるのだろうか。少なくとも、良い所は残しつつ、改めるべきは改めていくべきであろう。

バブル崩壊: 1991年 http://bit.ly/SEC6rG
失われた10年: 1990年前半から2000年まで。 http://bit.ly/MAVpvv

八方美人ではうまくいかない)
良い所も悪いところも、すべてコミコミで人がついてきてくれると思えば、大胆な戦略が取れる。八方美人に成らなくても済み、メリハリのある経営、メリハリのある商品が作れる。従っている側がコミコミとして選択してくれていないことを配慮すると、引っ張る側にも余計な負担が掛かって、大胆な戦略がとれなくなりがちである。

創業者は、自分の会社という意識で、そのへんの大胆なコントロールができるでは。なので、創業者が去ると経営がおかしくなるということが起きがちなのかもしれない。

良い経営者は、憎まれる所と愛されるところのメリハリがあるように思う。そのためには、コミコミでついてきてくれる仲間だけを選べる仕組みが必要なのではなかろうか。。

2012年8月22日水曜日

AT&T iPhone4のSIM unlockに成功

米国AT&Tは、端末代金の支払いが完了したiPhoneのSIMをunlockするサービスを2012/4月から始めた。http://bit.ly/Pwsop6 などに報道がある。これを受けて、SIMをunlockし、成功したので報告する。2010年6月頃に契約した端末なので、2年契約が過ぎており、unlockを受け付けてくれたものと思われる。

概要)
手続きは、以下の様になる。
  1. AT&Tに電話をし、Unlock希望を告げる
  2. 2週間で、やり方を書いたリンクをメイルしてくると告げられる
  3. メイルに従い、iPhoneをiTunesにつなぎbackup/restoreをする
  4. 上記だけでは、unlockされなかった。実際の手順は、
    1. iTunesをつなぎ、restoreで、正規iOS5.1.1にする (iOS5.1.1の脱獄版(iPhone4は、Pwnage5.1.1で脱獄済み) では、次のeraseが永遠に終わらない。)
    2. 設定-> Resetの->データと設定を全て消去 する
    3. iTunesから待避してあるデータをリストアする
  5. AUのiPhone4SのuSIMを入れた(米国なのでローミングになる)。するとAT&Tの電波がつかめた。が、自端末の番号は設定では表示できない。ローミングだからなのかもしれない。
  6. 基本backup/erase/restoreで
http://bit.ly/NtUuxb にも日本語解説がある。

他には、PUKコードを入れる方法もあるらしい。どうやるとこのコードを入れる画面になるのか、いろいろ試したが、成功していない。SIM暗証を誤入力すると要求画面になるとか、lockされた端末で、違うSIMを入れると出てくるとかあるが、どちらも成功していない。
訂正)PUKコードとは次のこと。
  1. SIMに暗証を付けておいて、SIMを入れ替えると、暗証を要求する。これはFOMAとか、ガラケーも同じ。
  2.  この暗証を何度か入れ間違えるとSIMがlockされて使えなくなる。(これを、AT&TではSIM lockと呼ぶ --- まぎらわしい。。)
  3. 上記のSIM lockを解除するのが、PUKコードである。もちろん、SIM毎に違う。
いわゆるキャリア毎に限定されたSIM lock を解除するのは、AT&Tでは、SIM unlockではなくて、Device unlockと呼ぶらしい。本稿末尾に書いた。

手順詳細)

1. AT&Tに電話で依頼すると、しばらくすると以下のような案内へのリンクが掲載された、emailがやってくる。


2. 探すと、以下のような情報もMyATTには掲載されているが、このPUKコードの使いかたがわからない。これは、SIM暗証を何度か入れ間違えてlockされたものを解除するPUKコード http://bit.ly/RHu95T のことらしく、今回話題にしているキャリアのunlockではないらしい。AT&Tでは、SIMのunlockというとこのことを指し、キャリアのunlockは、deviceのunlockとよび、Apple社が担当することになっていると聞いた。


3. AT&Tに聞くと、Appleのリンクを教えてくれて、そこには、iPhoneをbackup/erase/restoreせよ。と書いてある。
 http://support.apple.com/kb/HT5014

4. なぜかEraseができない。
1の方法では脱獄が解除されるので、2を試みたが、PUKコードの入れ方がわからない。3をやってみると、erase作業にはいって、5時間しても終わらない。AT&Tに聞くと、最初は「15分から20分で終わるはずだ。」といっていたが、調べたら、「2〜3時間はかかる」と訂正があった。Flashのイレースにしては時間が掛かりすぎる。(分からないと、担当者が適当なことをいうのは、米国では日常茶飯時で有り、信用してはならない。。)

5. まずは、正規iOSに戻した。
iOS5.1.1をPwnage5.1.1で脱獄している(やり方の概要は下に書いているが、詳細は未報告)のが悪いのではと思い。iTunesからiPhone4をrestoreした。

2012年6月6日水曜日: iOS5.1.1の脱獄 - Pwnage5.1.1

これで、一応erase, restoreもしたことになるが、この時点では、SIMはlockされたままであった。AUのuSIM cardを入れると No Serviceになる。

6. EraseとRestore
そこで、再度、iPhoneの設定-> Reset画面から、データと設定をeraseした。


そしてWiFiなどを手で設定たあと、iTunesから設定をリストアする画面になったので、iTunesからリストアした。

7. そして、AUのuSIMカードを入れると、searchingの画面になったあと、以下の様にAT&Tの電波をつかんだ。写真を掲載する。SIMを正規AT&Tに入れなおすAT&Tから、texting (Short mail)と、ボイスメイルが入る。結構、うっとうしい。




8. ただし、自端末番号は不明。ローミングだからかもしれない。



9. 使用したiPhoneとSIM。左がAUのiPhone4SとuSIM。右がSIM unlockしたAT&TのiPhone4とuSIM。




10. 以前、Amazon.comで買った、プリペイドSIM (GoPhone) を入れてみたが、No Serviceになる。今売られているものは、たとえば以下。

http://amzn.to/ORihXv にある、reviewを読むと、AT&Tの店に行って、$15払って、アクティベートしてもらい、さらにチャージをいれないと使えないらしい。だとすると、AT&Tの店舗に行って買ってもさほど変わらない。ただし、最初のレビュアーは、じぶんでできる裏ワザがあるような書き方をしているが、肝心な情報は書かれていない。。

iPhone3GSのGoPhone SIMは。。)

2010年4月27日火曜日: 米国でAT&TのプリペイドSIMを買ってiPhoneを使う


に書いたとおり、日本のSoftbank製のiPhone 3GS (iOS3.2)は、ultrasn0wでソフト的にunlockし、data 通信プロファイルを書き換えている。このため、これを解約したが、GoPhoneのプリペイドSIMが使えている。

このSIMは、通常サイズなので、iPhone4には入らない。http://amzn.to/ORYV4C にある、以下の写真のようなSIM カッターを使えばuSIMサイズにできる。



このカッターは日本で買って、東京には置いてある。が、今は持っていないし壊すといやなので、実験はしていない。

そもそもiPhone 3GSではGoPhone SIMで、アプリは使えるし、webも問題なく使えているで、iOSも古いままにしてある。余計なことをしたくないのである。

もう一台もunlockしようと電話をかけたが。。)

iPhoneから611でAT&Tに電話をしたら、「契約が完了していないと、できない。」といわれた。

発表記事 http://bit.ly/O6P90E にあるとおり、契約が満了したということらしい。契約=2年縛り。なので、2011/3月に購入したこの端末の場合には、2013/3月にならないと、契約が満了したことにはならないのであろう。端末代金は一括払いしているが、何らかのPaybackがあるのだろう。


今回unlockに成功した端末は、2年を過ぎていたが使い続けているもの、2年を過ぎれば回線を使い続けていてもunlockしてもらえるのだろう。逆に、回線契約をやめたあとに依頼したらunlockできないと言われたとも聞いた。(2年過ぎていなかったからなのかも、しれないが。。)

iPhoneから、カスタマーサービス611に電話すると、何度か番号をいれたあとに、直ぐに担当につながったが、SIM暗証を何度か入れ間違えてlockされたものを解除するPUKコード http://bit.ly/RHu95T のことと勘違いされ、最初に話しが通じなかった。どうも、AT&Tでは、SIMのunlockではなく、deviceのunlockというらしい。なるほど、PUKコードの謎が解けた。



2012年8月21日火曜日

Yellowstone, Mt. Rushmore走行の記録

San Joseから、Prius (ZVW30: 現行2011年型、第3世代)で、ドライブをしてきた。旅行記は別掲するとして、旅行の記録を残しておく。

主な行き先)
以下、旅程順に。
  1. Idaho twin falls, Idaho
  2. Grand Teton, Yellowstone National Park, WY
  3. Bighorn National Forest, WY
  4. Mt. Rushmore, WY (4人の大統領の巨大石像)
  5. Crazy Horse, WY (Rushmoreに対抗して建造中のインデアンの巨大石像)
  6. Fort Laramie, WY (西部劇に出てくるララミー砦)
  7. Salt Lake City, Utah
  8. Bonneville Salt Flat, Utah (Bonnevilleレースサーキットもある、塩の大平原)
良かったところ、印象に残ったこと:
  • Idaho Twinfallsの絶景
  • Idahoの大嵐
  • Grand Teton Jenny Lake
  • Yellowstoneの変化に富んだ風景
  • 西部劇の映画セットのようなGreybullの田舎町。美味いハンバーガやフライドポテト
  • まさに西部劇。雄大なBighorn National Forest
  • 一大観光地: Mt. Rushmore 1941年に完成 (景気対策の一環): 迷路あり、ウォータスライドあり。入り口の街は、甲府の水晶街の様相。敷地は、1991年にBush大統領により整備され、巨大な美術館になっている。
  • Crazy Horseの彫像: インデアンの聖地に建てられた Mt. Rushmoreに対抗し、1941年から建造が開始。2002年に顔の部分だけできて、その後ほとんど変わっていない模様。完成させてしまわないところが、対抗の対抗らしさか。。
  • Lusk: 大草原に突如あらわれる人口1,000人程度の町。この外には100km以上にわたり、ガソリンスタンドも休憩所もない。が、充実した、よろずやが。なんと、秋葉原で買うような抵抗やコンデンサなども売られていた。もっと驚いたのは、そこの店員の女性が、神戸出身の日本人で、日本語で声をかけられたこと。もう米国に住んで16年だとか。生鮮品はやや高く、冬には雪が降るが住みやすい町だとのこと。日本食品は、San Francisco近辺から通販したり、買い出しに行ったり。
    もうひとり、この町にすむ日本人は、渡米して60年になり、日本語が話せなくなってしまっているとか。一つ困るのは、日本のご両親を訪問すること、Denver空港まで車で4時間走るとか。
  • Salt Lake City。モルモン教の総本山 Temple Cityの教会がとても立派。教会の清掃のため、2週間closeするとのことで、結婚式が殺到。前日は103件、この日は50余の結婚だとか。花嫁花婿が皆美男美女ばかり。肥満の国米国なのに、肥満の人はほとんどいない。Greybullも肥満の人はいなかった。やはり、Fast foodや炭酸飲料などの商業主義に乗った食生活が、肥満の理由なのかも知れない。
  • Salt Lake: 海水の3倍の濃さとかで、死海に次ぐ高濃度の湖。ビーチは、大変臭く、水際には、えたいの知れない小さなハエのような虫が無数にたかっており。踏むと足にまとわりついて、オカルト映画の様相。早々に退散
  • Bonneville Salt Flat: 干上がった湖の底にできた塩の大平原。レースサーキットでも有名。映画Independence dayなどの撮影にも使われた。熱く、広い。Rest Areaで降りて、塩をなめてみたが、ミネラル豊富なのか、美味かった。
  • Winnemucca: ギャンブルの街、Nevadaの退廃した雰囲気。たばこ、肥満、ギャンブル。荒れたマクドナルドの店内。22時すぎまで子供をMacに放置して迎えに来る女親。行きに同じMacにたち寄ったときも、同じ親が昼に子供たちを放置し、子供を迎えに来るでも無く、車のクラクションで呼び出していた。子供達は、小さいのにすでにかなりの肥満。ここまでくると、もはや虐待。モーテルにカジノがついていたが、朝からギャンブル。その前に通った、戒律の厳しいモルモン教徒の街、Salt Lake Cityとのコントラストも強烈であった。
    行きにIdahoの州境すぐそばのNevada側にあるJackpot cityのカジノに寄った。ほぼ同じ気候なのに、州境を越えてidahoに入ると、スプリンクラーで灌漑された広大な緑のジャガイモとトウモロコシの畑が広がる。
    世界の多くの国がギャンブルを目の敵にしているが、退廃の原因になるからなのであろう。
工程)

走行記録)

  • 宿泊数: 6泊
  • 総走行距離: 3,278 Mile (5,274km)。札幌-鹿児島中央間の鉄道距離が2,670km なので、そのほぼ2倍
  • 総消費ガソリン: 81.37 Galon (308 Litter), 給油14回 (休憩も兼ねて)
  • 平均燃費: 40.29MPG (17.12km/L)

注意)
 高度計は、ナビ(GPS)が表示しているものである。高速沿いに出ている、高度表示とは、数mの誤差で一致しているが、高度が低いときには誤差が大きそうである。
 たとえば、San Francisco北のSausalito (サウサリート)あたりでは、海面より若干高い位置にFreewayがあるものの、GPS上は、高度がマイナス数メートルになっている。また、内陸のSacramento (カリフォルニア州都)では、高度がマイナス91 feet = マイナス27メートルと表示される。原因として考えられるのは以下の3つ。
  1. もともとGPSの測位方式は高度に誤差が多い。wiki: http://bit.ly/Q2V8Hm には、「前述のようにGPS受信機の多くは地表に沿って動く(地表と鉛直方向には動かない)ため、計算アルゴリズムを工夫して、地表に沿った方向の位置推定の精度を上げる代わりに高度方向の位置推定を犠牲にしているためである。」とある。
  2. 上記1に加え、x,y,z,t(時間)を基準とした、3角測量なので、地図マッチングのために、水平座標がずれると、高度に誤差が生じる
  3. GPS衛星からの電波を基準としており、これに以下の誤差が生じる。
    1. 地球を真円として考えている場合には、それからのズレ
    2. 地殻を構成する物質の密度が高いなどで、重力が強い場合には、海面は低くなるはずである。その位置にいて、密度分布を考慮しない測量である、GPSを用いた測量をすると、実際には海面より高い位置にいても、海面下のような表示になり得るように思う。
http://bit.ly/Q33sqB には、「以前は標高と海抜を使い分けていました。測量上の基準地点である「水準点」からの高さを「標高」と言うのに対して、「海抜」というのは「平均海面」からの高 さです。海面は風や月、太陽の動きによってたえず変動しているため、長い年月連続的に観測(験潮)した結果の平均を「平均海面」といいます。「平均海面ゼ ロメートル」からの高さが「海抜」です。

現在は、平均海面を0メートルとして水準原点の標高を定義しなおしたので、結局、「標高=海抜」となり、正式には海抜ということばを使わなくなりました。」とある。

ここには、気圧計を用いた測定での標高の誤差について書かれている。

2012年8月9日木曜日

Think Slightly Different -Samsung.


 http://bit.ly/Mw2mNQ に、Samsungのオリジナリティに関して説明付きのlinkがあります。

このビデオは面白い。英語が理解できなくても、相当笑えます。iPhoneと全く違う、iPadとはさらに違う、と笑いを取っています。

Think Slightly Different, Samsung!! というわけですね。こういう、オチャラケビデオを、本当にSamsungのVPが演じて、リリースしているところが、やっぱり違いますね。。。

と思ったら、これはパロディ(コメディ) だったらしい。そりゃそうだ。お堅い会社がこんなモノをつくるはずもないし、特許紛争をしているので、こんな宣伝をすれば、自社が不利になりそうですから。。

以下にビデオを埋め込んでおきます。


日本も戦後高度成長まで「欧米に追いつけ」の時代には、モノマネといわれても、開き直る、こういった強さがあったのですが、学ぶ姿勢も真似る姿勢もどこかへ消えてしまったのでしょうか。。

2012年5月24日木曜日: 日本にクリエィテビティは必要なのか....


日本の自動車メーカと電機メーカの違い)

http://bit.ly/OZEkic にスバルスピリッツがあります。引用すると:
参考にできるデータもノウハウもないゼロからの研究開発、膨らむ開発コスト、「本当にできるのか」というプレッシャー…
そこにはいつも、先駆者だけが知る高い壁が立ち塞がります。しかし彼らは決してあきらめません。
「もっと安全で愉しい走りをつくりたい」、「自分たちが信じる、本当に良いものだけを提供したい」―そんな揺るぎない想いを胸に、彼らは今日も挑戦を続けるのです。
そのうち、別blogに投稿しますが、
スバルは、どこの会社もやっていない水平対向のボクサーエンジンを実用化し、コダワリ続け、そして、いまは FB20で、ロングストローク化、生産性の向上にチャレンジ続けている(これは、Motor Fan Illustrated Vol. 51 http://amzn.to/OZFbzy に出ていました。
この号は面白いエンジンがいろいろ出ています。

が、決め手は、同 Vol. 57 http://amzn.to/OZFH0t p.40にでている、ミヤマ株式会社が開発した、多点点火ですね。12点の多点点火で、最大筒内圧力を86%(Pmax)も向上させ、すでに熱効率44%という驚くべき実験結果がでているそうです。従来技術では40%でもスゴイといわれていたのに。。

どこの会社も同じ事をやっている電機メーカに比べて、日本の自動車メーカは、マツダ、スバル、スズキ、ホンダ、日産、トヨタなど全てのメーカが違ったキャラクタをもつように思います。これが、自動車メーカが、まだまだ外国に追いつかれない理由かも知れません。。昔のSonyはそういう会社だったと思います。