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本ブログのアクセス統計: 60万アクセスを達成しました。ご訪問ありがとうございました。

60万アクセスまでの経過

2009年12月に始めた本blog。2011年7月ごろに10万アクセスを達成し、2011年12月13日には15万アクセスを達成。
その後、私も更新しておらず、アクセスは少し減りましたが、3月1日には18万アクセス。2012/4/18に20万アクセス、2012/8/21に25万アクセス、2013/1/18に30万アクセス、2013/12/17に40万アクセスを達成しました。しばらく見ていなかったら、2015/5/1に50万2584アクセスになっていました。またまた、しばらく更新しないうちに、2017/6/11に60万7197アクセスになっていました。2018/7/7 .. おお七夕 .. には63万0656アクセスになっていました。久しぶりに更新しました。

2012年8月26日日曜日

これは面白い: Wireless sensor tagとLit Motors

Facebookで紹介があった面白い以下の2つのGadgetを紹介したい。
  1. 高機能なWireless Sensor Tag
  2. 自立する2輪車: Lit Motors
どちらも、ほんのちょっとしたアイディアだが、だれも思いつかなかったものである。
Facebookにしても、そういうもの。
クリエイティビティというのは、こういうところにあるものかもしれない。凄く画期的なものばかり追求することが、ビジネスを生むわけでもなさそうである。

 高機能なWireless Sensor Tag)
WiFiを使って、スマホなどに情報をpush通信するセンサーである。
サイト(英語): http://wirelesstag.net/index.html 

ここから以下に写真を引用する。

本体形状
利用法例。家庭内にWiFiのTag Managerを起き、外出先から家庭内の状況をモニターする。Broadband Router (Firewall)を乗り越えて通信する設定が必要。

Tagを監視するスマホアプリ


主な機能は、
  1. 地磁気センサーで、自分の角度を検出して、ドアが空いているかどうかが検出できる
  2. 温度センサーも内蔵 (冷蔵庫や室内の温度管理ができる)
  3. 定期的(30秒)なpush転送とackを用いた再送プロトコルで通信断にも強い。アルミホイルでTagを包むとout of rangeが通知される。
  4. 電池は3年持つ。

ドアや窓に鍵が掛かっているのかどうかの検出ができるようなインターフェースも用意されると、さらに良いと思う。

GPSか電波による位置計測を内蔵して、ものの位置情報が把握できると、捜し物にも便利になる。
ただし、GPS unitは秋葉原の秋月電子のボードでも3,000円弱 http://akizukidenshi.com/catalog/goods/search.aspx なので、ちょっと高価すぎる。

複数のWiFi電波から割と精度よく位置測定する技術がある。たとえば、広域網では、これを用いて、iPodなどWiFiだけの端末で10〜20m誤差で位置測定をしているようである。
WiFiの発信源が近接しておかれている状況や、802.11n (MIMO: http://ja.wikipedia.org/wiki/MIMO ) を活用すれば、さらに位置推定を高精度化できるのではと思う。


すると、全自動棚卸しや、モノ探しに使える。 

自立する2輪車: Lit Motors)
自立する2輪車。セグウェイの公道利用版ともいえようか。

http://litmotors.com/ が、ホームページであり、分かりやすい紹介ビデオがある。

機能の概要は、以下の通り、
  1. 電動2輪車である
  2. 2つのジャイロをもちいて、停止時も安定を保つ。乗ったままバックもできる
  3. 足をつかなくて良いので、シェルで囲むことができ、側方衝突も安全
  4. 原理的に、トレッド幅( http://cars.jpn.org/body/bdy03.html )が十分とれないピザ屋の3輪車よりは、ずっと安定性が良さそうである
  5. スマホから制御ができる
  6. 製品版は、ホイールが光ったり、なかなかかっこが良い
バイクのコンパクトさ、すり抜け能力と、4輪自動車の安全性、だれでも扱い安いところの良いとこ取りという印象である。

もちろん、基本的に2輪なので、 4輪で問題になる、ロールや、内外輪の回転差・進行方向の差におるスリップも起きず、スムーズな旋回も期待できる。

ただし、ジャイロに関して、いくつか気になる点もある。

  1. 技術的には、常時回る2つのジャイロの消費電力
  2. ジャイロによる車体の倒し込みへの影響、つまり、2輪車としての挙動の不自然さをどう押さえ込むか
以下 ホームページにあるビデオからいくつかのシーンを引用する。とにかく、上記のビデオをご覧いただきたい。

製品版のモックアップ
試作車が公道を走行する様子

2つのジャイロで静止時にも直立を保つ
引きずっても絶対倒れない安定性の実験風景
 ムラタセイサク君)
 http://bit.ly/PS2wnl にある、ムラタセイサク君も静止時不倒制御ができる。ジャイロをつかっている点も同じである。後ろ向き走行、遠隔操作、障害物検知などのビデオもある。

基礎技術(部品技術)が、そこにありながら、製品まで発展させられていない。ここが、クリエイティビティの差なのかもしれない。ムラタは部品メーカなので、製品に手を出さないのは妥当かも知れないが、そこに、ビジネスの部品が転がっていたのに、日本人はだれも気づかなかった。というのが気になっている。

くやしがってもしょうがない。反省の材料にしたい。 儲かるビジネスは技術ではなくて、製品企画なのである。日本の大企業には、ここが極めて弱い会社が多い。 (別途記載したい)

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