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本ブログのアクセス統計: 60万アクセスを達成しました。ご訪問ありがとうございました。

60万アクセスまでの経過

2009年12月に始めた本blog。2011年7月ごろに10万アクセスを達成し、2011年12月13日には15万アクセスを達成。
その後、私も更新しておらず、アクセスは少し減りましたが、3月1日には18万アクセス。2012/4/18に20万アクセス、2012/8/21に25万アクセス、2013/1/18に30万アクセス、2013/12/17に40万アクセスを達成しました。しばらく見ていなかったら、2015/5/1に50万2584アクセスになっていました。またまた、しばらく更新しないうちに、2017/6/11に60万7197アクセスになっていました。2018/7/7 .. おお七夕 .. には63万0656アクセスになっていました。久しぶりに更新しました。

2012年5月24日木曜日

日本にクリエィテビティは必要なのか....

以前はクリエィテビティにより儲かるビジネスをと主張していたが、Stanford大で研究したり、いろいろ見聞きして、ちょっと最近考え方が変わってきたので、まとめておく。

いずれにしろ、最近の日本は思考停止しているように思う。自分で考えずに、欧米やらマスコミやらのいうことを丸呑みにする、感情の方が論理に優先する(これはまだまとめていないが。。原発関係のblogにはしている) などである。
以下に関連blogをまとめた。
2012年4月22日日曜日: 時代に合わせてシステムを変えられない日本
欧米のやりかた)
米国は先代の技術を次の世代が否定することが時々ある。もちろん以前のやり方を研究してから否定していて、無知ではないと思っている。

たとえば、Space shuttleでいえば、
  1. Apollo11の2段,3段目のLH2,LO2タンクの間に使った革新的な統合隔壁を否定し、シャトルの外部燃料タンクを設計した
  2. また、Shuttleの次ではShuttleのメインエンジンSSMEを否定しApolloの二段目のJ-2エンジンに戻した。
  3. が、Shuttleでは、使い捨てが間違いであったことが見直され、キャンセルされたのだが、Shuttleの次のConstellation/Orion計画では、Apolloで使われたSaturn Vの技術がかなり、持ち込まれた。低コストで再点火可能なJ-2ロケットエンジンや、統合隔壁などである。
また、以前働いたMIPS社では高度なout of order super scalarのR10000の次で、in order、小並列同時発行に戻し、結局キャンセルされた。
これは、チームが交代制で動くこと、チーム毎会社間を移動していてチーム間の軋轢が大きいこと。独自性・クリエィティビティを出さないと評価されないという、好みから生まれてくるのかと思う。

これが、時に破壊的技術を生むのだろうが。日本が、こういうやり方をマネして良いのかと思う。

技術革新のあり方)
技術は、チューニングして進化していくものある。米国が80%の完成度のものしか作れなかったら、それを120%の完成度にあげるのが日本でも良い。
特許だって改良するときこそ、良いものが沢山取れる。必要なのは、海外との交渉力なのではないのではなかろうか。
米国が革新技術を作れと主張するから、不得意な革新技術を作ろうとして、日本の調子が悪くなっているように思う。本当は、革新技術も改良技術をやりつつ、ふと思いついて出てきてもよいと思う。

原発の議論を見ていても、だめだから止めちまえという風潮だが、それは欧米的な思考法。「ダメだから徹底的に改良しよう。」が、本来の日本らしさである。

製造業は日本では衰退するのか)
韓国、中国、インドなどが、日本の製造業を奪うのか。
どうも、彼らは、改良技術は得意ではなく、単なるモノマネにとどまっている。

日本人となにが違うか。。海外で彼らと会って感じたことは、以下である。文化的な違いである。今後、彼らの文化のほうがが変わってくる可能性はないとはいえないが、自分を相対的に捕らえ、潔癖さを有し、空気が読める、日本人は、圧倒的に優れている。
  1. 自分中心である
  2. 自己主張が強い
  3. やることがいい加減である。美学がない
  4. 空気が読めない。人のリクエストが分からない
インド人が、とりわけ自分中心なのは、米国の白人たちにも舌を巻いている人がいるくらいである。時々苦言を聞く。
韓国人もそういった所があるが、これは、中国、ロシアなどに挟まれ、四六時中侵略されてきたので、必然かもしれない。

中国人が空気を読まないのも良く聞く話。PhDホルダーの何人かと話をしたが、思い込みが極めて強い。そして、極めて自己本位である。プールとかにいくと、中国本土から来た人は、自分が練習するために、同じレーンの人をどかしたりする。それでいて、本人の方がはるかにヘタだったりする。。。台湾人はそういうところがないので、知人に聞いたら、「台湾人は、自分を相対的にとらえられるからね。占領した日本が持ってきてくれた文化だと思うよ」といっていた。台湾人には、かなりの親日家が多い。いつまでも過去の戦争にこだわっているらしい、大陸の人とは、ちょっと違うかも。

先にも書いたが、これは大陸では、民族と民族が常に衝突し合い、戦いあってきた結果の文化なのかもしれない。良く聞くのは、戦いがあって、負けた側の女性は、買った側の兵士が陵辱するのは、大陸では普通の習慣であったらしい。日本では、冷酷といわれた、信長ですら、そういう行為は禁止している。

上記の問題は、日本人にはあまりみあたらなかった。が、最近、欧米のマネをする企業では、どうもこれが失われつつあるように思い、これが日本の弱体化の原因の一つとも感じている。

つまり、
欧米(新規アイディア)80%完成度 → 日本(改良)120%完成度 → インド、中国など(モノマネ)

という構図であれば、日本は改良しつつ、製造業で逃げ切ることができる。

もちろん、最初の2つを独占すれば強いし、欧米から文句を言われることもない。なので、クリエイティビティはあるに超したことはない。これと改良技術を両立させるのは楽ではなさそうである。クリエイティビティをどう強化するかについては、以下にも考察した。

2012年5月24日木曜日: 遊びの中から新発想は生まれる


また、これを生むための教育改良は、かなり長期の課題になりそうに思う。以下に書いた。

ドイツ車やAppleの成功の影には)
ただし、Meisterの国である、ドイツは、日本人以上に潔癖なところもあり、美学が分かっているので、ドイツ車が圧倒的に進んでいて、高性能で美しいのだと思う。イタリアやイギリスもそういうところがある。良い所は、どんどんマネをするべきである。

Steve Jobsは、禅宗徒であり、美学の根源を日本文化に求めているように思う。以下に書いた。かれも、良い技術はどんどん盗めと言っているし、彼の製品作りには、徹底した美学がある。いかにも従来の日本的である。

2011年10月6日木曜日: Steve Jobsよ安らかに眠れ


また、Appleの成功は、Sonyなどの日本の会社から学んだと、Apple幹部がコメントしていた。以下に書いた。いずれも、 昨今の日本の体たらくぶりである。これでは勝てない。

2012年5月25日金曜日: Appleが学んで、日本が失ったもの

YKKの成功)

YKKをみていると、改良した得た技術を、製造装置としてblack box化すればよい。半導体やLCDでの敗退を観ていると、この製造技術を装置ベンダーにだし、外に漏らしたのが敗因のように思えている。

http://bit.ly/IkdFcN に紹介がある。

上記によるとYKKの国内シェアは95%、世界シェアでも45%とダントツトップ(2位、3位のシェアが7-8%)。でも、最初は、米国製品をみて、吉田はこの時のことを後に「……アナがあったら入りたいとはこのこと。まったく目から火が出るような思いがしました」と振り返っている。 それを、ここまでにした。是非、研究して見習いたいものである。

気密ファスナーというのが面白い。http://bit.ly/IkooE1 「弾力性のあるテープ部が、アウターエレメントとの間で圧縮され2重の完全気密状態を形成します。」とあり、会わせ面を押し合わせて気密をとっている。インナーエレメントも気密に貢献していそう。。そして、いろいろなものに使われている。
たとえば、青函トンネルの工事では、しみ出してくる海水を1個所にまとめて流すパイプ状のといに使われた。時々、ファスナーを開いて中を掃除することで、といが詰まるのを防げる。簡単なアイディアであるが、ドロやゴミがあるところでも、噛まないでちゃんと機能するように作るには、相当工夫とチューニングがあったはず。これこそ、日本。。

YKKでは製造技術をブラックボックス化して、世界各国で自社生産している。これが成功の秘訣。
一方、日本の半導体産業は、長年の改良で突出した技術力をもっていた。が、製造装置を製造装置会社に渡し、そこを通じて製造技術を全部海外に出してしまった。
今でも日本の露光装置など製造装置会社は強いが、技術を渡した半導体メーカは全部没落した。知人は、先端の露光装置を今は没落した日本の大企業で研究していて、「これではダメだ。」と、1990年代にいつもいっていた。彼の主張はだれにも聞き入れられず、優秀な彼は大学教授になってしまった。そして、日本の半導体メーカは絶滅状態にある。これを顧みずに、いまだに、ルネサスエレと東芝を合併させようとか、政府も経済トップも、トンチンカンなことを言っている。ただし、まだまだ、中国や韓国は、本来の改良技術をもっていないので、最新半導体技術では、Intelの後追いをしている。改良技術に優れた日本が、自分の間違っていたところを認識し、再度前向きに取り込めば、再度参入して勝つチャンスは十分にある。

以下に書いた。NECは、DRAMで負けた後も、つい最近まで、Intelなど足下も及ばないくらいの先端技術を持っていたのである。これこそ、反省が必要である。反省をしなければ、何をやってもどうせ負ける。

2012年1月15日日曜日: IntelとARMの戦いの予想: Intel TriGate Trのすごさ


多分、苦境にたつLCDも同じであろう。

いま、中国、インドのソフトウェア技術者が優秀だ、コストが安いといって、ソフトウェアに関する製造技術や基本知識(アルゴリズム、顧客知識)をみすみす外に出そうとしている。これもかなり危険だと思う。

まずは、過去の失敗と成功している企業との差を良く解析することが大事であり、表面的な判断こそ一番危険である。

いまだに日本の改良技術が違いを生み出している)
IBM が、難解なクイズJeopadyを解くコンピュータWatsonを作った。
日本では、東大入試をコンピュータでやらせようといっている。一見モノマネに見えるが、難易度が全然違う。(どう違うか、後日記載するが、Watsonはあまりにも巨大で、高価なシステムであるし、internetから独立して動けない。。)

たとえば、チェスを解いたIBMのBlue Geneと、将棋で元プロに勝ったボンクラーズも似ているようで全く違う。IBMはチェスで人間に勝った時点でやめてしまったが、結局、日本が最後までやって、はるかに完成度を高めている。ボンクラーズについては以下に書いた。

2012年2月11日土曜日:コンピュータが知性を持つのは近いか..


改良技術ではないかもしれないが、後追いという色眼鏡では見たくはない。googleの自動走行車(以下)も、大いにマネして、大いに改良すればよいと思う。

2012年4月29日日曜日: Googleの自動走行車


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