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本ブログのアクセス統計: 60万アクセスを達成しました。ご訪問ありがとうございました。

60万アクセスまでの経過

2009年12月に始めた本blog。2011年7月ごろに10万アクセスを達成し、2011年12月13日には15万アクセスを達成。
その後、私も更新しておらず、アクセスは少し減りましたが、3月1日には18万アクセス。2012/4/18に20万アクセス、2012/8/21に25万アクセス、2013/1/18に30万アクセス、2013/12/17に40万アクセスを達成しました。しばらく見ていなかったら、2015/5/1に50万2584アクセスになっていました。またまた、しばらく更新しないうちに、2017/6/11に60万7197アクセスになっていました。2018/7/7 .. おお七夕 .. には63万0656アクセスになっていました。久しぶりに更新しました。

2012年5月28日月曜日

最新米国映画の紹介。映画は面白い。情弱には注意

最近、時間がある休日に映画を観るのが楽しみになっている。米国の映画館は、とにかく空いていて安い。

ハリウッドの新作が、大人 13歳以上で、11:30AMまでに入れば6ドル。以降16:00までは9ドル。それを過ぎると11ドル。と、平日休日に関係無く、朝の時間がお得になっている。
30分も前に行くと、誰も居ない。指定でもないので、いつもS席相当の最上席に座っている。

IMAXの3Dにすると +5ドル。
ポップコーンは、おかわり自由のLargeが、8ドル。
近くにはAMCシアターが沢山ある。12ドルで年会員になると、ポップコーンは7ドルになる。さらに入場料の10%ポイントが貯まり一定額貯まると、その分が入場料等に使える。

IMAXは、気にならないレベルだが、若干、粒子感が残る。
一方、通常映画は、SONY 4K Digital ( http://bit.ly/S7bXk1 によれば、4096 x 2018 画素)となっており、高精細である。
いずれにしろ、4Kあれば、それ以上の解像度は映画館の大画面ですら不要に思える。
それを要求するような美しい映画すら少ないので、4Kすら要らないかもしれない。。

最初は、あまりネタバレにならないように書くが、後半は、警告後にネタバレするので、これから観る予定の方は、ご注意。

SFモノは、割と英語も分かりやすい。というか、たいしてストーリ性がない。

観てきた映画)

1. The Avengers (IMAX 3D) : たいていの米国人は推薦する映画。理屈抜きで面白い。
終わった後の、エンドクレジットのあとにも面白い映像が流れる。ぜひご覧を。それにしても、3DのIMAXはリアルである。

エンドクレジットも、左右の像が違っていて、文字が画面より奧に引っ込んで見えるように工夫されている。3Dメガネを返却せずにもらってきて、LCDディスプレイや、iPhoneや、iPad2の偏向面がどうなっているのか調べてみた。別途写真入りで書きたい。

http://bit.ly/LD7dLD に日本語で映画の背景説明がある。




2. Battleship : トランスフォーマのノリ プラス 戦艦戦闘もの。若干論理破綻が目立つが、おもしろい。これもエンドクレジットのあとに映像がある。あまり面白くはないが。
設定は、ハワイ真珠湾沖、ここで、日、韓、米の共同海軍訓練が行われる。
しばらく前にハワイから、発見された地球型惑星に向けて、強力な電波で会話を試みる。そして、ハワイにむけて、コロンブスならぬ、宇宙人が来襲する。

自衛隊員が軍のサッカーの試合で登場し、米軍の主人公と、敵対しながら、仲直りし、エイリアンと戦っていく。真珠湾攻撃のトラウマと日米の融和という裏ストーリを感じる。
「これは、スーパーリアルな訓練なのか..」とか、「北朝鮮の最新兵器か..」とか、いうギャグがうけていた。

日本の光景が沢山でてくる。この副主人公の日本語は完璧。英語も完璧。
自衛隊の旗として、旭日旗 http://bit.ly/LD83In (以下写真)が掲げられ、隊員は皆、日の丸のはちまきをしているが、今の自衛隊もそうなのだろうか。。




3. The Dictator : 独裁者 - 冒頭に金正日追悼が流れる。まずココで大受け。
冒頭のオバマ、ヒラリーのコメントで分かるとおり、ギャグの連発であり、会場は大受け。主人公の独裁者は、差別発言の嵐。人種、性別などなど。

普段差別発言が禁止され、お下品言葉に「ピー」と放送で入る米国では、それが思い切り流れる、こういう映画が受けるのだと思う。

その後、陰謀に巻き込まれ .... 知り合ったリベラル女性とのやりとりが面白い。

また、ホテルに戻り身代わりを排除して、状況を回復しようと、ようやく見付けた仲間一人(これもかなりのいわくあり)とヘリコプターツアーに乗り込む。。他の客は米国人の初老の夫婦が二人。「あなたは余計なおしゃべりをするから気をつけるように」と仲間にいわれたが、機内でいい気になって、アラビア語でしゃべり出す。が、キーワードがつつぬけ。「オサマビンラディンと会ったときに、、ポルシェ911はいい車だ。エンパイアーステートビルを観光したい。。」と、最後に、上着の内側に来ていた、ボディスーツのポケットをみせたところが、体に巻いた爆弾にみえて。。米国人のおばさんが、「きゃー」。。警察へ。。

アラブなまりの英語だし、お下劣言葉が多く、英語は半分も分からない。が、会場は、ずいぶんと大受け。字幕があったらもう少し分かるのだろうか。

GランクでPG13でもないのに、エッチなシーンがあるかと思うと、実はオチがついていていて、会場も、どよめいていた。。理屈抜きで面白かった。日本では、どういう扱いで、上映されるのだろうか。


ほかにも面白そうなのを上映している。
  • The Hanger Games
  • Men In Black 3  (IMAX 3D)
これからやってくるのは。
  • Prometheus : 昔の時代のエイリアンの遺跡 - これは、エイリアンのたぐい、ストーリよりも、脅かすことが主体のようである。
  • Expendable 2: Sylvester Stallone, Arnold Schwarzenegger が出る。
  • Ted : 放送禁止用語だらけ、お下品な熊のぬいぐるみ、Trailerも放送禁止用語だらけで、会場は大受け。
  • The Campain : 選挙での戦い
  • Alis the Wonderland:
  • GI Joe
  • Abraham Lincoln: Vampire Hunter
  • That's my Boy : これも、下世話なギャグ
  • The Amazing Spider-Man
http://www.amctheatres.com/movies に情報が有り、Trailer (広告上映)が観られる。

一部引用しよう。

Ted: このお下劣英語が分かる人は、英語が大分上手なのでは。TVでは「ピー」となるので、まるまる聞けるのは映画ならでは。カワイイ熊のぬいぐるみをお下劣キャラにした落差が強烈。


映画はあくまで娯楽)
確かにハリウッド映画は面白いが、喜んでばかりはいられないかもしれない。
ハリウッド映画というのは、娯楽に徹していると、強く感じる。つまり、
  1. ストーリがワンパターンである。
  2. 科学考証という以前に、いろいろなところで論理破綻している。
  3. インパクトのある映像の作り方をよく知っていて、映像に訴えている。
とにかく面白くて、見終わったときに、スカットすれば良いという開き直りである。
現実世界はそうは具合が良くできてはいない。娯楽と現実を混同するのは危険である。

よくある、おきまりのパターンは以下の通り。
  1. その辺にいる普通の冴えない主人公。
  2. 彼女とうまくいかなかったり、親とうまくいかなかったり、彼女の親と気まずかったり。
  3. 天才的な科学者とか、専門家がヘマをやって、悪の組織を退治できない。ないしは、緊迫した状況に陥る。
  4. 冴えない主人公が、なぜか、この場をおさめる中心的な役割を担う。
  5. 冴えないので、仲間と喧嘩をしたり、最初は、異常に人間臭い。
  6. あと地球が半周して、敵の艦隊に連絡がとれるようになったり。と、極めて厳しい時間制限が発生する。
  7. 主人公が、突然、猛烈な才能を発揮し出す。
  8. 仲間割れした人間と協力関係が生まれる。みんなで敵と戦う。
  9. 時間制限ぎりぎりで敵を倒す。最初は強そうだった敵だが、意外ともろい。
  10. うまく行かなかった、彼女や親と中が親密になる。主人公は絶対に死なない。
と、おきまりのパターンである。これは、米国のアニメやテレビを観ていても、いつもこのパターンであり、米国人は、これじゃないと娯楽と感じないのかもしれない。

金をかけていて、映像が綺麗なので、ハリウッド映画が世界にはびこっているが、こんな単純な、思考回路の人間が増えて良いのであろうか。。

情報に対して脆弱になりつつあるのでは)
ここからは、多分別なblogに移動すると思うが。

Facebookでも、どこかから引っ張ってきた写真に、感動するメッセージをつけて、発信する人が結構いる。どうも、英語圏の人間に多く、それが共感をよび、どんどん広まっていく。ときどき、fake (偽物語、偽写真だ)とコメントを書く人もいるが、偽だって感動すればよいのだ、とコメントを返す人もいる。

ある人によれば、これは情弱(情報に対して弱い)ということである。情弱な人が増えるのは、ハリウッド映画のような安易な、架空の世界にならされてしまっているからかもしれない。

日本のマスコミも、ドキュメンタリーの映像を具合の良いようにカットして、意図したストーリを作り上げたり、都合の良いデータだけをまとめ上げたりすることが増えている。
世界的に、だまされやすくなってくると、情報操作をされることになり、世界はまた、対立・そして戦争へと向かうのではないかと不安になる。

ここからは、ネタバレなので注意)
さて、どれだけ、ハリウッド映画が論理破綻しているか、観てきた映画に関して書いていこう。飛行機の機内映画で、日本映画の、「一命」「すてきな金縛り」「曲がれスプーン」などを観たが、もっともっとストーリ性があるし、映画とするために多少の虚構はあるが、ハリウッド映画ほどの論理破綻は感じない。

日本人の観客が正常な精神を維持しているので、制作者も常識的な映画を作っているのだと考えている。機内映画では、日本映画を観ることにしている。この感想なども、後半に書く。

Avengerの論理破綻)

  1. 洋上に浮かぶ、空母がナゼ、ファン4つで空中に浮上できるのか
  2. 制御系を破壊され浮力を失った空母が、なぜアイアンマンが、ファンを押して回転させたぐらいで、浮力を取り戻せるのか。
  3. 重たいハンマーを振り回して、その反動で空を飛べるのか。自分の体重*静摩擦係数以上の遠心力は与えられないはずだが。
  4. アーチェリーの矢が、なぜ100発100中なのか。そもそも、銃やミサイルの方がはるかに効率が良い。
  5. 進んだ技術の敵が、なぜいとも簡単に、古くさい兵器で粉砕されるのか

Battleshipの論理破綻)

  1. なぜ、犯罪まがいの事をする冴えない人間が職を失ったあとに、艦の準司令官になれたのか
  2. 無職になる前に、たまたまバーでナンパした彼女が、実は艦隊の総司令官という偶然すぎる偶然
  3. 途中、自衛隊の代わりに、海上保安庁の船がでてくるが、海上保安庁が、ハワイでの米軍との共同訓練に参加することがあるのか。。
  4. 敵のエイリアンの武器が貧弱すぎる。恒星間飛行できるのに、砲弾よりも軟弱な武器
  5. 強力なバリアを張って、米軍の主力艦隊を封鎖したのに、エイリアンの艦隊は、バリアがはられていなくて、砲弾や銃で簡単に爆発する
  6. こちらが攻撃をやめると、向こうも攻撃をとりやめるという、なんとも平和的
  7. エイリアンの武器は、攻撃開始までに時間がかかる。なので、米軍の砲弾にやられてしまう
  8. 最後のたのみ展示館になっていた、旧式の駆逐艦に、なぜか、燃料が入っていて、砲弾も装填されていた。また、展示館員の6名程度のおじいさんだけで、艦が動きだし、敵と戦闘
  9. 敵の強力な、ジャミングを、なんだかわからないやり方で、あっというまに解除。敵の位置が、なぜか、美しいグラフィックで表示される
  10. エイリアンの服は、なぜか手だけ露出している
  11. エイリアンは地球の大気で呼吸できる
  12. エイリアンは英語を話す
  13. エイリアンはサングラスをしないと、まぶしすぎて全く前が見えない。地球型惑星に住んでいたのに、ナゼそんなに目が弱いのか。。
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