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本ブログのアクセス統計: 60万アクセスを達成しました。ご訪問ありがとうございました。

60万アクセスまでの経過

2009年12月に始めた本blog。2011年7月ごろに10万アクセスを達成し、2011年12月13日には15万アクセスを達成。
その後、私も更新しておらず、アクセスは少し減りましたが、3月1日には18万アクセス。2012/4/18に20万アクセス、2012/8/21に25万アクセス、2013/1/18に30万アクセス、2013/12/17に40万アクセスを達成しました。しばらく見ていなかったら、2015/5/1に50万2584アクセスになっていました。またまた、しばらく更新しないうちに、2017/6/11に60万7197アクセスになっていました。久しぶりに更新します。

2012年5月7日月曜日

原発について科学的に議論をしたい

http://bit.ly/K4k0eR 泊3号原発が、2011年5月5日午後11時すぎに稼働停止し、 国内原発は、1970年以来42年ぶり稼働ゼロになった。喜ぶ声、電力不足・産業への影響を心配する声などがある。今一度、冷静な立場から、原発の可能性・危険性や放射能の害について、議論をしておきたい。一つ言えるのは、原子炉が冷温停止しても連鎖反応が止まっているだけで、崩壊熱は出続けており、冷却が止まると数日で危険な状態に至ることである。

私が、これまでに調べた具体的な内容、Facebook等で詳しい方から頂いた情報が、沢山あるので、まだ整理しきれていない。だが、まずは、議論すべき項目を整理しておくことにする。他にも必要なこと、懸念すべき事、ご存じな情報があれば、是非コメントいただきたい。重要なテーマである。

技術論)
技術というものは、ほとんどの場合には、プラスの面とマイナスの面を持つ。プラスの面を延ばし、マイナスの面を解決していくのが、本当の科学技術力であると考えている。難しい状況で難しい技術だからこそ、奮起するのが本当の科学者・技術者だと思う。原発に限らずそれができない人ばかりでは、日本の技術競争力はいずれ沈没する。

今をときめく、Facebookには、そういう意気込みがある。以下に書いた。かれらは今は調子が良いが、この先もそれが続くとは信じていないので、常に改良を怠っていないのである。
2012年5月5日土曜日: Facebookの社風: 若者文化
また、技術というものは一直線には進化しない。ロケットでも、コンピュータでも、累々たる失敗を繰り返し、行きつ戻りつして進化している。簡単にあきらめてしまっては、進歩はない。ロケットについては、Saturn VとSpace shuttleがまさにその関係にある(今後書きたい)。コンピュータの進化に関しては、以下に書いた。Graphic User Interfaceで行きつ戻りつしている。
2012年3月3日土曜日: Computer History Museumにいってきた
また、本当にやるべきことが分かっている技術者・科学者の意見を無視する構造になっているとも言う人もいる。だとしたら、この原因を突き止めて対策をしないとならない。

議論すべき内容)
  1. 原発の技術課題・経済課題・危険性、対策の存在
  2. 放射性物質・放射能の危険性
  3. エネルギー問題
  4. 敵の研究 - 推進派、反対派の主張。動きの背景
これらに関しては、反対・推進という立場を超えて議論しなければ、本質は見極められないと思う。以下、それぞれについてもう少し突っ込んで項目を考える。私は純粋に技術論をしたい。

原発の技術課題・経済課題・危険性・対策の存在)
  1. 稼働時(連鎖反応時)の原発に起きる事故とリスク
  2. 停止直後に起きる事故 とリスク(停止直後は半減期の短い放射性物資が燃料棒に貯まっており、炉心の発熱量が大きい)
  3. 冷温停止時に起きる事故とリスク: 福島事故で使用済み燃料プールで事故が起きているように、原発は冷温停止していても冷却が止まると、数日で危険な状態に至ると計算された。東電の発表でも冷温停止時の炉心の発熱量は1000kWとある
  4. 災害に対する一般的な考え方。活断層の上に作らなければ安全なのか。。日本は環太平洋造山帯にありきわめて地震が多いエリア。活動していない断層が、いきなり直下型地震を起こすこともある。東関東大震災はプレート連動による超巨大地震であった。
  5. 運用ミスの解決。-- 福島事故では、緊急冷却系を止めてしまったり運用のミスが少なからずあった。これは解決可能なのか。「訓練をする」で済ませられるものなのか。有効な訓練とは何か。(運用するのは人であり避けては通れない。広い意味で技術論であるが、答えを出すのは難しいかもしれない。)
  6. 核燃料サイクルに関する考察: 高速増殖炉、プルサーマル、再処理、放射性廃棄物処分
  7. 原発作業員の被爆状況と対策
  8. ストレステストの内容と結果
    • 福島事故の津波対策でも分かったように、前提が誤っていると、どんなに技術を駆使しても対策として機能しない。これは人工知能のフレーム問題 http://bit.ly/J1dTsp に似ている。
    • たとえば、福島原発の事故は津波による電源喪失に伴い起きたとされている。しかし、そこに揺れによる事故が隠れていたとしたら、いくら津波対策をしても安全性は向上しない。
これらに対して想定されるリスクと、考え得る対策とコストを検討したうえで、一番現実的な対策を取るのが、納得のいる方法だと思う。結果、再稼働をしないとか、廃炉をしたほうが良いとなっても、それは回り道にはならない。世界中にある、そして発展途上国を中心に建設計画が沢山ある原発の今後の運用に対して、今回、災害にあった日本の経験が生かせるのではなかろうか。
1, 2, 3については、対策の存在、かかるコスト、対策後に想定されるリスクの比較が必要である。4については、非人道的なやり方はあってはならない。5に関しては、国民が十分納得できる説明が必要である。

1, 2の問題は原発停止で解決するが、3の解決は簡単ではない。理由は、崩壊熱を出す放射性物質をどう処理するかである。対応としては、
  1. 絶対に失われない冷却を行う
  2. 再処理をして冷却しなくても済む形に変換する
    • 地底深くに埋める処理がある。放射性は直ぐには減少しない。技術が確立していない状況であわてて埋めるのと、確立するまで目の届くところに保管しておいて、それから埋めるのとどちらが安全か。
ここでは、核分裂物質を一カ所に集めて原発というものを作りパンドラの箱を開けてしまった以上、それが正しかったかを議論しても解決には近付かない。どう処理するかの問題は起きる。原発廃棄物再処理はきわめて難しい技術である。地殻への廃棄も議論が必要である。今回の事故でもフランスは、東電や日本政府の足もとをみて、ポンコツな放射性汚水装置に膨大な費用を要求してきている。フランス アレバ社の汚染水処理装置は、専門家がみれば、壊れて当然の機構とある。これに531億円も払ったらしい。以下参照: http://bit.ly/Irxnjx

また、1, 2の問題の解決と3の解決が同等の難易度・危険度であるならば、稼働していても、停止していても安全性・危険性は変わらない。もちろん稼働時にかかるコスト(放射性物質の隔離、処理)・収益と、停止時に掛かるコスト・収益(これはゼロ)の比較は必要である。

また廃炉をすれば安全か? 以下は、十分な議論がされているのか。
  1. 廃炉作業による危険性。高い放射能を持つ炉心をどう石棺状態にするのか。その際に核分裂物質による崩壊熱の冷却は大丈夫なのか
  2. 負のコストしかかからない廃炉作業をして、その後の安全なメンテが保証できるのか。チェルノブイリは定期的にメンテしている。限定的な場合を含めて、運用したままメンテするのとどちらが安全なのか(たとえば、家は人が住まなくなると傷む)
  3. 人口増加、エネルギー不足は世界的な課題で有り、発展途上国を中心に原発新設が計画されている。これはビジネスチャンスである。福島の失敗を安全な原発作りとして生かせないのか
雑誌Newton 2012/4月号 p.102-111に廃炉への工程表と、放射線の害が書かれている。日本原子力技術協会の監修なので、反原発というよりは推進よりの意見かもしれないが、大変な工程である。NHKニュースで、格納容器内の内視鏡検査で72 Sv/h =シーベルト/h (ミリなし)http://bit.ly/J6Cvt6 と報道された。人間の50%致死量が4Sv 99%致死量が7 Sv http://bit.ly/J6Dg5B であり。6分で99%死亡するという、とんでもない放射能の量である。廃炉はますます難航しそうである。これを未成熟な技術を持って50機に対してやるのか。いつ始められるのか。。

放射性物質・放射能の危険性)
これは危険なことには疑いはない。ただし以下の議論が必要である。
  1. 生命を脅かす他の危険に対してのリスクの差
    • 影響範囲の広さ
    • 症状の重大さ、苦痛、障害になったときの悲惨さ
    • 後生に与える影響の大きさ
  2. なぜ放射性物質が危険なのか
  3. 対策の存在
  4. 福島事故の影響を受けた方の被爆状況と対応方法
  5. 原発以外にも存在する放射性物質や放射能と危険度合い
上記1に関しては、実はあまり報道されていないことで以下の心配がある。
  1. 外部被曝と内部被曝の差:  報道は外部被曝が多いが、重大な影響を及ぼすのは内部被曝である
  2. アルファ線源とベータ線源の違い: セシウムはベータ線源であるが、ウランやプルトニウムはアルファ線源である。アルファ線は到達距離はきわめて短いが、遺伝子の破壊力は大きい
エネルギー問題)
  1. 世界のエネルギー需要の推移の予測と、日本が置かれる状況の予測
  2. 代替エネルギー
    1. 再生可能エネルギー:コスト問題、蓄電問題
      • 太陽電池の発電効率、製造エネルギーを含めた収支
      • 蓄電の課題: 直流超伝導送電による国際的融通の可能性
    2. 日本近海に豊富に存在する、石油・天然ガス・メタンハイドレート;実は関東平野の真下には巨大なメタンガス(天然ガス)田があることが分かっている。
    3. 直流超伝導送電で送電ロス、電圧変換ロスが大きく減る可能性がある。それで、原発停止分がまかなえる?
  3. 地球温暖化問題に対する懐疑説 - 単なる新産業育成と発展途上国への牽制(発展の妨害、先進国優位の維持)という疑念など。関連して、
    1. 地球寒冷化の気配
    2. 人為的炭酸ガス増加による地球温暖化説への疑念
お互いの研究)
  1. 反対派
  2. 推進派
  3. 中立派
代替エネルギーの技術開発をナゼ進めてこなかったのか、推進派や電力会社の論理は何か。だれのどういう私利私欲か?、保身か?、技術に関する無知か?、外国の圧力か?、途中で失敗したことは分かっているが間違いを認められないだけなのか?

http://nkbp.jp/IRS7nV に、まさにこれに関して問題提起している。一旦始めたら途中で戻れない日本、技術をブラックボックス化してしまう問題、脱原発に関する課題などである。

また、おそらくは中立派が一番多い。http://bit.ly/IfO3g0 のUstream 「中古車のディーラーが、海外向け輸出中古車で、大量被ばくしているがどうすればよいのか?困って各所に、問い合わせ、たらいまわしにされる。結果、行政に「法的な制度がないので」そのまま売ってくれと言われたそうな。」とある。が、注目したいのは、28,733 viewもあって、Facebookの「いいね!」が、たったの106。星5つをつけたのが、たったの2人??? 。個人は売り切れになるくらいに、ガイガーカウンターなどを買いこんいるが、なぜこのような温度差があるのか。それとも、これは真実を示した例ではないのか。。

ドイツでは福島事故の直後2011/3/27 に25万人規模のデモがあった。http://bit.ly/IDqlxL 日本でも、2011/9/19には6万人規模のデモ http://bit.ly/IDqdhw にまで拡大してきているので、意識は変わりつつあるのかも知れない。
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