- 小型携帯音楽プレーヤ
- iPod Shuffle
- iPod Nano
- iPod Classic
- 主力Smart端末
- iPod Touch
- iPhone 3G,4,4S
- iPad
- Apple TV
- iTunes, iApp store, Music Store
- Mac
- Macbook Air
- Macbook Pro
- Mac Mini
- iMac
- Mac Pro
- App store
日本の製品と大きく異なるのは、製品数が少ないのだが、ラインアップ戦略をとっていること、iPadでも、3G(WCDMAとCDMA)のあるなし、Flashの容量の違いでラインナップになっている。その変わり拡張性はない。高級機を買う人はお金に余裕があり、性能を高く買う人、外部SDカードをつけられるようにするより、ラインナップにして、余裕がある人からお金を搾り取った方が良い。車でもそうだが、グレードの一番低い車で価格を考えてしまうので、あまり割高という意識は生まれない。車でも高いグレードの車は、低いグレードの車が2台買えるんじゃないかと思うくらいに高いし、ほとんど不必要なものがついている。Appleはそれに比べると、不必要なものは少ないし、グレードやオプション数も限定されている。ここにもコスト削減の意識がある。
これだけの製品数で、HPやIBMやPanasonicに匹敵する売り上げを上げているのだから、それは、少数精鋭でも良い製品が開発できる。それでも、開発者には納期厳守で相当厳しいらしい。ふんだんにいて、優秀な社員に日本並みの厳しさで仕事をさせれば、それは良いものができる。
- Appleの2011/4-7月期の売り上げ、285億ドル (2兆2千6百億円)。荒っぽいが、 これを4倍して、年間売り上げと考えると、年間売り上げは、1,140億ドルになる。とhttp://www.asahi.com/business/update/0720/TKY201107200109.html
- HPとIBMの2010年の年間売り上げは、1,260億ドル。IBM 990億ドル。昨年度の値が簡単に見つかったので、これを使う。
http://nokiainside.com/?p=1695 - Panasonicの売り上げは、2011年度で、8兆6926億円。これは1ドル80円換算で、1,086億ドルになる。
http://panasonic.co.jp/ir/reference/edinet/pdf/Report2010.pdf
同等の売り上げ規模のHPの製品数は以下の通り。
http://welcome.hp.com/country/jp/ja/prodserv.html
大分類だけを列挙すると、以下の13個になる。
- ディスクトップPC、notePC
- ワークステーション
- Remote Client solution
- POS
- プリンター
- モニター、プロジェクター
- サーバー
- ストレージ
- ネットワーク
- ソフトウェア製品
- PDA, 電卓
- ITサービス、保守、アウトソーシング、トレーニング
- ファイナンシアルサービス
と沢山ある。まだ、コンピュータ系だけにまとまってはいる。昔は、これに測定器。医療機器があったが、測定器はAgilentとして分離した。
これが、Panasonicともなると、とても書ききれない(以下)。
http://panasonic.jp/ の大分類を数えると52個もある。その1つの分類のノートPCだけで、その製品は5系列なので、Appleの3つのうち、1個の大分類とは大きはさほど変わらない。
もちろん、Panasonicの製品の中には設計も簡単で、売り上げ規模も小さいものも含まれているであろうが、Appleの製品系列をほぼ含んで、他に製品を持っていると言えよう。
パソコンのOSはMicrosoftから買ってはいるものの、Panasonicの社員の方は、仕事が大変だと思う。
もちろん、Panasonicの製品の中には設計も簡単で、売り上げ規模も小さいものも含まれているであろうが、Appleの製品系列をほぼ含んで、他に製品を持っていると言えよう。
パソコンのOSはMicrosoftから買ってはいるものの、Panasonicの社員の方は、仕事が大変だと思う。