- 上司から指示されていない仕事をやっても評価されない
- 上司から指示された仕事でも適当にさぼっていると、仕事は他の人にまわる
- やるなと指示された仕事をやると怒られる
これが、日本のだめな会社のシステムだと思う。
なので、2,3に従っていて1をやらなければ、楽をしたまま一生を終われる。これが会社を駄目にする。「サラリーマンは気楽な商売だよ」である。
米国の会社や大学ならば、1で、良いアイディアを提案したら起きることは以下の2つである。
- 新たな社員を雇うか、人を引っ張ってきて、そのアイディアを実行させる
- 今の仕事をチームの他のメンバーに振って、自分がその仕事に専念できるようにする
ところが、管理がしっかりできていない日本の会社では、そうはならない。言い出しっぺが、それまでの仕事に追加で、あらたな仕事をやらされる。そして、従来の仕事が出来ていないと文句を言われるのである。
それでは、良い提案をする人はいなくなる。結果、会社はいつまでも変われない
以下にも関連したblogを書いた。
2011年11月12日土曜日: 日本の大企業を駄目にしているのはいかのおすし)
そんな日本の会社で働くには、「いかのおすし」が重要になる。 子供達に教わった防犯標語である。彼らは、学校生活や友人づきあいも、すでに「いかのおすし」を実践しているらしく。「そんなことを知らなかったの」と笑われた。
を、以下のように解釈するのである。
「いか」ない。- 行かない。のこのこ出向かない。
「の」らない。- よけいな仕事に口を挟まない。
「お」- 奥さんに相談する。会社の同僚の考えはバイアスしているし、自分で考えていてもはまるので、公平な第3者に相談する。
「す」- (負荷になるだけの仕事から、)すぐ逃げる
「し」- しらせる
強烈な皮肉であるが。。