米国での電波状態は、Verizonの法が良いが、どうせ3Gの利用量は月1GBもいかないし、柔軟性と、持ち帰って日本でも使うことを考えると、AT&Tが選択肢であろう。将来のことを考えて、プリペイドプランにしておくのが柔軟性が高そうである。
アメリカのiPad2は、SIMがlockされていないらしく、日本ではDocomoの2.1GHz帯の電波が使える。これは上記のURLの下のQ&Aにある(要約すると):
アメリカのiPad2は、SIMがlockされていないらしく、日本ではDocomoの2.1GHz帯の電波が使える。これは上記のURLの下のQ&Aにある(要約すると):
日本通信( b-mobile )のデータ通信専用マイクロSIMカード(1ヶ月/1GB単位のプリペイド)で、日本国内のカバレッジがSoftbankに比べてよいDocomoの電波を拾う。 情報は以下。価格は、3,480円で1GB/30日間まで。
http://www.bmobile.ne.jp/1gb/index.html
Softbankの3G data通信網)
2010年の話であるが、SoftbankのiPhone 3GSは、渋谷からの東横線(全区間地上)の中ですら3Gのデータ通信が何度か切れる状態。2010年春に伊豆の河津に旅行したら、JR駅を降りたが最後、旅館もバスで滝巡りの間も、ずっと音声通話しかできなかった。Docomoの人はすべての区間で全く問題なくmailが取れていた。Softbankの前身Vodafone, さらに、その前身のJ-フォンのネットワークが貧弱だったということなのか、資金力の差であろう。
Softbankは、ADSLの価格破壊をしたり、顧客価値の追求に積極的なのでサポートしてあげたい。が、データ通信網が貧弱であると、地方に旅行する人にとっては、深刻な問題であろう。地方の場合、WiFi HotSpotも少ないので、3Gのデータ網が貧弱なのは、致命的である。
3Gは必要か)
脱獄アプリのMyWiで、iPhone4をポケットルータとして使う(以下記事)なら、iPad2には3Gすら不要になる。そもそも、私のiPhone4はAT&Tなので、電波の受信状況が良くなるメリットがないのである。が、MyWiを起動するとiPhoneの電力をそれなりに消費する。
が、米国iPad2では、3つある日本のバンド帯のうち2.1GHzしか使われないのはちょっともったいない。日本製のiPad2ではどうなっているのだろうか??
屋内やビル影への電波到達のよい850MHz帯が望ましい。地デジ化で、VHFの低い周波数が携帯に割り付けられると、さらに電波到達が良くなりそう。3Gの電波帯については末尾に書く。
2011年10月16日日曜日:iPhoneをポケットWiFiルータにしよう使うたびにMyWiを起動するのは面倒なので、地方にいくことを考えると、高いが3Gをつけておくのは、良い選択だと考える。
が、米国iPad2では、3つある日本のバンド帯のうち2.1GHzしか使われないのはちょっともったいない。日本製のiPad2ではどうなっているのだろうか??
屋内やビル影への電波到達のよい850MHz帯が望ましい。地デジ化で、VHFの低い周波数が携帯に割り付けられると、さらに電波到達が良くなりそう。3Gの電波帯については末尾に書く。
iPad2は安くは無い)
iPad2は、Lenovo のThinkPadに比べてもかなり高い買い物である。
Lenovo ThinkPad: $579.99
http://www.tigerdirect.com/applications/SearchTools/item-details.asp?EdpNo=1366238&CatId=4939
Lenovo ThinkPad Edge E520 1143-AFU Notebook PC - Intel Core i5-2430M 2.40GHz, 4GB DDR3, 500GB HDD, DVDRW, 15.6" Display, Windows 7 Professional 64-bit
夏にE220を家族用に購入した。スペックは良いが、テンキーがついているために、画面の正面にキーボードがないところが、非常に使いづらい。
windows8には期待薄)
もはやwindows系は使う気がしない。複数の学会でMicrosoft社員がwindows8を使っているのを近距離から拝見した。確実ではないが、以下のように感じている。
やはりiPadが良い)
白黒Nook touchを脱獄したが、最近使っているStanford図書館の電子ブックが読めないのが致命的である。これを読むためにはProxyの設定とちゃんとしたブラウザ(iPadはAdobe Flashこそサポートしていないが、図書館の対応リストに入っている)が必要である。Macはちょこちょこっと読むには、若干手間がかかる。
また、iPadにはFlipboardという、評価が非常に高い、次世代ブラウザがある。
http://blog.dtanaka.jp/?p=1456
iPad2は、Lenovo のThinkPadに比べてもかなり高い買い物である。
Lenovo ThinkPad: $579.99
http://www.tigerdirect.com/applications/SearchTools/item-details.asp?EdpNo=1366238&CatId=4939
Lenovo ThinkPad Edge E520 1143-AFU Notebook PC - Intel Core i5-2430M 2.40GHz, 4GB DDR3, 500GB HDD, DVDRW, 15.6" Display, Windows 7 Professional 64-bit
夏にE220を家族用に購入した。スペックは良いが、テンキーがついているために、画面の正面にキーボードがないところが、非常に使いづらい。
windows8には期待薄)
もはやwindows系は使う気がしない。複数の学会でMicrosoft社員がwindows8を使っているのを近距離から拝見した。確実ではないが、以下のように感じている。
- 新UIのMetroは専用設計の新規アプリしか対応しない
- 従来アプリは従来UIとなり、あまりかわり映えがしない
- windows8では起動が高速化したというが、Macの後追いであり、iPadやAndroidのインスタントオンには及ばない
- タッチスクリーンとマウスの両方を狙っているのが一番懸念される。UIを特化しないと中途半端な使い勝手のアプリしか作れないように思う
- サーバ向け機能は頑張っている模様: SMBプロトコルは改善したようなので、NASアクセスの性能向上に期待できる
やはりiPadが良い)
白黒Nook touchを脱獄したが、最近使っているStanford図書館の電子ブックが読めないのが致命的である。これを読むためにはProxyの設定とちゃんとしたブラウザ(iPadはAdobe Flashこそサポートしていないが、図書館の対応リストに入っている)が必要である。Macはちょこちょこっと読むには、若干手間がかかる。
また、iPadにはFlipboardという、評価が非常に高い、次世代ブラウザがある。
http://blog.dtanaka.jp/?p=1456
米国でのiPad2の価格)
Stanford book storeでの価格は以下のようになっている。大学で割引があるかと思うと、Appleの価格と変わらない。
Stanford book storeでの価格は以下のようになっている。大学で割引があるかと思うと、Appleの価格と変わらない。
それにしても、SDHCカードが、amazon.comの小売り価格ですら16GBで21ドル、32GBが40ドルで買える時代に、16GBモデルと32GBモデルの価格差が100ドル、32GBモデルと64GBモデルの価格差も100ドルである。
拡張スロットをつけないで、グレードで商売しているおいしさがわかる。自動車のグレード戦略も同じである。最低グレードで安いと感じさせ敵を排除したうえで、性能重視、金に糸目をつけない人から大きな利益を得るのである。
拡張スロットをつけないで、グレードで商売しているおいしさがわかる。自動車のグレード戦略も同じである。最低グレードで安いと感じさせ敵を排除したうえで、性能重視、金に糸目をつけない人から大きな利益を得るのである。
分かっていないのは日本などで、IBMPCやガラケーを作っていたメーカなのであろう。
SDHCカードの値段) http://www.amazon.com/s/ref=nb_sb_ss_i_3_4?url=search-alias%3Daps&field-keywords=sdhc+class+10&sprefix=SDHC
3Gの電波帯割り付けは複雑)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%AC%AC3%E4%B8%96%E4%BB%A3%E7%A7%BB%E5%8B%95%E9%80%9A%E4%BF%A1%E3%82%B7%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%A0
をみると、各社での電波帯の取り合いがよく分かる。これは日本に限った話では無く、世界中で、電波帯が違うので、端末を世界対応にしようとすると大変である。AppleやAndroidグループは、よくやっていると思う。
ここに来て、携帯の基地局(Baseband)処理はCloud (Data Center)でやる「クラウドベースの基地局処理」が、世の方向性である。当初は、キャリア内での’設備費用、運用コストの削減、将来の方式変更対応への柔軟化であろう。なにしろ、Intelのチップは性能も良く、それがCloudには有り余るほど存在する。Amazon EC2などのPaaS,SaaS,HaaSなどで借りて使うことも出来る。
電波帯やアンテナのキャリア間共有が自然にやれる。ユーザの利便性があがり、キャリアの設備投資コストもさらに下がる。
Alcatel LucentもChina Mobileもこれを検討しているし、日本の基地局装置メーカも当然気づいている。Stanford大学でもキャリア間での電波活用、WiFiと3Gの連携等の課題解決を盛んに研究している。
キャリア内の効率化は簡単に進みそうだが、キャリア間での帯域共用は既得権益構造の調整で難航しそうである。
こういうことこそ、政治が口をはさんで、利用者の利便と競争による産業構造の効率化をすべきであろう。避けていても、TPPのように、アメリカの黒船がくるかもしれない。
China mobile の関連記事、(日本語): http://atlasrnc.jp/arcjp/1235
Alcatel(英語)の関連記事: http://connectedplanetonline.com/3g4g/news/MWC-Alcatel-Lucent-new-building-block-architecture-does-away-with-the-base-station-0207/
をみると、各社での電波帯の取り合いがよく分かる。これは日本に限った話では無く、世界中で、電波帯が違うので、端末を世界対応にしようとすると大変である。AppleやAndroidグループは、よくやっていると思う。
ここに来て、携帯の基地局(Baseband)処理はCloud (Data Center)でやる「クラウドベースの基地局処理」が、世の方向性である。当初は、キャリア内での’設備費用、運用コストの削減、将来の方式変更対応への柔軟化であろう。なにしろ、Intelのチップは性能も良く、それがCloudには有り余るほど存在する。Amazon EC2などのPaaS,SaaS,HaaSなどで借りて使うことも出来る。
電波帯やアンテナのキャリア間共有が自然にやれる。ユーザの利便性があがり、キャリアの設備投資コストもさらに下がる。
Alcatel LucentもChina Mobileもこれを検討しているし、日本の基地局装置メーカも当然気づいている。Stanford大学でもキャリア間での電波活用、WiFiと3Gの連携等の課題解決を盛んに研究している。
キャリア内の効率化は簡単に進みそうだが、キャリア間での帯域共用は既得権益構造の調整で難航しそうである。
こういうことこそ、政治が口をはさんで、利用者の利便と競争による産業構造の効率化をすべきであろう。避けていても、TPPのように、アメリカの黒船がくるかもしれない。
China mobile の関連記事、(日本語): http://atlasrnc.jp/arcjp/1235
Alcatel(英語)の関連記事: http://connectedplanetonline.com/3g4g/news/MWC-Alcatel-Lucent-new-building-block-architecture-does-away-with-the-base-station-0207/