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本ブログのアクセス統計: 60万アクセスを達成しました。ご訪問ありがとうございました。

60万アクセスまでの経過

2009年12月に始めた本blog。2011年7月ごろに10万アクセスを達成し、2011年12月13日には15万アクセスを達成。
その後、私も更新しておらず、アクセスは少し減りましたが、3月1日には18万アクセス。2012/4/18に20万アクセス、2012/8/21に25万アクセス、2013/1/18に30万アクセス、2013/12/17に40万アクセスを達成しました。しばらく見ていなかったら、2015/5/1に50万2584アクセスになっていました。またまた、しばらく更新しないうちに、2017/6/11に60万7197アクセスになっていました。2018/7/7 .. おお七夕 .. には63万0656アクセスになっていました。久しぶりに更新しました。

2014年11月22日土曜日

米国の公立高校での音楽教育

米国シリコンバレーの現地高校での音楽教育)
  • 音楽の授業ではオーディションをしてクラスを選ぶ
  • クラスは学年ごとには分けず、通年で演奏の腕で分ける
  • クラス毎に楽団が作られる
  • 授業の成果発表として発表会を毎月ぐらいの頻度で行う
    • 会場は学校のホール等だが、一人10ドルぐらいの入場料をとる
    • 300人ぐらい入る会場はいつも父兄や学校の友人で満席
    • 父兄がボランティアで参加して、軽食やおかしが振る舞われることもある
  • ブラスバンドの精鋭中の精鋭は、マーチングバンドとして選抜され、フランスのコンクールに出場する。これが、最大の栄誉(目標)らしい。
  • シリコンバレーのFremont学区には5校あったが、どこもハイレベルな楽団をもっていた
2012年に子供達が入っていたLynbrookという高校(米国は534制なので中学3年も含む)での状況を以下で説明して関連写真を末尾に引用する。
オーケストラの一軍は日本の大学顔負けのレベルなので、そのうち演奏を掲載したい。この投稿もその際には、移動させることになると思う。

ともあれ、以下に書いた日本の運動会文化とは、大分、狙いも運営も違うように思う。

2014年11月2日日曜日: 日本だけの運動会文化


楽団の構成)
  • 弦楽団:全生徒数700人程度の高校でオーケストラが2つ存在する
    1. Orchestra -- 弦の一軍
    2. Wind Ensemble -- 弦の二軍
  • ブラスバンド
    1. Symphonic Band -- ブラスバンドの一軍
    2. Concert Band -- ブラスバンドの一軍
  • 合唱
    1. Dolcissima Girls -- 女子合唱の精鋭
    2. Girls Choir -- 女子合唱
    3. Concert Choir -- 男子合唱
時々合同演奏もやる。

主な特徴)
  1. 二軍でもクラスに入るのにオーディションが必要
  2. ただし、ヘタクソで入った子供も区別せず、ちゃんと指導するし、本人もモチベートされて一生懸命練習する。また1〜2ヶ月ぐらいでコンサートに出してもらえるので大変モチベーションが上がる。
  3. 毎月発表会があるが、これは音楽のみ。合唱と合同だったり、そうでなかったり。
    1. 発表会では順位をつけたりしない
    2. 先生が毎回工夫を凝らす。
      1. 楽曲を変える。ポピュラーにしたり、有名クラシックにしたり、現代音楽風の難度の高い曲にしたり
      2. レベル別の小グループにわけて以下の試みもしている。
        1. 先生は指導しない
        2. チーム選定、楽曲選定、衣装、舞台での並び(座るか、立つか...)は、全部チームで決める。
        3. 指揮者はなく自分たちで工夫してタイミングを合わせる
  4. コンクールが時々ある。ここでは、
    1. 特定分野のみの大会。私が聴講したのはブラスバンドのコンサート
    2. エリアの高校対抗であり、優勝校と上位校はカリフォルニア大会に進出する
    3. 順位をつける。一軍も二軍も一緒に争うので、当然一軍が上位に来る。
    4. 演奏後、審査員による好評があるばかりか、楽団は演奏終了後に別室によばれ楽曲指導が行われる。そこでは音楽の先生が、演奏の問題点を指摘し、課題修正のための練習が行われる。指導していたのは、以下のような数点のポイント
      1. 強弱(アーテキュレーション)の付け方:一人で演奏するp(ピアノ)のほうが、大勢で演奏するpp(ピアニッシモ)より大きい音になる
      2. 情緒の出し方
    5. Lynbrook高校のCondert bandは二軍なので上位には食い込めなかったが、ハイレベルな一軍のSymphonic bandも州大会には進出できなかった。
競争って本来こういうものなのではないのでしょうか....

間違えてオーディション有りのクラスに全く素人で入った子が
頑張った結果、2ヶ月でコンサートにも出場し、
校長先生から頑張りと上達をたたえた表彰状
(彼は、熱を出しても登校していた)
コンサートのプログラム
左上から 右下へ
2011/12/8 Winter Concert - 弦、管、合唱合同
2012/2/1 三校のConcert band(金管2軍)の 合同Concert
2012/3/23 Spring Concert - 弦と管楽団
2012/2/30 Spring Concert - 合唱団
2012/5/24 Pop Concert - 弦、管、合唱合同

と、しょっちゅうコンサートをやっている

2012/3/31 :地域の全校によるコンクール
演奏と審査員講評のあと別室で審査員の一人による
Lynbrook高校のConcert Band(管の2軍)への指導会
 以下)2012/4/3に開催されたコンサート: 自主的にメンバ、楽曲、服装をえらび、指揮者無しでやる演奏会の試みから...
弦の一軍のなかの最も精鋭チーム
左はじがコンサートマスタ(圧倒的に上手い)、隣が副コンサートマスタ

他の弦のチーム

金管楽器のチーム
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