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本ブログのアクセス統計: 60万アクセスを達成しました。ご訪問ありがとうございました。

60万アクセスまでの経過

2009年12月に始めた本blog。2011年7月ごろに10万アクセスを達成し、2011年12月13日には15万アクセスを達成。
その後、私も更新しておらず、アクセスは少し減りましたが、3月1日には18万アクセス。2012/4/18に20万アクセス、2012/8/21に25万アクセス、2013/1/18に30万アクセス、2013/12/17に40万アクセスを達成しました。しばらく見ていなかったら、2015/5/1に50万2584アクセスになっていました。またまた、しばらく更新しないうちに、2017/6/11に60万7197アクセスになっていました。2018/7/7 .. おお七夕 .. には63万0656アクセスになっていました。久しぶりに更新しました。

2012年7月5日木曜日

節電はどうあるべきか

原発問題で節電が問われている。データに基づかないで闇雲に節電しても効果があるか疑問である。ここでは、なるべく定量化して効果のほどを検証したい。

産業育成の疑い)
エコポイント制度で、使えるブラウン管テレビやエアコンを闇雲にインバータに置き換えたが、資源のムダと装置製造のエネルギーに対して、エネルギーが回収できるのかを考えないとならない。地デジ化にしてもエコポイントにしても、CO2排出規制にしても、エネルギー削減の名を借りつつ、需要喚起・産業振興・浪費文化の奨励の臭いがぷんぷんする。
蛍光灯をLED電灯に変えるのは、単に製造業を潤わせている可能性がある。


2012年5月26日土曜日: 安い電球型蛍光灯Optolight


に書いた通り、節電はLEDライトでなくても、電球型蛍光灯でもかなり進む。LED照明は寿命は長いが、値段が高のと、直下部に照度が集中するという課題もある。

これは、E26口金のものを3種類売っていて、14W入力で60W相当、19W入力で75W、23W入力で100W相当の明るさ。

 一方電球型LEDは10.6W入力で、60W相当であり、蛍光灯をLEDに変えても、10.6/14=0.75 つまり25%の節電にしかなならない。

http://bit.ly/PewjbZ には、入力6W-7.5WクラスのLED電球がでているが、明るさは40Wの白熱電灯相当にしかすぎない。

現状の日本の消費電力分布)
まずは、慌てて資料を集めただけで有り、年度等まちまちなので、後ほど再確認して整合させたい。

http://www.fed.or.jp/tech/2008/electricpower.pdf に分析と将来予測がある。このp.24にある図を引用する。まず、電灯はすでにほとんど蛍光灯に置き換わっている。前述のLEDと蛍光灯との消費電力比率を考えても、あわててLEDを買うのは、LED電灯製造者支援にしかならないと思う。使えるのに、廃棄された蛍光灯の処分のほうが問題であろう。


また、ここのp.4にもあるが、http://www.jidouki.com/archives/820506.html にもあるとおり、日本の電力消費は、家庭: 業務: 製造 = 3: 3: 4 の比率である。以下に図を引用する。

製造業)
余計なものを作らない。再利用によって、製造のエネルギーは減るだろう。詳しくは後日考察する。

業務)
業務すなわちオフィスでの消費電力の比率は、http://www.eccj.or.jp/office_bldg/01.html にある。図を引用する。以下のように、空調よりも照明の電力が多いのである。
ところが、非常階段の電気は消してはならないとか、オフィスの明るさは、xxにしろという規制があり、消せない照明は多いらしい。また、屋外なのに昼間こうこうとついている、ホームの蛍光灯とか半屋外駐車場の明かりなど減らせる照明は多いと思う。

LEDに変えても効果は少ないので「消す」ことが重要に思う。

家庭)
家庭での消費電力の比率は http://sakugen.dietco2.com/japan/ などにある。以下に図を抜粋する。

電力消費は以下の分布である。特にどれかを我慢して減るものではない。電気を消して、エアコンをとめて、と、まんべんなく減らすしかなさそうである。
 また、とかく悪者扱いされる、待機電力だが、http://sakugen.dietco2.com/japan/ によれば、家庭の消費電力の7%を占める。上記でテレビに使っているのと同じくらいの消費量である。
内訳は、以下の通り。だが、これを切って回るのは大変そうではあり、メーカー側での技術進化に期待したい。もちろん外出時に切るとか、寝ている間に切るとかすれば効果的ではある。が、使えるものを買い換えるのは、製造メーカ側の思うつぼ、製造エネルギーの浪費、地球資源のムダ、廃棄物増加につながる。



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