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本ブログのアクセス統計: 60万アクセスを達成しました。ご訪問ありがとうございました。

60万アクセスまでの経過

2009年12月に始めた本blog。2011年7月ごろに10万アクセスを達成し、2011年12月13日には15万アクセスを達成。
その後、私も更新しておらず、アクセスは少し減りましたが、3月1日には18万アクセス。2012/4/18に20万アクセス、2012/8/21に25万アクセス、2013/1/18に30万アクセス、2013/12/17に40万アクセスを達成しました。しばらく見ていなかったら、2015/5/1に50万2584アクセスになっていました。またまた、しばらく更新しないうちに、2017/6/11に60万7197アクセスになっていました。2018/7/7 .. おお七夕 .. には63万0656アクセスになっていました。久しぶりに更新しました。

2013年1月6日日曜日

地震帯と人口密集帯の一致、人類の繁栄



地震帯 http://blogos.com/article/38522/ 世界の人口分布とGDP密度分布 http://www2.ttcn.ne.jp/honkawa/9050.html これらを以下に引用しますが。この3つは、ほぼ重なっているといると思いませんか?

赤い部分が世界の地震帯
世界の人口密度 - 青いところが高密度地域

世界のGDP密度 - 赤いところが高密度



世界の地震帯と原発の分布)
http://sorakuma.com/2011/09/13/3730 より図を引用します。ヨーロッパやインドも地震帯であり、地震帯でないところに原発があるのは、米国東海岸が主な地域だと思います。が、最近は、米国東海岸でも時に地震があります。また、ハリケーンSandyのような、大規模な風水害も東海岸には多い。。

赤い部分が地震帯、丸が原発
地震帯に原発を作ったという順序が逆な論理)
地震帯に原発を作ってしまったと嘆く人がいますが、人口が集中するから高効率なエネルギー生産が必要になる。それがいやなら、人口が少ないエリアに移住すればよく、日本の中でも北海道や山陰に行けば良い。ところが、地震帯というのは、道路が作りやすい破砕帯があったり、地下水がわいたり、山が急なために、そこから流されてきた土砂が生んだ広大で肥沃な平野があったりと、人が住みやすい条件を持っているのだと思います。

思考停止の日本人)
原発技術にも新しい技術があります。

2012年12月4日火曜日: エネルギー問題と画期的な新型原子炉と核アレルギー


に書きました。

ただ、新しい技術に着目しないのは、あくまでも経済的な理由でしょう。
あるものは使う。再生可能エネルギーや新型原発が研究されてこなかったのも、油田やガス田が続々発見される、ウラン鉱が広く分布していて、ウランの値段が安いなどの経済的な理由です。


今、再生可能エネルギーが着目されているのは、技術的な筋の良さではなく、皆が「再生可能がよい」と思っているので、大きな市場が生まれそうだという産業的な価値です。これは、推進している企業の人もいっているし、地球温暖化を提唱した、アル・ゴアが大儲けしたこともそれを示しています。アル・ゴアは儲けた金で、テネシー州に大邸宅をたて、電気代が年300万円とすっぱ抜かれたのは、有名な話しです。http://nueq.exblog.jp/15980130/

相手がどうして、そう動くのかを考えないで、「信じられない!」で思考停止していては、合意にいたることができません。


逃げる発想の最近の日本人)
断層だから原発を作らないとか、稼働させないというネガティブ思考ではなくて、地震が多くても、断層があっても事故が起きない設備を作り、しっかりと訓練して乗り越えるのが近代文明だと思います。

逃げない米国人)
米国911テロの標的になった貿易センタービル。米国はあれに懲りないで、さらにテロに強い100階建て越えのビルをたてています。そもそも、高層ビルが生まれたのは、シカゴで大火災があり、よりシンボルとなる建物を作ろうという挑戦からだったと思います。チャレンジ精神がないひとたちは、そういう人だけ集まって、豊かでは無いけれど、安穏に暮らせるエリアに移住することを考えてみたらどうでしょうかねぇ。

人間の暮らしは自然・災害へのチャレンジ)
東北の山あいにある古い街道沿いに、「ここより下に村を作るな」と書かれていたというのは有名な話しですね。人々はしばらくそこに住むが、農業や漁業がやりやすい低地に移動して、また津波災害に遭うということを繰り返してきました。今やるべきことは、山の中腹に逃げることではなくて、以下の方法だと言うのは誰にも明白だと思います。

  1. 津波の警報システムと避難訓練
  2. 津波に耐える街作り:東関東大震災でも鉄筋のビルは津波に耐えています。1,2階を商店や駐車場にすれば、上層階に逃げる余裕は十分あるでしょう。
中国揚子江)
中国の揚子江の氾濫もそうで、http://bit.ly/IwXAOq の三峡ダムができるまでは、

1931年 (長江大洪水、死者13万5千人、家屋流失200万件)
1954年 (長江大洪水、死者3万人・家屋流失100万人)という大水害がおきても、揚子江の洪水が運んでくる肥沃な土地を求めて人々は暮らしていました。三峡ダムは、一つで東京電力管内に匹敵する発電量がありますが、あまりの貯水量で逆に地震が懸念されたり、大きな自然破壊が起きています。

人間はチャレンジの歴史)
結局は、完璧な技術などはなく、挑戦と修正の連続によって人類は反映してきたのだと思います。別な言い方をすれば、相対的に自然災害リスクが高い事が分かっていても、それをオフセットする経済的価値が先行して文明社会を造っているんでしょう。

自然災害と災害関連工学の歴史は、常に工学が想定する外力や被害を超えた災害との戦いにあります。阪神淡路大震災で陸の活断層に着目していたら、嘲笑うかのように3.11では海の活断層が暴れたように!

どこまでポジティブにいき続けられるか?
永久に続けられるかどうか考え直す事も進歩かもしれません。

 自然に対する謙虚さを忘れてはいけませんが、チャレンジ精神を持ちつづけ、科学技術をはじめ、これまでに人類が培ってきた叡智をフルに活用して、暮らしやすい世の中を築いていきたいものです。

鉄道をはじめ、現在、安全に使われている技術は全て、失敗にめげることなく、前をしっかり向いて、一つずつ着実に成果を積み上げてきた結果、今の安定した姿があります。原発関連技術についても同じことが言えると思います。

直ぐに逃避する最近の日本)
昨今のIT業界の安易な妥協(一旦は世界一になれたのに、負けるともはや正面勝負はしない)にしても、昨今の日本人は挑戦の気持を失ってしまったのかな。。と思うところがよくあります。

80年代後半から90年代は日本様様の時代でした。能動的に何もアクションを取らなくても先方(ベンダー)からいろいろな技術や案件を持って来てくれた時代、日本市場がおいしかった時代です。
でもバブルがはじけ、日本市場が飽和し始め、新興国など他に日本よりももっとおいしい市場が台頭しているにも係わらず日本は相手が案件を持ってきてくれるのを待っているのです。これではいけません。

ちきりんの本)
身元がばれた、ちきりんこと、マッキンゼーの採用担当 伊賀泰代さんの著書 「採用基準」http://amzn.to/103jHd7 を読んでいますが、ここには、バブル期の日本のおごり高ぶった採用の様子が書かれています。とても読みやすい本です。もちろん、「全員にリーダシップを」など、かなりは、ちきりん http://bit.ly/103kb2O のblog http://d.hatena.ne.jp/Chikirin/ と重なっています。


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