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60万アクセスまでの経過

2009年12月に始めた本blog。2011年7月ごろに10万アクセスを達成し、2011年12月13日には15万アクセスを達成。
その後、私も更新しておらず、アクセスは少し減りましたが、3月1日には18万アクセス。2012/4/18に20万アクセス、2012/8/21に25万アクセス、2013/1/18に30万アクセス、2013/12/17に40万アクセスを達成しました。しばらく見ていなかったら、2015/5/1に50万2584アクセスになっていました。またまた、しばらく更新しないうちに、2017/6/11に60万7197アクセスになっていました。2018/7/7 .. おお七夕 .. には63万0656アクセスになっていました。久しぶりに更新しました。

2013年1月11日金曜日

トンチンカンな高校ランキング


週刊ダイヤモンド 2012/5/14号が書店にあった。
そもそも高校をランキングするのは、馬鹿馬鹿しい話しであるが。。

たしか、全国トップは奈良東大寺学院、2位が甲陽学院、開成が4位、駒東が41位。東大合格者数全国3位か4位の麻布がまさかの120位。東大ばかりが大学じゃないよ。。という高尚な話しかとも思ったが、そうではないようである。。


理想は)
大学のランキングをするならば、偏差値ではなくて、卒業して活躍する人の数や活躍度合いでやれば良いと思う。
ただし、この「活躍」という尺度が、あいまいなので、大学のランキングが曖昧。
したがって、そこに入る人数で測定する高校のランキングは、もっと「曖昧」になる。

偏差値偏重になってしまって、意味の無いものになりかねない。

米国にも大学のランキング雑誌があるが、卒業生の活躍度で評価している。

もっとも、GPA ( http://ja.wikipedia.org/wiki/GPA )
 という全教科の平均点はどこまでもついて回るので、その大学に入るためのGPAという評価がついていることはある。就職の際にも、大学でのGPAが問題にされる。

計算法)
各高校からの大学合格者数にその大学の偏差値を掛けて足して、高校の定員で割る。ただし、私学は、複数合格者がでるので、私学は換算にいれない。

と、いうもの。一見妥当なように見えるが、実は驚くほど馬鹿馬鹿しい。

偏差値とは)
偏差値は、平均から標準偏差σ分上だと偏差値60。2σ上で70となる。分布は通常正規分布なので、偏差値60よりも70は、はるかに難しく、偏差値80などはほぼありえない。これを加重平均するのは、とてもばかばかしい。さらには、私学を第一志望にしたり、滑り止めで入った学生はカウントにいれない。。。

偏差値wiki: http://bit.ly/XpnAnf より。以下の図のT Scoreが偏差値にあたる。

ベルカーブと偏差値
如何におかしいか)
簡単な例で計算してみると、仮に定員3人の高校があったとする。
A校: 1人が偏差値70の国立大学に合格、1人が偏差値65の国立大学に合格。一人は私学へ。このとき、評価index=(70+65)/3=45

B校: 1人が偏差値55の国立大学に合格、2人が偏差値50の国立大学に合格。評価index=(55+50+50)/3=51.6

となり、B校の方が、大学合格力があることになる。。そんな馬鹿な。。

科学音痴の日本のマスコミ)
偏差値の意味も理解せず、こんな、数値をまことしやかに出す、日本のマスコミの科学知識の低さに呆れてしまった。http://bit.ly/VqWxJO にも、「おかしいんじゃないの?」。。というblogがある。

米国にもあるが)
米国でも大学のランキングとかはあるが、企業に各種項目でアンケートをとって、企業の分野毎にその集計をするとか、もっとダイレクトなものになっている。

米国の高校ランキング)
高校のランキングは、全米の学校が一斉に実施する実力テストの成績APIスコアでダイレクトにランキングしたものがある。

http://www.school-ratings.com/cities/Cupertino.html である。以下、screen shot。1000点満点のAPIスコアで、949をたたき出しているMonta Vista Highが、シリコンバレーやサンフランシスコエリアで、トップのスコアである。


Appleの創始者である、Steve JobsやSteve Wozniakが卒業したのが、Homestead High http://bit.ly/HcQc8Z であり、このHomestead Highがある、Fremont School Districtは、米国シリコンバレーの真ん中であり、5校のうち4校が、ランク10の全米トップレベルの公立進学高がひしめき合っている。そして、そこに勉強熱心な中国人とインド人の親たちが子息を送り込んでいる。このため、公文式教室や英才塾も沢山あり、子供は家でピアノやバイオリンなどの楽器の英才教育を受け、日本の高度成長のころを彷彿させるような過熱ぶりである。詳細をみていただくと、日本ではとても開示されないような以下の情報も掲載されている。

  1. 親の最終学歴の分布
  2. そのエリアの平均の住宅価格
  3. 生徒の人種構成
事実は事実として開示するのが、いかにも米国らしい。
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