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本ブログのアクセス統計: 60万アクセスを達成しました。ご訪問ありがとうございました。

60万アクセスまでの経過

2009年12月に始めた本blog。2011年7月ごろに10万アクセスを達成し、2011年12月13日には15万アクセスを達成。
その後、私も更新しておらず、アクセスは少し減りましたが、3月1日には18万アクセス。2012/4/18に20万アクセス、2012/8/21に25万アクセス、2013/1/18に30万アクセス、2013/12/17に40万アクセスを達成しました。しばらく見ていなかったら、2015/5/1に50万2584アクセスになっていました。またまた、しばらく更新しないうちに、2017/6/11に60万7197アクセスになっていました。久しぶりに更新します。

2013年1月25日金曜日

自分にもあまく、他人にもあまく

先頃、東京に一時帰国して日本の良い所を沢山見てきた。いくつかあげてみると、

  1. 店などのサービスが良い
  2. お店では、頼んだことは確実に実行される
  3. ウォシュレットがあったり、LED照明だったり、インターネットが早かったり、ハイテク
  4. 電車の時間は正確だし、公共交通機関が大変発達している
ところが、Stanford大などBay Areaに留学や共同研究で来ている人は、結構、クチをあわせて、「もう帰りたくない」「まだ、残り期間があっていいね」という。理由を聞いてみて、すこし考えてみた。。
  1. 日本からの駐在なので、親玉のチェックが掛からないで気楽。ご褒美・息抜き留学の場合。(でも、これがすべてではない。。)
  2. 生活が楽である
    1. 土地が広く、人が少ないので息が詰まらない
    2. 通勤・通学がらくである
      1. 車通勤か
      2. 大学近くに住んで徒歩や自転車で通う
      3. が、学生とかは、本数がやたら少ないCaltrain + 自転車で通う人も居るし、100km以上の距離を渋滞の中、車で通勤する人も居る
    3. 季候が良い
      1. 西海岸は地中海性気候なので、年中温暖で、暑くなく・寒くなく・雪も少ない
      2. が、割と気候が厳しい、中西部や東部でも米国に住み着きたいと思う人は居る
    4. 食品が安い
      1. 特に円高だと、日本の1/2以下の感覚かも。ただし、今は日本もデフレでやすくなったし、魚や日本食材(白ネギ、大根)等は日本のほうが安い
  3. 仕事が楽しい
    1. 勤務時間中に雑用がない
    2. やりたいことがやれる。マネージメントの問題であろう。その人以外の人がやれる仕事は、人を割り付け別な人にやらせるなど。
    3. 新しいこと、面白いことが回りに沢山あって刺激がある
    4. 日本人が少ないので、密に交流するコミュニティがあり、刺激が多いゆるい
まだまだあると思うので、おいおい追加するが、どれも日本でも実現可能である。

2は、New YorkとかSan Franciscoの都会であれば、家も狭くて高額なので、あまりかわらないだろう。日本でも、一極集中の東京を避けて、ちょっと郊外にオフィスを作れば住む話しである。

米国はゆるい)
他のことは、システムの問題であるが、一言でいえば、米国は「ゆるい」ということになろう。以前、共同開発でいていた米国の会社で、中国人の社員が言っていた。「ガラスの天井があって、中国人は、出世できない。」「でも、中国人は、細かいので、上司にはしたくない。」と、日本人にもこれが当てはまる。

日本で雑用が多いのも、管理が細かすぎて、どうでもよいことを、やり続けているからだろう。マネージャの権限が少ないのも、上司が細かすぎて、世話を焼きすぎて権限を移譲しないからだろう。
自分達の任期の間に失敗をすることが怖いので、どんどん厳しいルールを作り、会議をして責任転嫁、つまり、決定責任は、自分ではなく会議の責任にすることになる。

将の将)
三国志でも、「将の将」は自分より有能な人を使いこなす。つまり、任せることにあるとしている。細かく指示するのは、「兵の将」どまりである。
http://demosika.blog35.fc2.com/blog-entry-95.html

そもそも、経営・マネジメント・エンジニアリング・営業などは違う能力を必要とする。これを出世としてひとくくりにするから、いろいろなところに歪みが来る。
細かいコトがある意味重要な能力となるエンジニアとして成功した人を経営者にするのなら、マインドの再教育をしないとならないのではなかろうか。。

仕事を頼むときも。。)
担当者にはせかされるのだが、面倒なので、費用の精算がいつも滞る。海外にいるのだが、所属や給与の支払いは日本からされるからである。これが、米国での留学や客員研究員のビザの規定でもある。つまり、米国人の職業を脅かすことなく、日本の会社が給料と生活費を全部負担して、お金だけを米国に落とす。その約束で、ビザ(米国入国許可)や、滞在許可が、わりと簡単に、かつ任意時期におりるのである。そうでなければ、通常は1年に1時期にしかビザ発給はされない。(当然のことだが、諸外国では、外人受け入れなども、あくまで、自国民へのメリット優先のものになっている。)

さて、その精算処理をするときに、処理の手順やら、日本一時帰国時にでむくことやら、担当の方にメイルでやりとりして、やるべき処理内容やら、関連書類をあらかじめemailしておいた。すると、「(今は、システムが変わって、そういうサポートの方はいなくなり自分の業務ではないので、)私は承認を回すお手伝いをすこしするだけですから。。」などと、極めて素っ気ない。「ま、そんなものかな。」と思って、やりとりしてくれたお礼にとお土産を買って、帰国して出社すると、予想は嬉しい方向に裏切られる。

やりとりした担当の方の隣の机が空いていて、そこには、過去手続きした書類のファイルに、自分の関連したところが付箋がつけられて置かれているし、必要な書類は印刷して準備されている。ここで思うのは、「ものすごく支援してくれるじゃないの。。」ということであった。

米国だと、「もちろん、やります」といって、なにもやらない・梨の礫のことが普通。

政治家以外!!!の)日本人は、「言質を取られる」ということで、非常に慎重であるが、むしろ、ビジネスでは、言質を気にすると、相手に期待感を感じさせることを言わないマイナスの方が多いと思う。
つまり、米国では、「不言実行よりも」「有言実行が」最悪でも、「有言不実行」のほうが好まれるのだと思う。言ってナンボの文化である。世界には、そういう文化の国は多いと思う。インド人は割とマジメだが、中国人も、有言不実行が多いように思う。

もっとも、米国でも調子の良い会社、たとえば、Intel, Appleなどは、「有言実行」であった。(最近のIntel, Appleはちょっと違ってきているかもしれないが。)

自分にあまく、他人にもあまく)
そこで結論に至る。
冒頭の米国の問題点でも分かるように、米国人は「ゆるい」自分にも他人にも緩い。

が、日本人の多くは、「自分にあまく、他人に厳しい。」
よく、電事故があって、駅で駅員にかみついている人がいる。
日本人には、やたらと先生に文句を言う「モンスターペアレント」とか、お店とかで文句をいいまくる、「クレーマ」という人種がいる。

米国人なら、レジの列に並んで前の人の会計がトラブって待たされるのも、カルトレインが30分遅れるのも、自分の責任外なので、辛抱強く待つ。

むしろ、頑張らないといけないのは、自分が出席する会議の効率化とか仕事の効率化であって、これは自分の責任範囲だし、自分の管理が及ぶところだからである。

本来あるべき姿は、「自分に厳しく、他人に甘い」しかし、これは、天地がひっくり返るほど難しい。

であれば、「自分に甘く、他人にも甘い」ほうが、ずっと住みやすい。これが、米国が住みやすい理由なのではなかろうか。

格言)
天才バレリーナの森下洋子 http://bit.ly/zCoZ4r が、テレビで、「1日練習を休むと自分に分かる、2日休むとパートナーに分かる、3日休むとお客さんにわかる」とかと言ったらしい。

すると、お姑さんと仕事で相当に苦労した苦労人であるある方のお母さんが、これを見て、「わたしたち、一日も休まず出来るコトなんて、ご飯を食べることくらいだねぇ。」といったそうである。苦労人だから言えることだろう。。

ゆるく生きることが肝心なのだろうなと思う。その結果、サービスが悪くなり生活が不自由になっても、余裕とかプラスになることが多い。もちろん、「自分に厳しく他人に甘い」が実現できれば、それにこしたことはない。



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