- 大学ノートを2冊用意する
- 一つをindexノートと呼ぶ(私は従来Pointer noteと呼んでいた。。)
- もう一つを本体(body)ノートとする
- 共に、使い始めた日付と、それぞれの通し番号を表紙に書いておく
作り方を解説して、どういう効果があるか最後に紹介したい。
indexノートの使い方)
やらなければならないと思いついたことを、全部書き出す。項目の前に日付をいれておく。想起のきっかけになればよいので、簡単に書けばよい。たとえば、
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2012/10/20(土)
- 昼めし-寿司を食いたい
- 週報をかく
- 掃除をする
- xxさんに電話する
- yyを買う
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という感じである。思いついたことを書くので重複しても構わないし、前日の項目が終わっていなければ、次の日にまた書き込むこともある。
終わったら、違う色のペンなどで消していく。項目だけなので、使い終わったノートは、基本捨ててもよい内容だけになるはずである。
iPhone アプリで、UYH (Use Your Hand) Goldという手書きアプリもあって、出先でのメモにはこれも使える。http://apri-iphone.seesaa.net/article/188189779.html に紹介がある。このUYHに書き出したメモは、定期的にindexノートか本体ノートに書き写して消しているが、書き写す時点で既に完了になっているものも結構ある。
本体ノートの使い方)
indexノートには項目しかかいていないので、こちらは、具体的な内容を伴うものを書く。たとえば、
xxさんに電話するときに、yyyといおうとか、それに関する、図を書いたり。仕事で作るプレゼンの絵を描いたりである。
こちらも日付を最初に書いておけば、indexノートがこの本体ノートへの情報参照に使える。こちらは、indexノートほど消耗が激しくないはずで有り、戻って追記をしたりすることも起きうる。使い終わったノートも容易には捨てられない。
効果)
indexノート : これが一番価値が大きい
- indexノートに書き出すことで、仕事に優先度を付けられる: まず書き出してからやる習慣を付ける。書き出した物を見ると、作業の優先度が自然にわかる。
- やらないとならないと思いついたことの半分以上は、実はどうでもよいことである。書き出してみると、忙しい時には1日100項目以上になるが、優先度を付けて実行すると、案外ストレスがかからない。それ以前に、書き出したものの半分以上は実はやらなくても、なにも影響がないことに気づく。思いついた順に処理していたら、そういう、どうでも良い項目に時間を忙殺されることになる。
- 終わった項目に線を引くことが自分へのご褒美になる。項目をつぶしていくのが楽しみになる。
- 何かを覚えようとするとストレスがかかる。頭の中を空っぽにすることでストレスが解消し、瞑想状態に近い状態を、作り出すことができる
- 人間の能力は一定である。覚えようとする能力に脳を割くのではなく、何かを発想するとか、考えることに脳が活用できる (最も、速読のように、記憶能力を活性化して、能力向上をさせようという体力会的な活動もありうる) 速読に関しては、以下に書いた。
2011年12月31日土曜日: 速読の勧め - Super Reading本体ノート:
- 紙に書き出すことで、覚えることに脳を使わなくて済む
- 書くことで、自分の考えがまとまり、整理がつく。図を活用すると整理がすすむ
- indexノートをindex専用にするための、重複しない 本体情報はこちらのノートに書き出していく。
- emailやpower point, wordなどの電子媒体に書き出す前に、紙に鉛筆を使ってideaをまとめてみると、意外にアイディアに整理がつく