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本ブログのアクセス統計: 50万アクセスを達成しました。ご訪問ありがとうございました。

50万アクセスまでの経過

2009年12月に始めた本blog。2011年7月ごろに10万アクセスを達成し、2011年12月13日には15万アクセスを達成。
その後、私も更新しておらず、アクセスは少し減りましたが、3月1日には18万アクセス。2012/4/18に20万アクセス、2012/8/21に25万アクセス、2013/1/18に30万アクセス、2013/12/17に40万アクセスを達成しました。しばらく見ていなかったら、2015/5/1に50万2584アクセスになっていました。

2012年10月12日金曜日

東大医学部って何のためにあるの??

http://bit.ly/RiSBbR に、「東大医学部卒も30歳年収300万円台!? 〜東大医学部に入るメリットとは?」 という記事があった。

抜粋すると)
メリット<卒業後>
・東大の医局に入局する際に情報面で多少有利
・東大の医局/大学院に入れば恵まれた教育/資金環境で研究を行うことができる

デメリット<卒業後>
・主に心理的に東大の医局以外には入りにくい事によるキャリアの選択肢の減少
・卒業大学で給料、ポストなどの待遇に差が出る事はない
・ほとんどの病院が年功序列で給料やポストが決まっている

東大医学部を卒業して5年目 、つまり30歳程度になっても大学病院に勤務する限り非正規雇用であり月々の手取りは20万円台、ボーナスなし、住宅手当もなし、といった待遇となり得るのが現状である。

 週に一回程度のバイトで単価6万円とすると月24万円、年収にして300万円程度が大学病院からの給料にプラスされる事となる。
中略)
以上、見てきた通り医師の給料はどれだけアルバイトをするか、あるいはどれだけ医師の少ない地域で勤務するか (東京より地方の方が概して高給取り) によってほぼ決まっているため、東大医学部に入る待遇面でのメリットはほぼないと言っても過言ではないと思う。むしろ医師の平均収入を下回る可能性さえあり得る。

つまり東大医学部という肩書には何の価値もないが、そこに集まってくる人間に価値がある。東京大学には医療界のみならず、日本社会のリーダーとして活躍したいという意志を持つ学生が多いように感じる。

そのような友人と切磋琢磨して過ごす事が出来る時間は何ものにも変え難い。金銭面やポストではなく、我こそは 将来の日本のリーダーたらん と欲するものにとっては同志が集まりやすい東大医学部を目指す価値を見出せるのではないか。
どこがおかしいか)
そもそも上記の様な結論が平然と言われていることを、疑わなくなったらおかしい。

医学を志す価値がないのに、医学部にいくとは、大学教育の教育内容に対して何が期待されているのだろうか。教えている先生も馬鹿馬鹿しくなるのではなかろうか。。

また、医療保険制度のために、むしろ東大をでて東大病院にいると、賃金が、地方の医大よりも安く、生活費も高いので地方より不利になる。となれば、医者として能力を活用しないで、もっと収入のよい、銀行、証券、商社などを志す人も出てくるだろう。

優秀な能力が必要なら、それなりの見返り(高給)を付けて、医者を続けてもらうようにすべきである。医者としての価値(実力) がみつけられないのなら、医学部にする必要も無い。

ただし、東大医学部という看板が欲しくて、個人病院の院長が娘さん(息子さん)とおつきあい願えないか。。と、青田刈りをしてくるという話しを聞いたことがある。それなら、医者としての腕というよりも、東大医学部に入った看板と、医院の経営能力が問われることになる。

また、狭き門なら優秀な人が入るのであれば、卒業生が社会にでて役立つ科目の学科の定員を減らして、大学での教育が社会人生活に直結するようにした方が良い。出れば政治家に近付く国際政治学科とか、最高裁判事に近道の特別法学部とか、大企業経営者になれる国際経営者学科だとか、そんなものを作ればよいと思う。

日本の政治家がイマイチなのも、票読みと権力闘争をするばかりで、政策を演説しても、有権者の反応が乏しいからかも知れない。米国大統領選挙は、共和党対民主党の1対1選挙であり、ヤジなしで90分間のサシの討論をする(これは凄まじいので、別途掲載する。)

まとめておく)
  1. 狭き門をくぐり抜けた優秀な能力を、医者として活用してもらうことに期待するならば、やはり能力に応じた金銭的な見返りができるシステムが必要。健康保険制度の改革などを含めて
  2. 東大医学部の看板として、医院の経営もやってほしいのなら、医院経営学科とか、そんなものを作った方が、大学での教育が無駄にならない
  3. 狭き門を通り抜けたということだけが評価されるのであれば、大学での教育の成果を活用してもらうよう、東大医学部よりも狭き門をつくる工夫はどうであろうか。そうすれば、そこの偏差値があがり、優秀な人に対する大学での教育を社会で活用できるようにはならないだろうか
学生の側に責任を押しつければ「東大医学部に何のためにいくの。」という言い方もできるが、学生側だけの問題にはできないと思う。この辺を改革すべきだということを考えると、やはり、「東大医学部は何のためにあるのか。。」と、問題提起したい。

大学は受験競争のゴールとしての機能でよいのか)
米国の大学では、日本に比べて、社会に出てから役立つ教育をしているように思うが、いつのころか、日本の企業には、「大学の教育は社会勉強だから、アルバイトや部活動でもしてこい」「終身雇用もあるし、教育は企業内でやるのだ。」という主張をする企業人もいる。単に競争に勝った証明としての大学になってしまっていては、日本の高等教育の競争力はあがらない。

これが、日本は高校まではレベルが高いが、大学・大学院の業績では、欧米に全く太刀打ちできない理由ではなかろうか。。以下にも書いた。

2012年10月12日金曜日: 大学の役割とは?


東大理IIIがいかに難しいか)
http://www.u-tokyo.ac.jp/stu03/e01_01_j.html によれば、東大医学部に行ける理科III類の定員は100人(ただし、理IIから10名、理Iから1名も医学部に進学ができる http://bit.ly/RiToto )

たった100名の狭き門であり、日本のトップ中のトップ。偏差値は78を越える。
http://daigakujyuken.boy.jp/indextoukyouto.html

特に最近は、日本の製造業系大企業全滅ということで、食いっぱぐれのない医学部を目指す傾向が強く、地方の医学部でも東大レベルである。その医学部のトップであり、定員がたったの100名なのであるから、いかに難しいか分かる。

東大は文系理系あわせて3,153人の定員があるのに、理科三類は合計100名。全国47都道府県で平均すると各県から、ほぼ2名しか入れない狭き門である。 

それだけ優秀な生徒に、5年間(教養を除いて3年半というべきかもしれないが)医学を学ばせて、医者になるのはあまりおいしくないといわせてよいものだろうか。。大学とは何のために行くところだろうか。。
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