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本ブログのアクセス統計: 60万アクセスを達成しました。ご訪問ありがとうございました。

60万アクセスまでの経過

2009年12月に始めた本blog。2011年7月ごろに10万アクセスを達成し、2011年12月13日には15万アクセスを達成。
その後、私も更新しておらず、アクセスは少し減りましたが、3月1日には18万アクセス。2012/4/18に20万アクセス、2012/8/21に25万アクセス、2013/1/18に30万アクセス、2013/12/17に40万アクセスを達成しました。しばらく見ていなかったら、2015/5/1に50万2584アクセスになっていました。またまた、しばらく更新しないうちに、2017/6/11に60万7197アクセスになっていました。2018/7/7 .. おお七夕 .. には63万0656アクセスになっていました。久しぶりに更新しました。

2011年10月15日土曜日

思考停止していませんか? 日本の美徳を失う舶来崇拝?

いろいろ調子が悪いときには、たくさん原因がある。それに気づかないのは思考停止しているからだと思う。最近不調な日本のIT業界には、どうもこういう原因があるように思う。また、業界とは関係無く、奇妙な舶来崇拝がはびこり、日本の美徳ばかりを失っているように思う。以下に記載したい。

個人情報保護法は機能していない)
最近、日本では、個人情報保護法で、情報セキュリティや個人情報がうるさく、どこも非常に神経質である。そのわりには、SPAM MailやBlogの荒らしが後を絶たない。個人情報保護法は機能しているのだろうか。。
また、この派生で、メイルの誤送信にはめっぽう神経質であり、撲滅しようとしているとも聞く。現状、少し残っているメイルの誤送信で、重要な個人情報が漏れたり、会社の機密情報が漏れたりしているのだろうか。撲滅には途方もなくコストがかかる。
米国では、このような反応は起きないと思う。

日米での思想の違い)
この背景には、根底に流れる思想の違いがあると思う。
  • 日本) 小さなことでも、放置すると大問題に発展する
  • 米国) 問題は、重大な問題が、おきてから解決すれば良い
日本のやり方が、ホテルなどの、とても良いサービスに結びつくこともある。逆に、1円までも合わせようとする銀行のように、顧客無視につながることもある。銀行員は、19時過ぎまで残業しているのに、窓口は15時で閉まる。店内には、せいぜい5人程度しか行員がいない米国の大手銀行の支店に比べると、5倍くらいになろうかと思うくらい、たくさん行員がいるのにである。お客の便利よりも、ご自分の都合が優先なのであろう。(とある日本の大手銀行の顧客無視に耐えかねて、以前怒鳴り込んで、応接室で、支店長に実態を伺った。その方にご迷惑がかからない程度に、この辺の実態を補充して、別途、記事を分割するかもしれない。。)

情報セキュリティで度量のない上司たち)
情報セキュリティ等の過剰反応を見ると、本来、親分となる人は、「多少の失敗があっても、おれが謝りにいくから、いいものを開発しろ。」というべきなのに、「おれが謝りに行かなくて済むように、最大限努力しろ」というようにしか聞こえない。幹部が、こう言ってしまったら、いい製品はもはや作れないと思う。
なにをやりたいのか、会社幹部が見えているのだろうか。。東芝機械のCOCOM事件で親会社の東芝の受けた被害で恐れをなして、いろいろな企業が貿易コンプライアンスに神経質になっているが、あれも、親会社の東芝は関係ないのに、とばっちりをちゃんと晴らして
していないのが問題だと思う。昔から特許侵害訴訟でも、日本企業は弱腰が目立ってる、いいものを開発した技術者が損ばかりしているように思う。

泣き寝入りは損)
日本では、「裁判をすると、時間がかかり、いらぬハラを探られ、余計なものが白日の下にさらされて、わだかまりだけがのこり、双方なんの利益にもならない」と言う人が結構居る。これが、和を重んじる日本的な感覚なのだろう。
が、つけられた因縁に対して、泣き寝入りをしていたら、国際化はおぼつかない。残念ながら、「守るのではなく攻める」のが、国際的なビジネスの標準になっているように思う。「守る」のをビジネススタンダードとして世界に広めたければ、そういう手を打つ必要があるが、全くそういう努力はされていないように思う。

米国的思想の弱さ)
米国の考え方は、不良品が店頭や通販の不良の多さにもつながると思う。ちなみに、米国のAmazon.comでは、5回に1回くらいは不良である。原因は、返品の原因を聞かないから。同じ会社のはずなのに、日本のAmazon.co.jpでは、基本不良返品は迅速かつ懇切丁寧に対応してくれる。当然再発しないように、不良の症状は説明しないとならない。が、これが、いきすぎて、何度説明してもなかなか交換に応じてくれないIT企業もあった。
また、本当の問題がおきたときには、大問題になっているので、先の911テロみたいに、今度は本当の過剰反応になってしまうという懸念もあろう。

米国の課題である過剰反応を輸入していないだろうか)
過剰反応は米国の特徴でもある。黒人や女性は知能が低いと公然と断言し、差別をしてきた。と思うと、一旦それがダメになると、人種や性別による能力差を口にすることが一切許されなくなる。科学的にですら議論するのが許されない。。

従来はこれは米国の特徴であったが、どうも最近は、この悪いところが日本にも輸入されているように思う。

先の情報管理も、それ以前、全く野放しにしているものを指摘されて、過剰反応に陥るということになっている。企業内でのソフトウェアの違法コピーの横行や顧客情報の粗雑な扱いから、過剰反応に陥っている。本来、中庸をいくのが日本の美徳だったはずなのだが。。。一旦締め付け始めると、もはやそれが弊害をもたらそうが、再考はされない。ここに米国の悪いところと日本の悪いところが組み合わさっているので、どうしようもない。

日本の美徳ばかりを失う舶来志向)
日本は、米国の悪いところばかりをマネしているように思う。悪貨は良貨を駆逐するなのか。。
悪いところはマネしやすいのか。。本当は、マネしにくいところこそ、マネしなきゃいけないのかもしれない。。

たとえば、老人や女性や障害者など弱者に優しいマナーは輸入されずに、地べたに座り混んだり、行儀の悪いところが若者に輸入されている。

個人主義なのか団体行動ができなくなる一方で、人材育成につながる自己責任の文化は、一向に日本には定着しない。お上や上司による過保護は強まる一方である。いったい、どこを見ているのだろうか。そして責任を人になすりつけるばかり。会社の経営陣は社員の能力のなさを嘆き、社員は経営の失敗を嘆く。日本政府は米国政府の問題を嘆く。。メディアは、規制を嘆き。規制する側はメディアの無責任を嘆く。
皆が自分のできることをやれば問題は簡単に解決するのに、人に原因をおしつけ自分が出来る解決策を探そうともしない。。。

プライバシーや個人の権利の考え方も、正しくは輸入されていないように思う。

いい加減なことをいうのも最近の日本の特徴のように思う。メディアも含めて。
そもそも日本人は思慮深くて、いい加減なことはあまりいわなかったと思う。米国人は、思いつきで適当なことを言う。役所でも、大企業の顧客対応の窓口でも、銀行でもそう。(裁量といえば、かっこいいが。。)
最近の日本も、この、いい加減発言が増えているように思う。webとかでも、全然調べずに書いているものが、かなりある。明らかに論理破綻していても、全く気づかない。
大手メディアの報道も明らかな誤報が多い。特に科学や技術に関するものは、意味不明としか思えない記事が結構ある。情報の出元に確認をしないのである。先般の「ニュートリノが光より速い」というのも、元の発表から、かなりゆがめられて報道されており、懸念する研究者もいる(以下)。

科学と報道の間で (ニュートリノの速度と光の速度):http://nojirimiho.exblog.jp/14626467/

そういう一方で、本当の意味での個人の裁量は、規則ばかり増えて逆に制限される方向にある。

奇妙な舶来崇拝もそうだが、先入観を捨てて、よくよく考えることが重要であろう。そうしないと、追い上げてくる新興国にも抜かれて、日本は3等国になる。
円が強いなどと安心している場合ではない、半導体産業を失ったように、ボディブローは後から効いてくるのである。

続きは、
2011年10月16日日曜日:欧米と日本の文化の違い へ。

AUのiPhone4S

AUから発売されたiPhone4Sですが、出だしは余り良くないようですね。

Softbankは早々に売り切れだが、AUは遅くまで在庫あり)
http://ggsoku.com/2011/10/au-iphone4s-urenokori/
まだ具体的な違いを理解していませんが、通話料金の差だとも言われているようです。

早速評価が出ていました。
http://k-tai.impress.co.jp/docs/review/20111014_483887.html

AU版では、現状は非対応の機能がある)
  • Facetime
  • iMessage
AU版のメリットとしては、
  • 通信速度(スループット)は変わらないものの、通信遅延(レイテンシ)が顕著に小さい。これは、たくさんのリンクをたどるweb pageの表示が速くなる可能性がある。
  • 基地局が豊富な可能性がある。-- 以前、AUの全世代の携帯(WINに成る前)をもっていたが、DoCoMoのPDC(FOMA=3Gの前の電波形式)の時代に、DoCoMoが全く通じなかったスキー場でもAUだけは良く通じていた。
    多くの携帯が使う1.5GHz帯の電波よりも建物内に伝わりやすい800MHz帯である効果があると思う。DoCoMoの携帯 3G(FOMA)も、そのまえのPDCも建物内でよく伝わったのは、800MHz帯だった効果が大きいと思う。
  • AUの3Gの電波変調形式であるCDMAは、米国最大手のVerizonの形式である。したがって、米国でのローミングはVerizonになると思われる。(2011/2月にVerizonに問い合わせたが、この時にはAUのiPhone採用は決まる前でもあり、ローミングはできるとしたものの、詳細は教えられないとのことであった。)
    一方、ソフトバンクやDoCoMoのつかう3Gの変調形式はWCDMAであり、これはAT&Tが採用するので、米国でのローミングはAT&Tになる。米国では、Verizonの方が電波のカバレッジがよく、田舎ではAT&Tは全く通じないところが多い。が、Verizonは、全く問題が無くつかえるらしい。ローミング料金については比較していないが、早々に定額のデータ通信を断念したAT&Tに比べiPhone後発のVerizonは、最近まで定額データであった。そろそろ、やめるらしいが。。
    2011年7月7日からの新規加入者に適用されているそうです。

SoftbankのプリペイドSIMを使う

実は、日本にもプリペイドのSIMがあるようです。そして、これがiPhoneでも使えるようです。ただし、これはiPhone3GSまでの通常サイズのSIMカードのようであり、iPhone4やiPhone4Sは、かなり小さいmicroSIMなので、そのままでは使えません。ただし、下のblogに書いたような裏ワザがあります。(試していないので、自己責任でお願いします)

2010年7月5日月曜日 従来のiPhoneのSIMとiPhone4/iPadのuSIMは中身が同じ

そしてこのプリペイドSIMは、Softbankの契約を持っていれば、購入することができるようです。つまり、端末を中古等で購入するなり、海外で使っているなりしたものを持ち帰ったり、古いiPhoneやiPad等をプリペイドSIMで利用することができるわけです。新規契約をしないので、かなり割安に2台目以降の携帯が維持できると思います。あまり使わない、家族や子供さんがいる方、iPhoneと同時にiPadを持っている方には重宝だと思います。

試してはいませんが、プリペイドSIMの詳細は以下にあります。
ソフトバンクのプリペイドSIM) http://phone.sub.jp/pri/entry24.html

Dennis Ritchieよ安らかに眠れ

C言語のバイブル:The C Programming Language (Kernighan and Ritchie)
で知られる。Dennis Ritchieが2011年10月12日(水)、米国ニュージャージー州の自宅で亡くなっていることが発見された。長い闘病だったらしいが、一人暮らしだった。享年70歳だった。Steve Jobsが亡くなった、ちょうど一週間後の水曜日に報道されたのは、何かの偶然だろう。

ご冥福をお祈りします。

  http://ja.wikipedia.org/wiki/デニス・リッチー
Dennis Ritchie(英語)) http://en.wikipedia.org/wiki/Dennis_Ritchie

彼は、偉大な技術者であり、学者でもあり、Steve Jobsのように万人には知られていないが、彼の成果は、今の情報技術には欠かせないものである。

1969年に開発されたUNIXは、その後、コンピュータの標準OSとなり、BSDUnixからNeXTを経てMac OS-Xそして、iPhone, iPadで使われるiOSになっている。また、MicroKernelを経て、windowsNT、windowsXP, windows VISTA, windows 7とつながってもいる。さらには、Minixから、Linuxを経て、Androidにもつながっている。ほとんどのガジェットを支えている技術である。

UNIX) http://ja.wikipedia.org/wiki/UNIX

1969年の初期のUNIXはアセンブラで書かれており移植性の問題があった。この問題を解決するために、B言語を改良してDennisが1973年に作り上げたのがC言語である。UNIXも、1973年にC言語に移植された。C言語は、その後のC++に拡張され、CとC++は、アプリケーションプログラムの記述や、OSなどの、システム記述にきわめて広範に使われている。
また、Mac やiPhoneのアプリを記述する Objective-Cは、このC言語とSmalltalkの混血であるし、Androidやサーバプログラムを記述しているJAVAの文法もC言語を元にしている。

C言語) http://ja.wikipedia.org/wiki/C言語

これだけ現在のIT技術に多大な影響を及ぼしているソフトウェア技術は外には思いつかないように思う。この2つを発明した、Dennisに改めて感謝したい。

ハードウェアならばと考えると、現在のマイクロプロセッサにも使われている多くの技術を創出した汎用機(1964年発表)のIBM/360、本格的なIC微細化をもたらした、プレーナートランジスタの発明(1964年)だろうか。
多くのプロセッサで並列命令実行の実現(out of order実行)に使われている、トマスロのアルゴリズムもIBM/360で発明され浮動小数点演算器で利用されている。

今の技術の原点は、いずれもかなり昔にさかのぼっているのであり、先人の技術を勉強すること、-- 古典 -- が、IT業界でも、やはり重要なことは意外に思えるかも知れない。

IBM/システム360) http://ja.wikipedia.org/wiki/System/360
プレーナートランジスタ) http://www.sanosemi.com/history_of_pre-intel01.htm
トマスロのアルゴリズム) http://ja.wikipedia.org/wiki/Tomasuloのアルゴリズム



2011年10月14日金曜日

iOS5のSIM unlock/海外で安く携帯を使うには。。

AUのCDMAのiPhone4Sも発表され、SIM unlockの必要性は大分減ったかも知れませんが...

SoftbankはSIM unlockしないようですが、AUの端末のSIMがlockされているのか
は気になりますね。Lockされていないなら、米国最大手、電波がメチャクチャ
よくつながる、VerizonのプリペイドSIMが使えます。これは大きい。


AYさんから、コメントをいただきました。CDMAは、米国内ではSIMを使わずに通信するそうです。AUのCDMAにあるSIM は米国外向けらしく、VerizonのプリペイドSIMなるものも存在しないようです。Verizonのプリペイド携帯はありますが、SIMを使っていないのですね。携帯料金については、AYさんのサイトが詳しいです。
参考:http://www.blogfromamerica.com/wp/?p=2397http://www.blogfromamerica.com/wp/?p=4961

米国や欧州で通話料・データ通信量が格安なプリペイドSIMを使う意味は依然あります。なにせ、米国AT&T のSIMなら、
  • 米国内なら、固定でも携帯向けでも、一分10セント (ただし着信でも通話料がかかる)
  • データ通信は、100MBで15ドル。1ヶ月有効。
と格安です。米国の住所と米国のクレジットカードが本来は必要なのですが、2009年に買ったときにはAT&Tのお店はそこのところは承知していて、お店の住所で登録してくれます。
SIM unlockされてない端末なら通話がそのままできます。
AT&TのプリペイドSIMでデータ通信をするには、テクニックが必要です。iOS3.1.2での例は、以下のBlogにあります。

2010年4月27日火曜日 米国でAT&TのプリペイドSIMを買ってiPhoneを使う
にSIM unlock toolのultrasn0wが、iOS5に対応したとあります。もっとも、
古いiOSをBasebandを更新しないで脱獄し続けている人向けです。新しいiOSでのBasebanは、まだUnlock機能自体が対応していません。というか、最近はunlockする必要性が減ったのか、どうも最新のBasebandには対応がされません。

2011年10月11日火曜日

AppleとMicrosoftを比較すると

AppleとMicrosoftを比較すると面白いことがわかる。

1. Appleは、従来互換(レガシー)を破壊することで、価値を提供してきた会社
2. Microsoftは、従来互換(レガシー)を堅持することで、価値を提供してきた会社

私は、Appleのやり方のほうがずいぶん賢いと思うし、それが多くのファンを呼び込んだ理由だと思う。独断と偏見に満ちているが、以下に、分析してみる。

Appleのやり方)
  1. 守るべきものは、UI(使い勝手である)、一方ファイル構造、既存デバイスなどは、そのうち淘汰されるので、全くこだわらない。ハードウェアに関して例をあげると
    1. iMACでフロッピーを廃した。RS232C, パラレルポートも廃止、すべてUSBに移行
    2. IBMPCではいまだに標準であるアナログDVIポートを廃したのもMacが最初
    3. MacBook Airでは、ディジタルDVIをも取りやめて、Thunderboltsに移行している。有線のEthernetポートも廃止。HDDもやめてSSDになっている
  2. ソフトウェアに関して例をあげると
    1. iTunesのデータ構造は、毎度入れ替わる。iTunesを更新すると、管理データ構造が更新される
    2. iPhone等のOSアップデートでは、データを保持して更新ということはしない。まっさらの状態にアップデートして、iTunesからデータを再転送する。これにより、過去の遺産とは決別でき、常に最適なデータ構造をiPhoneに構築できる
  3. 一方、UIは基本的に従来のものを維持している
    1. iPhoneアプリも共通性を保つために、UIの設計ガイドラインが示されており。ユーザの使い勝手を重視している
  4. ネットワークからのアプリの自動インストール、Appstoreの概念をiPhoneからMacにも広げ、アプリの自動更新が可能になっている。これを進めていけば、新しいOS機能の導入を阻害する、レガシアプリを市場から追放するのが容易になる
  5. iPodに始まり、iPhone、iPadの構造は、Apple自らの収益構造である、Mac(PC)の市場を破壊するものである
  6. マイクロソフトほどではないが、やり方は強引である
    1. 以降に沿わないアプリは公式アプリとして認めない。ただし、これは、著作権侵害・暴力・性的アプリの除外の効果がある
    2. GoogleがAndroidを出したら、Google Calenderと、iPhoneのカレンダーの同期をできなくした模様。以前はいくつか抜け道があったが、現在は、SnapCal等の公式アプリか、脱獄アプリの同期ツールで可能
マイクロソフトのやり方)
  1. 過去のデバイスをサポートすることを最優先とする
  2. 過去のソフト資産が動くことを最優先とする
    • これは、そろそろ限界のようで、win7では、古いアプリが互換モードでないと動かなかったりする
    • win8の新UIである、Tablet風のMetroは、専用対応したアプリしか起動できない。が、これはRegistoryも使っていない模様
  3. 一方、UIの統一性にはこだわらない
    1. Microsoft wordは、毎度、ユーザインターフェースが変わる。どこに何があるかすらわからなくなる
    2. 一方で、図表が勝手に移動したりするし、行間は任意に設定できなかったり、ページ番号を、目次ページを飛ばしてはじめるなど、普通に必要なことがどうしてもできない。wordで、論文や長い文章を書くのは、自殺行為だと思う。
  4. 技術を正常に進化させられない
    1. Excel, Visio, IEなどMicrosoftに買収された技術は多いが、買収されたあとには正常に進化させられない
    2. winNT, winXP, VISTAは、micro kernelをベースとしたunixの系譜なのであるが、registoryや、dllなど、悪趣味な設計のものを導入している。unixは、textベースで、ツールをパイプでつないで管理できるところに美しさがある。
      それを、registoryのようにバイナリファイルで意味不明のデータベースにしてしまっており、エントリの消去について考えていないので、ゴミがたまって不正動作の元凶になっている。また、dllについても、unixにはshared objectや、それを管理する機構があるのに対して、アプリがユーザレベルでdllをインストールする機構を導入してしまったため、アプリとdllの依存関係が解決できず、一旦インストールしたdllは消せなくなってしまう。つまり、ベースとしたunixの美意識を消化できていない。これは、その後の.net等の導入で、ますます不可解になっている。
      Kernel本体をいじれる技術が無かったとか、windows NTでDEC VAX VMSの特許を回避しなければならなかったのではとか、諸説ありそうだが。。
    3. デバイスドライバに関しても、認証のシステムがいまだに上手く動いていないので、ドライバ依存のOSの不安定性を解決できていない。この背景には、非常に古いレガシデバイスのサポートを打ち切れないところに起因しているかもしれない
    4. MS-IMEがどんどん劣化している。明らかに開発元が使っていない。ATOKをベンチマークして欲しい。献花が顕花に変換され、何度やっても学習しない。顕花植物でしか使わないのに。天地真理も天知真理に誤変換されう。MS-IMEを使っていたら誤字から逃れられない。JUSTシステムは赤字に苦しんでいるらしい。良い物を作っているので助けてあげませんか。月300円で、スマホ、IBM-PC, Macなど複数にインストールできる。Google変換でも良いのですが、ATOK Passportができたので、是非。ATOKは賢いですよ〜。http://www.justsystems.com/jp/products/atok_passport/ 
      少なくとも高ビーなMicrosoftと違って30日間の無料試用ができる。インストールも簡単。
  5. おそらくは、Microsoftは、主力をデータセンターやサーバー向けに割いているように思う。windows8もサーバ向けの機能が充実している。MacOS-Xなどで、OSの価格はタダになりつつあり、所詮コンシューマ向けの利益は薄いと読んでいるのかもしれない
    1. Microsoftは、NASのプロトコルであるSMB2.2をInfiniband上に実装しており、これが耐障害性も高く、高性能で非常に高い完成度である。ストレージ関係の学会でも、Microsoftはサーバ向け用途で公演しており、こちらに主力を割いているようにも思える。
    2. が、この管理ツールでは、妙なグラフィックインターフェースになっていたり、コマンドラインからコマンドを打ち込んだり。若干、センスの悪さが顔をのぞかせているようにも思うが。。。
  6. インターネットブラウザの可能性を見抜けなかった。Netscapeが、Microsoftの市場を脅かしてきて、強引にInternet Explorerを無料で提供することで、市場を確保したが、Internet Explorerの投入はかなり遅かった。Bill Gatesのやり方は、技術的というよりもかなり強引なところがある。
    1. IBMがPC業界に乗り出したときに、CP/M側の失策に乗じ、CP/Mをまるっきりまねした、PC-DOSで不動の地位を築いた
    2. 初代Macintoshがでたあと、まるっきりマネの windows3.1を出した。が、あまりにお粗末で、windows95になるまで、ほとんど使い物にはならなかった。このあとwindows98もお粗末。別系統のwindowsNTはまともだったが、結局、windowsXPで若干進化したものの、VISTAは重過ぎて使えず、ようやくwindows7でなんとかなっている次第。
    3. windows8だが、これも、ごった煮でなんだかわからない。Tablet風のMetroというUIがある。動画が表示されるiconは一見面白いが、アイコンというにはあまりにサイズが巨大であり、デザイン的にも無骨。一画面に10個も表示できないので、スクロールするのも大変だし、folderにまとめる機能もない。結局、従来のメニューバーや、検索から使うことになるのだろうか。。。相変わらず、ユーザの使い勝手(User Experience) まで想定できていないようにも思う。
      Windows8) http://ja.wikipedia.org/wiki/Microsoft_Windows_8

Appleは、根底に流れる美意識があり、製品もユーザ体験(User Experience) 向上にフォーカスがあるように思う。これが、マイクロソフトにはファンがいないが、AppleやSteve Jobsには強い愛好者がいる理由だと思う。

マイクロソフトと仕事をした人がぼそっと言ったらしい、「マイクロソフトの技術者は、みんなプライドが高く、プライドで仕事をしているとああなるんじゃないか。。」と。

何か便利なものを、お客に届けたいっていうんじゃないのかなぁ。。。

以上をまとめると、マイクロソフトは、技術の探求が開発の原動力であり、ユーザが何を欲しているか十分理解していないのかもしれない。だが、別の説もある。
  • 全体をまとめる良いリーダがいるかどうか
  • リーダの意思がうまく伝わる組織になっているか
という違いである。これを語るような、組織構造の絵が以下である。

http://applembp.blogspot.com/2011/06/apple-google-facebook-microsoft.html より。
上記は、本記事を読まれた方から教えていただいた。(公開・議論するのは、良いことである。。新しい発見がある!!)

優良企業の各社は、かならずしも、トップダウンだけではないし、純粋な階層構造でもない。
マイクロソフトには組織の壁=組織の対立構造がある。(組織の壁をなくすのは、本当大変なことで、昨今事業の調子のよいIntelは非常に良く管理されているが、それでも、将来のビジョンには組織ごとに多少食い違いがある。たとえば、不揮発メモリにかける期待度など。。)

マイクロソフトでも、上記のSMB2.2で予想したように、どうやらサーバ部門は非常に上手く回っているようである。ここには技術がちゃんとわかる、とても良いリーダがいると、詳しい方がおっしゃっていた。

結局、Jobsのように、全体を俯瞰して、グラウンドデザインを示す人が必要なのであろう。少々飛躍するが、これは、太平洋戦争の失敗でも、Apollo13の帰還の成功「Failure is not our option」でも、福島原発のまずい処置にも、当てはまるように思う。
後追いトヨタが、細部まで非常に整合したポリシー「燃費の向上、次世代を担う革新性」を持つ、プリウスを作れた背景にも、良いリーダがいるのではなかろうか。

日本のIT業界は、どちらかというと、マイクロソフト的なのではなかろうか。。。トヨタのプリウスは全く違う、システムとして全体を俯瞰した設計思想が感じられる。トヨタのみならず、自動車会社は、世界屈指だけあって、クリエイティブで強い製品を出しつつけている。ユニクロ、ダイソー、自転車部品のシマノも世界的に強いと思う。リーダを育てる教育は、どうあるべきなのだろうか。。

米国には、ベンチャーを伸ばす良いリーダがいて、ベンチャーキャピタルがリーダを提供する。技術を考案した創始者は、社長ではなく技術リーダ(CTO)になることが多い。こういうリーダとなる人材は、幾多の失敗を通して育つように思う。米国では会社をたくさんつぶした(もっとも、上手にであるが..)人の方が重用されるとも聞く。一方、日本では、会社をつぶした人は再起不能だとも聞く。。

本来、どうあるべきなのか、既成概念を捨てて、よくよく考えてみる必要があろう。
これについては、以下に続きを書いた(移動した)ので、ご笑覧いただければ幸いである。

2011年10月15日土曜日: 思考停止していませんか? 変な舶来志向?


2011年10月10日月曜日

トヨタプリウスC,プリウスα,Prius V

2011/11/15付けのTechOnの記事によると、トヨタ自動車は「第42回 東京モーターショー2011」(一般公開2011年12月3~11日、東京ビッグサイト)に、小型ハイブリッド車(HEV)の「AQUA」や小型電気自動車(EV)のコンセプトカー、燃料電池車(FCV)、富士重工業と共同開発している後輪駆動の小型スポーツカー、プラグインハイブリッド車(PHEV)などを出展すると発表したそうです。以下に書きました。
2011年11月16日水曜日: Prius Cは日本ではAQUA。2011/12月日本発
--
VITZなみのプリウスCがスクープされている。1.5L + モータで、車重1050kgと軽量。実用燃費で30km/L、値段は180万円以下では、とのこと。

Prius C)  http://navi.carsensorlab.net/news/14_15761/

7人乗りのプリウスαも良いが、小型車で良い人には、プリウスCも興味深い

プリウスα) http://toyota.jp/priusalpha/index.html

雑誌、「Popular Science 2011/11月号」p.14に、トヨタの広告がでていた。2012年春に北米発売らしい。ディーラの販売員もそう言っていた。「Prius C concept」とは、なっているが、広告にのせるぐらいなので、最終形に近いのかもしれない。結構、現行ZVW30に近い角張った形にはなっている。ホンダ FITやローバー MINIなど小型車は皆そうなっているが、ホイールベースがかなり長い。ヘッドライトが猫の目のようである。ルーフの真ん中に、太いラインが入るのだろうか?

また、Prius Vは、ディーラーにあった。3列シートではなく、2列シートの5人乗りだった。日本でいうプリウスαだろうか? 写真を写してきたので、この後に書くこととする。


プリウス部分の拡大


広告全景
Prius V)
プリウスの売りの一つである近未来的なダッシュボードが、かっこわるくなっていた。店員は、「ファミリー向けだからねぇ」と弁明していた。

Toyota Sunnyvale店内 - サンフランシスコエリアで最大の店舗

全米二位の販売量、右手の商談エリアをはさんで、同時に20台は整備できる巨大な整備工場が裏に控え、2Fが事務所屋上には多くの在庫がある。右手奥には、パーツショップもある。駐車場も100台以上駐められるものが、両脇に2つある。

手前が 整備工場(サービス工場)入り口、その先が店舗、その先が駐車場、その先はToyota Scion (遠すぎて見えない), 写真の手前にもう一つの駐車場と、洗車棟などがある。

整備工場内部(前記写真の店舗の裏側がこの工場である) - 写真の手前側にも、整備ラックが数台分ある
この一店舗で月に5,000台売るそうであり、うち30%がプリウスらしい。プリウスの在庫は
常に20台近くあるだろうか。だいたいの構成が、即納される。(以下記事の後半にも記載)
2011年5月25日(水) トヨタのプリウスは本当に凄い車です (各種プリウス考察を総括)

アメリカは、その場で保険に入れて、登録申請中のステッカーをフロントに貼っておけば、ナンバーなしで公道を走れるのである。ナンバープレートは1月ほどすると、普通郵便で郵送されてきて、自分でスクリュードライバーでとりつける。
なぜそれでいいのかも、考察し以下に書いた。私は米国式のほうが、合理的に思う。

2011年11月14日月曜日: アメリカの車は買って即納で公道を走れて、ナンバープレートはずっと後で普通郵便で送られてくる


(先般は、ステッカーも、ナンバーもついていない、スクータ(原付)が公道を走っていた。アメリカでスクータをみたのは、それが最初である。)



Prius V (日本で言う プリウスαか..) 荷台の天井が高くなっている。が、3列めのシートは無かった。$30,292 の定価が下がっていた。$1,000以上は値引いてもらえるだろうが。


プリウスVの運転席。センターコンソールやセンターメータ部分が、普通の車風になっていた。ダッシュボードのツートンカラーも、感心しない。