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本ブログのアクセス統計: 50万アクセスを達成しました。ご訪問ありがとうございました。

50万アクセスまでの経過

2009年12月に始めた本blog。2011年7月ごろに10万アクセスを達成し、2011年12月13日には15万アクセスを達成。
その後、私も更新しておらず、アクセスは少し減りましたが、3月1日には18万アクセス。2012/4/18に20万アクセス、2012/8/21に25万アクセス、2013/1/18に30万アクセス、2013/12/17に40万アクセスを達成しました。しばらく見ていなかったら、2015/5/1に50万2584アクセスになっていました。

2012年11月12日月曜日

2012年 アメリカ大統領選挙の総括


Barak Obama大統領が再選した、2012年アメリカ合衆国大統領選挙 wiki http://bit.ly/POA4Ex を総括しておきたい。
各州毎に集計される2012/11/6日の一般選挙で、大統領選挙人538名のうちの過半数、すなわち270名を獲得すれば良く。民主党のオバマが、332対206票で再選された。下の図をみると分かるように、得票数では接近しているが、選挙人の数は大きく開いた。その理由は、Swing States(後述) をどうあつかうかなど、選挙戦略にあったのだろう。

後日、別記事に、日本の選挙制度との比較をまとめたい。



選挙日程)
 討論会は、特に注がないものは、民主党Obama候補 対 共和党Romney候補の1対1の討論会であった。大統領候補による討論会が3回、副大統領候補による討論会が1回、それぞれ開催された。全米メディアにより生中継され、有権者からの関心も高く、選挙戦の情勢に大きな影響を与える。

2012年)
1月3日:アイオワ州共和党党員集会。共和党の予備選挙がスタート
3月6日:スーパー・チューズデー。11州の予備選が集中
5月29日 : ロムニーが過半数をとり共和党代表に決まる。予備選は終了
8月27日~30日:共和党全国大会(タンパ)
9月3日~6日:民主党全国大会(シャーロット)
10月3日:民主・共和の2名による第1回討論会 : コロラド州デンバーで開催。ロムニー優勢
10月11日:副大統領候補の2人による討論会。世論調査では、ほぼ互角との結果
10月16日:第2回討論会 :ニューヨーク州。タウンホール・ミーティング方式。ややオバマ優勢
10月22日:第3回討論会:フロリダ州で開催。国民の関心はあまり高くない外交政策が中心テーマ。ややオバマ優位
11月6日(火曜):一般有権者による投票及び開票
12月17日:大統領選挙人による投票

討論会)
各討論会は90分間で開催された。CNNでは視聴者がどちらの候補者が有利と思ったかのグラフを、討論と同時に表示し。各候補者に有権者の賛成・反対が集まった瞬間などを、討論後に解析していた。ディベートとしてのルールもしっかりしている。
  1. 将棋などのように、各候補者ともに、全体で持ち時間が決められており、あるテーマをしゃべりすぎると時間がなくなる
  2. 相手の言っていることを理解し、ロジカルに反応しないとならない
  3. 相手が話し終えるまえに、口を挟むような、ルール違反はしない
  4. 会場からはヤジはない
  5. コーディネータは、上手に討論を誘導しリードしていく
  6. 相手のちょっとした失敗。コーディネータのプラスの評価などを利用しつつ、優勢を広げていく。まさに、将棋などと同じ勝負である
また、CNNでは、討論後、候補者の言ったデータが真実かウソかの解析結果を示していた。コメンテータもコメントしていたが、感情ではなく、冷静にコメントするところが、議論慣れした米国人ならではだと思う。

2回目のタウンミーティングでは、ニューヨーク州付近から選ばれた、さまざまな、年齢・性別・職業等の有権者が、候補者に質問をぶつけ、候補者が回答する形で行われた。質問は、候補者にはつたえられず。質問者と進行者だけがあらかじめ知っており、進行者は、候補者が質問に対して、答えになっていない場合はそれを指摘する役目を負っている。

3回目の外交ネタは、情報を握っている現職の大統領が有利。それは有権者もわかっており、あまりこの結果には注目していなかった模様。

日本の国会議員は、国会答弁や記者の質問もあらかじめ質問内容を聞いて用意している。そんな、あまっちょろいシステムになれた議員では、こういう丁々発止の議論で戦ってきた、米国等の首脳と対等な駆け引きができるはずもない。

選挙システム)


http://www.archives.gov/federal-register/electoral-college/faq.html (英語) に選挙人(Electroral College) 制度の説明がある。州毎に、特定の候補者に投票すると誓約した選挙人を選び、その選挙人が後ほど(2012/12/17)に投票する仕組みである。面白いのは、上記英語のページにもあるように、選挙人が寝返って違う候補者に投票して、違う大統領が選ばれても、それで良しとなるとのことである。このシステムについては、なんども修正提案はあったようである。

このリンクにもあるように、50州のうち48州で総取り (winner take all) 制度が導入されている。州毎に集計される投票で最多数を獲得した候補者が、全選挙人を獲得するという方式である。民主党は都市部で強いため、カリフォルニア州では、民主党60%、共和党40%の獲得票になり、Obamaが全選挙人を得ることが獲得しており、選挙戦には大統領はあまり力が入っていないように思えた。

当然、winner take allの場合、50%近くで均衡している州の勝敗が勝負を決める。その州のことを、Swing States: http://www.politico.com/2012-election/swing-state/ と呼ぶ。Newsでは、Battle Field, などとも呼んでいた。

青系の色が民主党、赤系の色が共和党。濃い色の州がSwing Statesであり、結果的に民主党が取ったところが青である。表の左側の得票数(Poll Average)のわずかな差で、Electoral (選挙人)数がwinner take allで振れてくる。

そもそも、各州は、自分の州での投票結果が大統領選に大きく影響するようwinner take allにしたのだろうが、現実的には、このような結果になっている。

各州の得票数の一部。カリフォルニア州では、53%対39%で民主党が有利。特に、ベイエリアとか、都市部では、70%対30%くらいの比率で民主党が優位であったとのこと。
共和党の候補者選び)
こちらは、2012年から手法が変わり、4月より前は州のwiner take allではなく、4月以降は州毎に決めるようになった。(民主党は2008年大統領予備選挙の時点において、州単位の比例代表制をとり、その州の代議員議席は州での得票に比例して各候補に配分された。)そして、過半数をとるまで投票を続けた。最初7人の候補者がいたが、勝てないとわかると徐々にぬけ、5月29日にRonmyが代議員数の過半数を獲得し、共和党候補者に決まった。

 日本語 wiki: http://bit.ly/POAWsS


上記日本語wikiから、
「これまでの共和党予備選は、すべての州が「勝者総取り方式」だったが、今回からは得票率に応じた「比例方式」に変更された。比例方式であっても得票率1位の候補に優先的に代議員数が配分される州もあり、細かいルールは州によって異なる。1月から3月までの序盤の予備選では比例方式が採用されるが、4月以降は勝者総取り方式が解禁される。」
4月以降に20州くらいの投票が行われており、このなかのいくつかが、総取りになった可能性はある。

米国の大統領選挙の特徴)
  1. 2大政党制
  2. 2大政党のポリシーと支持層が明確
  3. 大統領選にあわせて様々な選挙が行われる
    1. 上院議員選挙: 定員100人の1/3が改選
    2. Proposition(州の政令)などの住民投票
    3. 各首長の選挙
  4. 中流階層以上の意思が反映
関連して、ちきりんのblog  http://d.hatena.ne.jp/Chikirin/20121108 は、面白い。寄付の件、小さな政府の件、政権交代の件の関連性を考察している。ただし、以下に書いたようい、米国も、白人・男・金持ち以外の勢力が強まっており、弱者救済型の民主党が今後も力を付ける可能性はある。となると、共和党も歩み寄るのか、支持基盤である、キリスト教・白人・金持ちを維持し続けるのか。

個別に見ていく)
2大政党のポリシーと支持層が明確)

共和党: 強者支援・保守・米国主導・小さな政府
民主党: 弱者救済・リベラル・世界協調・大きな政府

という大きな軸がある。
その結果、白人・金持ち・田舎部・保守・敬虔なキリスト教信者は共和党を支持。

2012年の今回の大統領選挙では、さらに、女性・若者・マイノリティ(ヒスパニック(Latino)、黒人、中国人など。。)が、民主党に流れたといわれている。

http://www.cnn.com/election/2012/results/race/president#exit-polls にあるCNNの出口調査の結果が極めて興味深い。上記の特徴が明確にデータに表れている。一部を引用するが、是非全部をご覧頂きたい。これも上記同様、青が民主党、赤が共和党である。年齢や所得は切り方をいくつかに変えている。




Romneyが、伝統的・保守的なモルモン教徒であり、第二回討論で、「Binder full of  women」沢山の女性という意味だろうが、バインダーで拘束され店ざらしになっているという、非常に悪い雰囲気のする表現であり、この発言後、さまざまなメディアでこれが失言だと批判されていた。

都市部、リベラルは、民主党支持という方向性がある。これが、ほぼ交互に政権をとることで、いろいろな試行がされてきた。また、米国の特徴として、選挙では戦うが、結果がでたら、無茶は言わない、強調するという傾向がある。

ただし、共和党のオバマケア(国民健康保険)反対、2011/8年のドル暴落を招いた、米国債のデフォルト危機は、諸外国にならって、対立路線を試みた結果といわれている。

大統領選にあわせて様々な投票が行われる)
http://bit.ly/UxyEv8 にあるように、大統領選挙の再の住民投票で、Maine州とMaryland州では、米国で初めて同性婚が許可された。

ワシントン、コロラド両州では、大麻が嗜好品として許可された。http://bit.ly/UxyHXQ 
麻薬を資金源にしているマフィアと輸出国の資金源を絶つと賛同する人も居るが、廃人が増えたりしないのだろうか。。

米国というのは、基本、州のほうが権限があるので、いろいろな制度が一つの国に混在する面白い国である。

Proposition (州の政令)の住民投票)
大統領選と一緒に行われた、California Propositionの投票。http://bit.ly/Tvz6gQ に一覧がある。

Prop30 - どんどん削減される教育費に対して、教育目的以外につかえない増税をする。承認された。テレビのコマーシャルで、先生達が「是非賛成を」と宣伝していたもの。

Prop 31 - 会計年度を2年にしようというもの。否決。

Prop 37 - 食品ラベルの強制化。ルールに一貫性がないと反対していた。が、これがないので、遺伝子組み換え食品の表示義務もない。否決。

しかし、Propositionの承認率は11件中5件と低い。

いろいろ斬新なアイディアを含めて議員立法して、住民投票をする。これにより、政治への関心が高まるので、日本でもやればよいと思う。

低所得者層に厳しい選挙システム)

  1. 平日、普通は火曜日が投票日(最近は、期日前投票もあるが)
  2. 住民票がないので、選挙登録が必要。今は多くはinternetから行う。netが使えない人には、投票用紙もやってこない
  3. 本人確認で、免許証が必要な州もある。免許証や、DMVのIDカードを持たない、低所得者層は投票できない。
オバマ大統領も期日前投票で、写真付き身分証明書を求められたらしい。
http://on-msn.com/PlP1h9 IDカードというのはやっかいな問題である。

日本の課題)
米国の2大政党制をみていると政治は数の力のように思う。数で支配して、動かしていかないと物事が決まらない。特に動きの速い今の時代、数の力が必要であろう。

その点で、頼れる主張のある政党がなくなりつつある日本で、地方選挙では、特に無所属で立候補する候補者が増えるのは、どうかと思う。

政党としての主張が、まとまらないのは問題である。

こうなった原因と考えられるのは、日本は、第二次大戦後、中国やソ連の共産主義台頭エリアに地理的に近かったことで、戦後のソ連の共産化の影響を強く受けたため、社会主義・自由主義という大きなイデオロギー対立が続き、本当の政策的な違いを議論する体質が、政党内に形成されなかったように思える。

盲目的に、xx主義だ、xx政党だという支持が生まれたのではなかろうか。

民主党や自民党がはっきりしないのは、数のためということで、そのイデオロギーの違う勢力を自分の中に取り込んでいることのように思える。

株が下がった)
米大統領・議会選の結果、上下両院の多数派が異なる「ねじれ」が続くことが確定し、減税の失効と歳出の強制削減が同時に起こる「財政の崖」への警戒感が強まった。欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁が講演で欧州の景気に慎重な見方を示したことも投資家心理を悪化させた。と、日経のDirect mailにあった。
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