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本ブログのアクセス統計: 50万アクセスを達成しました。ご訪問ありがとうございました。

50万アクセスまでの経過

2009年12月に始めた本blog。2011年7月ごろに10万アクセスを達成し、2011年12月13日には15万アクセスを達成。
その後、私も更新しておらず、アクセスは少し減りましたが、3月1日には18万アクセス。2012/4/18に20万アクセス、2012/8/21に25万アクセス、2013/1/18に30万アクセス、2013/12/17に40万アクセスを達成しました。しばらく見ていなかったら、2015/5/1に50万2584アクセスになっていました。

2012年1月12日木曜日

ノーベル賞は所詮- 理学者救済の賞と考えるべき


少し古いが2010年の鈴木、根岸両教授のノーベル賞受賞で、基礎研究が大事というお祝いムードであった。

2010年ノーベル化学賞は、「パラジウム触媒下クロスカップリング反応」の方法を開拓したという理由で、リチャード・ヘック名誉教授、根岸英一・米パデュー大特別教授、鈴木章・北海道大名誉教授に授与された)  http://bit.ly/xHm0BA
ただし、ノーベル賞は産業に直結する研究を行った研究者には与えられない賞である。これは認識した方が良い。

以下、関連リンクは追々追記していくが。。

「パラジウム触媒下クロスカップリング反応」という本研究も1970年代の成果である。
発明後、20年間は産業応用がされず、産業応用したの1994年の米メルクが最初であり、ついで1995年にチッソが液晶の製造に、1996年にスイス、ノバルティスが高血圧治療薬に応用して産業応用が始まっている。メルクやチッソが気づかなければ、産業にはつながっていないのである。

現在、日本が有機合成に強いのは、1990年代に産業応用が始まった後、鈴木・根岸両教授が日本の企業のコンサルタントなどとして産業応用に非常に熱心に取り組んだ努力があったのが一要因だと予想される。基礎研究が直接産業競争力の強化に結びついたという発想は、きわめて短絡的である。基礎研究に投資する場合には、研究そのものが結実する確率が低いことに加えて、よい成果であっても産業に結びつけるところでの工夫ができていないと、なんら競争力にならないということを理解し、そこに対して工夫すべきである。

また、ノーベル賞は、学会あげてのロビー活動が重要であり、それを怠っている日本人の単独受賞はなかなか難しく、多くの場合、外国の同様な技術の研究者との連名(ノーベル賞は、同じ研究をしていた人は徹底的に調査して、不公平にならないよう全員に賞を与える)受賞になるケースが多い。会社員であり、博士でもなく、年齢も若い、田中 耕一さんがノーベル化学賞を受賞できたのもこの徹底した調査のおかげであろう。(受賞後の産学会の慌てぶりが、異常であった。箸にも棒にもかからない権威主義が横行していて、まったく情けない。。日本人の生んだ新しい技術も新しい芸術も、国内で最初に評価されることはきわめて希であり、いつも逆輸入である。。)

ノーベル賞を目指すなら、ロビー活動を行う学会も育てていく必要がある。

ともあれ、産業振興を考えるなら、ノーベル賞を受賞した学者の意見だけを偏重するのはやめるべきである。ノーベル賞の対象にはならないが、産業に直結する研究で偉大な成果をあげた偉大な研究者は多い。たとえば、半導体研究の権威 東北大の西沢潤一教授や、今の小型端末を支える記憶素子であるNAND Flashメモリを発明した東北大の舛岡富士雄教授、青色LED/Laserを発明した米UCSB教授の中村修二教授らの意見も参考にすべきである。

もちろん、真理探究のために、理学研究を支援するつもりで、基礎研究に支援するならば、話は変わってくる。

クロスカップリング反応については) http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%83%E3%83%97%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%B0%E5%8F%8D%E5%BF%9C

こちらのほうが分かりやすいか。。
http://www.org-chem.org/yuuki/suzuki/suzuki.html

産業貢献は以下)  http://s.nikkei.com/AfOZIn

とはいえ)
ノーベル賞を受賞するのは世界的な栄誉。Stanford大の事務の方が、以前医学部の先生の秘書をされており、そのとき先生がノーベル賞を受賞されたらしい。
(もちろん、事前告知され控えていたらしいが)すると、真夜中秘書のところに世界中からおめでとうの電話がひっきりなしにかかってきたとのこと。

古い企業に公金を投入しても。。)
加えて、日本のお上の投資の仕方は、旧態依然とした大企業へのカンフル剤注入という感じがする。

2011年11月14日月曜日: 次の技術に投資しないと、じり貧になる - スパコンとiPS細胞への投資の差

再生医学の切り札と思われるiPS細胞に米国では、ニューヨーク州で1,200億円(向こう10年間)、大赤字のカリフォルニア州ですら3,000億円(向こう10年間)の投資を決めている。ところが、日本では、京大 山中先生が苦心された結果、大学間の共用で100億円(向こう5年間)の投資がとれたにすぎない。詳細は上記リンクまで..
一方、古い考えの企業体質を改善するのは大変な苦痛である。次の世代を担うベンチャーや中小企業を育てて産業人口を移行させていかないと、就労者の行き場がなくなる。入れ物はどうでも良いと考えるべきだと思う。
新しい入れ物が育たなければ、古い入れ物が壊れるのをかばうしかなくなる。

2011年11月12日土曜日: 日本の大企業を駄目にしているのは


にも書いた。また、ここにも書いたが、米国に優秀な学生が集まるのは、ベンチャーを育て一攫千金が狙える風土もあるし、だいたいFacebook, Googleの給与が破格だからである。別に優れたスパコンだけがあっても優秀な研究者など集まってはこない。
もちろん良い論文が書けるならそれに価値を見出す人も多少は居るかも知れないが、iPS細胞でも人の胚の利用に規制が多いし、IT関係では旧態依然とした産業が障壁になっている。通信と放送が分かれて相互参入できないのは日本の特色であり、米国は自由である。いろいろな古いシステムが護送船団方式に保護されている。

地球シミュレータではNECに投資し、京速コンピュータでは富士通に1,000億円以上の公金を投入したが、両社とも、以下のように株価はさえない。脳死状態の患者に人工呼吸器をつけているようなものではないことを祈る。。。

2011年、NECと富士通の株価が3割下落)

「NECと富士通の株価が冴えない。NECの2011年12月20日の終値は155円と、2011年1月4日終値と比べ38%下落した。富士通は同399円で30%の下落である。日経平均株価は同期間で20%値下がりしたが、両社の株価の下落率はそれより大きい」
「時価総額もNECは4,037億円にまで落ち込んだ。単純比較は難しいが、SNS大手のグリーの時価総額は過去1年で倍増し5,920億円に達した。勢いの違いは明白だ。」

株価が全てだとは言わないが、これが物語るところを理解した方がよい。

一方シリコンバレーのベンチャーはさすがにすごい)

に書いた。Dropboxはなるほどすごい。ホンダも日本企業とは思えない企業文化。

https://www.dropbox.com/about

に、社員全員の名前と顔写真(ひとりだけ似顔絵がいるが..)とコメントがwebにでている。写真の上にマウスをもっていくと表示される。Stanford大でのリクルートでは総勢75人といっていたので、おそらくは社員全員。言語が日本語にできて、コメントも日本語で表示される。MIT出身者やUCB出身者が多い。大学へリクルートに来たときは、生まれつきなのか、腕と言語に障害を持った方もいた。そういう方も分け隔て無く扱い、仲間に入れている。。日本の企業も障害者を雇っているが、一流大学へのリクルートにそういう方を連れて行くような処遇をしているかどうか。。



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