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本ブログのアクセス統計: 60万アクセスを達成しました。ご訪問ありがとうございました。

60万アクセスまでの経過

2009年12月に始めた本blog。2011年7月ごろに10万アクセスを達成し、2011年12月13日には15万アクセスを達成。
その後、私も更新しておらず、アクセスは少し減りましたが、3月1日には18万アクセス。2012/4/18に20万アクセス、2012/8/21に25万アクセス、2013/1/18に30万アクセス、2013/12/17に40万アクセスを達成しました。しばらく見ていなかったら、2015/5/1に50万2584アクセスになっていました。またまた、しばらく更新しないうちに、2017/6/11に60万7197アクセスになっていました。2018/7/7 .. おお七夕 .. には63万0656アクセスになっていました。久しぶりに更新しました。

2011年11月15日火曜日

時代遅れのプレゼンテクニックの日本の政治家たち

時代遅れな政治システム)
企業では、power pointなどを使ってわかりやすく説明するのに、答弁で政治家たちは相変わらず原稿を棒読みにしています。あまりにわかりにくい。時代遅れです。ときどき、大きなパネルを持ち出していますが、なぜ、議事堂と議員席にプロジェクターをつけないんでしょうか?

会社だと電子ファイルであらかじめ配って、各自はパソコンでみますよね。紙で資料を配るのは、地球に優しくないし、保管場所ばかりかかって時代遅れでしょう。検索も整理もしにくい。2010年5月に国会議事堂を見学したときには、まだ参議院に電子投票システムが導入された程度で、ものすごく遅れていました。

パソコンを使って、必要な情報をググりつつ、議論するのが企業では普通になっています。原発の時だってググれば、用語だって技術だってすぐに分かります。世界中の論文だって読めます。総務省のページでも、経産省のページでも、ちゃんとカスタム検索の窓がついていて、資料が探せるようになっています。国会議員の一部では、スケジュール管理に便利だとiPadが広まりつつあるようですが、ググって探しても議事堂にはWiFiが通じていないようです。座り心地のよい椅子に金を掛けているらしいですが、情報装置に金をかけるべきだと思います。

ヤジも時代遅れで、目的不在)
ヤジも、時代遅れで、時間の無駄、かっこわるいだけでしょう。そもそも、国の行く末を議論するのが政治というものなのに、ヤジを飛ばして相手を怒らせたら、喧嘩になるだけで、まともな議論はできません。

議論というのは、特別な場合を除いては怒らせないように上手にやって、お互い納得づくで結論に至るものでしょう。会議をボイコットしたり、批判ばかりしたりする人たちは、国の行く末を考えるのが仕事だと思っていないんでしょう。全く任せてはおけません。

もしも私が首相で、所信表明演説中にヤジを飛ばす連中がいたら、「あなたがたは、国を良くする気があるのですか、そのつもりなら議論のやり方を勉強するべきです、相手を怒らせたら話にならないのです、それが国際標準です。分からないなら議員の資格はないでしょう。国民の信託に応えられないので即刻議員辞職すべきでしょう。」と、いっちゃいますね。いずれにしても、国民の代表ですから、下品な言葉遣いは避けるべきでしょうね。議場内乱闘なんてもってのほか。

政治をエンターテインする工夫がほしい)
ただ、賛成、反対というのはあると面白いので、ビデオに写して、ニコ動みたいに、コメントを重ねて流せば面白いでしょう。コメントも、国会議員、視聴者(年齢、業種、男女)の違いが分かるように列をわけて、重ねて流せば面白いと思います。議員さんにも参考になるし、それを観つつ、また議論すれば国民の政治参加にもなります。

また、賛成=ピンポーン、反対=ブブーという音が鳴るスイッチを議員席につけて、数をカウントして、電光表示させたりすると議論が盛り上がるのでは。。テレビ番組でも地デジ化で視聴者参加をやっているくらいなので、このピンポーンボタンも、生中計での視聴者からの反応を別表示すれば面白いでしょう。議員と国民の意識の乖離も明白になるでしょう。まずは議事堂まで反映しなくてもいいので、NHKさんが、ライブ映像をUstreamに流してくれれば、いくらでも面白いツールが作れます。そうすれば、3G経由でiPad等で観てくれる議員さんもでてくるでしょう。

要は、情報化時代の技術を活用して、怒らせないで、政治が盛り上がる手法を考えるのが、頭の使いようだと思います。地デジやインターネットをちょっと見れば、良いお手本があるのに、それを使いこなせないのは、頭が固すぎると思います。本当は、どこにもない新たなものを発想できるくらいの、柔軟な思考が欲しいのですが。。。

直ぐに権威の失墜だとか、悪用されると困るとか言い出すのは頭が固いだけだと思います。権威みたいに時代遅れな発想は「屁の突っ張り」にもなりません。

名演説のアメリカ大統領)
プレゼンも、米国大統領とか、ニュースキャスターのようにプロンプタを使って颯爽(さっそう) とやるべきでしょう。

欲を言えば名演説で有名な米国オバマ大統領のように、一国の元首なら、原稿を暗記してきて、颯爽とプレゼンしてほしいものです。彼は現在50歳なので40代で大統領になっています。43歳で大統領になったケネディのように若くして大統領になる人物だけのことはあります。ケネディは、カトリック初、オバマは黒人初だし父親はイスラム教徒、ミドルネームは、なんとフセインです。

ジョン・フィッツジェラルド "ジャック" ケネディ)   http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%B3%E3%83%BBF%E3%83%BB%E3%82%B1%E3%83%8D%E3%83%87%E3%82%A3
  私は、Rice大学で彼が行った「We choose to go to the moon. We choose to go to the moon in this decade and do the other things, not because they are easy, but because they are hard, 」の演説が好きです。以下がそのクライマックスの部分です。埋め込んだのでクリックすれば再生されます。
   

ここだけが有名ですが、わずかですがSaturn VロケットのF-1エンジンにも触れています。
「We have felt the ground shake and the air shattered by the testing of a Saturn C-1 booster rocket, many times as powerful as the Atlas which launched John Glenn, generating power equivalent to 10,000 automobiles with their accelerators on the floor. We have seen the site where the F-1 rocket engines, each one as powerful as all eight engines of the Saturn combined, will be clustered together to make the advanced Saturn missile, assembled in a new building to be built at Cape Canaveral as tall as a 48 story structure, as wide as a city block, and as long as two lengths of this field.」

Saturn C-1ロケットは、Atlasのロケットよりもずいぶん強力で、自動車1万台分だ。でもSaturn V用のF-1ロケットエンジンは1個だけで、Saturn C-1の8個のエンジン全部あわせたのくらい強力だ。

普通ならエンジンまでは触れないので、技術にも強いことがよく分かります。テキストは以下にあります。 http://er.jsc.nasa.gov/seh/ricetalk.htm
他の部分もYouTubeにはあります。
たとえば、http://www.youtube.com/watch?v=ouRbkBAOGEw とか。

バラク・フセイン・オバマ・ジュニア)  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%83%A9%E3%82%AF%E3%83%BB%E3%82%AA%E3%83%90%E3%83%9E

あの間の開け方、抑揚の使い方、大変上手な演説です。一度は聞く価値があります。以下のYouTube(日本語字幕付き) は、オバマ大統領の就任演説です。前置きが長いですが、2分20秒から演説が始まります。

http://www.youtube.com/watch?v=vp1iCIl4xVc

ジョブズらの名プレゼン)
また、ジョブスやIntelのプレゼンをみると、かれらは、舞台下においた大画面テレビのスライド原稿を観て目をお客から話さないよう振る舞いつつ、舞台上を歩き回りお客に溶け込み、効果的に商品の実物を使い、冗談を織り交ぜ、ビデオ映像を使い、とてもわかりやすく、かっこよいプレゼンをします。話すことが仕事の政治家が、なんでそういうプレゼンができないのでしょうか。

へたくそな政治家の街頭演説)
政治家の街頭演説って、なんだかわらかない応援者の、なんだか分からない応援演説が延々続いて時間稼ぎして、本人がちょろっと登場して、なんだか分からない話(良くあるのは対抗候補者の批判) のあとで、名前を連呼して、というのが多くありませんか。。。
批判するなら当人のまえで、正々堂々とディベートとしてやらないと卑怯だと思いませんか。

上手なプレゼン)
上手なプレゼンは他社の製品の批判などしません。比較すら、かっこわるいです。テレビショッピングをみればやり方が分かります。良いですねぇ、良いですねぇ。とやって、xx円じゃなくてxx円、でも今なら驚きのxx円。。とやって、さらにおまけをつけて、最後に消費者の絶賛の声を入れる。世界をわかせたスティーブ・ジョブズによるiPadの発表も$1,000ドルと思わせておいて$500を切った。同じやり方でしょう。日本でもアメリカでもやり方は全く同じです。人間の心理を突くやり方なんでしょう。
絶賛の声は、説明が済んでからやらないと意味がないのに、日本の選挙演説では、前座が先に時間稼ぎをするのも、目的不在だと思います。

前回の東京都知事選挙の石原慎太郎のプレゼンを新宿駅前で聞きましたが、トラックの大画面スクリーンのビデオ映像と同期して、本人もプレゼンを暗記してきており、颯爽とかっこうよかったです。未来のことは話しましたが、他の候補者の批判なんてしませんでした。

せめてプレゼンの上手な候補者に票を入れたい)
選挙が人気投票だというなら、せめてかっこいいプレゼンのできる政治家を選びましょう。ジョブズや有名な人を見ていると、プレゼンのうまい人は、交渉がうまく、クリエイティブな人が多いように思います。

その候補者の思想が多少ゆがんでいたとしても、交渉力のある、クリエイティブな人たちが何人かで議論すれば、とても良いアイディアが生まれてくるし、それをもって他国に交渉にいくのも、上手なはずです。いろいろな考えを持った、クリエイティブで本当に議論のできる人たちが、信念をぶつけ合い、有意義な議論することが重要なように思います。クリエイティブな人が一人だけだと、暴走する危険があるし、その人がいなくなった後に、システムが回らなくなると思います。

全く似たような思想の人が権力闘争にあけくれ、料亭で金を渡して秘密裏に根回しているようなことだから、国際社会で相手にされないのだと思います。

若いときから政治に親しみ海外留学していて英語が使える分だけ、2世議員の方がましだと思います。団体ツアーじゃないと海外視察もできないような、自活能力の無い人には政治は勤まらないと思います。関連して以下に書きました。
2011年11月14日月曜日:日本の会社は、ヤクザの出入りか?
最新の科学技術が全然わからない日本の政治の問題も以下に書きました)
2011年11月14日月曜日:次の技術に投資しないと、じり貧になる - スパコンとiPS細胞への投資の差



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