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本ブログのアクセス統計: 60万アクセスを達成しました。ご訪問ありがとうございました。

60万アクセスまでの経過

2009年12月に始めた本blog。2011年7月ごろに10万アクセスを達成し、2011年12月13日には15万アクセスを達成。
その後、私も更新しておらず、アクセスは少し減りましたが、3月1日には18万アクセス。2012/4/18に20万アクセス、2012/8/21に25万アクセス、2013/1/18に30万アクセス、2013/12/17に40万アクセスを達成しました。しばらく見ていなかったら、2015/5/1に50万2584アクセスになっていました。またまた、しばらく更新しないうちに、2017/6/11に60万7197アクセスになっていました。2018/7/7 .. おお七夕 .. には63万0656アクセスになっていました。久しぶりに更新しました。

2011年11月14日月曜日

日本の会社は、ヤクザの出入りか?

日本の会社の中には、どうも大勢で連れ添って海外出張する会社がある。だいたいにして調子の悪い会社が多いように思う。

昔、年寄りに聞いたが、昔(戦前か??) のヤクザの出入りは、カタギの人に料理を振る舞って大勢集まってもらい頭数をそろえ、強そうに見せたそうである。どうもそれに近いメンタリティを感じてしまう。

海外で行われる学会とかセミナーを聴講するのに、何人も連れ添ってやってくるのである。発表者が複数人いるならまだしも、聴講なら一番技術が分かる一人が聞きにきて、帰国して報告書を書いて報告会をすれば十分なのではなかろうか。会社の業績が悪くても、複数人で、それもあまり技術が分からない偉い人がこぞってやってくる意味はよく分からない。

さらには、そういう会社に限って、権限委譲できていないので、上司がいないと仕事が回らない。さもなくば、上司は海外から仕事をすることになって、学会にも身が入らないと思う。

大学では)
欧米の大学の先生は結構割り切っている人が多くて、発表者であっても、渡航費用がもったいないからと、学生(先生は共著者になっている)と本人の数件の発表を、一人でこなす先生すらいる。共著者だから話せて当然だということであろう。IBMチューリッヒの人も、学会役員で来るついでに、共著者としてファーストオーサーでないのに学会発表をしていた。

ところが、日本の大学からは、学生一人の発表に、先生やら学生やら、ぞろぞろと大名行列で来ることがある。ま、勉強と言えば聞こえは良いが、どうせなら他の学会を一人で聞きに行かせて報告させた方が本人の勉強になるし、情報も多く集まる。大名行列は、企業だけではないようである。

役員がくれば大名行列)
そもそも日本は団体行動が好きである。大人なのに一人で行動できないのだろうかと思ってしまう。

某大企業では、重役とかが米国にやってくると、日本からも何人もお付きがついて来る上に、当地の営業までもが、お付きでぞろぞろやってくる。別に、何か発言するわけでもないのに、お付きなのである。そういう会社に限って、国内でも社長や幹部が動くと、ぞろぞろと、お付きがついてまわる。時間と金の無駄である。

某海外法人の日本法人もそうであった。海外から重役が一人で訪問するのに、日本の営業や重役が何人もお付きでついてくる。そしてそういう人に限って、会議で、ただ聞いているだけである。目的意識というものがない。

自分のことは自分でやろう)
どうもそういう人の中には、段取りがあきれるほど下手な人もいる。旅行の段取りができないのである。いつも奥さんに荷物を用意してもらい、秘書やツアー会社にセットアップしてもらっているのだろうか。だから、人に頼って団体で動くのかもしれない。。。

欧米人が、年寄りでも自分で旅行を全部セットアップするのにくらべると、なんとも頼りない。自分のことが自分でやれない人が、仕事の段取りなどできるのだろうか。

アメリカに来ると、税務申請から、公共料金の支払いから、銀行の処理やら全部自分でやる。自己責任である。そうすることで、政治にも関心がでてくるのであろう。

ところが、日本人は、TPPの議論をしても、「誰か大人物はいないか。」とか、すぐに人に頼る。ググれば情報はいくらでも出てくる時代だから、まずは勉強してみたらどうであろうか。

人間は、どんなにきれい事をいっても他人の為なんかには動かない。金になるかが第一原動力だし、名声が得られるとか、自分が神に召されて天国に行けるからとか、最終的には、なんらかの形で自分の利益になると思うからこそ動いている。なので知らないでいると、不利益は自分に返ってくる。

日本でも業績のよい会社は違う)
ところがである、日本の会社でも業績の良い会社は違うらしい。ある業績のよい日本企業と仕事をしている人によると、大勢来ても意味がないので、同時に来るのは3人までと制限されているらしい。さらには、懇意にしていると、役に立たない人を送れば、「もうあいつは送ってくるな」と、情報が入るとのことである。送る方は、誰が役に立つのか理解していないのに、やっぱり業績の良い会社は、ちゃんと人をみているし、無駄なことはしていないのである。

細部にわたってちゃんと目が行き届き、妥当なことしかしないので、業績も良いのであろう。あたりまえのことを、あたりまえにやることが、重要なのである。業績が良いか悪いか、伸びるか落ちこぼれるかは、株価をみるよりも、会社の人の動き方を観察するだけで直ぐ分かるかもしれない。

株主の方は、そういうところを株主総会で指摘すれば、下がった株価も、戻るのではないのだろうか。簡単な話かもしれない。


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