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本ブログのアクセス統計: 60万アクセスを達成しました。ご訪問ありがとうございました。

60万アクセスまでの経過

2009年12月に始めた本blog。2011年7月ごろに10万アクセスを達成し、2011年12月13日には15万アクセスを達成。
その後、私も更新しておらず、アクセスは少し減りましたが、3月1日には18万アクセス。2012/4/18に20万アクセス、2012/8/21に25万アクセス、2013/1/18に30万アクセス、2013/12/17に40万アクセスを達成しました。しばらく見ていなかったら、2015/5/1に50万2584アクセスになっていました。またまた、しばらく更新しないうちに、2017/6/11に60万7197アクセスになっていました。2018/7/7 .. おお七夕 .. には63万0656アクセスになっていました。久しぶりに更新しました。

2011年11月19日土曜日

失われた日本の思いやり

日本から、よくお客さんがくる。上司や友人や同期が多い。一日同行して、ランチやディナーをセットアップして、車で送迎したりする。夕食のセットアップなどをすることもある。そもそも歓迎するのは職務ではないが、折角来られたのでと思い、プランをたてて、いろいろご紹介する。

大体は、日本のお客さんが日本にいる間から、やりとりをしているのだが、手土産を持ってくる人はかなり希。たまにそういう人がいると、かなり嬉しい。ひどい人は、案内してあげたりしても、「ありがとう」の言葉も無い。

食事をご一緒しても、おごりましょうかの一言もなく、いつも完全割り勘。私なんかよりずっと偉い人がやってきてもである。セットアップをしろ、あれが食いたい、と面倒ばかり運んできたりする。
私も以前出張で来たとにきは、こちらの研究者の方にさんざんお世話になって、手土産もなし、料金を多めに払うでもなし、という具合。日本からやってきたほうがお客だと思ってしまうのだろうし、仕事だからいいやと奢ってしまっていた。待ち受ける人たちは、時間をつぶして大変なのに、今になって思うと、感謝の心が足らなかったと深く反省する。

1995年頃は、日本の方が来ると、海外での仕事ご苦労様と、食事ぐらいはおごってくれた。交際費なのかもしれないが、気遣いがあった。

アメリカ人だと、打ち合わせに来れば、大体、食事か飲み物ぐらいはおごってくれる。

別に、ケチでおごれとか手土産を持ってこいと言っているわけではなくて、「おごりましょうか」というくらいの気遣いはできないのか、と、いぶかしがっているのである。帰国してから、一言、「ありがとう」のmailでもよい。
部下だからと、手配してくれて当たり前だと思った時点で、人間関係はうまくいかない。

アメリカ人の昔の友達と会って食事をすると、かれらは、「Welcome dinnerだから」と、絶対に払わせてくれない。これは、日本に昔にはあった、おもてなしなのではなかろうか。

もともとアメリカには、お土産とか義理チョコとかという風習はない。贈り物はあくまで贈る人の心遣いである。プレゼントも返品できるように、レシートをつけて贈ってくれたりする。押しつけでは無い。親切の押しつけは、受けた方が迷惑なので、これも避けないとならないと思っている。

でも何かをしてあげると、だいたい義理堅く、自宅での食事に誘ってくれたり、お土産をくれたりする。なぜだか台湾人とブラジル人は特に義理堅いように思う。英語の不自由な外人がアメリカにやってきて苦労しているのだろう。(なぜだか日系人や日本人は、相当英語で苦労しているはずなのに、あまり義理堅くないのが不思議ではある。日本人が、日本人のエンジニアコミュニティがないのを嘆いていたが、自分たちもあまり作ろうとはしていない。)

これは、昔日本が持っていた、人間同士のつきあいなのではなかろうか。地方だと今もあるかもしれないので、無いのは東京だけかもしれない。。。

これも、舶来志向で失われた日本の美徳の一つかと思う。
2011年10月15日土曜日:思考停止していませんか? 日本の美徳を失う舶来崇拝?
そういう気遣いがの出来ないと、お客に対する気遣いもできないであろう。
お客を大事にしない企業は、お客さんの利便ではなくて、自分たちの都合ばかり口にする。

またそういう会社に限って、管理職は内向きで上司にへらへらして、社内の仕事ばかりやる。そして、お客さんには、経験も浅く、何の判断もできない部下を送って、トラブルを起こして、お客が怒ってから大騒ぎするのではなかろうか。

ある日本の会社の人が言っていた)
最近は、海外の会社だとおもてなしがあるが、日本の会社はおもてなしがないと。たしかにこちらの会社はリクルートでも、必ず食事付きで、ノベルティグッズがついてくる。大学に部屋をかりて説明会をやるときでも、食事(ケータリング)を頼んで必ず配るし、ノベルティ持参でやってくる。ランチタイムが授業の終わった夕方に食事を絡めてやるのは、出席しやすくするのと、食事をおごって人を集めるためだと思う。

賄賂になるからいけないということかもしれないが、ものを差し上げないことと一緒に、おもてなしの心もなくしてしまったのではなかろうか。やりすぎはいけないのだと思うが、工夫さえすれば歓迎のしようはあると思う。結局、ものを買うときに、最後は、営業さんの心意気を見込んで、というのは今でも良くあると思う。

こう言う話もある) 
ある秘書さんが、影で上司の文句を言っていた。自分にはお金を掛けるが、ケチだと。
多分、美味いレストランにいったとか、そういうご自慢話ばかりして、お土産や差し入れを持ってこないのであろう。
秘書さんに気持ちよく仕事をしてもらうのが重要なのに、恨みを買うようなことをしてどうするのだろうか。人の気持ちが分からない人には、管理職は勤まらないと思う。部下が、ついて行かないのである。そういう会社に限って、人の気持ちが分からない連中ばかりが集まっていて、下に書いたような問題が起きているであろう。部下が着いてこないときに、安易に「業務命令」という言葉を発するような上司だと、本心で従う部下はいなくなる。
2011年11月12日土曜日: 日本の大企業を駄目にしているのは
水商売が参考になる??)
パブとか水商売の女性は多分人あしらいが大変上手いと思う。彼女たちは、お客が、どんなにご自慢をしても、ウンチクを垂れても、快く聞いてくれるだろう。ほめて気分を良くしてくれる。多分、女性にとっては、ホストクラブも同じであろう。それが商売との割り切りよりは、サービス精神とか、お客を意のままに手玉に取れることが面白くてたまらないのしれない。もともとそういうことが得意な人だろうから、苦にもならないのだろう。

政治家や役人や会社で、感謝をうけていないひとが、こういうところで、憂さ晴らしするのは大変よく分かる。オーナー社長とかで人間観察が出来る人なら、こういう所に通えば、「なるほど、内の会社にも応用しよう。」と思い、すでに実行しているのかもしれない。本来は、そういうものは会社内できるシステムになるのが、日本的だったのであろうが。。

上司にいい顔をするのは、実は日本だけの話ではない)
ある中国系の人は、仲の良い人には、同じく中国系の上司の悪口ばかり言っている。そういいつつも、その上司の前では、上司をたてたようなおべっかをしゃべっている。これは、実は上司に取ってみると、フィードバックが入らないので、不幸であろう。
白人の部下は、そういうケースでは、あっさりと転職してしまう。




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